ぐだぐだあーと・オンライン   作:おき太引けなかった負け組

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前回のあらすじ
ノッブ「弱体化されたおき太のステータスワロタw」

おき太「弱体化するまでもないノッブのクソステワロタw」

以下殴り合い


ぐだぐだ攻略会議

 悪夢のデスゲーム宣言から3週間

 約80人もの人達が迷宮区近くの街『トールバーナ』の噴水広場に集まっていた。

 その発起人は織田信長、このゲームではTenmaと名乗っているが、彼女だった。

 彼女はOkitaと言う、沖田総司のことであるが、これまた有名なプレイヤーとコンビを組んでおり、その普通ではありえないような攻略速度故に、その名が知られていた。

 まあ、このゲーム自体の男女比の違いからしても目立つ存在であり、そんなトッププレイヤーでなくとも有名になっていたであろうが。

 Tenmaは小柄で小さい、可憐な容姿をしており、また、その隠そうともしない覇気で近づくものを威圧する。

 Okitaは物腰柔らかな少女であるが、時折、切られるのではないかとさえ思うような冷気を発している。

 炎のような苛烈さを持った少女と刀のような凛とした少女。

 そしてそんな彼女たちが開いた会議。

 人が集まらないわけがない。

 故に、彼女たちがもし存在しなかったとした場合よりも人が増えていてもしかたのないことだった。

 またここまでの攻略速度が早く、それに、まだ死者が2000人に達していないことも人が多い理由になるだろう。

 まあ、なんにせよそれだけ多くの人が集まったということだ。

 そして、そんな人数が集まったざわめく広場の中、件の少女は姿を表した。

 

「うむ、これだけ多くの人数が集まるとは思わんかった。褒めて使わす」

 

 そう、信長は口にする。

 不遜な態度ではあるが、それを気にするものはいない。

 不思議と彼女に似合っていためか、どうやら彼らに好意的に受け入れられたようだった。

 実際はリアルロリババアが存在するとか奇跡だろ、とか思われているのは彼女には内緒の話。

 

「わしが、この件の責任者となる。テンマじゃ。以後よしなに」

 

 そう言って自己紹介をする信長。

 このような場所でいきなり責任者を名乗るなど、普通の神経では誰かが死ぬリスクを恐れて出来なさそうなものだが、彼女はそれに全く臆することなく言った。

 それを受け更にざわめくプレイヤー達。

 

「静かに。まあ、自己紹介は後にして、本題に入ろう」

 

 そして、前置きを直ぐに終わらせ彼女は議題へと移る。

 

「わしらは現在迷宮区の20階を攻略しており、フロアボスの居る部屋を発見した」

 

 多くの者にとって驚愕の事実を口にする信長。

 それを聞き、「早すぎる……」と驚きの声を上げる観客たち。

 まだ彼らは迷宮の19階以下をうろついており、その攻略速度に戦慄した。

 まあ、実際はもう3日前には20階のボス部屋以外のマッピング及び攻略は終わらせており、これを聞けば更に驚くことになるのだろうが、それを聞いて臆することを恐れてか、信長はそれを話さなかった。

 

「して、そなたらを呼び出した理由ではあるが、ここにいるメンバーでその攻略をしようと思っておる」

 

 そして、本題を口にする。

 階層ボスの攻略。

 これが今回、信長が人を集めた理由。

 

「無論、ここには、話を聞きに来ただけの者も多いじゃろう。わしもこの戦いで死者を出すわけにはいかん。故に、メンバーは現時点で15階までを突破している精鋭達に限定する」

 

 そう述べた。

 そんな信長の声を聞き、ガクリと方を落とすものも少なくないが、仕方のない事だと納得の表情を浮かべ去っていく。

 そして、メンバーに選ばれたものはその使命感に胸を躍らせ、士気が高まる。

 おおよそ、約50名ぐらいの人数が残ることになり、ちょうど連結(レイド)が組める(このSAOでは1パーティ最大6人、それを8つ連結した最大48人のチームを組むことが出来る)人数になり、和気あいあい、とは行かないものの、それなりの高揚感を持って会議の続きに移ろうとするが、それを止める一人の男がいた。

 

「ちょお待ってくれんか、テンマはん」

 

 甲高い信長の声に対して、ほんの少し低い濁声。

 そんな声が流れ、高まった歓声はピタリと止む。

 前方の人垣が二つに割れ、信長の目の前に空隙が出来る。

 そこから現れたのは小柄ながらガッチリとした男、サボテンのような尖ったヘアスタイルの男だった。

 

「その前にコイツだけは言わしてもらわんと、仲間ごっこは出来へんな」

 

 唐突な乱入に、信長は気分を害することなく笑みを浮かべる。

 沖田が見ればそれはなにか企んでるんだろうなと思うような笑みではあったが、その可愛らしい容姿から周りの者達は察することは出来なかった。

 

「ん?なにか質問でもあったのか?」

 

 優しく諭すような純粋な(沖田からすれば蛇のような邪悪な)微笑みを浮かべながら何も知らないふりをして答える。

 恐らく信長の脳裏では今、どうすればこの状況を制することが出来るのか考えているのであろうが、それを表に出すことはなかった。

 そして男は告げる。

 

「ワイは、キバオウっちゅうもんや」

 

 そして、その男は広場を見渡す。

 じっくりと舐めるように。

 同じように周りの人間も何かあるのか、と見るが何もない。

 キバオウの目線は度々一瞬の停止を見せるが、それを察することは出来なかった。

 次の瞬間までは。

 

「こん中に五人か十人、詫び入れなあかんやつがおるはずや」

 

「詫び?誰にじゃ?」

 

 何も知らないふうな顔で答える、信長。

 別に状況を理解していないわけではない。

 ただ、そういう姿を見せることが有利に働くだろうと考えたまでだ。

 回りにいる観客達もなんとなく察しは付いている。

 その当事者たちにとっては最悪の事態が。

 

「はっ、決まっとるやろ。今まで死んでいった千三百人に、や。奴らが何もかんも独り占めしたから、一ヶ月でそんなにも死んでしもたんや!それにあんたらもやろが!」

 

 そう激昂するキバオウ。

 一週間前には千人ほどの死者ではあったがこの一週間で更に死亡者が増えていたのだった。

 だが、尚も信長はとぼける。

 

「わしも?何のことじゃ?」

 

「決まっとるやろ!あんたもベータテスターなんやろ?そうやなきゃこんなに早くクリアできるわけあらへん!」

 

 そう説いた。

 それは周りの人間も感じていた疑問だった。

 なぜたった二人のパーティでこんなにも早く20階までクリア出来たのか?

 それはベータテスターであり、そういった情報を知っていたからだ。

 そう考えるのは自明の理であり、当然のことだろう。

 だが、それを意に介する事無く信長は聞く。

 

「それで、わしに何をさせたいのじゃ?」

 

「決まっとるやろ。ベータ上がり共はこのクソゲーが始まったその日に初心者たちを見捨て、始まりの街から消えよった。そんで、ボロいクエストとか稼げる狩場を独占して自分たちだけが強くなっていった。後は知らん振りや!あんたらに土下座さして、貯めこんだ金やアイテムをこん作戦のために吐き出してもらわな、パーティメンバーとして命は預けられんし、預かれんと、ワイはそう言っとるんや!」

 

 そして、今までの恨みを吐き出すように、キバオウは信長に叩きつけた。

 幼き少女に対してそんな憎悪を叩きつけることは鬼畜の所業と言えるが、それに同調するように周りも信長を睨みつける。

 そんな状況、中身がその姿通りの少女であるのならば、泣き出しても仕方のないことだったが、信長はそんなことはなかった。

 ただ、静かに彼らを見つめるのみ。

 そして、その、暖簾に腕押しな状況を見て、尚もキバオウは問い詰めようとした時、それは誰となく、止められた。

 不意に、信長が嗤ったのだ、獣のように。

 

「………フム、わしが……わしが……ベータテスター……とな?」

 

 そんな狂気を浮かべる信長に対し少し後ずさりする、キバオウ。

 しかし、それでも、臆することなくキバオウは反論する。

 

「そうや!あんたもベータテスターやから、こんなに早くにクリア出来たんやろ!」

 

 だが、それを受けても信長は屈しない。

 ただ遠くを見つめ、在りし日を思い浮かべる。

 

「そうであればどれだけ楽じゃったか……残念ながらわしはベータテスターではない。まあ、言っても信じんと思うから証拠を見せよう」

 

 そして、どこからか白板を取り出し、懇切丁寧に、ゲーム初日から今までにやってきたことを一から十まで全て説明する。

 その狂気とさえ言えるスケジュールを。

 まず、彼女たちはほとんど宿屋に泊まってなどいなかった。

 このSAOに於いては睡眠欲というものはちゃんと存在している。

 クリアするまでログアウト出来ないと言う状況ではあるが、意識をシャットアウトし、睡眠を取らねば脳がオーバーヒートを起こし倒れてしまう。

 故に、たとえ、ベータテスターであろうとも、宿屋に泊まり、寝る必要がある。

 だというのに、宿屋に止まっていないと言うスケジュールを聞かされた彼らは驚いた。

 しかし、睡眠は必要である。

 ではどこで寝ていたのか?

 答えは迷宮やダンジョンの安全地帯である。

 迷宮や、ダンジョンにも一時的な休憩地点としてモンスターが出現(ポップ)しないエリアが存在するのだが、彼女たちはそこで寝泊まりしていた。

 正気の沙汰ではない。

 いかに安全地帯と言えど、モンスターの唸り声やトラップの発動する音は聞こえるし、邪な行為を抱くプレイヤーも居るのだ。

 そんなところで寝泊まりするなど、この中に他に一人居るが、まともな人間のやることではなかった。

 そして、更に彼女たちはほとんど食事を食っていなかった。

 このゲームには睡眠欲の他にも食欲がある。

 まあ、実際に栄養が取れるわけではないのでどういうメカニズムなのかは知らないが、何故か物を食いたいと言う欲求は存在し、そして、それはゲーム内に存在する食料アイテムを食べることで満たされた。

 その、食欲ゆえの苦しみは耐え難く、どんなプレイヤーもコルを使い、食料アイテムを購入したりしている。

 しかし、彼女たちは、信長は行動に支障を来さない本当に最低限度で済ませ、沖田に至っては今まで何も食べていない。

 信長からすればそんなハードスケジュールは日常茶飯事であったし、最低限取れればいいと放置していた。

 沖田からすればこんなもの、斬ることには何の意味もないし、現実世界ではちゃんと点滴か何か知らないが栄養は取れている。

 こんな苦しみも病魔の方が辛い、と、全く無視していた。

 そして、そんな狂った生活に対して、攻略は、キバオウやその他初心者たちがやっていたプレイスタイルと、何ら遜色はなかった。

 特になにか特別なイベントを起こしたわけでも、特別な狩場を使用したわけでもない。

 単純にメインのシナリオにそって、攻略し、踏破し、また次へ、と繰り返しただけの何の変哲もないものだった。

 ただ、その速度が異常なだけで。

 また、使用するアイテムもそこいらのNPCが二束三文で売っているような、普通の武器である。

 特別なイベントアイテムというわけではない。

 こんなのでクリアできるのか?と思わなくもないがそれらの意見は、反論するものと沖田がPvPを行うことで解決した。

 もともと彼女は剣の達人であり、その技術を使っていただけに過ぎないと言う解説も加えて。

 まあ、ソードスキルも使わずにトッププレイヤーに属する人間たちを相手取っている姿を見てしまえば納得せざるを得ないだろう。

 また、他には特に強化された特殊なアイテムや高価なものがあるわけではない

 そして、最後の証拠と言わんばかりに彼女らは持っているアイテム、所持金を全て見せ、それらが一致していることをもって、説明を終えた。

 

「で?他に言いたいことはあるか?無いようじゃったらこちらからも言わせてもらおう」

 

 説明を終えた信長は肉食獣のようにキバオウを睨みつけながら反撃する。

 

「こうすれば、まあ、初心者であってもこのくらいの速度でクリアできるようになっておる。して、なんじゃ?キバオウ。このように命を削ってまで献身的に皆を救おうと攻略してきたものに対してあんなことを言うとは、ひどい男じゃのう?」

 

 シクシクと、傷ついてもないのに、泣くふりをしながら信長は述べる。

 対するキバオウは顔面を真っ青にし、振り下ろされる言葉に怯える。

 

「うむ、詫び、と言っておったかの?今の状況、そなたも詫びを入れねばならんのではないか?」

 

 舌なめずりをしながら、煮て喰おうか、焼いて喰おうかと、キバオウを見つめる。

 それを見る周りの者は罪悪感のために、また、巻き込まれたくないと目を伏せる。

 そして、そんな周りに味方のいないキバオウが取れる行動は一つだけだった。

 

「す、すまんかった」

 

 そう言って反射的に頭を下げる、キバオウ。

 だが、尚も信長はキバオウを追い詰める。

 

「土下座……なのではなかったかの?」

 

 それを聞いて即座に地に座り込もうとしたキバオウ。

 しかし、その動作は不思議にも信長から止められた。

 

「……フフ、冗談じゃ。そのようにあまり頭を下げるものではないぞ?別に怒っておらん。まあ、ちょっとした意趣返しじゃ。許せ」

 

 急に先程までの苛烈さを隠し、優しく諭す信長。

 その信長の近くには、こうして人を落としていくんですね、とどこか遠い目をする沖田がいた。

 

「まあ、わしらのやってきたことは他のものからすればおかしなことじゃからの、そう思うのは仕方のないことじゃ」

 

 そんな風にゆるりと、信長はキバオウの意見に対して理解を示す。

 「確かにまともじゃないですねー」、と、つぶやくように沖田も述べる。

 

「そして、お主の言うことも一理あると思う。じゃがな?これを知っておるかの?」

 

 そして、懐から一つのアイテムを取り出す。

 それは、一冊の本だった。

 

「そなたも持っておるじゃろう?」

 

「あ、ああ。確かはじまりの街で配っとった……」

 

「そうじゃ、この『ソードアート・オンライン』のエリア別攻略本。わしらの攻略は他のものと比べて早いが加速し始めたのは先程述べたとおり、迷宮区を攻略し始めてからじゃし、どんなに先に進もうと、この本はその新たな町の道具屋には必ず置いてあった」

 

 そして、それを聞き、同意するように周りの者も自分たちも貰った、と声を上げる。

 

「それで、それがどないしたっちゅうんや……」

 

「情報が早過ぎるんじゃ。まるで、最初から知っておったかのように。故にこれはベータテスターが書いたものと見て間違いなかろう」

 

 信長は自らの考えを述べる。

 懇切丁寧に、わかりやすく。

 

「のう?キバオウよ。ベータテスターの中にもこうして、狩場や、イベント等の情報をくれるものもおるのじゃ。無論、そなたが言うように見捨てていったものがおらんかったとも言わん。じゃがな、そうやって恨み合っていてはいつまでたっても、攻略は進まん。それに、死んでいった者達はほとんどが数々のMMOをプレイしてきた玄人たちやベータテスターじゃ。情報を持ち、強力なレアアイテムを手に入れた。そして、今までもいろんなゲームをクリアしてきている。そう言う慢心がこれほどまでに死者を生み出したといえる」

 

 だから、恨みを飲み込め。

 そう、信長はキバオウに、いや、ここに集まった全ての者達に述べる。

 

「まあ、納得できんという気持ちもあるじゃろう。故に……」

 

 そして、そう言って言葉を切ると信長は後ろにある白板のもとに歩み、先程まで書いていたスケジュールを消し、新たに情報を書き込む。

 今回のフロアボスの情報だ。

 

「今回、倒す敵は大型のコボルト。恐らくコボルトロードの亜種のようなものじゃろう。野太刀に近い大きく細い湾刀と斧を持っておる」

 

 そして、更に事細かに、戦って得たであろう情報を書いていく。

 その大きさ、武器、周りに付き従う雑魚敵などを事細かに。

 

「わしらが軽い偵察によって得た情報はこんな感じじゃが、一つ気になることがある。情報屋や、ベータテスターと思われる冒険者に聞いて回ったんじゃがの。武器が少し違っておるらしいんじゃ」

 

 ちなみにベータテスターと思われるものを判別した方法についてはここには記載しない。

 まあ、いろいろと酷い手を使ったことは確かである。

 その話術詐術で脅しただろうとある程度予想は付くだろうが。

 その生贄となった某情報屋は「何も知らなイ」と、そのことを聞くと怯えたとか言う話があるかは定かではない。

 

「して、本題に移るとしよう。もし、仮にこの中にベータテスター諸君が居るのならば……」

 

 そう言って信長は集まったプレイヤー達を見回す。

 その反応を見るために。

 まだ、見知らぬベータテスター、いや信長からすれば情報を提供し、馬車馬のように働かせる予定のカモを探すために。

 

「武器やアイテム、所持金を差し出せとはいわん。ここに残っている者は死んでいった者達とは違い、慢心を捨て攻略に貢献しようとしてきた精鋭じゃ。そのようなことをしては攻略が遅れる。じゃが、攻略のために一つだけ欲しいものがある」

 

 尚も、信長は続ける。

 その意見を、一挙手一投足を見逃すまいと、周りの者達はその演説に飲まれる。

 信長の持つカリスマ性がそうさせているだろう。

 

「ソレは情報じゃ。攻略を円滑に、かつ、安全に進めるためにはボスに関する情報は必須といえよう。故に、わしはこの武器から繰り出されるスキルの情報、それだけが欲しい。別にお主らの生命線とも言える狩場の情報やイベントの情報を寄越せとは言わん。わしが望むのはこれだけであり、他に何も望まないことを約束しよう。また、それを言ってくれた者は攻略のために貢献した勇者じゃ。もし、仮にその者を害することがあれば……」

 

 そこで信長は一旦、言葉を区切り、雰囲気をガラリと変えた。

 先程までの優しげな様子とは違い、覇気と殺意に満ちた、常人なら怯え避けるような、絶対者としての空気を演出する。

 

「その事を為した者、わしが斬って捨てよう」

 

 そして、信長は、塵芥を斬る事に、殺人者となり、オレンジどころか、レッドプレイヤーになることに何のためらいもないと、底冷えのするような声で言った。

 この瞬間、信長はプレイヤー達に『魔王』の異名で恐れられることになったのである。




今回は長め。
書いてて楽しかったキバオウの上げ下げ。
例によってキリト君の出番なし。
エギルの出番は今回はないけど次回は出てくるよ。
つか、ディアベル今は影も形も無いな……
出番は考えてるっちゃ考えてるけど出さなくてもいい気がしてきた。

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