誇り鷹き男〜ONEPIECE〜(しばし休載)   作:Another grass

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ズズズ
ルーカス「だよねぇ...時期的にもそろそろ来る頃だし
はぁ、ホントはまだ会いたくないんだけど...
そこに用もあるし...仕方ないか...」

ため息をつき、目的地へ向かう...





4話〜剣士として!〜

〜ルフィside〜

 

麦わらの一味は原作通り

フルボディが撃ってきた大砲のたまをはじき返し

海上レストランバラティエに直撃させ

 

船長であるルフィがオーナーゼフにタダ働きをさせられている……という状況にある...

 

クリーク一味のギンは海賊らしく脅してただ飯にありつこうとしたが

バラティエのシェフ、パティに叩き出される。

 

そして、後の麦わらの一味になる男

「黒足のサンジ」にこっそり料理を出してもらった後だった...

 

ルフィ「はは...いいーこっく

みつけたぞ!」にいっ

 

 

 

〜〜〜ルーカスside〜〜〜

ルーカス「あのね。クロ

僕ちょっと先を急ぐんだ

だからこの海図の通りに

このバラティエってレストランに来てほしいんだ」

 

クロ「そうか。どうやっていくつもりだ?」

 

ルーカス「クロも見てたでしょ?

僕は空を歩ける。月歩」タッタッタ「ほらね?」

 

クロ「そう言えばそうだったな。了解した。

まあ、すぐ追いつくだろう。」

 

ルーカス「ありがと。

あ!仲間が結構増えると思うよ!

ある海賊団から何人か引き抜こうと思ってるんだ!」

 

クロ「使えねえやつを連れてきたらわかってるんだろうな?」

 

ルーカス「まあ、ある方面ではかなり優秀なヤツらだよ!

まあ待ってなよ!また後でね!月歩!」タッタッタ

 

クロ「せわしないキャプテンだな...」

 

 

............

 

ルーカス「おっ!見えてきた!

ガレオン船は...もう切れてるな。よし」スタッ

 

(隠れてみとこっと)

 

 

「首領クリーク!あの男です!

我々の艦隊を潰した男!

ここまで追ってきやがったんだ!

俺達を殺しにきやがった!」

 

クリーク「あの野郎...」

 

ゾロ「まさか...あれが...

鷹の目の男......!?」

 

パティ「あいつが...たった1人で50隻の船を

沈めたってのか...!?」

 

カルネ「じゃあたった今クリークの船を破壊したのも!?」

 

「普通の人間と変わらねぇぞ...

特別な武器を持ってるわけでもなさそうだ...」

 

ゼフ「武器なら背中にしょってるじゃねえか!」

 

「そんな...まさか!

...じゃああの剣1本で大帆船をぶった斬ったとでも!?」

 

ゼフ「そうさ...『鷹の目の男』とは大剣豪の名

やつは世界中の剣士の上に立つ男だ。」

 

「終わりだ...

畜生ォ テメエ!なんのうらみがあっておれたちをねらうんだ!!」

 

ミホーク「......

ヒマつぶし」

 

「ふざけんなぁー!」ドンドン!

 

ミホーク「」スゥ...

 

「!!?」

 

フワッ

 

「え...!!?はずれたぞ!!!」

 

ゾロ「外したのさ。何発撃ち込んでも同じだ

切っ先でそっと弾道を変えたんだ」

 

「てめえはだれだ!!」

 

ゾロ「あんな優しい剣は見た事がねぇ」

 

ミホーク「柔なき剣に強さなどない」

 

ゾロ「その剣でこの船も割ったのかい」

 

ミホーク「いかにも」

 

ゾロ「なるほど...最強だ」

 

「!

刀3本?おい!こいつまさか!」

 

ゾロ「おれはお前に会うために海へ出た!」

 

ミホーク「......

何を目指す」

 

ゾロ「最強」ギュッ

「暇なんだろ?勝負しようぜ」

 

「こいつゾロだ!ロロノア・ゾロだ!」

 

クリーク「海賊狩りか...」

 

サンジ「あいつが?」

 

ウソップ「おい

いいのかよ。ふねがもうみえなくなっちまうぜ」

 

ヨサク「アニキ...」

 

ミホーク「哀れなり 弱きものよ」

 

ミホーク「...」

 

ゾロ「おいどうした?早くやろうぜ」

 

ミホーク「こそこそしてないで出てきたらどうだ」

 

「やっぱバレちゃったか(笑)」ハナツマミ

 

ゾロ「なにもんだ?テメェ」

 

ルーカス「名乗るほどのものでは...」ハナツマミ

 

ゾロ「風邪でも引いてやがんのか?こえがへんだぜ?」

 

ルーカス「こ、これはうまれつきだ!」ハナツマミ

 

ゾロ「変なヤツ...」

 

ミホーク「弱きものよ...こいつに勝てば

相手をしてやろう。」

 

ルーカス「え!?ちょっと!なにそれ!」ハナツマミ

 

ゾロ「お前を倒さないと、相手してくれそうにねえんで

すまねえが闘わせてもらうぜ」チャキ

 

ルーカス「めんどくさいなぁ...」チャキ

 

嫌々ながらも、闘おうとするルーカス

嬉嬉として、闘おうとするゾロ。

 

先に仕掛けたのは...

ゾロ「ウェァア!」ブゥン!

 

ゾロ!

 

ルーカス「ふん!」ギィン!

 

ゾロ「なんだ、反応出来んじゃねえか」ギィン!ギィン!

 

ルーカス「野獣みたいな闘い方だなぁ

そんなんじゃ、あの男には勝てないよ?

ちょっと僕の戦い方から学ぶといいよ。

鷹爪...四の型...」

 

ゾロ「なんだと?」カチーン

「虎...狩り!!!」ギィン!

 

ルーカス「翼流...」

 

ゾロの剛剣をルーカスの柔剣が受け流す。

 

ゾロ「チッ!鬼...」

 

ルーカス「鷹爪...四の型の変形系」

 

「斬「翼突!」ピタッ...

 

そっとたった一本の剣をあてがわれただけであるはずなのに、3刀流、そして剛剣

のゾロが押し負けている

 

「か。刀の切っ先を当ててロロノアの技を止めやがった!」

 

ゾロ(なんだと...!?俺はこんな...糞ガキに負けるために...剣を持ったんじゃねえ!)

「ウェァあ!!!!」ギィン!ギィン!ギィン!

 

ルーカス「背負いすぎだよ...もっと、楽に生きたらいいのに...」ギィン!ギィン!ギィン!

 

ルーカス「剃!」

 

「消えたっ!!!どこだ!」

 

ゾロ「なっ!」

 

「剃」ヒュッ

 

ルーカス「ゲームオーバーだね...」ブン

 

ゾロ「」ザクっ...

 

ルーカス「逃げないの?死ぬよ?」

 

ゾロ「さあな...わからねぇ...

ここを一歩でもひいちまったら

何か大事な今までの誓いとか約束とか...いろんなもんがへし折れて

もう二度とこの場所へ戻ってこれねぇような気がする」

 

ルーカス「それが負けるってことだよ...」

 

ゾロ「へへっならなおさらひけねえな」

 

ルーカス「死んでも?」

 

ゾロ「死んだ方がましだ...!」

 

ルーカス(この人...原作と同じでやっぱり強い!)

「ロロノア・ゾロ...覚えとくよ」

 

ゾロ「次見せるのが俺の最高の技だ。これで勝てなきゃ...お前にゃ勝てねえ!」

 

ルーカス「なら僕も...全霊をかけて応えよう」

 

ゾロ「......三・千・世界!」

 

ルーカス「鷹爪...伍の型!居合鷹撃!」

ギィン!

 

ルーカス「君は...本当に強い...」

 

ゾロ「」クルッ

 

ルーカス「!?なんなの!」

 

ゾロ「背中の傷は剣士の恥だ!!」

 

ルーカス「やるねェ...」ズバッ!

 

ルフィ「うぁぁあ!!!」

 

ルーカス「君もほんとによく我慢した!でもここは」

「剃!」

 

ルーカス「君との戦闘は避けさせてもらうよ。

ゾロのためにもだ!早く手当をしろ!まだ生かしてある!」

 

そして、ゾロは...皆の前で誓いを立て

さらなる高みを目指すのであった。

 

 

そして...

ルーカス「久しぶり。父さん」

 

ミホーク「強くなったな。」

 

ルーカス「ありがと。手合わせ願おうと思ったんだけど...この状況でやるのは少し野暮だね。

まだここに用があるんだけど、ちょっと退散するよ(笑)」

 

ミホーク「待て。渡したいものがある。」

 

ルーカス「なに?」

 

ミホーク「お前のビブルカードだ。

クルーに渡しておけ」

 

ルーカス「ありがと!またね!父さん!月歩!」タッタッタ

 

ミホーク「強くなれ...ルーカス...そして

ロロノア」

 

タッタッタッタッタッタッ

 

ルーカス「ふぅー。ちょっとまだルフィ達とは差がありすぎるかな?

さて、バラティエ騒動が終わるまで船に戻ろっと!」

 

タッタッタッタッタッタッ

 

クロ「ん?帰ってきたのか」

 

ルーカス「ま、居れる雰囲気じゃなかったからね」

「騒動が終わったら、動くよ...クロ」

 

クロ「ああ...」

 

 

そして

クリーク一味と麦わらの一味の闘いが始まる!




4話目。終わりました
ミホーク登場!!!ですね

わたし...ゾロも結構好きなんですよ...
書いてて...ルーカス負けさせたいなぁと思ってたんですが今はまだ負ける理由がありません。

あと4話ほどで偉大なる航路に入ります!

感想等頂ければ活力になります!
色々なご指摘もどんどんして頂きたいです!
あ、でも私は、Mじゃないですよ!


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