誇り鷹き男〜ONEPIECE〜(しばし休載)   作:Another grass

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キキィー
「おっとっと。ゴメンよ」

ある男は今日も放浪中。

その男は風のように今日も海を行く。




3話〜逃げずに闘う〜

ルーカス「ん?」ズズズ

 

クロ「どうした?ルーカス船長」

 

ルーカス「ルーカスでいいよ。(笑)

いやね。少し持ち物を確認してたら気になることがあってね。

ところで、クロ。君の強さを測りたいんだけど?」

 

クロ「お前は確実に俺に勝てるようなことを言っていたが?それでも知りたくなるような事か?」

 

ルーカス「まあ...ちょっとね

あ、島が見えたよ!

えーと。」

 

ルーカスは見聞色の覇気で島に人がいるか確認する

 

ルーカス「あの島で、ちょっとやりあおうか!」

 

〜東の海チッボリク島〜

 

ルーカス「さ、て、と。

刀を使うのと使わないのどっちがいい?」

 

クロ「ハンデをくれるのか?(笑)気にするな。

俺の全力を測りたいんだろう?ならお前も全力でこい」

 

ルーカス「じゃあ...お互い殺す気でいこうか」ゴオッ!!

 

クロ「っ!」ゾクッ(なんて殺気放ちやがる...さっきまでの優男みたいな雰囲気が欠片も感じられねえ...)

クロ「こりゃ、本気で行かないとほんとに殺されるな...」

 

ルーカス「来なよ...クロ」

 

クロ「言われずともいくさ...キャプテン!」

 

ー杓死!!ー

 

ルーカス「さて、いつ当たる事やら

行くよ『炎夏』

鷹爪...参の型裂!」

 

ルーカスは刀を構え

ただグルリとしかし杓死と同等のスピードで回転した。

そして、『飛ぶ』斬撃がルーカスを囲み広範囲に拡がる!!

 

ズァァッ!

 

クロ「!

この音は!マズイ!!」

クロは杓死によりたまたまたどり着いた岩場を蹴り上空へ避難。

そして自慢の脚力により

その岩場の上に登る。

 

ズバッ!!

ガラガラァッ!!!

 

クロ「あ、危なかった。

少しここで様子を見るか...」

 

ルーカス「隠れるのはよくないなぁ...んっ」

見聞色の覇気ですぐさまクロが隠れた場所を探り当てる。

 

ルーカス「そこだっ!鷹爪!壱の型!爪撃一文字!」

 

さっきのような適当な斬撃波ではなくしっかり狙った斬撃波を飛ばす...が

 

クロ「な!なぜわかった!

が!

こんなのに当たるとでも?」シャッ

杓死ほどのスピードではないがルーカスの後ろに回り込み

クロ「セァア!」

渾身の一撃を放つ!

 

が...

 

ルーカス「そこに来るのはわかってるよ。剃!」シャッ

ルーカス「ゲームオーバー...だね」チャキ..

 

クロ「チッ...降参だ。完敗だな...

さっきまではお前が本当に俺が従うに値する男か...と思っていたが

文句ナシだな。

改めて、

この元『百計のクロ』ルーカス船長に

命を預ける。この命...どう使おうがお前の勝手だ...」

 

ルーカス「ああ!よろしくね!クロ!」

 

ルーカス「!!!!

クロ!隠れろ!やばいやつがいる!」

 

クロ「ん?どこもいないじゃないか...」

 

ルーカス「もうすぐ来る!はやく!」

 

クロ「わかった。お前はどうする?」

 

ルーカス「俺は、、ここにいる」

 

クロ「やばくなったら呼べよ...!」シャッ

 

 

 

「あらら、報告書によるとここ無人島だから昼寝しようと思ったのにすんげえ音したな」

「海賊旗はないけど...まあ船...泊まってるし

これをやったのが誰か見に行ってみるか...

よっこらせ...」

 

 

 

 

 

ルーカス「な、なんでこんなとこに...海軍大将がいるんだ!!!青キジ!」

 

クザン「これやったのおたく?凄いね(笑)

船泊まってたけどあれおたくのか?

今は仕事サボッtじゃなくてパトロールの休憩中だから

海賊じゃねえってんならほっとくけど

海賊なら捕まえてくぞ?」

 

ルーカス(明らかにサボってんなこいつ...)

ルーカス「正直なことを言うと...まだ海賊じゃない...けど海賊志望です」

 

クザン「あー、そーなの?仕事増やしたくねえしなぁ...

今なら見逃してやるから早いとこ逃げとけ」

 

 

ルーカス(逃げとけ..か

転生前の人生逃げ続けてきたんだ!海軍大将だろうが知るか!もうどんなことに対しても僕は逃げない!)

ルーカス「逃げません。

海賊志望ですとは言いましたけど僕が目指すものは

王下七武海です。

そちらに迷惑はかけるつもりはありません。

適当な賞金首を連れて政府に掛け合うつもりでした」

 

クザン「若いのに頑張るねぇ...ま、そーゆー事なら俺は何も言わねーけど...

他の奴らは俺ほど優しくねーからちゃんと逃げとk「俺と決闘してください」

 

 

クザン「今なんつった?」

 

ルーカス「海軍大将、青キジ相手にどこまで戦えるか

それを見て僕がそちらに行った時

僕の七武海就任を後押し、もしくは拒否して欲しいんです。」

 

クザン「若いのに威勢いいじゃないの

先に言っとくが俺ァ、ヒエヒエの実の氷結人間

セーブの効く能力じゃないから、ま、死なせたらすまん」

 

 

| 壁 |д・)チラクロ「海軍大将と決闘だと!?

正気かアイツ!」

 

クザン「もうひとりの方も隠れてないで普通に見物しなよ」

 

クロ「チッわかってたか...」

 

ルーカス「おしゃべりは...ここまでだ...

消し炭にしてやる...」

 

クロ(さっきより濃い殺気...!

あいつ本気じゃなかったのか!!!行けるかもしれんぞこれは!)

 

クザン「あらら、なかなかドス黒い殺気放つじゃないの

ほんじゃま、かかって来なさいな」

 

ルーカス「鷹爪...弐の型...」バリバリッ

クザン「おいおい!まじか!もう覇気使えるってのか!?」

「地裂...!」

ズバッ!

覇気を纏い、青キジに向けて大地を切り裂く残激を飛ばす!

 

が、

クザン「アイスボール!」

 

氷の球体に阻まれる

 

クザン「エレぇ技持ってんじゃないの...

アイスブロック!パルチザン!」

 

ルーカス「月歩!」

 

クザン「覇気...の次は6式かよ...

めんどくせえなぁおい!」

 

クザン「アイスエイジ!」ピキーン!

普段は海に向けて...などで使われるこの技だが

今回は大気に放つ

ルーカスの方へ氷が迫る!

 

そして...

クザン「アイスサーベル...

これで終わりと思いなさんな...」

 

空気を凍りつかせながら

労力を使わず『月歩』のように空を歩き

ルーカスに近づき

アイスエイジに気を取られたルーカスに

きりかかる!

 

ルーカス「チッ...

爆!」ドゴォン!

 

ルーカス「この人...こんな早くに僕に能力を使わせた...

やっぱバケモンか...」

 

クロ「やったか!?」

 

 

ルーカス(それ言うなよ...)

 

クザン「NO!馬鹿いっちゃいけねえよ!

慌てすぎて覇気込めるの忘れてたみたいだな(笑)

万事休すって奴だが」ピキキ...

 

アイスエイジで凍った大気に囲まれ、

身動きが取れないルーカス...

 

クザン「まだやるか?」

 

ルーカス「...

フーッ!降参!

いやぁ偉大なる航路までは能力使いたくなかったんだけどなぁ

やっぱ強いね(笑)」

 

クロ「おいおい!能力者かよ!聞いてねえぞ!」

 

ルーカス「ごめん!wいってなかったっけ?」

 

クザン「ボムボムの実...にしては自分以外も爆発させたな

確か...ボムボムの実は全身起爆人間になる実

別の実か?」

 

ルーカス「いえ、修行してたらできるようになりました。」

 

クザン「もう覚醒のステージに登りつめてんのか...

おたく一体今何歳なの?」

 

ルーカス「17になりました。」

 

クザン「超新星...って奴だな

これが将来

味方に付くってんなら俺の仕事も減るし大歓迎だ。

むしろ今すぐ海軍入っておれの仕事手伝え!

書類たまってんだよ!」

 

ルーカス「お断りします...(苦笑)」

 

クザン「最後に聞きたいことがある

海賊になって七武海になるってんなら

今の感じだとまあ将来性は申し分ない

俺が目つけたんだ。

海賊団の名前教えてけ

それともう一つお前の名前は?」

 

ルーカス「黒鷹海賊団

我が名ジュラキュール・ルーカス

現王下七武海ジュラキュール・ミホークの息子です。」

 

クザン「鷹の目の...!どおりで...

よし、覚えとこう!

 

ほんじゃ俺は疲れたからねる!

さっさとどっか行け!」

 

初の海軍将校との戦闘は

完敗。がかなり得るものがあった。

とルーカスは噛み締め

 

クロは「覇気ってなんだ?

あの鷹の目の息子?」

 

と気になるものが増えた。

 

ザァァン

〜東の海 海上〜

 

ルーカス「疲れたぁ...」

 

クロ「さっきの事なんだが...」

 

ルーカス「あー、色々だまっててごめんね?隠すってよりはなんとも思わなかったから言わなかったんだ(笑)」

 

クロ「そうか。ところで覇気ってのは?」

 

ルーカス「えっとね」

 

〜〜〜レイリーがしたような説明中〜〜〜

ルーカス「ってわけだから、クロも使えるようにしてね!

 

クロ「了解...ルーカス」

 

 

青キジから離れ、ルーカスは

 

ある場所を目指す!

 

 




三話目が終わりました。
VSクロ
VS気分で動く海軍大将青キジ!
ちゃんと戦闘表現できてるか...不安です(苦笑)

今回のように
技の説明などは
初めて出る技は出した直後に極力書きたいと思います!





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