誇り鷹き男〜ONEPIECE〜(しばし休載)   作:Another grass

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「兄ちゃん黒鷹とインペルダウン行ったって本当?」


アトモキ「こ、これは!!クザン大将!」ビシッ

クザン「いいっていいってそんなの。大将も中将も変わんないでしょーが」

アトモキ「変わるんでゴザルが...」

クザン「仲いい?あいつと」

アトモキ「ま、まあ通じるものがあるというかなんというか...」

クザン「じゃ、ついてきなよ。あいつの国いくから」

アトモキ「え、ええええ!?」




32話〜C・クロは静かに暮らしたい〜

クロ「ふぅ...」コトッ

 

朝のティータイムを終え

今日の新聞に目を通す。

執事時代の日課だ。

カヤが起きるまでの間、彼はこうして安らいでいた。

 

クロ「あいつがいないと...平和だ...」

 

 

 

ルーカス『ぶえっくしょい!

風邪か?ま、まあそりゃこんだけ海の上飛んでたらな』

 

 

クロ「な、なんじゃこりゃぁぁ!!!」

 

そこには反逆、逃亡の容疑をかけられた

CP9の記事が。

そして、エニエス・ロビーでルーカスが

一般市民を助けた記事もある

 

クロ「たしか...サイファーポールってのは

政府の機関だったな...

それが働いてるとこといやぁ政府の重要な場所

で、あのバカが一般市民助けたのがエニエス・ロビーで、あのバカに言われてここに来たと牛男はいってたな...

落ち着いてられねーじゃねーか!!」

 

魚人「く、クロさん?どうしたんで?」

 

クロ「厄介ごとだ。この間のヤツら起きてるか?」

 

魚人「へ、へえ!ひとりはかなりの重傷で

まだ寝込んでますが、他の奴らは起きてますぜ」

 

クロ「そうか...」

 

今日も彼は静かに暮らせない

 

 

〜〜〜〜〜〜

ルーカス「到着っと!ただいまー!」

 

グレイス「ルーカス!おかえり!

クロさんが探してたわよ?」

 

ルーカス「あ、やべ...」

 

 

 

 

 

ブルーノ「黒鷹...礼を言う...」

 

ルーカス「ブルーノ!大丈夫なのか?」

 

ブルーノ「ああ、俺はそこまで重傷じゃない。

ルッチが一番ひどいんだ...」

 

ルーカス「そうか。まあゆっくりしとけ

お前らお尋ね者になっちまったからな(笑)」

 

ブルーノ「新聞を読んだよ。政府はやはりクソだな...」

 

ルーカス「ま、この島にいりゃあ捜査の手は及ばねえ

安心しろ」

 

ブルーノ「ああ。助かるよ」

 

 

〜〜〜〜〜〜

クマドリ「よよい!アァ~この度はァ重ねェ重ねェ〜〜〜世話になったで候〜〜〜!」

 

カク「いや、ほんとに助かったわい!」

 

クロ「そんな事はいい。お前らこれからどうする?

お尋ね者だぞ」

 

カリファ「そうね...」

 

フクロウ「チャパパ~、ジャブラはこの海賊に入るのが一番と言っていたー」

 

ジャブラ「独り言まで覚えてんじゃねえ!

ルッチの野郎次第だからまだ黙っとこうと思ったのにこの野郎!」

 

フクロウ「チャパパー。喋ってしまったー」

 

クロ「あのバカがこの島に来いと言ったのは多分

そのつもりなんだろう。気にするな、ここはお前らみたいなのの集まりだ」

 

フクロウ「六式遊戯...手合せ」

 

クロ「あれか...フン!」

 

フクロウ「......」

 

カク「お前が黙るなんて珍しいのう。いくらだったんじゃ?」

 

フクロウ「5、5千道力...」

 

ジャブラ「は、はあ!?テメエちゃんとやったのか!?」

 

フクロウ「チャパパーこいつは強かったー」

 

カリファ「嘘でしょ...」

 

クマドリ「そんな事がァ~あるってぇのかい~!?」

 

クロ「ん?そんな高いのか」

 

フクロウ「チャパパー。ジャブラが2180道力だったー」

 

クロ「ほう、倍以上か」

 

ジャブラ「お、俺には悪魔の実の力がプラスされるから負けやしねえ!」

 

フクロウ「ジャブラはイヌイヌの実を食ったオオカミ人間なのだー」

 

クロ「俺ァそれの九尾をくった。残念だったな」フッ

 

ジャブラ「ちくしょう!」

 

ガチャ

ルーカス「ど、どうも...」

 

クロ「...」ギロッ

 

ルーカス「や、やだなあ。そんな怒んないでくださいよクロさん...」

 

クロ「なにかいうことはねえか?」

 

ルーカス「勝手してすいませんでした...」

 

クロ「次から連絡しろ。それだけだ」

 

カリファ「どっちが船長かわかんないわね」

 

クロ「ちなみにこいつの道力は9000だ」

 

カク「そ、それはまた...やばいのう...」

 

ルーカス「ルッチはまだ起きねえか?」

 

カリファ「ええ...だからしばらく...」

 

ルーカス「しばらくどころかずっといろよ!

お前ら俺の仲間になれ!」

 

 

 

魚人「大変です!親分!」

 

ルーカス「どうした?」

 

魚人「か、海軍の軍艦が!」

 

ルーカス「誰が乗ってる?」

 

魚人「大将青雉と中将の鉄骨のアトモキです!」

 

ルーカス(そんな通り名だったのか...)

 

ルーカス「別に攻撃してくるわけじゃねえんだろ?

広間に通せ」

 

魚人「は、はい!」

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜

クザン「これまだ立っっ派な城じゃないの」

 

アトモキ「は〜〜〜すごいでゴザルね〜〜〜」

 

魚人「ささ、おかけください。

青雉殿には冷えたコーラを。アトモキ殿にはあったかいコーラをと親分に言われてますので」

 

アトモキ「これは不当すぎるあつかいでゴザル!

あったかいコーラとかオカシイでゴザルよ!」

 

ルーカス「ナイスツッコミ☆」

 

アトモキ「何笑ってんだこの野郎!」

 

ルーカス「冗談だよ。ほら、コーラ」

 

アトモキ「あ、どうもでゴザル」

 

ルーカス「そんで、なんのようだよ?」

 

クザン「ああ、とりあえずサボリに来たのと

七武海就任おめでとうが言いたくてな」

 

アトモキ「サボリにってのは初耳なんでゴザルけど!?」

 

クザン「お前も共犯だ」

 

アトモキ「やられたでゴザル!」

 

ルーカス「あっはっはっコントかよ」

 

ルーカス「とりあえず、ありがとよ

あ、CP9の連中なんだが、手配取り消しよろしく。

俺のとこに入るから」

 

クザン「あ、そーなの?アトモキくんよろしくね」

 

アトモキ「押し付けられたでゴザル!」

 

クザン「あと、お前がどこまで強くなったか少し見たくなってな。」

 

ルーカス「おっ、やるか?」

 

クザン「俺じゃねえよ。しんどいし

アトモキくん、よろしく」

 

アトモキ「...」

 

ルーカス「おっ、いい面になったな!楽しめそうだ」

 

アトモキ「今の...!」

 

ルーカス「?」

 

アトモキ「なんでも無いでゴザル。外...行くでゴザル」

 

ルーカス「ああ。」

 

 

 

 

アトモキ「先に言っておくでゴザルが...

拙者に刀は通じんでゴザルよ?」

 

ルーカス「へぇ?楽しみだ」

 

 

青雉「ほんじゃ、やばそうになったら止めっから

よーい、スタート」

 

 

ルーカス「さて、いきなり気絶してもらうぜ?

うおおおお!」

バリバリバリ

 

アトモキ「ぬっ!は、覇王色!?」

 

青雉「おいおい、マジか?」

 

アトモキ「さすがに...そこまでの差は無いでゴザルよ!剃!」

 

ルーカス「へえ、六式。」

 

アトモキ「そいや!」

 

ルーカス「でも、おせえ。剃

からの飛びつき腕ひしぎー」

 

アトモキ「ぬ、ぬぬぬ鉄塊!」

 

ルーカス「考えたな。離れるしかねえや」

 

アトモキ「ハァハァ...仕方ないでござる...」

 

ルーカス「あ?そろそろ斬るぜ?」

 

炎夏を構え斬り掛かる!

 

 

アトモキ「ストーーーップ!」

 

ルーカス「うおっ!?」ピタッ

 

アトモキ「てりゃっ!」

渾身の蹴りが放たれる

 

ルーカス「て、鉄塊&武装色硬化」

 

アトモキ「うおおおお!」

 

ルーカス「ぐふっ」

 

ドガァン

 

ルーカス「な、なんだ今の...!?」

 

アトモキ「拙者、悪魔の実を食べたと言っておいたでゴザろう?ピタピタの実でゴザルよ。」

 

ルーカス「な、なんだよそれ」

 

アトモキ「簡単に言えば生物以外を止めれるでゴザル。」

 

ルーカス「ち、チートじゃねえか...」

 

アトモキ「誰も拙者を止めることはできんでゴザル!」

 

ルーカス「そうでもねえぜ。地爆!」

 

アトモキ「えっ!?ぐへっ」

 

ルーカス「俺も能力者だよ。」

 

アトモキ「爆発...でゴザルか...」

 

ルーカス「青雉はしってたけどな」

 

アトモキ「教えてくれてもいいでござろう!」

 

青雉「忘れてた」

 

アトモキ「あー、ちくしょう!」

 

ルーカス「剃、剃、剃」

 

アトモキ「な、見、見えん!この拙者の目にも!」

 

ルーカス「その能力...視覚に頼ってるみたいだな。」

 

アトモキ「ば、バレたか...」

 

ルーカス「鷹爪...無限檻」

斬撃波で檻を作る

※エアギアのあれをイメージしてください

 

 

アトモキ「な、な、なぁ!?」

 

ルーカス「ちなみに、中も爆発させられるから

じっとしてても死ぬぜ。動いても死ぬけど」

 

アトモキ「八方塞がりでゴザル!」

 

青雉「はーい。そこまでー

また強くなったんじゃないの?」

 

ルーカス「ま、趣味だからな」

 

アトモキ「はぁ...あんなの反則でゴザル...」

 

ルーカス「ま、俺がつよすぎるだけだ!

気にすんなよオデブちゃん!」

 

アトモキ「...やはり...」

 

ルーカス「ん?」

 

アトモキ「ユウ君でゴザルか!?」

 

ルーカス「!?」

 

アトモキ「その反応...やはり!」

 

ルーカス「ちげぇ、ユウは俺の親友だ」

 

アトモキ「ル、ルカ...君?」

 

ルーカス「ああ」

 

アトモキ「事故で亡くなったと聞いた時は...

みんな悲しんでたでゴザル...」

 

ルーカス「そうか...」

 

アトモキ「聞かないんで...ゴザルか?」

 

ルーカス「なにを?」

 

アトモキ「皆のその後...とか」

 

ルーカス「あいつらのことは心配してねえよ!それに

俺は終わっちまった人間だ。その後なんて聞きたくねえよ」

 

アトモキ「そうなんだ...あの時ユウ君とルカ君に助けてもらわなかったら...僕...」

 

ルーカス「あはは!気にすんなって!友達だろ!俺ら!」

 

アトモキ「ルカくん!」

 

青雉「ルカってのはあだ名かなんかか?」

 

ルーカス「ま、そんなとこだ。」

 

海兵「クザン大将!元帥からお電話です!」

 

青雉「やべっ!サボってんのバレた!行くぞアトモキくん!」

 

アトモキ「全部ちくってやるでゴザル!」

 

ルーカス「ははっ!たくましくなってんな!」

 

ルーカス「じゃーな!また!」

 

アトモキ「また!」

 

次彼らが相見えるのは戦争になるだろう




次回予告
「誰じゃ、わらわの通り道に島を置いたのは!」

ルーカス「性格ブス嫌いなんだよなぁ...」

「フェーッフェッフェ。勝負だ黒鷹ァ!」

ルーカス「旗だっさ」

ルーカス「次回、誇り鷹き男~ONE PIECE~
めんどくせえ女と割れ頭」

ルーカス「海賊王に!」

クマドリ「よよいのよい!」

ルーカス「邪魔すんな!リズムぴったりだけども!」

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