誇り鷹き男〜ONEPIECE〜(しばし休載)   作:Another grass

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「おい聞いたか?」

「ああ、なんでも七武海が二人も入れ替わったらしいな!」

「ひとりは元白ひげのクルーだってんだろ?いいのか?そんな奴で」

「どーだろうなぁ...でももう1人はいいじゃないか!」

「そーだな!ジュラキュール・ルーカスだっけ?
親子で七武海なんて凄いよ!」

「親の背中を追いかける子か...羨ましいよ」



28話〜無いわァ...〜

ルーカス「はァ...」

 

クリーク「どーした?」

 

ルーカス「エースとジンベエだ...まさか二人揃ってとは...どんだけつええんだ黒ひげ達は...」

 

クリーク「ああ、お前と揃って七武海になったとか言うあいつか」

 

ルーカス「それにやらなきゃなんねえ事もあるし...

悩みばっかだぜ」

 

クリーク「やらなきゃなんねえ事?」

 

ルーカス「国王選出...」

 

クリーク「お前がやればいいじゃねえか」

 

ルーカス「やだよ、国政とかめんどい」

 

クリーク「はァ...ならクロは?」

 

ルーカス「あいつはどっちかっつーと外交官だろ」

 

クリーク「あー、わからねえこともねえ」

 

ルーカス「ギン、バギーは論外、グレイスは顔が割れたらダメ。ニック達はビビっちまう。」

 

クリーク「そうか...」

 

ルーカス「お前やれよ!!!」

 

クリーク「は...?」

 

ルーカス「もうお前しかいねえんだよ!

大艦隊の提督やってたんだろ!行けんだろ!」

 

クリーク「あのなぁ...」

 

ルーカス「じゃ、宜しく!俺ァ今から海軍本部行ってくらァ!」

 

クリーク「お、おい待てばか!」

 

ルーカス「剃!」

 

 

クリーク「あー、なんだよチクショウ...」

 

 

クリーク国王誕生!!!

 

スバラシィッ!

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「元帥!王下七武海ジュラキュール・ルーカス様、参られました!」

 

センゴク「あの男が?ふむ、通せ」

 

ルーカス「失礼します。黒鷹ジュラキュール・ルーカス入ります」

 

センゴク「ああ。」

 

ルーカス「元帥に頼みたいことが...」

 

センゴク「海賊の頼みは聞かん」

 

ルーカス「私が捕らえたクロコダイルに聞きたいことが

ございまして...」

 

センゴク「貴様...話を...」

 

ルーカス「古代兵器プルトンをご存知ですね?」

 

センゴク「!!」

 

ルーカス「奴はそれに関しなにか情報を得ていたようなので...奴には実力の差をわからせてあります。

尋問は私の方が適任かと...」

 

センゴク「......わかった。

マゼランに連絡しておく。」

 

ルーカス「それと、確か私の七武海就任ににジンベエ殿も

お力添えを頂いたとか」

 

センゴク「ああ、そうだ。」

 

ルーカス「彼とも少し話をしたいのですが...構いませんか?」

 

センゴク「もののついでだ、いいだろう。」

 

ルーカス「ありがとうございます。では、また」

 

センゴク「ああ、待て」

 

ルーカス「はっ。」

 

センゴク「お前...何が目的だ...?」

 

ルーカス「知りたいですか?」

 

センゴク「事によってはお前を排除せねばならんくなるからな」

 

ルーカス「じゃ、本音で言うぜ?センゴクのおっちゃん」

 

センゴク「お、おっちゃん?」

 

ルーカス「俺はな、戦争も差別も略奪も

全てがない世界を作りたいんだ。

言いようによっちゃ世界を壊す事になる。

けど、、誰かが死ぬのは誰かが悲しむってことだろ?

それは嫌なんだよ。だからって誰とも関わらずに逃げるような真似はしたくねえ。

だから、新しい世界を作る」

 

センゴク「ならなぜ海軍に入らん」

 

ルーカス「海軍だとやれ命令だの立場だので

しがらみばっかで出来ることが少なくなっちまう

なら、ある程度自由な海賊、けど政府側の情報も

多少得られる七武海に入った。そんだけだ」

 

センゴク「なるほどな...お前なら...」

 

ルーカス「ん?」

 

センゴク「いや、なんでもない。

新人の中将を1人つけて、インペルダウンまで送ろう」

 

ルーカス「ありがとよ!おっちゃん!」

 

センゴク「おっちゃん言うなぁ!!!」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ルーカス「えーと、ここか...ん?」ゾワッ

 

アトモキ中将「ん?」ゾワッ

 

ルーカス「えーと、どっかであった事ある?」

 

アトモキ中将「いや、ないでござるが...もしや...」

 

ルーカス「なんだよ?」

 

アトモキ中将「転生者でゴザルか?」

 

ルーカス「!?」

 

アトモキ中将「デュふふ。やはりそうでゴザルね

拙者も転生者でゴザルよ☆」

 

ルーカス「へー、俺以外にもいたのか」

 

アトモキ中将「ん?知らないってことは...

拙者より早くにこの世界に来たのかも知れないでゴザルね」

 

ルーカス「ジジイは他にもいるなんて一言も言ってなかったとこを見ると...俺が最初の可能性がある

ところで黒ひげんとこの...」

 

アトモキ中将「JーU・DA殿でゴザルか...

転生者の臭いがプンプンするぜェー!と拙者も思うでゴザルよ」

 

ルーカス「だよな?」

 

アトモキ中将「拙者も含めて三人がこの世界に...とカミサマはおっしゃっていたでゴザル。

彼が二人目ではないかと思うでゴザル」

 

ルーカス「そうだろうな...

あ!お前特典何もらったんだ?」

 

アトモキ中将「悪魔の実と、強靭な肉体でゴザル!

ガープ中将のゲンコツを正面から受け止めたでゴザルよ!」

 

ルーカス「まさか...」

 

アトモキ中将「そう!それで中将になったでゴザル!」

 

ルーカス「はァ...適当すぎんだろ海軍...」

 

「あァ〜ちょっと待ちなよォ〜」

 

ルーカス「ん?」

 

ピカァッ

 

ルーカス「眩しっ!」

 

ボルサリーノ「お前がァ〜黒鷹だねェ〜?」

 

ルーカス「あ、ああ...」

 

 

ボルサリーノ「噂は聞いてるよォ〜。なかなかの腕前らしいねェ〜」

 

ルーカス「そ、そりゃどーも」

 

ボルサリーノ「そっちにアーロンがいるよねェ〜?

わっしは昔アイツらを追っててねぇ〜

色々知ってんだがァ、よく部下に出来たねェ〜」

 

ルーカス「ま、まあ色々あってね」

 

ボルサリーノ「ま、ジンベエに話したいことってーのもそういう事だろうから〜行ってくるといいよォ〜」

 

ボルサリーノ「アトモキ中将後はヨロシクね〜」

 

アトモキ「はっ!」

 

ルーカス「い、行こうか...」

 

アトモキ「デュふふ。聞きなれないと生はキツイでゴザルよwww」

 

 

 

 

奇しくも出会った二人の転生者。

アトモキの見た目にかなりキモさを感じつつも

ルーカスはインペルダウンに向かう!

 

ルーカス「あの服は...無いわァ...」




次回予告。

ルーカス「インペルダウンに捕らえられたジンベエとエース。彼らの身に何があったのか?
そして、クロコダイルとの再開。因縁の2人は何を思う」

アトモキ「次回、誇り鷹き男〜ONE PIECE〜 疑問」


バギー「海賊王に...俺はなる!!!」


アトモキ・ルーカス「お前が言うなよ!」

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