誇り鷹き男〜ONEPIECE〜(しばし休載)   作:Another grass

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クロコダイル「クハハ、そんなに固めなくても
もう逃げやしねえよ」

スモーカー「黙ってろ。念には念を、だ。
お前にゃ飯を食う時も糞をする時も、すべて監視をつける」

クロコダイル「おーおー。これはまた、軍人の鑑だな。
スモーカー大佐」

スモーカー「今は准将だ、お前のおかげでな」

クロコダイル「なら、礼の代わりに毎日新聞を持ってきてくれねえか?
それで俺は何も文句は言わねえ」

スモーカー「それくらいなら構わん」

クロコダイル「さて、風向きはどう変わるか...」


23話〜種〜

ギン「誰から行く?」

 

クロ「アーロン。行けよ」

 

アーロン「ああ、そうさせてもらおう。」

 

クリーク「だせえ負け方すんじゃねえぞ」

 

アーロン「シャーハッハッハッ!誰にいってやがる!」

 

 

ルーカス「あー、アーロン?」

 

アーロン「なんだ?」

 

ルーカス「おまえとの闘いで俺は刀を使わない。

が、それはお前を舐めてるんじゃなくて

お前との戦いに適した戦い方だからだ。

そこをわかっててくれよ」

 

アーロン「ああ。」

 

 

バギー「それじゃぁ!俺がハデに合図を鳴らすぜぇ!

ドッヂとニックとの共同制作!

祝砲!ハギー玉!」

 

 

ドォオオン

 

 

アーロン「撃水!」

 

ルーカス「紙絵」

 

見聞色の覇気の達人と紙絵これほどいい組み合わせがあるだろうか

 

アーロン「チッ!当たらねえ!

オラぁ!」

軽く左ストレート

 

ルーカス「鉄塊 からの指銃、撥」

 

膝に空気を弾いて攻撃をする

 

アーロン「ぐっ...なんだ舐めてんのかぁ!?」

 

拳、膝両方に多少のダメージがあるアーロン

冷静から少しずつ遠ざかる。

 

ルーカス「大振りすぎだ

指銃 撥 撥 撥 撥」

 

同じところに何度も何度も当てる

 

アーロン「ぐ、ぐおお...」

 

たまらず膝をつくアーロン。

 

ルーカス「おいおい、そんなもんか?

剃!」

 

アーロンの背後へ回る

 

アーロン「そこに来んのは...わかってんだよ!

歯ガム!」

 

ルーカス「ぐぁっ!!!!!」

 

右腕を噛まれ(?)ルーカスもダメージを追う

 

ルーカス「わりぃな。俺の能力を使えばお前の負けだ

降参してくれ」

 

アーロン「クソっ!降参だよ!」

 

ルーカス「ふぃー。何分たった?」

 

ニック「20分...程ですね」

 

クリーク「はっはっはっ。ざまあねえな」

 

アーロン「うるせえ!あいつがおかしいんだ!」

 

シャウプ「アーロンさんこれ使ってください」

 

氷嚢を手渡す

 

アーロン「おお、助かる」

 

シャウプ「船長!傷口の消毒と縫合しますんで来てください!」

 

ルーカス「あー、いいよ。

はぁ、これ嫌いなんだけどなー 爆...」

 

右腕を起爆する

 

シャウプ「えええ!?何やってんですか!」

 

ルーカス「これで塞がんだよ大体」

 

バギー「あいつにゃあ俺らの常識は通じねえからほっとけ!」

 

クリーク「つぎ、俺が行こう」

 

バギー「合図はどうする!?もう1発いくか!」

 

クリーク「いや、いい

今からスタートだ」

 

そういったにも関わらず、座り込むクリーク

 

ルーカス「あー?何してんだ?」

 

クリーク「どっからでも来い。どうした?

ビビってんのか?」

 

ルーカス「」イラッ

ルーカス「ほー。そうか

半殺しコースだな?それをご希望なんだな?」

 

クリーク「おいおい、御託ならべて時間稼ぎかよ

ちいせえ野郎だな...」

 

ルーカス「ぶっ殺す!爆!!」

 

クリーク「来ると思ったよ。フン!」

 

前日から準備していた穴に入り

爆風を逃れる

 

ルーカス「アホー!クリークのアホー!」

 

クリーク「アホはお前だ。」チャキ

穴から手だけを出し、ルーカスのいる方向に撃つ。

 

ルーカス「うおっ!あぶね!

テメエ!卑怯だろ!」

 

クリーク「卑怯もラッキョウも大好物だ」

 

ルーカス(蟹さん...)

ルーカス「あー!いらつかせるなぁ!てめえはよ!」

 

クリーク「ハッハッハッ!お前もアーロンに似たようなことをしたろう?

さて、と」

 

炎夏を抜きルーカスに斬りかかる

 

ルーカス「ちょ、なんでテメエが持ってんだよ!?」

 

クリーク「お前がほったらかしにしてるからだろう!」

 

クリークは下段を攻める

しかし

ルーカス「月歩!」

 

クリーク「そーいや、飛べるんだったな。

MH5を使うか...フン!」

 

あの毒ガス弾をルーカスめがけて放つ!

 

ルーカス「ガス入り砲弾なんざ炸裂する前に

爆発させてやる!爆!!」

 

ルーカス「へ?」

 

不発。

 

クリーク「海楼石で周りを固めた。お前の能力では爆発しねえさ。アーロンに素の戦闘力は負けるかもしれねえが、知恵なら負けねえぞ」

 

ルーカス「や、やべえ!」

 

ボッ

 

ルーカス「ぐぁっ!」

 

クリーク「こんな所で毒ガス弾を使うわけがねえだろう

炸裂手裏剣だ。」

 

ルーカス「いててて、はぁ舐めすぎてた。

ほんっと、嫌な闘い方するな。

でももう終わりだ 剃...」

 

クリーク「!」

 

ルーカス「刀は返してもらったぞ。剃」

 

クリーク「あー、こりゃやべえ」

 

ルーカス「さあ、避けれるなら避けろ

新技だ。目にも止まらぬ究極の居合...

鷹爪、型無し、無刀!」

 

クリーク「ごはっ...!!」

 

ルーカス「峰打ちだ...」

 

(峰打ちの意味無いでしょそれ...)

 

ギン「ほんっと、強いな船長は」

 

ルーカス「まあな、同世代にゃ絶対負けねえよ」

 

ギン「ふふ、さあ次は俺だ!かかってこい!」

 

あの武器を振り回す

 

ルーカス「能力をどう使ってくるかだな...」

 

 

バリバリバリバリッ!!!!

 

ルーカス「な、なぁ?それって...」

 

ギン「振り回しゃ電力がすげえ溜まるようになってな」

 

ギン「ちょっとバチッとするくれえじゃすまねえぞ」

 

ルーカス「まあ、そんな事言ってる暇があったら

俺だったら...」

 

ルーカス「さっさと攻めるね!」

 

小さい斬撃を飛ばし

 

トンファーと鉄球を回すつなぎの糸を切り裂く

 

ギン「は...?」

 

ルーカス「甘えよ。やるって決めたらすぐやれ」

 

ルーカス「俺はお前には近づかず延々と斬撃を飛ばし続けるが...まだやるか?」

 

ギン「そりゃねえぜ...」

 

クロ「ハッハッハッ!かっこわりいぞ!ギン!」

 

ギン「うるせーよ!相性悪すぎんだろ!」

 

クロ「さて、俺の番か。まだ合計で1時間も経ってねえな。」

 

ルーカス「後で全員しごいてやるよ」

 

クロ「俺はすぐは終わらせねえぞ...

殺す気で来いよ...前みたいなざまにはならねえ...」

 

そう言って獣人形態になり、臨戦態勢になる

 

ルーカス「ほんっと、最高の相棒だわ!」

 

クロ「言っとくが杓死のスピードは前の比じゃねえぞ?」

 

ルーカス「狙いはさだまんのか?」

 

クロ「ああ、この能力を得てから動体視力が尋常じゃなくなってな。楽しませてやる」

 

ルーカス「よしゃ!かかってこい!」

 

 

 

〜〜〜〜〜〜

クロとルーカスの闘いは壮絶としか言いようのないものだった。

お互いが超高速で爪を、剣をぶつけ合い

能力を全て出し切った。

 

勝者は

 

 

 

ルーカス「ハァハァ...」

 

クロ「くそっ...まだ届かねえ...か」

 

ルーカス「アブねえアブねえ...

鍛え直しだな。こりゃ...」

 

グレイス「終わったみたいね。

みんな落ち着いたらご飯にしましょ

腕によりをかけたわ!」

 

ルーカス「ああ...でも...俺も少し寝るわ...」

 

ドッヂ「速すぎて見えなかったんだが...」

 

ソン「お、俺もだ」

 

シャウプ「逆に見える人いんのか?」

 

ニック「無理だろ...あんなバケモノの闘い出来るやつなんてそういねえよ」

 

バギー「さ、参加しなくてよかった...」

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

グレイス「さ!召し上がれ!」

 

「いただきます」

 

 

 

 

グレイス「みんないい食べっぷりねぇ...」

 

ルーカス「まあ、あんだけ動いたからな

腹も減るさ」

 

グレイス「ふふ、そうね」

 

 

ルーカス「なぁ、アーロン」

 

アーロン「なんだ?」

 

ルーカス「お前、ビブルカードをホーディたちに渡してるか?」

 

アーロン「ああ、渡してるが...それがどうした?」

 

ルーカス「ホーディに連絡してくれ。この島に来てもらう」

 

アーロン「そういやぁそうだったな!

 

待ってろ!」

 

ぷるぷるぷるぷる

 

 

 

『誰だ...』

 

アーロン「俺だ」

 

『アーロンさん!あんた捕まったんじゃ...』

 

アーロン「ん?いや、チュウ達から聞いてねえか?」

 

『いや、あの人達ジンベエさんに捕まっちまって...』

 

アーロン「あの...バカアニキ...

まあ、そっちの件は何とかしよう。

ちょっと話して欲しい奴がいるんだがいいか?」

 

『ああ』

 

ルーカス「代わった。ジュラキュール・ルーカスだ

フツウの人間。魚人じゃねえ」

 

『あ?なんでそんな奴がアーロンさんと?』

 

ルーカス「それもまとめて話するからよ

とりあえず俺のいる島に来い。」

 

『場合によっちゃ』

 

ルーカス「殺してくれても構わん。殺せるならな」

 

『どこだ、その島は』

 

ルーカス「アーロンのビブルカードを辿って来い

魚人街のやさぐれどもも全員連れてこいよ」

 

『ああ。』

 

ガチャ

 

 

ルーカス「よし、目標一つ目達成だ」

 

 

クロ「一つ目?他にもあんのか?」

 

ルーカス「二つ目は全員の覇気習得だ。

アーロン、クリーク、ギン、バギーは6式も覚えてもらう」

 

バギー「お、俺もかよ!」

 

ルーカス「当たり前だ。覇気も相当強いもんにするぞ?

じゃねえと覇気使いの剣士にも殺されちまうぞ」

 

バギー「そりゃァ困るが...」

 

 

 

 

ルーカス「明日から...地獄を見せてやる」

 

 

 

ホーディ到着までとりあえず

仲間の強化を目指すルーカス

果たして、上手くいくのか...

 

 




近況整理?って言うかルフィ側の状況を...

ルフィ達は今アラバスタから空島にログを取られるとこの途中くらいにいますー


こっからルフィ達とはシャボンディまでは絡まないので
ご了承ください

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