誇り鷹き男〜ONEPIECE〜(しばし休載)   作:Another grass

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ミホーク「これはまた...珍客だな」

くま「的を得ている...」

ミホーク「何の用だ?」

くま「いや、なに世間話だ。」

ミホーク「ふん、柄にもない。
俺とお前が世間話など気色の悪い」

くま「それもまた...的を得ている」

ミホーク「まあ、だいたいどんな話がしたいのかはわかる。七武海の後任についてだろう」

くま「ああ。今候補に上がっているのは
エドワード・ウィーブル。そして、お前の息子
ジュラキュール・ルーカスだ」

ミホーク「そうか」

くま「あまり興味がなさそうだな。
七武海候補ということはそれだけ名を上げたということだろうに」

ミホーク「あいつがどうなろうとどの道を選ぼうと
あいつの勝手だ」

くま「それもそうだな。それともう一つ
俺の今後についてだ」

ミホーク「その話は内容によっては興味深いかもな
どれ、ワインでも持ってこよう。飲むか?」

くま「あまり強い方ではないが...付き合おう」

ミホーク「その体で酒が強くない...とはな
全く似合わん」

くま「ふふ。的を得ている」


21話〜行動開始!〜

「た、たすけてくれぇ...!」

 

城の警備兵A「だ、大丈夫か!?

何があった!」

 

「森に...飼ってるペットが走っていって追いかけたら...吸血鬼が...」

 

警備兵A「な、なに!?」

 

警備兵B「人を集めて森に行くぞ!今日こそ仕留めてやる!」

 

警備兵A「え、ここを離れていいのか?」

 

警備兵B「ペットも心配だ!仕方ないだろう!」

 

クリーク「ああ、ありがとうございます...」ニヤァ

 

警備兵A「な、なんかお前...今日はすごいやる気だな...」

 

警備兵B(クロ)「いや、なに使命をまっとうしなければと思っただけさ」ニヤァ

 

 

〜〜〜〜〜〜

ドッヂ「ば、バギーさぁん...

なんか、俺らだけ船番ってやばくないですか?実力的に...」

 

バギー「まあ、俺も少しゃぁ不安だが...

アーロンもいるんだ何とかなるさ!」

 

アーロン「シャーハッハッハッ!

お前ら5人ともまとめて守ってやるよ!」

 

シャウプ「こ、心づええ...」

 

ニック「いやぁ、敵じゃなくてよかった」

 

ソン「ほんとほんと...」

 

 

 

〜〜〜〜〜〜

ギン「さ、て俺は...」

 

ルーカス『ギン!君は堂々と城を歩き回ってていいよ!』

 

ギン「って感じだもんなぁ。どうしたもんか

 

って!アブね!」

 

「貴様...何者だ!」

 

ギン「お、強そうだな

俺ァ鬼人 ギン 懸賞金700万ベリーだ」

 

「海賊か...目的はなんだ!」

 

ギン「ある人から依頼を受けてな。それの達成だ

内容は教えねえぜ?」

 

「なら、力づくで聞くとしよう」

「我が名はゴリマッチョン!

この国の軍隊長だ!」

 

ギン「肩書きまで強そうだな。」

 

ゴリマッチョン「さぁ来い!海賊!粉々にしてやる!」

 

ギン(倒したら懸賞金上がるかなぁ...?)

 

〜〜〜〜〜〜

ドフラミンゴ「ハァ...暇だな

明日には出るとするか...

ああ、その前にあいつの勧誘だ」

 

ルーカス「暇なら相手してやるぜ?

あいつって俺のことか?」

 

ドフラミンゴ「!?

フッフッフッ。気配を感じなかったぞ

ますます欲しくなってきたぜ!」

 

ルーカス「いやぁ、それは無理だなぁ

海軍がファミリーにいるようなとこは

怖くて怖くて仕方がねえよ!」

 

ドフラミンゴ「お前...どこでそれを...」

 

ルーカス「ヴェルゴ中将だっけか?

鬼竹が通り名だろ?色々知ってるぜ?」

 

ドフラミンゴ「フゥ...交渉は成立しなさそうだな。

それよりお前...この間とは色々と質が違うな」

 

ルーカス「お前の...おかげだよ

だが、お前の誘いにゃぁ絶対乗らねえよ」

 

ドフラミンゴ「そうだろうな!ダメ元程度だったが...

お前の仲間を一人殺した詫びだ。

これをやるよ!」

 

ルーカス「ん?こりゃァ...悪魔の実!?」

 

ドフラミンゴ「能力はわからねえ

これで手を打たねえか?さすがにこの状況で

俺も無事ですむとは思わねェ」

 

ルーカス「そうか...じゃあ...

爆!」

 

ドフラミンゴの体が爆発する!

 

ルーカス「コソコソしてねぇで堂々と前に出てきて

喋りやがれ」

 

影騎糸「」プスプス...

 

ドフラミンゴ「冷静だな...ここは本格的に退くしかなさそうだな」

 

ルーカス「おいおい、さり気なく悪魔の実持って帰ろうとしてんじゃねえよ

それで首は勘弁してやってんだ」

 

ドフラミンゴ「フッフッフッ。抜け目ねぇ野郎だ」ヒョイ

 

ドフラミンゴ「受け取れ」

 

ルーカス「決着は新世界だ。そこでお前のファミリー

諸共ぶっ潰してやる」

 

ドフラミンゴ「アァ、楽しみだ」

 

 

 

 

 

ルーカス「次は王女さんがどうなったか...だな」

 

 

〜〜〜〜〜〜

グレイス「お父様...」

 

ツーユ王「どうした?」

 

グレイス「わたし...王位は継げない...

だって...」

 

ザワザワ

 

グレイス「私も...吸血鬼になってしまったんですもの...」

 

ツーユ王「な、なにぃ!?」

 

グレイス「こうなった日から、私は...衝動を抑えることが出来ない!」

 

ツーユ王「衝動...?」

 

グレイス「人の血が...欲しぃのよぉおおおおお!!!」

 

ツーユ王「ぎゃ、ぎゃぁぁぁぁあ!!!」

 

ガチャ

ルーカス「どう?グレイス」

 

グレイス「超音波を使って幻覚を見せれないか...

と思ってやってみたんだけど...やり過ぎちゃったかしら?」

 

ルーカス「あー、そうみたいだな

漏らしちゃってるじゃねえか...可哀想に...」

 

グレイス「行きましょう!」

 

 

〜〜〜〜〜〜

警備兵A「お、おいどこまで行くんだ?」

 

クリーク「あぁ、もういいな」

 

クロ「そうだな。片付けよう」

 

警備兵ズ「え!お前誰だ!?Bじゃねえー!」

 

クロ「結構前から元に戻ってたんだが...

さて、行かせてもらおうか...グルル」

 

 

クリーク「あー、いいよ。お前がやったら怪我させるだろ」

 

クロ「ん?まあこんな雑魚じゃもの足りねえし

まあ好きにしろ」

 

クリーク「そんじゃ、息を止めててくれ」

 

クロ「ん?ああ」

 

 

クリーク「喰らえ!超大爆発爆弾!」

 

警備兵ズ「ば、ばくだんんんんん???」

 

「に、逃げろー!」

 

ポン!

 

クリーク「あー、すまねぇ、嘘をついちまった

そりゃぁタダの睡眠ガス弾だ」

 

「ひ、卑怯な...」スヤァ

 

クリーク「卑怯で結構。俺ァだまし討ちと呼ばれてた男だ」

 

クロ「はぁ、あほらしい。戻るぞ」

 

クリーク「あほらしいってなんだ!おい!待て!」

 

 

 

〜〜〜〜〜〜

ギン「ハァハァ。軍隊長...伊達じゃねえな」

 

ゴリマッチョン「フハハ!海賊ごときには負けん!」

 

ギン「だが、まあボチボチ終わりだ」

 

ゴリマッチョン「そうだな!お前の負けだ!

おおおおおお!」

 

ギン「フン!」

 

ゴリマッチョン「グボォ...」

 

ギン「お前は...一々大振りなんだよ...」

 

ゴリマッチョン「鬼人...ギン...覚えておくぞ...」バタッ

 

ギン「俺、結構強いんじゃねえか?」

 

 

〜〜〜〜〜〜

アーロン「おーい!バギー!なにか見えるかー?」

 

バギー「ああ、クリークとクロとギンが帰ってくる!」

 

アーロン「そうか!こっちは暇で終わっちまったな!」

 

 

シャウプ「よ、よかったぁ...」

 

 

〜〜〜〜〜〜

グレイス「本当にアレをするの...?」

 

ルーカス「ああ、やらなきゃ

自由にはなれねえぞ?」

 

グレイス「わかったわ...」

 

国内放送用電伝虫

 

グレイス『国民の皆様、ツーユ・グレイスです。

一度外に出てください』

 

「王女さま?」

「なんだなんだ?」

「と、とりあえず出るか」

 

グレイス「はぁ、やるのね...」

 

ザワザワ

 

グレイス「あぁぁぁぁあ!!!!」

 

ツーユ王に放った超音波を放つ。

この島は雨を遮るため、とても大きな屋根がある。

それも島全体を覆うような。

反射し、増幅し、国民すべてに行き渡る。

 

 

「お、王女様が!吸血鬼に殺されたァ!」ブクブク

 

 

ルーカス「オエッ...す、すげえ頭に響く...」

 

グレイス「ご、ごめんなさい...加減がわからないの...」

 

ルーカス「あ、ああ。しゃーねえよ

だが、これでお前は自由だ...オエッ」

 

〜〜〜〜〜〜

クロ「この島から少し離れろって指示だったが...ありゃ何だったんだ?」

 

ギン「そこら辺は...船長にしかわかんね...

あっ!来たぞ!グレイスも一緒だ!」

 

 

クリーク「ふふ、二人共空飛んでやがるぜ」

 

ルーカス「帰ったぜ」

 

ドッヂ「おかえりなさい!」

 

バギー「おい、船から離れとけって指示だったが...ありゃあ何だったんだ?」

 

ルーカス「ああ、超音波で国民に幻覚を見せた。

それに巻き込まれねぇようにだ」

 

バギー「無茶苦茶な...」

 

グレイス「...」

 

クロ「グレイス...この船に乗るんだ

挨拶くらいしとけ」

 

グレイス「そうね...」

 

 

グレイス「私はツーユ・グレイス!

いえ、もうその子は死んだわね。

ただのグレイス。この船のコックとして

雇っていただく事になりました!

よろしくお願いします!」

 

ニック「よろしく!グレイスちゃん!」

 

グレイス「ええ!よろしく!」

 

 

ルーカス「へっ、宴にしようか」

 

一同「おおおおおお!」

 

一味は新たな仲間グレイスを迎え、

また新たな冒険へと向かう!

 

 




きたきたきたきたァ!オリキャラのヒロイン!

頑張った!

頑張ったよなぁ!?

いざ!次の島へ!

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