誇り鷹き男〜ONEPIECE〜(しばし休載)   作:Another grass

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たしぎ「スモーカーさん!
クロコダイルの捕縛完了しました!」

スモーカー「次はちゃんと海楼石の檻に閉じ込めとけよ!」

たしぎ「はい!」


スモーカー「くそっ、よりにもよって麦わらが倒したとは...
しかも軍はこの件について隠蔽だと!?」

たしぎ「どっちも現場に居合わせなかったから
なんか実感湧きませんけど...その場にいたらすごく歯がゆい思いをしたんでしょうね」

スモーカー「いるいねえの問題じゃねえよ!
クソッタレ!俺がとらえたことにして昇進だと!?
バカにしやがって!」


19話〜隠蔽〜

ゾロ「おい酒もっと持ってきてくれ!」

 

ルフィ「おれこれおかわり!」

 

麦わらの一味は今、王宮で大宴会中

 

コブラ王「いやはや...よく食べるし、飲むな...」

 

テラコッタ「こっちも腕がなるってもんですよ!」

 

コブラ王「引き続きよろしく頼む」

 

ルフィ「おっさんビビの父ちゃんなんだってな!」

 

コブラ王「あ、ああ。

それより、重ね重ね礼を言う。

君達二つの海賊団がいなければ

本当に国は崩壊していた。」

 

ルフィ「気にすんなって!良くあることだろ!」

 

ウソップ「いや、良くあっちゃまずいだろ...」ビシッ

 

今日もウソップのツッコミが冴え渡る

さすがはツッコミとしてこの一味に入っただけはある

 

ウソップ「いや、それで入ったんじゃねーよ!」ビシッ

 

ナミ「何いってんのアンタ...」

 

ウソップ「な、なんかツッこまなきゃ行けない気がした...」

 

ロビン「ところで...プルトンについてだけど」

 

コブラ王「そう言えば君は...

そうか。プルトンについて記した碑文なら恐らくは...ある。が私にも王としての責任がある

いくら恩人といえど、それを見せるわけには...」

 

ロビン「わかってるわ。

こんなことを知ってるのはごくわずか...

こういう事のないように絶対に情報が漏れないようにしていただけるとありがたいわ」

 

コブラ王「善処しよう」

 

チョッパー「いやぁ、みんな怪我治ってよかったなー」

 

サンジ「ま、うちにゃぁ優秀な船医がいるからな」

 

チョッパー「べ、別に褒められたって嬉しくねーぞコノヤローが!」ヨヨイッパンッ!

 

ビビ「嬉しそうね...」

 

 

 

 

チャカ「国王様!大変です!これを!」

 

コブラ王「ん?これは...」

 

ゾロ「何かあったのか?」

 

コブラ王「今朝の新聞だ。みたまえ」

 

 

 

 

ルフィ「おおおお!また上がってる〜〜〜!」

麦わらのルフィ 1億ベリー

 

ゾロ「おっ、俺もだ」

海賊狩りのゾロ 6000万ベリー

 

サンジ「ん?ああよかった...

クソマリモだけ賞金首になったかと思ったら...

ちゃんと俺の名前も...ってなんじゃこりゃァ!」

黒足のサンジ(似顔絵) 6000万ベリー

 

ウソップ「ちょwなんだこれw」

 

コブラ王「まずいな...この額になると...」

 

ロビン「大将クラスが動き出すわね」

 

 

チョ・ナ・ウ「大将クラス〜!?」

 

サンジ「てこたァ、ここにいちゃまずいな...」

 

ビビ「えっ...」

 

ゾロ「仮にも国をまとめるもんが海賊を匿ったとあっちゃァまずいだろう?」

 

ビビ「...わたしもっ...!」

 

ルフィ「ダメだ!」

 

ビビ「なぜ!?」

 

ルフィ「お前はこの国が大好きだろうが!」

 

ビビ「でもあなた達も好きよ!」

 

ゾロ「おい、ビビ。ルフィの気持ちも察してやれ

あいつ珍しく我慢してんだ」ヒソヒソ

 

ビビ「!! そ、そうね...

ごめんなさい...でも!もしまた、また会えたら...

もう一度仲間と呼んでくれますか!?」

 

ルフィ「当たり前だ!!!!!」

 

サンジ「へっ」

 

チョッパー「」ウルウル

 

ナミ「チョッパー、我慢して。

今一番泣きたいのはビビよ」

 

チョッパー「そ、そーだな!」

 

ウソップ「寂しくなるな...」

 

ロビン「あら、わたしもいるのよ?」

 

ウソップ「いや、それはまた別の話だろ」

 

ロビン「楽しい一味ね。ここは」

 

ウソップ「ああ!最高だ!」

 

ルフィ「よし!じゃあ行くか!」

 

こうして、海軍に包囲される前に国をたったルフィ達

しかし、彼らはこの後

危険な空への冒険へと巻き込まれていくこととなる

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ルーカス「みんな...ただいま」

 

クリーク「よォ、帰ったか」

 

ギン「よかった...俺ァ心配で...」

 

ルーカス「ははっ。悪かったな!

心配かけた。すまん!」

 

シャウプ「な、なんか変じゃないですか?船長」

 

ルーカス「変に取り繕うのをやめたんだ!

こっからはこんな感じだ!お前ら!よろしく頼む!」

 

ルーカス「俺ァもう逃げねえ!そう決めたのを思い出した!」

 

クロ「水をさすようでわりぃんだが...

逃げてもいいんじゃねえか?」

 

ルーカス「?」

 

クロ「すべてに立ち向かわなくてもよ、ただ

『ここぞ』って時に立ち向かえば

まァその『ここぞ』がいつか見極める力がいるが...」

 

ドッヂ「そうっすよ!俺なんてヤベェ連中からは逃げ回ってます!」

 

ソン「それとこれとは別だろ...」

 

ニック「ソンの言う通りだ。ドッヂと船長じゃ逃げなきゃならねえ対象の格がちげえよ」

 

ドッヂ「うっせー!」

 

ルーカス「ははっ。まあ逃げなきゃならん時は

お前らが判断して俺を引っ張ってくれ

それより...アルビダは...」

 

 

クロ「ああ、簡易だが...墓を建てといた」

 

ルーカス「ありがとな。ちょっと話してくるわ」

 

クロ「ああ。あいつも喜ぶだろう。」

 

 

 

 

 

 

ルーカス「アルビダ...謝って済むことじゃねえが...

すまなかった。スベスベの実食って

こっからバラ色な人生送るかもしれなかったのによ...

あんたは...俺の母さんより母さんらしく接してくれた

感謝してる。あんたはここで...

俺が王になるのを見届けてくれ」

 

 

 

 

 

 

ルーカス「クロ...」

 

クロ「もういいのか?

どうした?」

 

ルーカス「アーロンは?」

 

クロ「海辺だ。」

 

ルーカス「ちょっとあいつとも話してくる」

 

クロ「......不安だ」ボソッ

 

ルーカス「なんか言ったか?」

 

クロ「いや、何も」

 

 

 

 

 

 

ルーカス「アーロン!」

 

アーロン「よォ、戻ったかクソガキ」

 

ルーカス「クソガキ...ね

ま、確かにそーだわな

けどよ、ガキについてくるって決めたのはテメエだ」

 

アーロン「ん?なんか変わったか?」

 

ルーカス「まあな。」

 

アーロン「強い目だ...この前とは違う

今なら...本気で従える」

 

ルーカス「俺は部下が欲しいんじゃねえよ

信頼できる仲間が欲しいんだ」

 

アーロン「そうか。なら仲間としてよろしく頼むぜ

ルーカス」

 

ルーカス「ああ。よろしくアーロン

それと...獣厳!!!」

 

アーロン「なんだ?ルーカs」

 

アーロン「ブゲゴッハァ!」

 

ルーカス「一発は一発だからな」

 

アーロン「テ、テメエ...」

 

バタッ

不意打ちの獣厳。

しかもルーカスからの

幸いにも覇気は纏っていなかったため

気絶ですんだようだ

 

 

 

 

クロ「ハァ...やるとは思ってたが...」

 

ルーカス「ははっ!まあ一発は一発だからな!」

 

クロ「ったく...

ところでその女は...」

 

ミライ「」ビクッ

 

ルーカス「びびんなくていーぜ!

こいつらみんな悪いけどいいやつだ!」

 

ギン「なんつー紹介の仕方だ...」

 

ミライ「...」

 

ルーカス「確か...ミライ?だっけか?

なんか聞きたそうだな」

 

ミライ「あなた...さっき爆発させたり浮いたりしてたから何なのかと思って...」

 

ルーカス「ん?ああ爆発は悪魔の実で

浮いたのは...まァ筋トレの成果ってとこか」

 

ミライ「そっちの人は...狐っぽく...」

 

クロ「まあ俺も...その実を食った」

 

ミライ「やっぱり!私と同じだわ!」

 

ルーカス「え?ちょっと待てよお前も!?」

 

ミライ「物凄くまずい果物を食べてから」

 

ザワザワ

 

ミライ「こういう姿になれるようになったの...」

 

バトバトの実

モデル ナミチスイコウモリ

 

クリーク「へぇ、コウモリか」

 

ギン「ここにも能力者が!」

 

シャウプ「な、なんか翼の生えた美人って...

色っぽいですよね...」

 

ドッヂ「なんつー性癖してんだお前は...」

 

ニック「この人の場合元の美しさがそうさせてんだろ」

 

ソン「まあ、たしかに綺麗だった」

 

ミライ「...///」ポッ

 

ルーカス「照れたな...」

 

ミライ「照れてないわ!」

 

ミライ「ねえお願い!あなた達海賊なんでしょう?」

 

ルーカス「まあ、そーだが」

 

ミライ「私をこの国から連れ出して!」

 

黒鷹一味「はぁ!?」

 

彼らの冒険もまた...今日も波乱である

 

 




あ、補足説明?しておくと
今回サンジまで手配された理由は
前回の時と違い、クロコダイル輸送のため
ある程度多くの海軍がいた事、
麦わらの一味と、スモーカーが停戦協定してなかったこと、これらの理由で
ルフィ以外の一味の二大驚異ゾロ、サンジが手配されました!
アタッちゃんは今回もレンズのフタを外してなかったみたいです。

それと
アラバスタでログたまったら次秋島何じゃねーの?
と思う方もいるかもしれませんが
ルーカス達は1日も日をまたいでいないので適当に出航し
海を漂う途中でログを奪われツーユ王国に...という形です!

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