誇り鷹き男〜ONEPIECE〜(しばし休載)   作:Another grass

16 / 41
ドフラミンゴ「あ、あの野郎...
フッフッフッ危なかった...
少し、休むか...」

ツーユ王「な、何があった!?」

ドフラミンゴ「遊んでただけだ。気にするな
俺は少しねるぞ。」

ツーユ王「あ、ああ」

ドフラミンゴ「フッフッフッここまで追い込まれたのはいつぶりだ?
おもしれぇ!だから海賊はやめられねえ!」


15話〜破滅〜

ルーカス「さっきから...なに?今気分が悪いから

コソコソしてたら切り刻むよ...?」

 

クロ「なに!?誰かいるのか!?」

 

「ご、ごめんなさい!」

 

ルーカス「で、誰?」

 

(本名なんて言ったら大騒ぎされるわね)

「ミライです。そちらは?」

 

ルーカス「ジュラキュール・ルーカス」

クロ「クロだ」

 

ミライ「ほかの方は眠ってらっしゃるのね。

そちらの...女性は...」

 

ルーカス「ヒグッうぁぁあん」

 

クロ「お、おいおい!勘弁してくれ!やっとおちついたってのに!」

 

ミライ「し、失礼しました!」

 

クロ「お前には俺達がまだいるだろう。

あいつは...なに、遠くへ行っただけさ

いずれまた、そうきっと会える」

 

ルーカス「会えないよ...」

 

 

クロ「そうかもしれんが...そう気を落とすな...

こういう事は海賊にはつきものだ...」

 

ギン「んっ」

 

クロ「お前ら...目が覚めたか」

 

クリーク「何が...どうなった?」

 

クロ「かくかくしかじか」

 

クリーク「そんな事になったのか...

アルビダ...」

バギー「ま、マジかよ...」

アーロン「クソっ!」

ギン「俺がもっとしっかりしてりゃあ...」

 

クロ「いや、俺のミスだ。

分身を見抜けなかった...

何のための嗅覚だ...」

 

ルーカス「......」

 

ドッヂ「だ、大丈夫ですか?船長」

 

ルーカス「また...僕の周りで...」

 

ドッヂ「え?」

 

ルーカス「もう僕に関わるな!

船も好きにしていい!僕は1人で生きていく!」

 

アーロン「ふざけてんじゃねえぞ!」バキィッ

 

ルーカス「何すんの...」

 

アーロン「お前!約束したじゃねえか!

ルーカスランドを建てて魚人島のガキどもも

そこに来れるような未来を作るってよ!

それがなんだ!裏切らねえんじやなかったのか!?

俺の期待をあっさり裏切りやがって!」

 

クロ「やめろ!アーロン!」

 

クロ「今は...一人にしてやれ

こいつも...今は...」

 

ルーカス「ごめん...ごめんね...」

アーロン「信じてるぞ。必ず戻って来い

行くんだろ?高みへ」

 

ルーカス「...」ダッ

 

ギン「せ、船長!」

 

クロ「今あいつのことはいい...!

それよりアルビダの墓を建ててやろう...」

 

ドッヂ「そうですね...」

 

 

〜〜〜〜〜〜ルーカスside

アルビダぁ...ウウッ...

なんで...もう逃げる必要ないように...

いっぱい鍛えたのに...力をつけたのに!

何も出来なかった...昔と同じじゃないか!

 

 

〜〜〜〜〜〜回想

クラスメイトA「なーなールカ〜

お前野球やめたんだってなぁ〜?」

 

ルカ(ルーカス)「まあな!俺には合ってなかったっつーかそんな感じでな!」

 

A「てことはいまは野球やってねえんだろ〜?」

 

ルカ「まあ、チームには所属してねえけど?」

 

A「助っ人頼まれてくれねえか?

ほかのチーム入ってねえなら学校のたかたがクラブごとき出場したって文句言われねえよ!」

 

ルカ「悪いけど...もう野球はしねえんだ」(あんなこと...二度と思い出したくねえ...)

 

〜〜〜〜前の週。試合にて

 

「ルカー!あと1つだ!あと1つアウトとりゃ優勝だぜ!

3年に華もたせてやろうぜ!」

 

ルカ「後1つって言ったって...満塁だぜ?

なんでこのタイミングで僕をショートからピッチャーに替えんだよ...」

 

「お、おいおい。ここで高須ルカかよ!」

「なんで今なんだよ!投げるなら頭から投げろよ!

このチャンスに絶望しかねえわ!」

 

ルカはこの時中学生。

二年生ながらにエース。しかし

精神が弱く、今まで決勝や重要な試合では絶対に投げなかった。

 

ルカ「か、帰りてぇ...」

 

セットアップから

一球目を投げる!

 

「バカ!どこ投げてんだ!」

 

結果...まさかの大暴投。

同点に追いつかれる

 

そして、二球目

彼自身渾身のストレート!

 

 

 

...のつもりだった。

コースは真ん中。球も思ったより走らず

バッターにとっては絶好球。軽く飛ばされ

逆転サヨナラ負け。

 

〜〜〜〜〜〜

ルカ「もうあんな思いしたくない。

元々野球なんて合ってなかったんだ!俺には!」

 

レイナ「ちょっと!そこのバカ!」

 

ルカ「出たよ...うるさいのが」

 

レイナ「うるさいってなによ!うるさいって!」

 

ルカ「そーゆーとこだ。俺は今からジムだ

遊んでらんねえぞ?」

 

レイナ「違うよ!あんた!野球やめたんですってね!」

 

ルカ「そーだよ。わりーかよ?」

 

レイナ「悪いわよ!みんなどうすればいいーって混乱してたわよ!」

 

ルカ「あ、そ。そんじゃあな」

 

レイナ「ば、バカー!」

 

 

〜〜〜ジム内

 

ルカ「ったく、うるせえなぁ」

 

コーチ「なんだなんだ?痴話喧嘩か?」

 

ルカ「違いますよ、あんなの彼女にしたくねえし」

 

ユウ「そんなら、俺がもらうけど?」

 

ルカ「あー、もらえもらえ!マジで頼んだぞ!」

 

ユウ「そんなに嫌なのか?レイナちゃんの事」

 

ルカ「アイツとは付き合う付き合わねーみたいな色恋沙汰はしたくねえんだ、生涯切れねえ関係つったら

親友くらいだろ?」

 

ユウ「ま、そういう考え方もあるか!

 

ところで...その話し方で大丈夫なのか?」

 

ルカ「なにが?」

 

ユウ「家ではガキっぽく振舞わねえと

ヤベーんだろ?」

 

ルカ「あー、大丈夫だ。

こっちが演技って感じだからな(笑)

素は家の方だ」

 

ユウ「へー。しんどいのな(笑)

前にお前があのしゃべり方で話してきた時

顔も声もおんなじなのに別人かと思ったぜ(笑)」

 

ルカ「それは演技うまく言ってる証拠だよ!

あの時は母さんがいたでしょ?

だから僕あんな喋り方になっちゃったんだよ!」

 

ユウ「それ(笑)それだよ!(笑)」

 

ルカ・ユウ「あっはっは!」

 

コーチ「そうだ。お前らそんな仲良くしてて大丈夫か?

来週試合で戦うもん同士だぜ?」

 

ユウ「大丈夫だよ。こいつ手加減なんて知らねえから!」

 

ルカ「手加減して負けでもしたら

ストレス発散のこのジムやめなきゃいけなくなるだろ?」

 

ユウ「まあなんにせよ...」 ルカ「悔いなく...だな。」

 

 

 

〜〜〜〜〜〜試合当日

ルカ「じゃ、今日はよろしくね」

 

ユウ「ああ、負けねえぞ。」

 

試合のゴングがなった

 

 




回想が長くなりそうです。
しかしルーカス(ルカ)の過去に何があったのか
彼は何から逃げてきたのか

それが明らかになります!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。