誇り鷹き男〜ONEPIECE〜(しばし休載)   作:Another grass

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ドフラミンゴ「フッフッフッワニ野郎
バカなやつだぜ」

ジョーラ「ど〜したザマスか?若様」

セニョール「クロコダイルが七武海の称号剥奪とインペルダウン送りになったというアレだな
反乱を助長したとかなんとか
無駄な血が流れなきゃいいが...」

「んべっへっへ。だっさ
笑いすぎて鼻出たわ!んね〜ドフィ
今日外交の予定なんだろ〜?」

ラオG「外交は重要じゃ。きっちりと頼むぞ若様
GAい交のG〜!」

ドフラミンゴ「留守の間は任せたぞ
ディアマンテ」

ディアマンテ「おい、よせよ
俺じゃドフィの代わりは務まらねえ」

ドフラミンゴ「俺を支えてくれたお前だ。
十分国をまとめるカリスマ性はあるさ」

ディアマンテ「いや、しかし」


ドフラミンゴ「ならピーカにまかせ...」

ディアマンテ「そこまで言うなら承ろう!
俺は国もまとめれるほどのカリスマだ!」

ヴェルゴ「海軍の情報によると
クロコダイルを落としたのは黒鷹らしい。」

ドフラミンゴ「ほう。おもしれぇじゃねえか
まあその件に関しては近々召集がかかるだろう」

ドフラミンゴ「とりあえず俺はいってくる
雨のやまない国。ツーユ王国へな」


14話〜雨の国の王様〜

クロコダイルとの一件から数日後

 

ルーカス「なーんにもないねー

ソンー?ログポースはー?」

 

ソン「相変わらず北西に向いたままですよ。

ずいぶん遠くの島からログを奪われたみたいですね」

 

クロ「お前がだらけてどうするんだ

シャキッとしろ。シャキッと!」

 

ルーカス「シャキッ!」

 

クロ「噛み殺すぞ」

 

ルーカス「ご、ごめんなさい」

 

クリーク「それより一体いつまで

すねてんだお前は...」

 

ギン「だって...俺だけ...」

 

バギー「だーっ!うるせえなもう!

こっちは不本意で上がってんだ!

総額がどえらい数字になったせいで

大将クラスが動くかも知んねえんだぞ!」

 

ドッヂ「た、大将...」ゴクッ

 

ニック「まあ、何とかなるでしょ!皆さん戦闘に関しては化物ですし!」

 

バギー「そのバケモンに俺を入れるんじゃねえよ!」

 

ルーカス「ん?あれは...

ソン!ログポースはあっち向いてるんだよね?」

 

ソン「あ、はい」

 

ルーカス「島が見えてきた!」

 

アーロン「俺ァ何も見えねえが...」

 

ルーカス「僕、目は尋常じゃなくいいんだよ」

 

アーロン「へー。よし、急ぐか

よっと」

 

アーロン。海へ飛び込む

 

シャウプ「な、なにしてんですか?あの人」

 

クロ「魚人の、本領発揮ってとこだ」

 

アーロン「掴まってろよおめーら!」

 

アルビダ「え!?す、すごい勢いで船が!」

 

アーロン「シャーハッハ!

魚人の腕力と遊泳速度が織り成すこの船オリジナルのブースターだ!」

 

クリーク「おお、もう俺らにも島が見えるくらいまで来たぞ」

 

アルビダ「雨がすごいねぇ...

化粧が落ちちまうじゃないか」

 

ルーカス「アーロン!ありがとー!!

みんな上陸するよ!」

 

「おう!」

 

ここは夏島と春島の中間

梅雨島。

世界政府加盟国ツーユ王国のある島である

 

〜〜〜〜〜〜

ドフラミンゴ「どうした?

なにか騒がしいが...」

 

ツーユ王「あぁ、娘が少し駄々をこねていてな

王位を継承するのは嫌だと...」

 

ドフラミンゴ「そう言えば娘が1人しかいないんだったな」

 

ドフラミンゴ「フッフッフッ

困ってるならその悩み国ごともらってやろうか?」

 

ツーユ王「お主がいうと冗談に聞こえん!」

 

ドフラミンゴ「フッフッフッ

まあ、半々ってとこだな」

 

ツーユ王「まったく...タチの悪い」

 

ドフラミンゴ「まあ俺としてもこの国はお得意様だ。

国が潰れるような真似はしてくれるなよ?

こっちとしても痛手だ」

 

ツーユ王「いや、まったくだ

早く決心してくれるといいが...

あぁ、しばらくゆっくりして行くんだったな

この国を見て回っていってくれ

いい国民たちだ。ドレスローザのような」

 

ドフラミンゴ「ありがとよ。なら散歩でもするか」

 

ツーユ王「ああ、あと森には入らんでくれ

なにか今不穏な噂があってな」

 

ドフラミンゴ「ほう。その噂とは?」

 

ツーユ王「夜になると吸血鬼が出るとかなんとか」

 

ドフラミンゴ「フッフッフッ

おもしれぇじゃねえか。

伝説に聞く吸血鬼。天然物か、悪魔の実か」

 

ツーユ王「危険は一つでも避けてくれよ?

外交相手の国王を傷つけたとあっては...」

 

ドフラミンゴ「ああ、善処しよう」

 

 

〜〜〜〜〜〜

シャウプ「へー。島に入ると雨は降ってないんですね

ほら!空も晴れてる!」

 

クロ「バカが、よく見ろ

あれは絵だ。薄いガラスのような物で囲ってあるんだろう」

 

シャウプ「へー。これはまた凄いなぁ」

 

「フッフッフッおいおい。

噂の海賊団にこんな所で出くわすとは!

今日はついてるな」

 

ルーカス「ドンキホーテ・ドフラミンゴ...」

 

ドフラミンゴ「おいおい、あんまりこええ顔すんじゃねえよ

別に戦争しに来たってわけじゃねえんだ」

 

ルーカス「あ、そうなんだ」

バギー「おいおい、また七武海かよ!」

 

アーロン「こいつぁタチが悪い男って聞くぜ」

アルビダ「に、逃げていいかい?」

クロ「コイツがタダで帰るとは思えねぇんだが...」

 

クリーク「俺もそう思うぜ」

ギン「戦闘なら任せてくれ」

 

ドフラミンゴ「さて...」

カッ!!

 

ドフラミンゴ、覇王色の覇気を発動

 

ドッヂ、シャウプ、ニック、ソン「うっ...」

 

バギー・アルビダ「なっ...」

 

アーロン「な、なんだ今の!」

 

ルーカス「覇王色...」

 

ドフラミンゴ「ほー。この時点でまだ持ち堪えるとは

いいクルーたちじゃねえか。ええ?船長さんよ」

 

ルーカス「君は何をしたいわけ?」

 

ドフラミンゴ「今日はドレスローザ国王としてきてる訳だが

俺は七武海でもあるんだ」

 

ルーカス「だから?」

 

ドフラミンゴ「ちょっと消してこうか」

 

ルーカス「みんな!!!来るよ!」

 

ドフラミンゴ「せいぜい楽しませてくれよ!」

 

ドフラミンゴ「弾糸!」

 

クリーク「うぐっ...」

 

ギン「首領!!!」

 

クロ「今はほっとけ!構うとテメエが死ぬぞ!」

 

ドフラミンゴ「一人、離脱だ。フッフッフッ

仲間同士殺しあえ」

 

ルーカス「来るか!」

 

ドフラミンゴ「寄生糸」

 

ルーカス「みんなちょっとゴメン!

爆!」

 

ルーカスは自身の能力でドフラミンゴの放った

見えないほどの糸を爆破し仲間を助ける

 

ドフラミンゴ「あの糸が見えたのか...?

鷹の目の息子ってのは伊達じゃねえな」

 

クロ「そっちばっか見てると痛い目見るぜ...」

ザワザワ

 

ドフラミンゴ「こっちは狐か

フッフッフッ楽しませてくれるじゃねえか!」

 

クロ「杓死!」

 

ドフラミンゴ「お、6式か。こんなのまでいるとはおもしれぇ!おもしれぇよ!」

 

ルーカス「剃!」

 

ドフラミンゴ「いい速さだ

だがな」

 

ルーカス・クロ「うらぁ!」

 

パサッ

 

影騎糸「俺が何の手も用意せず戦いを挑むと思うか?

速い、そして力もある

が、経験が足りてねえ」

 

ルーカス「これ!分身だ!」

クロ「だったら本物はどこだ!」

 

ドフラミンゴ「ここさ。フッフッフッ」

 

ギン「な、なんだと...」

 

一人、またひとりと仲間が倒れていく

 

ドフラミンゴ「さて、楽にしてやろう」

 

ルーカス「やめろぉおおお!!!」

 

ドフラミンゴ「降無頼糸!」

 

アルビダ「うっ...」

 

ルーカス「あ、アルビダぁあ!!!」

 

ルーカス「殺す。殺してやる...

バラバラにして、カームベルトにほり込んでやる!」

 

ドフラミンゴ「フッフッフッ熱くなったら負けだぜ?」

 

ルーカス「鷹爪参の型ぁ!裂!」

 

クロ「お、おいおい!」

ドフラミンゴ「残激を飛ばすだと!?そんなことまで出来やがんのか!」

 

かろうじて避ける2人

ルーカスはもう止まらない

 

ルーカス「死ね!死ね!死ねぇ!」

 

ドフラミンゴ「こいつぁ、キレるとやばい方の人間だったか...

少しマズいな」

 

ルーカス「何逃げてやがんだ糞野郎!オラぁ!」

 

ドフラミンゴ「石なんか投げて当たるとでも思ってんのか?」

飛んできた石を、軽々避ける

が、

ルーカス「バカかテメエ

俺が闇雲に石なんて投げると思うか?

爆!」

さっきの石が爆発を起こす!

ドフラミンゴ「なっ!」

 

ルーカス「ふわふわふわふわ浮きやがって

テメエが下で!俺が上だ!」

 

ドフラミンゴ「き、貴様ぁ!」

 

ルーカス「爆!爆!爆!爆!」

 

ドフラミンゴ「ぐぁあっ」

 

ルーカス「死んどけ。糞野郎」

 

ドフラミンゴ「や、やめてくれ...まだ死ぬわけには...」

 

ルーカス「テメエは死ぬんだ。何を言っても聞かねえ」

 

ドフラミンゴ「いや、俺は死なねえ」

 

ルーカス「この状況で?バカじゃないの?」

 

首を...切り落とす...

 

ルーカス「!

ま、また分身」

 

ドフラミンゴ「少しやばかったな...

爆風で砂煙があがってる間にすり変わらせてもらったよ」

 

ルーカス「て、テメェ!」

 

クロ「落ち着けバカ!!

俺もいるんだ!二人でやるぞ!」

 

ドフラミンゴ「いいや、もうやらねえ

ここらでひくさ じゃあな

蜘蛛の巣がき!」

 

ルーカス「クソっ!待て!」

 

クロ「深追いするな!もう終わりだ!

それより今は...あいつの供養や仲間の無事が先だろ!」

 

ルーカス「あ、アルビダぁ...ごめん...

ごめん...僕が...弱かったから」

 

「うぁあああ!!!」

 

黒鷹海賊団VS七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴ

金棒のアルビダ 死亡

 

 

「な、なんなの...あいつら...

す、すごい」

 

物語は...加速する




今回のルーカスの暴走。
あれが彼の素の状態です。

次の1話は丸々回想になります

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