誇り鷹き男〜ONEPIECE〜(しばし休載)   作:Another grass

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〜聖地マリージョア〜

「どういう事だ!」
「クロコダイルめ!世界政府加盟国を転覆させようとしただと!?」
「称号は剥奪だ!」
「後任はどうする?」
「お前はどう思う...センゴク」

センゴク「私はなんとも。そもそも七武海は不要と言うのが私の考えですから
私にそこを聞くのはナンセンスかと」
センゴク「ですが、青キジから強い推薦を受けた海賊が1名」

「誰だ?」

センゴク「黒鷹海賊団船長 ジュラキュール・ルーカス
七武海のジュラキュール・ミホークの息子です」

「あの初頭手配8千万の男か!」

センゴク「クロコダイルを討ち取ったのもその男です。」

「政府に協力的じゃないか
だが、クロコダイルの一件もある。
もうしばらく様子見と行くしかないか」

「そうすべきだな。
とりあえずその男は要監視という事で、懸賞金を上げておけ」

センゴク「わかりました」



13話〜二つの炎〜

「あいつ、ドラムで伝言聞いたかな?

まあ、会えなきゃそれはそれで...だな。

今はまず目的を果たすことが優先だ」

 

クロ「本当にいるとは思わなかったが...

これは大事件だぞ...」

 

エース「ん?なんだお前

俺になんか用か?」

 

クロ「白ひげの2番隊隊長が俺に用か?とは

すっとぼけた野郎だ...」

 

エース「まあ、恨みは買ってるだろうな

だがおたくはそんな感じがしねえ。

だから聞いてんだ」

 

クロ「船長が探せというから探しただけだからな

どうだ?飯くらいならあるぞ」

 

エース「それは助かるな!

こちとら食い逃げで食いつないできたんだ(笑)」

 

クロ「その態度...誰かを思い出す」

 

エース「ははっ!まあ楽しく行こうぜ」

 

〜〜〜〜〜〜

クリーク「おっ、クロじゃねえか

ん?そいつァ...」

 

アルビダ「し、白ひげのとこの2番隊隊長じゃないか!」

 

「なにぃ!?」

 

エース「俺はエース。コイツが飯をくれると言ったんでついてきた。よろしく」

 

「あ、こちらこそ...」

 

「って何が起こってんだー!」

 

ルーカス「ん?何騒いでんのみんな」

 

ギン「船長!火拳だ!

火拳がいる!」

 

ルーカス「僕が呼んだんだもん。知ってるよ」

 

エース「あんたが船長か!

随分わけえな」

 

ルーカス「君の弟と同い年だよ」

 

エース「ルフィを知ってんのか!?」

 

「はぁ!?」

 

エース「ん?お前らも知ってんのか?」

 

ルーカス「気にしないで、この人たちが元いた海賊団がルフィに潰されただけだから」

 

エース「そりゃうちの弟だからな。それくらいやってもらわねえと困る」

 

ルーカス「そんな事より!本題に入っていい?」

 

エース「ああ、なんだ?」

 

ルーカス「黒ひげを追うのをやめてほしいんだ」

 

エース「そいつぁできねえ。あいつは身内殺しをした

しかも俺の隊の隊員だ

俺がケジメをつける」

 

バギー「白ひげの船で身内殺しぃ!?

そんな命知らずがいたのか!?

白ひげは仲間に手を出したら恐ろしい男だってのに...」

 

エース「なんだ?親父の事知ってんのか?」

 

バギー「そりゃ知らなきゃおかしいし

何より俺はあいつにあったことがある。」

 

エース「へぇ。だが仲間には優しいんだ!親父は!

そんな男の顔に泥を塗ったんだ。わかるよな?」

 

ルーカス「けど!

あいつは異質なんだ。本当に...

しかもあいつは強い。赤紙のシャンクスに三本の傷を追わせたのもあいつだよ」

 

エース「あの人に!?」

 

ルーカス「だから...」

 

エース「心配してくれるのはありがてぇ

だがこれは俺の旅だ。

これで俺が死のうがどうなろうが俺の選んだ道だ

今更尻尾巻いて逃げるような真似、絶対に出来ねえ!」

 

ルーカス「エース...

そうだね...エースはそうじゃないと...

そうだ、ビブルカード持ってるよね」

 

エース「あぁ、持ってるが...」

 

ルーカス「僕のもあげるから君のもちょうだい?

危険があれば駆け付ける」

 

エース「はは!余計な心配だ!

だがまあ、そこまで言われて渡さねえやつは男じゃねえよな。ほらよ」

 

ルーカス「ありがと。じゃ、これは僕の」

 

ルーカス「約束して。絶対に奴を見くびらないこと

今のやつの能力は能力者の実体を引き寄せる引力。

つまり、あいつのテリトリーに入ったら

ロギアだろうが関係ないんだ。遠距離攻撃がオススメだよ」

 

エース「ありがとよ。そんなことより飯にしようぜ!」

 

クロ「それで釣ったんだったな」

 

シャウプ・ドッヂ「料理はたまには俺らに任せてくだせえ!」

 

ギン「おいおい...不安要素しかねえぞ」

 

シャウプ・ドッヂ「ちょっとそこ!」

 

エース「あっはっは!いいチームだ、

どうだ?うちに来ねえか?」

 

ルーカス「やだよ!僕はのびのび自由行動が好きなの!」

 

エース「だろうな。お前はホントルフィに似てるよ」

 

アーロン「そういやぁ近いものは感じる。が

対極の存在って感じもするぜ」

 

エース「そうなのか。まあそこら辺も含めて色々と聞かせてくれよ!」

 

ニック「どうぞ!先に乾杯しときましょう!」

 

 

「かんぱーーーーい!」

 

〜〜〜〜〜〜

エース「ごちそうさまでした。じゃあなお前ら!

次あう時は海賊の高みだ!」

 

ルーカス「次は敵同士だね!

手加減しないよ!じゃあねー!」

 

ソン「船長!大量の敵が!」

 

クロ「俺が行こう。クロコダイルをオアズケにされたんだ。ストレスがたまりっぱなしだ」

 

ザワザワ

 

クロ「グルルルル。燃やしてやる」

 

ルーカス「エースー!火拳見せてよ!!」

 

エース「そーだな!餞別だ!

お前ら俺がおもしれえと思った奴らに手をだそうなんて...やめときな!お前らじゃ俺には勝てねえよ!」

 

ビリオンズ「火拳だー!撃てー!」

 

クロ「狐火!」

 

ゴォォオウ

 

エース「あんたも炎使えんのか!」

 

クロ「まあな。合わせろ!」

 

エース「ああ!行くぞ!」

 

エース「炎戎!」

クロ「狐...」

 

エース・クロ「火柱ァッ!」

 

 

ゴォォォオオオオオウ!!!!!!

 

エース「やるじゃねえか」

 

クロ「ありがとよ。

それより麦わらの一味もここに向かってるぞ

気の向くままに飯の食い逃げをしろ と船長が」

 

エース「あいつ...もー1個の目的までわかってやがった...へへっ

確かに対極だな!」

 

〜〜〜〜〜〜

黒鷹海賊団 船内(ブラックホーク号)

バギー「な、なぁ船長」

 

ルーカス「どうしたの微妙な顔して。

鼻でもでかくなった?」

 

バギー「やかましい!」

 

バギー「そうじゃなくてな...

クロコダイルから奪った財宝、レインディナーズの

売上金の総額が...」

 

ルーカス「そんなに少なかったの?」

 

バギー「引くほど多かった」

 

ルーカス「いくらくらい?」

 

バギー「...うベリー...」

 

ルーカス「聞こえないよ!鼻くらいでかい声出して!」

 

バギー「だーれがデカっ鼻じゃぁ!

3兆だって言ってんだろ!」

 

ルーカス「それは...ないわァ...」

 

アルビダ「ない。絶対にない。」

 

バギー「本当だって!何度計算してもこうなる!」

 

クリーク「ま、まあある分にはいいんじゃねえか?」

 

バギー「問題はそこじゃねえ!コブラ王に半分渡してこれだぜ!?

アイツどんだけ儲けてやがったんだ!!!」

 

ドッヂ「バギーさんが次はそうなるようにお願いしますよ!」

 

バギー「そんなこと出来るわけ...」

 

ソン「あんたはすげえ男なんだ!絶対にできる!」

 

「バギー!バギー!バギー!バギー!」

 

バギー「ハデに任せとけぇい!」

 

(ちょろいな)

 

クロ「おい、そんな事どうでもいいんだ

見ろ。新聞に挟まってた」

 

アーロン「え、おいおいおい

こりゃどーなってんだ!?」

 

アルビダ「あ、あたしこの船降りたくなってきた...」

 

クリーク「はっはっはっ!やるじゃねえか!」

 

 

『黒鷹 ジュラキュール・ルーカス

懸賞金 208,000,000ベリー』

 

 

ルーカス「」チーン

 

クリーク「おいみろ!俺らもだぞ!」

『ノコギリのアーロン

懸賞金 9000万ベリー』

『黒炎のクロ

懸賞金 1億ベリー』

『首領クリーク

懸賞金 6000万ベリー』

『千両道化のバギー

懸賞金 3300万ベリー』

ギン「な、なんで...」

 

ソン「あ、ありましたよ!

クロさん!なんで隠すんですか!」

 

クロ「わ、わざとじゃwwwねえよwww」

 

ギン「嘘つけテメー!」

 

『鬼人 ギン

懸賞金700万ベリー』

 

ギン「こりゃあないっすよ...」

 

クリーク「ま、まあそう気を落とすな」←6千万ベリー

 

アーロン「そうだぜ!俺達だってなぜ上がったかもわからねえ!」←9千万ベリー

 

クロ「つw次頑張ろうなwww」←1億ベリー☆

 

バギー「懸賞金上がっちまったァ!ギン!代わってくれぇー!」←3300万ベリー

 

ギン「チクショー!!!」

 

アルビダ「待ちな!浮かれる前に

誰がこの一味のメンバーを知ったか...それが問題じゃないのかい?」

 

「俺だよマヌケども!」

 

ルーカス「うわっ出たな!」

 

「ホモストーカー!」

 

スモーカー「ふざけてんじゃねえ!」

 

ルーカス「なにしにきたの?」

 

スモーカー「クロコダイルの受け取りだよ。

お前らに今日はようはねえ」

 

ルーカス「ふーん。じゃ頑張りなよ」

 

スモーカー「せいぜい航海を楽しむんだな」

 

ルーカス「よし、じゃあ次の島行こっか!!」

 

 

スモーカー「無視してんじゃねえ!」

 

ルーカス「アーロン〜」

 

アーロン「撃水!」

 

スモーカー「ぐぁぁ!」

 

ざぱぁぁーん

 

ルーカス「あ」

 

クリーク「落ちたな」

 

バギー「そりゃ、空中浮いてプカプカしてりゃそこを狙い撃ちされるのは当たり前だが...」

 

アーロン「なんか気の毒になってきた」

 

クロ「放っておけ。

海兵がほかにもいる。奴らが助けるだろう」

 

ルーカス「じゃあ気を取り直して!

出航だ!」




七武海先送り の巻

ワニ野郎を落としてすぐ...なんてトントン拍子でことが進む訳では無いんです。
ある程度この世界でも社会は厳しいのです。

次からオリジナルの島にたどり着いてオリキャラが増えますのでご了承ください。


ただ今の黒鷹海賊団 懸賞金
ルーカス 2億8,00万ベリー
クロ 1億ベリー
アーロン 9千万ベリー
クリーク 6千万ベリー
バギー 3300万ベリー
ギン 700万ベリー...

懸賞金総額498,000,000

スモーカーのストーカー野郎!
全部ばらしやがった!

次あったらただじゃおかねえ!

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