誇り鷹き男〜ONEPIECE〜(しばし休載)   作:Another grass

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シャンクス「おい鷹の目ぇ!
一緒に飲まえねえかー?」

ミホーク「断ってもそうするつもりだろう...」

シャンクス「まあな!それよりきいてくれよ!前に話したr」

ミホーク「ルフィ、と言いたいのだろう?知っている
初頭手配で3千万か...なかなか腕は立つようだな」フフン

シャンクス「なんでお前がドヤ顔なんだよ!
そうか!あれだな!?ルーカスだろ!
いきなり8千万だもんな!
親バカめ!」

ミホーク「お前も似たようなものだろう?」

シャンクス「そーだな!あ!ルーカスのこと聞かせてくれよ!」

ミホーク「ああ...」
かつての二人の闘いは伝説とまで呼ばれた。

しかし彼らは
自分の認めた青年らに過去の自分らを写し
「ああ、俺達みたいになるんだろうな...」
と考えながら酒を飲む。

今日も新世界は...

カイドウ「白ひげのジジイ!!
戦争だァ!オレを殺してみろぉ!」

パラダイスである


11話〜素〜

クロ「ん?誰か香水でもつけだしたのか?」

 

ギン「アルビダじゃねえのか?」

 

クロ「あの匂いならいつもかいでるからわかる。

それとはもっと別の...色々混ざったような匂いだ」

 

アルビダ「それなら能力の一端じゃないのかい?

ほら!元は狐だろう?嗅覚が上がってても不思議じゃないだろ?」

 

クロ「なるほどな。」

 

 

ソン「てことはそろそろですね...近づいてきたってことですよ!アラバスタが!」

 

バギー「そうか!ナノハナか!あそこは香水で有名だからなぁ」

 

ルーカス「クロはイガラムの手紙を持って王宮へ行ってね

ソンとニックと、アルビダは反乱軍のところへ行って武器を大量に盗んできて!

バギー、ギンは僕とレインディナーズに

アーロン、ドッヂ、シャウプは船番ね!

みんな殺意を持って向かってくる敵以外は絶対に殺しちゃダメ!僕はそれを絶対に許さない。」

 

一同「了解、船長!」

 

ルーカス「いくよ!」

 

 

 

 

〜〜〜王宮 クロside〜〜〜

 

クロ「イガラムさんから書状を預かっている!

コブラ王にあわせてくれ!」

 

チャカ「何者だ?イガラムさんとはどんな関係だ?」

 

クロ(見た目はメリー)「何者...と聞かれましても...

私はある屋敷の元執事で、ある男にはめられ...

海を当てもなく航海をしていた。ただの無職能無し男ですよ...

そんな時、良くしてくれたのがイガラムさんで...

『私はやらねばならないことが...』とおっしゃっていて

『もしアラバスタによるなら』これを...と」

 

チャカ「そんな事が...が今は国の状態が状態だ。簡単には信用出来ない。

封筒だけでもいい

手紙を見せてくれるか?

筆跡で本当かどうかわかる」

 

クロ「そうですよね...今は反乱の真っ最中...

どこに敵がいるやら...

どうぞ。これが預かった手紙です。

中身は『国王様以外には見せるな』と。」

 

 

チャカ「ふむ。確かに本物だ

ありがとう。歓迎する」

 

クロ「私は当然のことをしたまでですから」ニコ

 

〜〜〜

 

コブラ「はるばるこんな砂漠までご苦労だったな。

疲れたろう?寝室の用意をしてある。

好きなだけいていい、がオススメはできない。

国は反乱中。できれば早く出ていった方が安全だ。」

 

クロ「お気遣いありがとうございます」ニコ

 

クロ「少し人払いをしてもらっても?」

 

コブラ「ああ?構わないが...

皆、席を外してくれ」

 

「はっ!」

 

 

 

 

クロ「フゥー」ボン!

 

コブラ「!?

 

な、なにがどうなってる!

貴様!反r」

 

シャッ

 

コブラ王は、口をふさがれた。

あまりにも速すぎて何が起こった!?という顔をしている

 

 

 

クロ「まあ、悪魔の実の能力だ。そこは気にするな

それに俺はこの国に来てすぐさまここへ向かった

反乱軍と接触する時間もない

そんな事より

手紙を読んでくれ。

俺が口で説明するより、あんたの信頼する部下の書いたことの方が信用出来るだろう?」

 

 

コブラ「」トントン

 

クロ「さけぶなよ?」

 

コブラ「」コクッ

 

コブラ「ぷはぁ!」

 

クロ「早く読め」

 

コブラ「あぁ、、」

 

 

『国王様へ。

私はバロックワークスと言う組織を追っております。

その組織が此度の反乱を助長しています。

潜入の結果その組織のボスが

王下七武海 サー・クロコダイルであることが判明しました』

 

コブラ「なんだと!?」

 

『私とビビ様は賭けに出ました。

つい先日、初頭手配で懸賞金8千万ベリーと言う

男がいるのはご存知ですか?

その男がクロコダイルを討ち取ってくれるらしいのです。

もしダメだとしてもタダでは転ばない。

奴らに大きな打撃を残すと、宣言してくれました。

そして、彼の海賊団が失敗した場合

次に来る海賊団を頼れとも言われました。

 

その彼の名は【ジュラキュール・ルーカス】

海賊団の名は【黒鷹海賊団】

 

いまこの手紙を渡した男もその一団の1人です。

実際に戦闘も見ましたが、実力は保証します。

 

ビビ様は彼らの次に来る海賊団

【麦わら海賊団】の船に乗っているそうです。

 

私も彼らとともに戻ります。

ルーカス殿達がクロコダイルを討ち取るまでの辛抱です!

さすれば!この反乱は集結します!

どうか...ご無事で

イガラム』

 

 

コブラ「まさか...」

 

クロ「本当だ。目を背けるな

英雄だのなんだの言ってるが結局はそうさ。

人は死ななきゃ変わらねえ。

うちの船長はお人好しだ、そして強い

必ず助けてくれる。

 

どうする?頼るか?海賊を」

 

コブラ「頼った場合...」

 

クロ「報酬は何を求めると聞きたそうだな

報酬は七武海に、とうちの船長を推薦してくれ

それだけでいい。」

 

コブラ「そんなことで国が救われるならいくらでもやろう!」

 

クロ「交渉...成立だな

 

少し待ってくれ」

 

ぷるぷるぷるぷる

ガチャ

 

『クロ!うまくいったの?』

 

クロ「ああ、交渉成立だ

船長、コブラ王に代わるぞ」

 

コブラ「君があのジュラキュール・ルーカスか!?」

 

『そうです。コブラ王!僕がクロコダイルを討ち取ります。

その暁には』

 

コブラ王「わかっている!七武海だろう?頼んだぞ!」

 

『おまかせあれ...』

 

ガチャ

 

 

クロ「では、俺は今ここに用はない」

シャッ

 

 

 

 

〜〜〜アルビダside

アルビダ「反乱軍から武器を盗むったって...

無理じゃないか!」

 

ニ・ソ「そ、そうですね...

帰りません?」

 

アルビダ「帰るよ!正直にはなしゃ許してくれるだろうさ!」

 

二人「はい!」

 

 

 

〜〜〜アーロンside

 

ドッヂ「なんすか?今の」

 

アーロン「今のは撃水ってんだ。

魚人空手を極めりゃ使えるようになるさ」

 

シャウプ「なら俺らは無理ですね!」

 

アーロン「種族差別か?」ギロッ

 

シャウプ「違いますよ!ぼくら2人...トレーニング嫌いなんです...」

 

アーロン「シャーハッハッハっ!安心したぜ。

仲間内で種族差別されると流石に凹むからな」

 

ドッヂ「大丈夫ですよ!アーロン!

ぼくら魚人だからって下に見たりはしません!

むしろ人にできないことが出来るって凄いじゃないですか!」

 

アルビダ「なんだい。泣かせる話じゃないか」

 

ドッヂ「おかえりなさい。」

 

アーロン「武器はどうした?」

 

アルビダ「盗めそうな状況じゃなかったわ。

あれは諦めるしかないわ...」

 

シャウプ「あらら、ま、仕方ないですよね。(笑)」

 

 

〜〜〜ルーカスside

ルーカス「どう?いい感じ?」

 

バギー「ハデに当たってるぜぇー!!」

 

ギン「くそ!なんでこんなにハズレんだよ!」

 

三人は絶賛ギャンブル中。

もっともバギーはポーカーで片目だけ分離して

カードを覗き見して絶対に負けないように

 

ルーカスはルーレットで自分が賭けた色と逆に落ちそうになれば

その玉を『指銃・撥』で弾いてその色に落ちるまで何度も動かす。といった

イカサマに次ぐイカサマ。

ディーラーは何がなんだかわからない。と言った感じである。

 

ギン「おまえらなんでそんなに勝ってんだよ...

意味わかんねえ...」

 

ルーカス「そんな事...」

 

バギー「実力に決まってるだろう?」

 

ル・バ「あははは!」

 

ギン(な、なぜか。殺意が...)

 

ルーカス「さて、と。

2人はお金持って船に戻ってね。

計画の最終段階は僕とクロ以外はいちゃいけない。」

 

バ・ギ「おうよ!」

 

ルーカス「それじゃあ。成り上がろう!」

 

 

 

〜〜〜クロside

クロ「あれか!レインディナーズ!」

 

 

「ありゃぁ、バギーとギンか!

おいお前ら!」

 

ギン「クロか!

船長なら中だぞ!早く合流してこい!」

 

クロ「わかってるさ!」

 

 

 

そして店内でふたりは合流し

クロコダイルへの攻撃準備を進める!

 

 




ルーカス1味アラバスタへ潜入成功!

さあ、間抜けなワニ野郎。
どうしてくれようか!

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