Fate/strange fake Prototype   作:縦一乙

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day.04-06 自由への誘惑

 

 

『何を黙っている。私は初めましてと挨拶したのだぞ、署長』

 

 覚悟して声を出した署長を遮ってきたのは、予想していた人物ではなかった。

 確かに秘書官から具体的な名前を聞いてはいないが、あの様子は間違いなく“上”からのもの。回線を確認しても、連絡してきたのは間違いなく“上”の一人。幹部連中とのパイプ役として虎の威を借ることに夢中な小物の筈である。

 しかし、電話口から漏れるこの声には聞き覚えがなかった。

 

「……何者だ?」

 

 ペンで手近な紙に『逆探(trace)』と殴り書きして指示を出す。直前に電話を受け取っていた秘書官は一瞬不思議そうな顔をするが、すぐさま我に返り逆探知の指示を部下に出す。

 

 電話の逆探知に時間がかかったのは大昔の話である。全ての回線がデジタルで管理された現在、即座に探知することが可能だ。元が秘匿回線なだけに処理が複雑になってはいるものの、逆探知は即座に完了した。

 発信元はやはり変わらなかった。

 

『落ち着いてるじゃないか。ああ、大丈夫。君が心配している人間には簡単な暗示をかけただけだ。色々と喋ってもらったが、殺しちゃいないし傷つけてもいない』

 

 今後の生活には多少支障が出るかも知れないがね、とからかうように嘯くが、それを相手にしてはいられない。いっそのこと処理してくれた方がよほど嬉しいくらいなのだが。

 

「何者かと聞いているのだが?」

 

 自然と受話器を握る手に力が篭もる。

 捜査員をすぐさま派遣することも可能だが、恐らく電話の主はそれも織り込み済み。何分で到着するか測ることでこちらの網の目を推測することだろう。

 

 通常の工作員などであればそこから騙し合いへと突入していくのだろうが、ここまで大胆に行動してくる以上、相手は間違いなく一級の魔術師。いかにこちらがそうした手合いに長けていようとも、逆に返り討ちになる可能性は非常に高い。

 

 近場に二名、一〇分以内に現場に急行可能です、と殴り書きにしては丁寧な字で秘書官がメモ用紙を差し出してくる。

 近くのカメラは“上”の意向もあってこちらからは見られないように設定してあった。面倒ではあるが、顔だけでも押さえるのなら直接出向く必要がある。

 

 現場ではなく近場のビルで監視。間に合わないだろうが、二十八人の怪物(クラン・カラティン)を対サーヴァント装備で現場に急行させるよう指示を出す。サーヴァントの数が合わないと発覚した後だ。相手が何者かは関係ない。

 まずは情報を確実に蒐集することが重要である。

 

『私の名前などどうでもいいではないか。まずは話し合いをしよう』

「話し合いだと?」

『そろそろこの聖杯戦争にイレギュラーが交じっていることに気付いたのではないかね?』

「……何のことだ?」

 

 我ながら下手だな、と思いながらも少しでも話を長引かせるべく署長はとぼけてみせる。しかし、いくらなんでもこの話題はタイミングが良すぎる。

 

『東部の検問は少々ハデ過ぎじゃないのか? 何があったのかバレバレだ』

「テロリストが潜伏しているという情報が入った。警察ならば当然の措置だろう」

 

 対外的常套句を用いるが、これにしても情報が早い。

 検問は消滅した二体のサーヴァントのマスターを確保するために敷いたものだ。近場にマスターがいればかなり動きづらくなっただろうが、これで捕まえられるとも思っていない。敢えて網は粗くしてあるし、二十八人の怪物(クラン・カラティン)も投入してはいない。

 

 要はできる限り多くの手がかりを得ることが先決なのである。今は捕まえずとも顔写真の一枚でも撮れれば十分だ。その後で逃走ルートでも割り出せば行動予測も立てやすいし、このまま泳がせば餌としても機能するだろう。

 

『一応伝えておくと、湖畔の別荘近くに上半身のない死体があるぞ』

 

 どうやらその餌はとっくに喰われてしまったらしい。

 真に受けるわけではないが、調べないわけにもいくまい。

 

「情報提供には感謝しよう。だがその程度で私に何をさせたいのかな?」

『“偽りの聖杯”、どこにある?』

 

 受話器の向こうでクハハハハと笑う声がした。

 リスク管理の観点から“上”の幹部以外に詳細情報は敢えて知らされていないことも多い。特に“偽りの聖杯”に関しては存在はともかくとして具体的な場所を知る者は少ない。そして、その全体像を知っている者も。

 署長だって、全体を把握しているとは到底言えないのだ。全体を把握できていないということが分かる程度にしか、情報を与えられていない。

 

「知らんな。何の話だ?」

『土産話くらい渡すつもりだぞ? 例えば――七番目のサーヴァントとかな』

 

 即答してみせはしたものの、提示された条件はこの聖杯戦争とは別個に署長が今最も欲する情報でもあった。後々の、この戦争終了時に処理されないための。

 だからといって、おいそれと喋っていい内容ではない。

 

「知らないと言っている」

『では私が勝手に話すことにしよう。そちらで確認でもなんでもしてくれ』

 

 会話のペースを完全に握られている。

 向こうとしては署長が何を言おうとこの筋書きを最初から通すつもりだったのだろう。それを強制的に遮断するには受話器を置けば済むだけの話。だが、それはリスクの高い行動だ。

 たとえ益体のない話であっても、時間稼ぎはせねばならない。

 

「………っ」

 

 状況を認識すればするほど、苛立つ自分に苛立ってくる。

 こうして連絡してきているということは、受話器越しのこの何者かは二十八人の怪物(クラン・カラティン)、そして“上”についても詳細を掴んでいるに違いなかった。その情報を他勢力へ受け渡せば二十八人の怪物(クラン・カラティン)は一気に窮地に立たされるし、この戦争の根幹も今以上に揺らいでしまう。

 特にアーチャーとランサーを同時に相手にするのはマズすぎる。

 

『まず、君らが危惧しているであろう七番目のサーヴァントだが、安心したまえ。あれは君達の用意した“偽りの聖杯”によるものではない。霊脈に多大な負荷をかけることだろうが、大した問題にはなるまいよ』

「随分と詳しいじゃないか」

『ただの観察だ。特にヒュドラの召喚は致命的だったな』

 

 何だと、と喉から出かけた言葉を署長は呑み込む。ここで焦りを見せればつけ込まれかねない。

 

「ヒュドラがどうだというのだ?」

『クハハッ。あれの存在がそもそも不可思議だとは思っただろう? あのヒュドラが簡単に人間の召喚に応じる存在だと思うか? そもそも英霊というカテゴリにすら入るかも怪しい化け物だぞ?』

「否定はしないが、事実としてヒュドラは召喚されている。そもそも我々の及ばぬところでイレギュラーが発生することは珍しいことではない」

 

 正々堂々と戦争しようと考える方がおかしいだろう。相手の裏をかくことこそが戦争の本質だ。そこに汚いも卑劣もない。

 

『なら、もうひとつ尋ねようじゃないか。署長、君はあのヒュドラがコントロールの利く存在だと思うかね?』

「それは――」

 

 おそらくは、無理だろう。

 あの巨体にあの魔力、獰猛な性格に無差別に撒き散らされる毒。制御しなければならぬ点は多いというのに、知性体としてのコミュニケーションは不可能。

 残った手段は令呪だが、一体どんな命令をすればあれをコントロールできるのか皆目見当もつかない。よしんば令呪でコントロールできたとしても、たった三画では到底足りはしないだろう。

 

『故に、だ。あのヒュドラはそもそもコントロールを受け付けるシステムを実装していないことになる』

「馬鹿な。それでは一体何のための召喚だ」

 

 相手の言葉を一笑する。

 コントロールできなかったが故に失敗したのが冬木の第一次聖杯戦争であり、そのために用意されたのが令呪のシステムだ。元より英霊という高位の存在を召喚するのだから、召喚者の目的に沿った行動をとってもらわなければ召喚する意味がない。

 

 かといって、完全に無意味というわけではない事実が状況判断を曇らせる。英雄王を打倒の可能性を論じるのなら、下手な小細工よりも余程効果的だ。目的を狭め用途を限定すれば、ヒュドラ召喚は十分に意義の在る物になるのである。

 

『もっと分かり易く言おうか。この聖杯戦争で召喚された六柱のサーヴァント以外は、全員コントロール不可能な英霊だ。この“偽りの聖杯”戦争を荒らすためだけに用意された盤上外の駒なのさ』

「外部からの妨害工作とでもいいたいのか?」

 

 実際に教会と協会に喧嘩を売っている以上、そうした手勢は少ないどころか多いくらいだ。だが、もし英霊を別枠として召喚できる手段があるとするならば、こんな回りくどいやり方などしないだろう。

 

 聖杯戦争としての規模は冬木のオリジナルに劣るが、極論、街一つ潰す理由にはなり得る。ヒュドラクラスの化け物を数体放置すれば、スノーフィールドはその余波だけで怪獣映画の如く壊滅することになるだろう。

 

『外部かどうかは定かではないがね。少なくとも、ヒュドラを召喚した当事者に、そうした意図や危機感はなかっただろうよ。背後で操っているのが誰かは知らないが、目的は『妨害』ではなく『横取り』というところだろう』

 

 声の質に嘲笑う影がある。まるで見当違いなことをしている黒幕を滑稽だと、腹を抱えて笑っている。

 対して署長は笑えない。電話の主の言うことは真に受けることこそできないが、大きく外れてはいないだろう。

 

 ヒュドラの情報を切って捨てた署長に対して、子細に観察し出された結論は至極納得いくものだ。そしてそれを見せつけられただけにこの人物が持ち得る情報はあまりに危険すぎる。

 それこそ、署長達が絶対に隠し通さねばならぬ情報まで、この男は握っている。

 

「……貴様、どこまで知っている?」

『この偽りの聖杯戦争のシステムについてはおおよそ予測できているつもりだ。ただ、それを影で操る人間がいるとなると、全容がどうにも掴めなくてなぁ』

 

 実にあっさりとした告白ではあるが、署長の顔色は見る間に青く変わっていった。この発言は致命的すぎた。

 咄嗟に二十八人の怪物(クラン・カラティン)で秘匿しているシステムの裏コマンドや報告していない宝具、イレギュラーな事態に対するマニュアルなどを思い浮かべる。

 反乱を企てられていると思われても仕方のない裏切り行為であるが、“上”の情報が漏れている可能性がある以上、必要とされるのは“上”に知られていない保険の数々だ。

 署長が原住民に対して仕掛けようとしたことを、そっくりそのままやり替えされてもおかしくはない。

 

「では、貴様は全サーヴァントを把握しているということか」

『ひっかけるにしたってもっとマシな手を考えるんだな。そもそも、サーヴァントを把握する必要があるのはお前達だけだろう? 互いに戦い合う必要なんてどこにもないのになぁ?』

 

 署長のかまかけにもやはりひっかからない。

 相手の手の内を多少なりともさらけ出させただけ十分だが、それだって意図してさらけ出したものだろう。今の手札で交渉するにはあまりに危険が大きすぎる。

 

『まあいい。そろそろ君の手駒も来る頃合い……おっと。これはしまったな。この距離で抵抗できぬほど未熟とは思わなんだ』

 

 隣で秘書官から派遣された隊員がシグナルロストしたことを報告される。必死に応答を求めているようだが、機械は正直だ。何をされたのかは知らないが、状況から通信機だけを器用に破壊したとも思えない。

 

『すぐに手当をすれば何とかなるかもしれんな』

「貴様の目的は何だ?」

『最初に言っただろう? “偽りの聖杯”はどこにあるのか、と。他にもやりたいことは沢山あって私としても困っているが、そうさな……』

 

 署長の怒声を柳のように受け流すが、答える声に沈黙が交じる。ここに来て、はじめて声の主は沈思している。

 

『署長に悪いようにするつもりはない。ちょっと“上”に黙ってもらうくらいのことはするがね』

「恩でも売っているつもりか」

『まさか。しかしこれで君ならば三日間は自由にできるのではないかな?』

 

 期限付きの自由。

 確かに二十八人の怪物(クラン・カラティン)はその任務の性質上、横紙破りな強権を認められている。だからといって上限がないわけではなく、“上”に対してはそれなりの手順を踏み、許可を得なければならないことも多い。

 そこには現場の意向を無視した政治的思惑もあり、“上”にとって二十八人の怪物(クラン・カラティン)の命は想像以上に軽いことを意味していた。

 

 その楔を、三日間とはいえこの男は解き放つという。

 

『“上”が機能を取り戻してからは私の知ったことではないが、それまでに決着を付ければ問題はあるまい?』

 

 先のランサー戦を思い起こす。あの戦いをきっかけに戦況は大きく動いた。そのため仕方なく、署長は作戦フェイズの移行を断行した。これ以上のフェイズ移行は署長の権限にないためできないが、“上”が機能不全に陥るような状況であればその限りではない。

 

 フェイズ6で使用可能となるレベル3の特殊宝具の開帳ができれば、この戦争を即座に終わらせることは可能だろう。

 逆に言えば、これで成果を出さねば“上”は即刻署長を――二十八人の怪物(クラン・カラティン)そのものを処断することとなる。

 

 ハイリスク・ハイリターン。いや、傍観というローリスク・ノーリターンという手もないこともない。だが後者をとるような人間ならば、最初から聖杯戦争に参加するわけもない。

 

『また改めて連絡をしようじゃないか。何、今すぐに返事は期待しておらんよ。確認するぐらいの猶予は与えようじゃないか。それまでに無様なリタイアだけはしてくれるなよ、署長』

 

 署長の言葉を欠片も待つこともなく、通話は終了する。

 暗躍する何者かは、どうあっても署長に動いてもらいたいらしい。

 

 仮に、ここで署長があらゆる制限を外し自由に動くとなれば、この戦争での勝利は間違いない。その代わり、この聖杯戦争のシステムが外部に露見する可能性は極めて高くなる。三日間という制約が積極攻勢を選ばざるを得ないからだ。

 

「いかが……いたしますか?」

 

 さすがの万能秘書官も事態の困惑を隠せない。

 二十八人の怪物(クラン・カラティン)の中には“上”からの監視として入っている者もいるが、この部屋の中にそうした間者は予め排除してある。つまり、相手の口車に乗るのも、ありのままをそのまま報告することも署長の自由である。

 

 時間はあまりない。それでなくとも忙しいのだ。これ以上時間をかけることはできない。

 

「……まずは裏をとる。現場に部隊はもうすぐ到着するな?」

「あと一分です。倒された下級隊員も、かけつけた他の隊員により心肺蘇生措置がとられています」

 

 本来であれば心肺蘇生よりも先に任務を優先させるところだが、何人で向かわせても碌な結果にはなるまい。秘書官の判断は至極真っ当だ。

 

「スノーホワイトの使用率を既定値から五ポイントだけ上げて周辺クリーニングを開始。足取りを追えるようなら追尾し潜伏先を特定しろ」

「五ポイント……ですか。周辺クリーニングでしたら二ポイントの底上げで十分かと思いますが」

 

 二十八人の怪物(クラン・カラティン)にはその性質上、スノーホワイトと呼ばれるレベル3の特殊宝具の優先使用権が限定的に認められている。とはいえ、既定値を超えた分に関しては厳密な報告義務が課されており、同時に見返りにあった成果も求められる。

 署長が魔術師として表に出ず穴熊にならざるを得ない理由の一つが、この下らぬ報告書の作成のためである。

 

「虎穴に入らずんば、だよ。これなら言いわけとしてギリギリ通る範囲だ。これで“上”の反応を見る。そして余剰ポイントで二十八人の怪物(クラン・カラティン)内部のチェックを順次行うように。煽られて反乱を起こす馬鹿がいないとは限らん」

 

 最後の一言はただの攪乱だと思うが、念のためだ。それにヤツにとって署長の席に座る者が署長である必要はない。

 

「畏まりました」

「私はこれから他の“上”の様子を見てくる」

 

 七番目のサーヴァントの案件から、元より個別に乗り込むつもりであった。だが、交渉ではなく暗示の類を確認するのであれば二、三人会っただけでは意味がない。

 面倒ではあるが、これから“上”の数人と連続して訪問しなくてはならない。場合によっては、ラスベガスまで飛んでいく必要もあるだろう。

 

「しばしお待ちを。私も共に参ります」

「必要ない。私の留守の間は君が指揮を執れ」

 

 現状での指揮権は実を言えば副官である“上”の息のかかった者に委譲されるのだが、それをすると署長の行動が筒抜けになってしまうし、反乱を起こす馬鹿筆頭にわざわざ席を譲り渡すのも馬鹿らしい。

 秘書官が共に動くとなると有事の際に二十八人の怪物(クラン・カラティン)は群体としての機能を失うことになる。

 

 戦争の最中に戦線を離脱するのはそれはそれで策として機能する。幸いにして余力はあるのだ。いらぬ情報に惑わされぬよう動くためには、今しか決行する機会はない。

 

「オフェンスとして数人いればいい。私の宝具ならディフェンスは必要ないだろう」

「ここで手の内を明かすような真似をして欲しくはありませんが」

 

 苦言を呈し少しでも考えを改めてもらおうと秘書官が動くが、それを是とする署長ではない。

 無理にでも共に行動したいところなのだろうが、指揮権を委譲されたとなるとさすがの秘書官も無闇に動くわけにもいくまい。次善策として代理として秘書官が出向くことも検討するが、“上”と直接会うとなれば代理では話にならない。

 

「……地下に車を用意させました」

「では、行ってくる」

 

 深々と礼をして見送る秘書官を後ろに、署長は本拠地としているビルを後にする。

 この聖杯戦争始まって最初の外出である。様子を見るとは言ったが、ほぼ確実に暗示にかかっていることだろう。

 

 問題は暗示にかかっていない“上”の連中だ。戦時下で署長の動きは不自然極まりないが、その時は腹をくくるしかあるまい。秘書官のサポートなしであの連中を相手取るのは骨だが、なんとかなるだろう。

 

 ともあれこれで事態はまた一つ動くこととなる。

 このスノーフィールドにいる“上”は一人、確実に減った。場合によっては戦争のどさくさに紛れて退場願おうと考えてはいたが、手間が一つ省けたことになる。

 

 署長が乗ったドイツ製の大型車両は当然ながら特注品だった。防弾なのは無論のこと、防音としても完璧である。運転席とも仕切られているこの後部座席は完全に署長のプライベート空間だ。

 

 戦争開始以前から常に誰かと居たためにゆっくりと休めなかったが、今この場だけは別である。

 ここでは何を言っても許される。

 

「これで……書類仕事ともおさらばだな」

 

 その後の交渉の成果を思えば、署長の言葉はまごう事なき本心だった。

 

 


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