仮面ライダーリュウガ 〜暗黒を纏いし黒騎士〜   作:人類種の天敵

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ども、天敵です。新しいライダーは3人です。どれももれなくモンハンのパクごほんごほん。ワカッタヒトハドミナントーーー!!!
擬人化ミラ☆もん
ドラグレッダー
・赤髪ツインテ
・ツンデレ
・真司の餃子が好き好き大好き
・姉のドラグブラッカーとは喧嘩という名の殺し合いをする仲

☆仮面ライダー契約裏ルール
1、契約者は契約モンスターの発情期・繁殖期の際に○○○しなければならない(犯んないともれなく捕食☆)
2、契約モンスターは子作りの際に子を成すために女性態となる。ヒャッホーウ!僕と契約して、仮面ライダーに変身させてよ!ついでに子作ry
3、仮面ライダーガイの契約モンスターであるメタルゲラスの場合はガチムチのイッツ ダンディー(な、なんで俺のだけ男アッーーー♂)
4、ベノスネーカーによると浅倉はちゃっちゃくて可愛いらしい。何が?とは言わないけどナニが
5、ブランウィングは白馬の王子様のような美青年かと思いきやくそったれなナンパ野郎……と思わせてボーイッシュな純情ちゃん
6、エビルダイバーはSM好きのむっつりスケベ。あ、だから鞭みたいな武器を使うのか。納得
7、佐野は搾り取られて死ぬと思う佐野君ハーレムで幸せそうだね


新たなライダー

ピピピ ピピピピ ピピピピ

 

「んが………」

 

ピピピピ ピピピピ ピピ カシュン

 

「うるさいよ……むにゃむにゃ」

 

………………………

 

「…………って!?もうこんな時間!?や、やばいやばい!遅刻だ!」

 

 

「お、バカが起きた。そういうわけでカフェオレ一杯よろしく」

 

「何がそういうわけで、よ。第一アギト君、まだ中学三年生ぐらいでしょ。学校行かないの?」

 

ジト目で呆れながらも俺にカフェオレを作ってくれている女性、神崎優衣。彼女の言葉を聞き流しながら、上の階から聞こえるドタバタとした音をニヤニヤしながら聞く

 

「そ・れ・で?アギト君学校は?」

 

トン、と律儀にもカフェオレを作ってくれる神崎優衣へ苦笑しながら。いつも着てる黒いパーカーのポケットに入っているカードデッキを取り出す

 

「俺の仕事は世界の平和を守る仮面ライダーだー(棒読み)」

 

まあ、ミラーモンスターを駆逐してるのはただ単にドラグブラッカーとゲリョスウィングの餌やりの為なんだけどな

 

「そうだよな!アギト!やっぱり俺たちは世界の平和を守るry」

 

「はいはい、世界の平和を守る前に会社に遅刻しない時間を守ろうか」

 

ジャンパーを羽織りかけのバカーー城戸真司という同居人に向かって、今何時だ?と言いながら腕につけたG-SHOCKを指でトントンと叩く。案の定目の前のバカは一瞬にして顔を真っ青にさせ、風の様に喫茶店から飛び出した

 

「あ、そういえば蓮は?」

 

「蓮なら買い出しだよ。それでアギトちゃん」

 

思い出した様にもう一人の同居人の名前を呼ぶ。すると、老齢な女性の声が返ってきた

 

「新作ブレンド、飲んでみないかい?」

 

「い、いや。俺はカフェオレで十分かな、うん」

 

悪魔の様な笑みを浮かべるばあさんに両手を前に掲げてお断りする

 

「あらそうかね?」

 

「ああ、それに……」

 

ーーーーキイィィィィィィィン

 

頭によぎる不快音。これが理由で十分すぎる、学校になんて行ってたら

 

「俺のモンスターに餌をやれないだろ?」

 

「はぁ、お兄ちゃんがライダーシステムなんてものを作るから……」

 

「お前に生きて欲しいからだろ?よく出来た兄貴だと思うけどね」

 

額に手を当ててため息をつく神崎優衣に茶々を入れる。

神崎優衣の兄、神崎士郎はシスコンの気が偶にキズだが、神崎優衣が少し羨ましいのは本当の事だ

 

「もう!茶化さないでよ。アギト君」

 

「はは、悪い悪い。じゃあ行ってくる」

 

頬を膨らませた神崎優衣に両手を合わせて謝ってから喫茶店の扉を開く

 

「………さて、と。餌やの時間だーーゲリョス、ドラグブラッカー」

 

『グゴォォォオア』

 

『ゲーゲゲッゲ』

 

ガラスの表面、いや…ガラスの向こうから二匹の怪物が現れる。

そのうちの一匹。黒い龍の姿をしたミラーモンスター。ドラグブラッカーは契約者である龍賀アギトへ嬉しそうに嘶き。

もう一匹、間抜けたクチバシをもつ怪鳥型ミラーモンスターのゲリョスウィングは、癖なのかカンカンと自身のクチバシと頭の突起物を打ち鳴らしていた

 

 

 

 

 

ーーーキイィィィィィン

 

「!これは、ミラーモンスターが暴れてるのか!?」

 

自分の勤める会社までバイクで疾走中のバカ真司こと城戸真司は、突如頭によぎる不快音に頭を上げた

 

「ど、どうする。今月、これで遅刻4回目だし……だけどミラーモンスターが暴れてるのは見過ごせない……でも編集長が……」

 

ううむ、と腕を組んで唸る真司。数秒かけて悩んだ結果、バイクの進路を変えてミラーモンスターの場所へ行くことにした

 

「おっしゃあっ!待ってろミラーモンスター!」

 

「はい、ストップ」

 

気合十分の真司の目の前に表れる

 

「うおおおおおおおおおお!?」

 

俺を轢くまいとバイクを急ブレーキさせる真司、タイヤの擦れる音が煩く響き渡る

 

「あッッッッッッぶねええええだろ!?アギト!!」

 

ぜぇ、ぜぇと息をしながら俺を睨む真司に悪い悪い(笑)と言いながら後ろに乗る

 

「いやあ、俺はバイク持ってないからさー。悪いな、そういうわけでよろしく」

 

「ったく、それじゃあ掴まってろよ」

 

とりあえず謝っとけばなんでも許してくれる真司が少しツボに入ったが、これで足は調達した。

後はミラーモンスターを倒すだけだ

 

 

 

 

 

『コケーー!!コッコー!』

 

「う、うわぁぁぁ!!?か、かかか、怪物だぁぁ!!!」

 

『コココケ!コッコココ!!』

 

「きゃあーー!?誰か!誰か助けて!!」

 

 

「!ミラーモンスターが現実世界に!急いで助けなくちゃ!」

 

目の前には鶏型のミラーモンスター、先日散々狩ったチキンフライが十匹と群れで行動していた。

そしてチキンフライによって起きている被害に、真司がデッキを取り出しながら鏡へ向け、腰にVバックルを装着した

 

ーーーキイィィィィィン

 

「……いや、真司。ここは俺がする」

 

「は?この数だぞ、いくらアギトでも」

 

言いかけた真司だが、恐らくあいつにも新手の不快音聞こえたはずだ

 

「そうだ、真司。恐らく他の所にもミラーモンスターが出現してる。ここは俺がやるからお前は別の方に行け」

 

頭に被ったヘルメットを脱ぎ捨てながらバイクを降りる、ヘルメットを真司に返すと、「分かった、負けるなよ」という言葉が返ってきた

 

「誰に言ってる?お前より先に仮面ライダーやってんだぞ?」

 

「それでもだよ。じゃあ、また後で」

 

そう言った真司は、バイクを発進させてちょうど女の子に飛びかかっていたチキンフライを蹴飛ばし、バイクではねて走り去っていった

 

「ふぅ、それじゃあ始めるか」

 

チキンフライの方へ歩みながら炎上した車の、ひび割れたガラスへとカードデッキを向ける

 

「いやぁぁ!!いやぁ!!止めてええ!来ないでええええ!!」

 

『コケーー!!コッココケ!!』

 

「…………」

 

貧相な翼を広げて頭を振りかぶるチキンフライへ、走って十分な助走をつけたまま跳躍。生身での飛び蹴りを喰らわせる

 

『コケーーーー!!?』

 

「ふっ!…おい、邪魔だ。さっさとどっかに行け」

 

「へ?あ、あ……」

 

よく見れば女はどうやら腰が抜けているようだ

 

「ち……少し待ってろ」

 

『コケーーーー!!?』『コココッコッココッコ!!』『コケコーーーー!!!』

 

叫びながらこちらへ突っ込んでくるチキン三体。俺は腰のバックルへカードデッキを装着して「変身」と呟いた

 

『コ、コケ!?』

 

『ハァッ!』

 

目の前で変身した俺に驚いて動きを止めたチキンフライのクチバシへ、強烈な回し蹴りを決める

 

『フンッ!ハァッ!!』

 

残りの二体へ蹴りとパンチを喰らわせた後、腰のデッキからカードを一枚取り出す

 

『コケコーーーー!!!』

 

左腕についたドラグバイザーへカードを挿入する、ガチャン。という音と共にくぐもった音声が流れる

 

『SWORDVENT』

 

『ハッ!!』

 

手にした剣。ドラグセイバーで突っ込んできたチキンフライを斬りつける。大振りで斬るのではなく、素早く何度も斬りつける

 

『コケコ……ケコッ!?コッコーーー』

 

動きの鈍った相手の胴体を目掛けて、思い切りドラグセイバーを振り抜く。そしてチキンフライは上半身と下半身を分離させて絶命した

 

『次だ、ドラグブラッカー、ゲリョス。適当に喰っとけ』

 

『ガァァオオオオ!!』

 

『ゲゲゲッ!!』

 

ドラグブラッカーが長い躰をくねらせながら黒い黒炎を吐く。それは三体のチキンフライに衝突して、まるで石になったようにチキンフライの動きを止めた

 

『コ、コケッ!?ケコッ!?』

 

そして動きのとれないチキンフライへ自慢の尻尾を繰り出すゲリョス。伸縮自在の尻尾は的確にチキンフライの体へ叩き込まれる

 

『グコオオオオオ』

 

そしてボロボロのチキンフライを大きな口を開けてかぶりついたドラグブラッカー。いつ見てもあいつの食べ方は美味しそうだ

 

『ハァァァ……シッ…!!』

 

俺はというと、現状六体を相手取りながらドラグセイバーに黒い炎を纏わせる

 

『コココッーーー』

 

『ケコッーーー』

 

その炎を黒いオーラのように周りへ放ち、チキンフライの動きを石化させ、続いて炎の斬撃を飛ばす

 

『ゲココッーー』

 

『コケーーーー!!?』

 

二体を葬り去る。残り四体、もうすぐ終わるか。

俺へと威嚇の声を上げるチキンフライへドラグセイバーを煌めかせる

 

 

 

 

 

 

「二人共、急いでくれ」

 

「はぁ、はぁ……帰宅部の俺がお前ぐらい体力あるように見えるか?なあ、理緒」

 

「はふぅ……はふぅ………へ?何か言った?ご、ごめん!は、走るのに夢中でぇ……はふぅ……き、聞いてなかったよ……はふぅ……」

 

「お、おう?」

 

ミラーモンスターの出現によって混乱した街を疾走する男女。その腰には仮面ライダーに変身するためのアイテム、Vバックルと、手にカードデッキが握られていた

 

「ミラーモンスターがかなり暴れてる。千冬さんたちIS部隊は別の場所で交戦中だ。早く倒して加勢に行く。わかった?」

 

「分かった分かった。もっとも、あの人に限って加勢しに行かなくてもいいんじゃねえか?」

 

「そうも言ってられないよぉ…はふぅ…はふぅ……わ、私達…か、仮面ライダーなんだからさ……はふぅ……はふぅ…」

 

疲労困憊の少女の言葉に頷く男とニヤッと笑う男。3人はカードデッキを腰のVバックルへと装着した

 

「変身!」「変、身っ!」「へ、変身…」

 

次の瞬間。街中を疾走しているのは先ほどの男女ではなく。砂漠の砂ような乾いた肌色の甲殻をもつ二本角の騎士。オレンジ色をベースに虎のような青い縞模様を持つ轟の騎士。そして緑の装甲を持った騎士だった

 

「おらおら!どけどけどけ!!!」

 

「おい!市民が怯えるだろ!」

 

「今の虎徹に言っても、何も聞かないと思うけど?」

 

弓の外形を持つ毒召弓(どくしょうき)レイアバイザーを持つ女騎士がそう呟き。

盾の召喚器。堅召盾(けんしょうじゅん)ブロスバイザーを掲げた角騎士が額に手を当ててため息をつく

 

「はっはー!!モンスターはどこだ!!?」

 

そして大剣、轟召剣T-バイザーを振り回す轟騎士が喜色の声を上げて走る

 

 

 

 

 

 

『コケーーーー』

 

ドガァァァァァァン

 

『………ん?騒がしいな…』

 

一体をドラグセイバーで突き刺し、チキンフライの体内で剣に纏わせた黒炎を暴発。そのまま爆散させたリュウガは、新手の気配に警戒を強める

 

『来るか?後三体も残ってるんだが……面倒になるな』

 

『グゴココ』

 

『ゲゲゲ』

 

ドラグブラッカーとゲリョスの方は臨戦態勢の様だ

 

『ん!敵がいねえぞ!!』

 

『……来たか』

 

轟くような大声の方へ顔を向ける。声の主は仮面ライダーのような騎士の格好で、自身と同じ長さの大剣を軽々と肩に担いでいた

 

『………(新しい仮面ライダー……か)』

 

『お?まだ、三体のモンスターと、黒くてでっけえ龍型に不細工な怪鳥型か。まあ、これぐらいで我慢してやるか…よ!』

 

突如上空へと飛んだ轟騎士は振り上げた大剣をドラグブラッカーへ叩きつけた

 

『ゴァァァァアアアアアーーーー!!!』

 

『はは!!くたばれ!!』

 

痛みに躰を捻るドラグブラッカー。リュウガは舌打ちをして乱入者へ剣を向ける

 

『やめろ……そいつは俺の契約モンスターだ』

 

『あ?誰だてめえ。正義の執行中だ邪魔すんじゃねえよ』

 

まるで聞き耳を持たない仮面ライダー。ドラグブラッカーへと追い打ちをかける不届き者へ、ドラグセイバーを斬りつける

 

『ハァッ!!』

 

『ガッ!?テメェ!何しやがる!』

 

5メートル先へ吹き飛ばされた仮面ライダーが、怒りをあらわにする

 

『黙れ、俺の契約モンスターに危害を加えるのなら。黙ってやらせるか』

 

コツ、コツ……とゆっくりと歩を進め、ドラグセイバーをだらんと下げる

 

『FINALVENT』

 

その音声が流れたのは、俺と轟騎士が腰のカードデッキから一枚のカードを引いた時だった

 

『グガァァァァァァァァァァ!!!』

 

目の前から二本角の大型ミラーモンスターが突進してきた。避けるか…

 

「…あ……」

 

『!…ちっ!!』

 

『GUARDVENT』

 

ドゴォォォォォォォォォォンッッッ!!!

 

『やったか』

 

『おい!邪魔すんなよ!アイギス、あいつは俺が倒す!』

 

アイギスと呼ばれた角騎士が轟騎士を起こす

 

『何言ってるんだキング。それに、FINALVENTを直で喰らったんだ。立ち上がれるはずがない』

 

『……そうやって油断してると殺られるぞ』

 

『!?ぐあっ!!』

 

『てめえ!』

 

煙から飛び出して蹴りを喰らわせる。そしてブヨブヨのシールドでキングと呼ばれた仮面ライダーの大剣を弾きかえす

 

『う、うお!?』

 

『はぁ、はぁ、ハァッ!!』

 

仰け反った相手を蹴り飛ばす。そして、まずは左腕に抱えた少女を安全な場所へ降ろす。ブヨブヨシールドを投げ捨ててドラグセイバーを持ち直す

 

『GUARDVENTが間に合ったから良かったが……一撃喰らえばヤバかったな』

 

『コケーーーー!!』

 

『コケッコーーーー!!』

 

『はふぅ!?ちょ、ふ、二人共。ミラーモンスターを先に倒してーーやぁっ!?』

 

『ちっ、次から次へと…!シッ!』

 

どうやら新手のライダーがチキンフライ三体に袋叩きにされてるようだ。

仕方ないので黒炎の斬撃を放ち、チキンフライを纏めて石化させる

 

『あ……へ?』

 

『邪魔だっ!』

 

『FINALVENT』

 

『わ、わわっ!』

 

頭を抱える女騎士に警告を飛ばしてドラグバイザーへカードを挿入。くぐもった音声と共に宙へ飛んでドラグブラッカーの黒炎を推進力のように使ったドラゴンライダーキックを放つ

 

『ケコーーー』

 

ドガァァァァァァァァンッッッッッ!!!

 

三体纏めてFINALVENTで倒す。エネルギーがカードデッキの中へ収納される

 

『シエラ!大丈夫か』

 

『野郎……マジで許さねえ!』

 

『あれ?ふ、二人共?』

 

激昂する仮面ライダーアイギスとキング。首を傾げるシエラと呼ばれた仮面ライダー

 

『FINALVENT』

 

ーーー三枚目のFINALVENTが発動した

 

『グギャァァァァァッッッ!!』

 

『グッ…!ガッ!』

 

虚空から現れたモンスターの鋭い一撃を喰らう

 

『おおらぁぁぁぁぁ!!』

 

大振りの大剣と、獰猛なモンスターがこちらへ突っ込んできた

 

『クソが…!』

 

カードを引き抜いてバイザーにセットする。果たしてGUARDVENTは間に合うか。間に合うとしてもFINALVENTに耐えられるか?

 

『ゴァァァァアアアアア!!』

 

『GUARDVENT』

 

ドガァァァァァァンッッッッッ!!!

 




とりあえず前書きの裏ルールは本当天敵の願望。げっへっへ
あと2話か3話でIS学園に行くと思います。もう少し待ってて下され
ぶっちゃけ今回出てきたティガとタイガは被るかもな……まあ、いいか。それよりも真司の口調がおかしくないかが心配。もう一回動画でも見てみるか……と思ったらブレイドにハマってしまった、特にニーサン。良い台詞だ、感動的だな。だが無意味だ(^u^)
グレイブもかっこよくて好きなんですがね……ニーサンの圧倒的キャラが……笑顔で腹パンは絶対吹くだろ……

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