艦これ世界に転移した狙撃兵の戦闘記録   作:Lindwurm

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あれ〜(クリスマスとっくにすぎてるのに)おかしいね (呆れて読者様)誰もいないね(←ひでボイス

ほんっっっっっとうに遅くなってすいません‼︎新年早々やらかしました
言い訳すると…
24日 ワシ「下書き完成やったぜ じゃけんビール飲みましょうね^〜」←その後寝落ち

25日ワシ「何か忘れてるような…ままええわ、416のマガジン買いにいこ」

26日〜昨日ワシ「あっ、投稿忘れてたorz…」←天魔な鎮守府見てたら気が付いた

今日 ワシ「じゃけん投稿しましょうね〜(深酒でボロボロ)」
↓今に至る

…と言うわけでどうぞ



クリスマス特別編 Misson⁇ 聖なる夜は愛しき君と…

12月24日、クリスマスイブ

 

世間ではツリーとイルミネーションで彩られ、クリスマス一色に染まっていた。

街行く人々の中には恋人と仲睦まじく過ごす者、両親におもちゃをねだる子供、自腹を切って自分や家族へのクリスマスプレゼントを買う者、友人同士で飲みに行く者、また、家族で美味しい食べ物を囲む者もいれば恋人や友人と過ごす者、ボッチで過ごす者、プレゼントを待ちわびる子供達と多様なクリスマスの営みが繰り広げられていた。

 

 

ここ横須賀鎮守府も例外ではない。庁舎(市街地側のみ)や外柵はイルミネーションで飾り付けられ、営門付近にはクリスマスツリー、アーチにはMerry Christmasの幟が掲げられ軍事施設とは思えない雰囲気を醸していた。

 

そんな横須賀鎮守府もクリスマスムードで特大パーティーが開かれ美味しいケーキを頬張る艦娘と張り合う若い兵士、激辛カレーに凄まじい表情を浮かべる姉妹、出し物ではっちゃける者、飲兵衛に囲まれしこたま飲まされる兵士、サンタコスの艦娘に大胆なコトをされてアワアワと赤くなる同じくサンタコスの若い兵士とその彼女なのか、ふくれっ面で彼を睨…見つめる艦娘とそれを宥める数人の艦娘と提督… その場にいる一人一人が笑顔の花を咲かせ戦時中とは思えない平和なひと時を楽しみ過ごしていた。

 

さて、パーティーがお開きになり、二次会を知らせる居室の灯りがポツポツと灯り始めた。

今回はその1つの部屋、ある兵士の部屋を覗いてみよう。

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

side 柊司

 

 

 

「知ってるか?クリスマスを過ごす奴は3つに分けられる。恋人や友人と過ごす奴、家族と過ごす奴、一人ぼっちで過ごす奴、この3つd「何を一人で言ってるのかしら?」………」

 

おい、最後まで言わせてくれよ…

 

その思いを込めて遮った声の主である少女の方を見つめる。

 

「当たり前じゃない。放っておくとあれは寒い雪の日の…なんて雪も降っていないのに変な事言い出すもの」

 

そう言うのは俺の彼女、結衣だ。この世界に艦娘○○として転移以来初めて過ごすクリスマスという事で俺の部屋で二次会をやっている。

2人揃ってサンタの服で居るわけだが、結衣のサンタ服が似合っていて100点満点。とても可愛い自慢の彼女

…なのだが

 

 

「なあ、このままだとケーキ食えないんだけど…」

 

「ダメ」ギュ-

 

「えぇ…」

 

「でもよ…」

 

「ダメ」ギュ-

 

「…………」

 

 

 

 

ど う し て こ う な っ た

 

 

 

 

そう、抱きつかれているのだ。ガッチリと足まで絡められて、龍弥が言ってた何ちゃらホールド状態だ。

 

 

「なあ結衣」

 

「何?」

 

 

「ケーキあるんだけど…」

 

「そうね」

 

 

「それなら…」

 

「ダメ」

 

 

約30分も抱きしめられているのだが一向に離れる気配が無い。心なしか少し機嫌が悪いようなそんな気もする。

 

(こうなったきっかけ…ああ、アレか?)

 

結衣の機嫌が少し悪いきっかけ…ふとある事が思い浮かんだ。

 

それは先程パーティーの途中、サンタコスの愛宕さん、高雄さん、陸奥さん、姉ちゃん、千歳さんに捕まってやりたい放題"色々と"やられたのだ。 たしか赤城や蒼龍達が宥めていた気が…

 

こいつもしかして……

 

「ヤキモチか?」

 

「…ッ!」

 

あーやっぱりな…

見破られて恥ずかしくなったのか胸に顔を埋めてグリグリしてきた。 分かり易いなオイ

 

「ははっ、まさかお前もヤキモチ妬くとはな。ホント可愛いとこあんのな」

 

「む〜〜」

 

真っ赤になってる彼女に追撃をかけるように頭を撫で、サイドテールを弄って遊ぶ

 

「本当に柊君は意地悪ね//」

 

「好きな人はついイジりたくなるだろ?それと同じ原理だ。」

 

 

すると小さい声で「頭にきました」と抱きしめる力を強め、蕩けた表情で胸に頬ずりしてくるものだからドキリとしてしまう。

こんなの罰というよりもはっきり言ってプレゼントみたいなものだ。でもな、熱っぽい瞳でチラチラ見るのと立派な胸部装甲がぐいぐい押し付けてくるのは色々とヤバイからなんとかして欲しい。

 

主に俺の理性が…

 

「…私の顔に何か付いていて?」

 

この首をかしげる可愛い仕草これは流石に効いてくる。いかん、(理性が)危ない危ない…

 

「そ、そそそ、そうだ!ケーキ食わねえか?あ、あーんしてやるから…な?」

 

暴走を回避する為にそう提案すると「恥ずかしがり屋さんね」と離れて横に座って今度は密着して腕に抱きついてくる…

 

ロウソクに火をつけようとライターを出すと、そのライターを見て声をあげた。

 

「あら?このライターって…」

 

「ああ、このライターか?呉の菊池提督からのプレゼントだ」

 

結衣が気になっているのは菊池提督から頂いたライターで黒地に銀さしの模様で彩られており、金文字で加賀と刻印された大人しめながらも華やかな雰囲気を放っている。

菊池提督も今頃は俺達2人の様に秘書艦の村雨と仲良くクリスマスを過ごしてるのだろうか。そうだ、今度結衣と顔出すかな

 

どうだどうだ〜と自慢気に目の前でフリフリするのだが、太腿をペシペシ叩いてそんな事よりもケーキを要求するのだった。

 

「ほら結衣、あ、あーん///」

 

「んんっ…おいしいわね。ほらもっとちょうだい♪」

 

「ほらほらどうぞ〜」

 

「ん〜〜OC!」

 

一瞬某ZEUSのセリフ出たぞオイ…

ああ、かわええ〜

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「ふぅ、美味しかったわね」

 

「そうだな流石は間宮さんのケーキだ」

 

間宮さん美味しいケーキありがとう。渡す時やけにニコニコしてたけど、この展開予想してたんだろうな…

そして、二次会の目的…敢えて渡さなかったある物を渡すために制服のポケットから小さな箱を出す。

結衣も何か何かと気になっているようで反応が楽しみだ。

 

「さっきプレゼント渡したけど、それとは別にもう一つ渡したいものがある」

 

「これって…」

 

目が大きく見開かれ、箱の中のモノに視線が注がれる。

 

「サイズ合うといいんだが…」

 

その開かれた小さな箱の中にあるのは2つのペアリング。

 

それを見て「どうゆう事なの?これ」と混乱しているが、結衣以上に俺は沸騰している様に頭の中がグラグラしていた。

 

「さて結衣、お前はいっつもガンガン愛をぶつけてきてくれてるから俺もそれに応えなきゃなと思ってプレゼント買わせてもらいました」

 

「う、うん…」

 

「こ、こんな俺だけどお前への気持ちは誰にも負けにゃ……ん"ん"っ、ま、負けないないし、他の誰よりもお前の事を考えてる。凛々しい時もべったりしてくる時も、一緒に居てイチャついてる時も…どんな時でもお前の彼氏で良かったって強く思ってる。」

 

「もう……」

 

赤くなりながらポロポロと涙を零す結衣が何故かとても愛しく見えてしまう。

 

そして、今日一番言いたかった事を告げる。

 

「メリークリスマス、クリスマスの今日を大好きなお前と過ごせて良かった。 これからもずっと一緒にいような。いつもありがとう。それと、その…あ、あ、愛してる…結衣////」

 

結衣の手を取り、薬指に輝くリングをはめ両手で優しく包む。

 

「もう、私をこんなにして本当に意地悪ね。 ますます好きになるじゃない」

 

そりゃ嬉しいな。彼氏冥利に尽きる

泣き笑いの頬を優しく撫でながらそう思う。

 

「ぐすっ、ありがと私のダーリン」

 

「だ、だあっ⁉︎////」

 

「何か問題でも?いずれは私のダーリンになるのだからいいでしょ?」

 

「まぁ、そうだけどさぁ…///////」

 

「えへへ〜ダーリンダーリン私のダーリン〜♪」ムナイタグリグリ

 

何でこんなにも積極的になってるんだ…いつも以上にデレデレになりおって… こんな結衣皆んなが見たらびっくりするんだろうな。

 

「柊君、撫でる手が止まってるわ。もっと撫でて♪」

 

「はいはい、分かりましたよ〜今日はやけに押せ押せだな」

 

「ふふっ、こんな嬉しい事あれば誰だってこうするわ。んんっ、もっともっと〜」

 

「はいはい、ったく欲しがりめ…」

 

撫でたがりなのはいいけどよぉ、甘い声と紅潮した表情でニコニコを見つめるのは流石にこう、ムラっとくるのです…すっごくいい匂いしてるし、うっかり…

 

 

…っていかん、何考えてんだ俺!

 

 

 

「それでよぉ、今日はこのままなのか?」

 

「それもいいわね♪こうしてると『「気分が高揚します」だろ?』…頭にきました」

 

「お?お仕置きか?いいぞ、ドンと来い」

 

しかし、帰ってきた答えは…

 

「ん?おい顔が近…んむぅ⁈_____ぷっはぁ……お、おい!/////」

 

かなり長い口付け、しかもご丁寧に舌まで入れてくるディープの方…

顔が熱を帯び、頭もぼーっとしてフラフラしてきた。

 

 

「ふふっ、お仕置きという名の私からのプレゼントよ♪ メリークリスマス、私のダーリン♪」

 

「お前〜/////」

 

 

こりゃ仕置きじゃなくてむしろご褒美です…本当に(ry

 

「嬉しかったかしら?お顔真っ赤にしちゃって」

 

「うるせぇ…」

 

「あ!またそういう事を言って〜 素直に嬉しいって言わなきゃ"食べちゃう"わよ」

 

「たっ食べる⁈ いや、まあ…そりゃあ『素直に嬉しかったって言う!』ハ、ハイ…」

 

両手で顔を挟まれ有無を言わさない希薄に思わず敬語になってしまう。

 

「それでプレゼントの感想は?」

 

「う、嬉しかった…デス」

 

「ふふっ、それでよろしい♪」

 

 

 

「くっ…//」

 

 

「いつにも増して可愛いわね」と撫でくり回されるのだが不思議と嫌な感じがしない。

むしろ何というか嬉しい…そんな感じがする。

 

いっつもこんな風に楽しんでる結衣も俺の事をこんなにも想ってくれているんだと改めて感じられ、こいつの彼氏でいられて良かったと思う。

こんなに俺に気持ちぶつけて来てくれてるから俺も応えなきゃな…そう決意し、幸せそうに抱き付いている結衣を大好きだという気持ちを込めて優しく撫で返す。

今日は兵士である事を忘れて唯一の大切な人をひたすら愛する事にしよう。

「ん〜っ柊君大好き〜♪」

 

「俺はもっと大好きだ」

 

いつもとは違う甘々とした雰囲気

まっ、こんな日もたまにはいいかもな。

 

そんな俺達を満月は照らし、甘いクリスマスの夜は更けてゆく…

 

その日から結衣は「ダーリン」と呼ぶ事が増え、赤城や龍弥達に聞かれ散々弄られる事になるのは別の話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そういえばさっき、"食べちゃう"に過剰反応してたけど…何を想像したのかしら?」

 

え"っ⁈いや、何というか…その、何といいますかね…

 

「か、噛みつかれるって思っt…うわっ⁉︎」

 

横倒しになり目の鼻の先には結衣の顔が…

これってもしかしなくても

 

「本当は別の意味想像してたんじゃないの?」

 

「いや、そんな事…」

 

なんか目潤んでるし、少しハァハァしてるし…

 

「今どうされてるか分かる?」

 

「…………ハイ」

 

はい、押し倒されてます。そして顔が目の前にあります。キス寸前です…

やべぇよやべぇよ…

 

「こんな状態でも……そういう事言うのね〜」

 

「おっ、おい…」

 

おーい結衣さんや、触るのはいいんだけど手つきエロいんですが大丈夫なんですかね…

あと耳元で姉ちゃん(某軽巡2番艦)そっくりのセクシー…エr(ry)ボイスやめちくり〜

 

ナウい息子♂がいかん危ない(ry

 

すると突然「あのね…」と真面目な顔で言う。なんかピンク色の雰囲気が一変、シリアスな雰囲気に俺も少し戸惑う。

 

「私だってヤキモチ妬くに決まってるじゃない。お姉ちゃんや陸奥達だもしても大好きな人がくっ着かれてたらあまり良い気持ちにはならないわ」

 

俺ほんとバカだ…こんなにも俺の事好きでいて俺の事を思ってくれてる最高の彼女なのにこんな思いさせちまった。今回は俺も彼女がいる身、その上で仕方なかったとはいえ姉ちゃんや他の人に囲まれて鼻の下伸ばしていた。

普通だったら今こんな事していない。 しかし結衣は今俺と一緒にいてくれている…あぁ、考えてるだけでも自分がクソッタレすぎて情けねえ。

 

「すまん…いや、ごめんなさい…」

 

目と鼻の先にいる結衣に謝る。でもこれ顔少し動かせばキス寸前…

 

「いいわ。

こればかりは反省しなきゃな… 空いた時間は一緒に居てあげたり、休暇は外に連れて行くとかして今日の反省としよう。 そして明日は街へデートか…

 

だが、その前にこの状況をどうにか打開するのが先決なのだが…

 

「それでさ、どういう事想像したのかしら?言うまで離れないからね」

 

「えぇ…マジスカ」

 

相変わらず撫でるように触っている。もう股間に響いてきてるのでやめてください何でも(ry

 

仕方ない…こうなったら一か八か!

 

「その…"そう言うコト"を少し『少し⁉︎』…いえ、普通に想像しちまいました…」

 

「そう……じゃあ!ヤるしかないわね」

 

「え?」

 

するとまたエロい表情に戻って身体を弄りはじめた。おいおいおい!

ちょちょちょちょっと待って、話違いますやん! ヤるって事はそう言う事ヤるって事か⁈

 

いつのまにかボタン外されて服はだけてるし、どうしてこうなった⁈おまけに見えそうです!服がはだけてるせいで立派な胸部装甲が見えそうです!頼むから隠せ!

 

「ちょっ、不味いぞこれ!てか服ちゃんと着らんか!///」

 

「安心して。大丈夫、鎧袖一触よ…」

 

「折角の決め台詞と雰囲気が合ってないから違うだろぉ⁈てか、言ったら離れるんだったよな⁈なあ? それに服脱がせる必要あっt⁈____ぷはぁっ////」

 

そして煩いと言わんばかりに再び舌を強引に口の中にねじ込まれた。

ああ、もう理性の鎖ぶっちぎれそう…こんな事されたらもうナウい息子♂も充電完了してるし…甘い香りも相まって過充電状態… だらしねぇな⁈と言われても状況が状況だし仕方ないね♂

 

そして

 

「ここは譲れません…じゃあ、そういう事考えたダーリンにはお仕置き第2弾ね」

 

「えっ、ちょっ!おい!何してんだ!アッー」

 

しかし、辛うじて保たれていた鋼の理性も強引に消し飛ばされたのだった…

 

ウフフダ-リン アバレチャダメヨ

 

ヤメロオイ!ドコサワッテンデイ!ドコサワッテンダオマエ!

 

オモッタトオリイイカラダシテルノネ

 

オイ!ソコハダメダ!ヒエッ!

 

キブンガコウヨウスルワ

 

コレイジョウハ...ズボンヌガスナ!

 

オトナシクシナサイ ワタシダケミテレバイイノ イタダキマ-ス

 

オォ.......アッ-!

 

 

 

...........

 

 

ガサゴコ

 

龍弥「…お隣はお楽しみ中か」

 

⁇「?何か言いましたか?」

 

龍弥「いや、何でもないよ^〜じゃ、メリークリスマス♪」

 

⁇「メリークリスマス!」

 

⁇「メリークリスマスなのです!」

 

 

龍弥「と言うわけで、伸びに伸びたクリスマス回 これにて閉廷」

 

⁇(龍弥兄誰に言ってるのかしら…)

 

 

 

今度こそおわり

 




本当に遅くなってすいませんでした…何でも(ry

と言うわけで今回は得意でもないイチャイチャ回故にいつも以上にグダッていましたけどどうだったでしょうか?

ちなみに櫻井さんの彼女さんとお姉さんは某艦娘になりますが…誰だか分かったでしょうか? 分かっても感想で書いちゃダメアルヨ ネタバレになっちゃうからね仕方ないね
でもセリフで大凡誰だか察しはつくとは思いますが…

そして今回、万年デルタ先生の「桜と、海と、艦娘と」の菊池提督に登場して頂きました! 万年デルタ先生ありがとうございます!謝謝茄子!
次回もお楽しみに!

そして、深酒は身体に悪いから…やめようね!

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