皆様お久しぶりです。前作から1145141810931日ほど経って再登場しましたLindwurmです。
間開けてすいません!センセンシャル! この形になるまで試行錯誤を繰り返したんや…そのくせク○みたいな駄文っておかしいだろそれヨォ!なぁ⁈って感じの内容になってるのは許して…
今回のお話はお茶会!正装に身を包んで臨んだ櫻井さんと星野君は、金剛さんの紅茶の世界を楽しむ事が出来るのでしょうか?それではご覧ください!
お茶会と言うとどんなイメージを持つだろうか。優雅な貴族なんかの上流階級の特権、贅沢、高級感がある、紅茶が美味しい、イギリスの人達がよくやってそう…などといった人によって様々なイメージがあるだろう。
実際俺の中でもお茶会のイメージはそんな感じだった。上流階級の嗜みとか、味ではなく香りを楽しむとか、作法が細かいとか…そんな感じのな。
じゃあ何故俺がこんな話をしているかというと
「ふぉぉぉぉぉおおい‼︎おい、早く行こうぜ!榛名ちゃん達が俺を待っているんだ☆」
「はいはい、全く、嬉しいのは分かるが少し落ち着け。逃げるわけじゃねぇんだし」
そう、俺と龍弥は金剛さん達のお茶会に呼ばれたのだ。今は鏡の前で服装に乱れがないかの確認をしているところだ。
「おい、遅えんだよ早くしろって!」
「うっせぇ!分かったって言ってんだろうが‼︎ケツ引っぱたくぞこの野郎‼︎」
「やだ柊君怖い…やめて下さい…」
「柊君って呼ぶな!このアンポンタン‼︎」
さっきから何度もこう急かされている。招待されたのが余程嬉しかったんだろうな。
さて、身だしなみも整えたし行くことにしよう。
そして俺達はお茶会の場所である、戦艦寮の庭へと向かった。
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数分後 戦艦寮のとある庭
side 龍弥
「ヘーイ!シュウジ、リュウヤ!今日はWelcome to the tea partyネー!」
「いえいえ此方こそ、本日はお招き頂きありがとうございます」
「榛名ちゃんやっほー」
手をブンブン振って歓迎してくれた金剛ちゃんに柊司は相変わらず真面目に金剛にニコリと笑って返し、俺は榛名ちゃんに手を振った。小さく振り返してくれた姿がお淑やかでひじょーに可愛い
どうもその後ろで比叡ちゃんが顔を赤らめてチラチラ見ているのには気づいていないようだが…
っていうか、柊司の奴真面目過ぎて硬え
こういう時は何時もの俺みたいに友達感覚で行く方が楽しいってそれ一番言われてっから
金剛ちゃんも同じ事を思ったのか、柊司の横に回って
「むぅ、シュウジ〜そんな堅苦しいのはノンノン!リラックスして楽しくするのデース!」
「ッァ⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎」
そう言って柊司の腕に抱き着き、その柊司ははにこやかな笑顔が一変、一気に顔がトマトのように真っ赤になった。
おまけに小さい悲鳴を上げて思わず吹き出した。
ああ、大声出して笑いてぇ…
そういえば、と後ろにいる2人を見るとすっごい羨ましそうな表情をしていた。
「こ、金剛さん⁈いきなり何やってるんだ⁈はっ、離れて貰わないと…」
「シュウジ〜普通に金剛って呼んで欲しいデース」
「えぇっ⁈ちょっ、わかっ、分かったから!…こ、金剛…これでいいか…?」
その間にも金剛ちゃんの上目遣い攻撃に翻弄されて小さくなってた。 こんなんでもメッチャ可愛い彼女いるんだから驚きだよな…
あー羨ましいったらありゃしねぇぜ
「金剛お姉様、櫻井君が真っ赤になってますよ。さぁ、星野君も櫻井君もこちらに座ってください」
その様子を見かねた霧島さんに促され、俺は榛名ちゃんと霧島さんの間、柊司は金剛ちゃんと比叡ちゃんの間に座る事にした。
テーブルの上に用意されているケーキ、紅茶、スコーンと言ったお菓子の甘い香りに魅了されてもう早く食べたくてたまらん!
ここんトコお菓子食う暇なかったしねぇ…
もう待ちきれないよ!お腹がぺこぺこだお
「星野君、榛名の淹れた紅茶是非飲んでください」
「おお、サンキュー」
早速榛名ちゃんが横から紅茶を淹れてくれた。イギリスで世話になったある大尉に教わったお作法を思い出して一口ゴクリ…
「Oh…Ah....」
あぁ〜口の中に少し苦くも甘い味が広がる。
銘柄とか分からんけどきっとかなりお高い茶葉使ってるんだろう。残りをぐいっと飲んで一言
「あぁ、めっちゃ美味しい!」
そう言うと榛名ちゃんは笑顔で満足げに「榛名、感激です!」って喜んでくれた。 いや〜スタイル良いし、ザ・大和撫子な清楚系美少女なのに一人称が自分の名前ってもう可愛い過ぎてヤバい。もう一杯お願いすると、パァァっと可愛い笑顔で淹れてくれた。ヤベエよ、これもう天使ですわよコレ
ヤバい連呼してるけど、それくらい可愛すぎてヤバいんじゃぁぁぁあ‼︎ 紅茶の味も詳しくないのは決して作者のボキャが へ な ち ょ こ だからという訳じゃ…おっといけない…
その様子を、霧島さんに茶化された榛名ちゃんが顔を赤くして俯いてしまった。もうホント可愛い^
その後は紅茶を飲みながら色々と俺の事や柊司の事話をした。聞いてくれている時もニコニコとあぁ、もう榛名ちゃん好きになりそう…
さて、恥ずかしがり屋の柊司君はというと…
「あんま渋みがなくて飲みやすいな。香りもいいしダージリンは至高だ」
「Oh!シュウジもダージリン好きなんですネー!私と気が合いそうデース!あっ、コレ比叡が淹れたんですヨー」
「マジで⁈ じゃあ、もう一杯頂こうかな」
「櫻井君の為に比叡、気合い・入れて・作りました! お、お味はいかがでしょうか?///」
「あぁ、すっきりとした味で美味しい。比叡はカレーも紅茶も作るの上手いんだな」
「ひ、ひぇー///あ、ありがとう…うぅ…///」
あ、あれ?
俺はてっきり金剛ちゃんと比叡ちゃんにサンドイッチされて何も話せずに顔真っ赤にしてると楽しみにしてたのに、なんかこの3人凄い和気藹々としてるんですけど…
比叡ちゃんなんか顔を赤くして見つめていて、柊司は「比叡」って名前で呼んで友達のように接してるし、カップを持つ姿とかも本場のイギリス人らしさを感じるし、あぁ、弄り倒したかったのに残念。
「な〜んかコイツに失礼な事思われてる気がするんだよなぁ〜」
そんな事を思っていたら、スコーンをもぐもぐしてる柊司にジト目で睨まれた。
「い、いや、別に恥ずかしがり屋さんが珍しく喋ってるから結衣ちゃん以外の子と親友のように接してるのが意外だとか『お〜め〜え〜…あとで覚えとけよ』ごめんなさい!センセンシャル‼︎許して柊君!」
「だーれーが柊君だこのスカポンタン!」
そんなうがー!っと怒る柊司を結衣ちゃんの真似で煽る。が、柊司自体それしきの事で怒るような男ではないし、自身も遊びだと分かっているからこんな下らない事でも反応が面白くてついやってしまうんDA☆
…まあ、その後のハリセンの刑が怖いんだけどね
その様子を榛名ちゃんはクスクスとお淑やかに、霧島さんはあらあら、比叡はアハハと乾いた笑みを、金剛ちゃんは「2人ともファイトするほど仲良しネ!」と笑っていた。
「いや、これいつものふざけ合ィ…」
柊司がボソッと突っ込むと「オーウ!そういう事言うシュウジにはお仕置きデース!」と言って左腕にギュッと抱きつき、比叡ちゃんもお姉様には負けません!と謎の宣言をして右腕に抱きついた。
一瞬「へ⁈」という間抜けな声が出た柊司は、顔が今までにないくらい真っ赤になってフリーズしてアワアワしていて、腹の底から笑いがこみ上げて来た。
「あっはっはっははははwwwwwwww柊司おまっ、何照れてんだよwwwあ^〜腹いてぇwwwwは〜はっはっはっwwww」
もうダメぇwこんなん見てたら堪えきれねぇwさっきまで堪えてた分笑いが止まんねぇw
まあ、あんな美少女2人に抱きつかれて、しかも立派なお山をがっつり押し付けられちゃってるし、ナウい息子♂も発射体制に入っちゃってるんじゃないの?
「こっ、金剛!比叡ッ!なななっ、何やってんだ⁉︎//////は、離せ!/////」
「ン〜まだまだお仕置きは続きマース!私は食らいついたら離さないワ!」
「わっ、私だって!//////」
「ふ、2人共分かったから離して…////降参すっから…」
いや〜これぞ正しく両手に華ですなぁ^^ 金剛ちゃんなんて腕にスリスリしちゃってるし、比叡ちゃんは柊司を見つちゃってそれに気付いてチラチラと助けて欲しそうにこっちを見てくるけど、折角おもしれぇモン見れるんだし、柊司よ、もう
スルーしてこの茶番劇を笑いながら見ていた。
その後は何とか落ち着いて、互いに別の紅茶飲んだり、ケーキやお菓子を楽しみ、榛名ちゃんの可愛さに癒され、とても楽しい一日を過ごした。金剛ちゃんもまたやる時に招待してくれるみたいでボクもうスッゴイたのしみだゾ☆
そういえば、ハリセンの刑あったりするんすかね?
こわいにょ…
その後部屋を出るとハリセンを持ってマヂキチスm…じゃなくて、笑顔(目は笑っていない)で待ち構えていた柊司に捕まるも、ペ○シを2本ほど献上したところ許してもらえたので何とか免れた…
あぁ^〜生きてる〜
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side 霧島
「金剛お姉様、あのお2人また呼びたいですね」
「イェース!可愛いMy sisterを救ったヒーローと楽しくTea timeを楽しめマシタ!それに、比叡と榛名はシュウジとリュウヤとfriendlyな関係になったので良かったデスネー」
金剛お姉様はそう言って2人に言い、その2人の反応は
「星野君に紅茶褒められました!榛名感激です!/////」
「私だって櫻井君に…えへへへへ////」
比叡お姉様は赤くなった顔を手で隠し、榛名は締まりのない顔でクネクネしていました。
どうやら比叡お姉様は激辛カレーに続いて紅茶も大絶賛だったそうで嬉しそうですし、榛名は助けてくれた星野君とお話が出来て満足だったとか。 星野君も榛名の事をどうやら意識している様なので、私の計算が正しければ
2人はきっと…
そんな事を考えていると、金剛お姉様が思い出したようにある事を言い出しました。
「but,比叡を褒めた時、シュウジはlonelyな表情をしていまシタ…」
lonely…寂しそうな表情をしていた? 一体何故彼がそんな表情を? 寂しそうな表情?
そう聞くとお姉様は続けて言いました。
「そうネ、あの時のシュウジの表情とてもlonelyだったヨ…もしかしたら何かあるのかもしれないネ…」
何かあった…まさかスコーンの中身がデスソース入りの激辛ロシアンルーレットだったとか?いえ、そんな事はあり得ません。第一、そんな事したら金剛お姉様がキレて阿修羅になりますし、紅茶も比叡お姉様はかなり上手い方なので無い…
「となると、その原因となる“何か”は櫻井君自身の事かもしれな…あっ」
「ん?霧島どうかした?」
「い、いえ、ふと思った事があっただけで…」
途中まで言いかけてある事を思い出しました。あの歓迎会で提督から知らされた事…
ー櫻井君と星野君は別世界からの転生者である
だとしたら、彼が転移する前の世界でその原因となる“何か”が起きたのは容易に想像が出来ます。ですが、この“何か”は深く詮索してはいけないような…仮に聞けたとしても私達がどうこう出来るものではない…そんな気さえするのですが、どうしても気になって仕方ありません。
それ以外にも年齢の割には高い階級、榛名を救った高度な狙撃、そして、転移する前の世界の事… こんなにも興味をそそる内容ばかりなので調べる価値はありますね。
「ヘーイ、キリシマ!Dinnerの時間ネー!」
「あっ、金剛お姉様!待ってくださーい!」
待っていてくださいね…私も金剛お姉様の妹分なので食らいついたら離しませんよ!
あーチカレタ…
遅くなった理由…言い訳させて貰うとですね、登場人物のセリフや話し方、お茶会の作法、紅茶の味を知る為に紅茶をわざわざ作ってその味をどう表現するかにかなり悩んだり、アズレンとWoTにハマって勝率と毛根すり減らしたり、再びご奉公する為の試験等々で忙しかったりしてその為雑な仕上がりになってしまいましたがどうか暖かい心で読んでいただけると嬉しいです…
他の作者さんの小説いっぱい読んで知恵をお借りしたり、文章力鍛えたりしてマシな作品にしていこうと思うので応援お願いします…
あっ、感想、誤字等の報告待ってますゾ!
次回の投稿は(まだ決まって)ないです
次回もお楽しみに!