他の話も改編してくので更新が月単位になるかも…
では、どうぞ
あの日からどれだけの年月が流れたのだろう。事の発端はあの22年前に起きたあの災害ので発生したヤバい連中とどっかの軍事会社の造ったイユーリだっけかユージアたったかの国が起こしたくだらん戦争が広がって、ここ日本にも飛び火したってとこだったな。 そして日本各地でテロが起きて俺たちのいた街でもテロで大勢死んだ。 父さん、母さん…そして結衣…今日までずっと行方不明のままだ。 クソッタレ…
その時俺は相棒の星野龍弥と奴らから武器を奪って奴らと戦い、海兵隊に拾われて今に至っている。海兵隊に入ってからも俺は狙撃手として多くの敵兵を屠った。 元々奴らから奪ったのが狙撃銃だったのと、狙撃手に憧れて知識を得たり、天性の才能があったからなのかもしれない。
そして一等軍曹に昇進して特殊武装偵察隊の隊員試験を受けて俺と龍弥は見事合格。嬉しかったが未だに何故受かったのか本当疑問だ。
特殊武装偵察隊の隊員になってからも多くの作戦に従事した。敵地潜入作戦で多くの敵を倒したし、国内の過激派も壊滅させた。
何度も危険な目にあっだけどもう馴れた。死んだらそれまでだと割り切ってるし、仲間を
護って死んだのならそれでいい。うん、それ
でいいんだ…
俺は今ユージアの連中に占領された沖縄の情報収集の為の偵察活動と破壊工作を行う味方部隊の狙撃支援で沖縄の市街地にいる。
「結衣…」
俺は写真に写った彼女の名前を呟く。あの日から結構たってて俺の家族と一緒に未だに行方が分からないでいる。きっと何処かで生き延びていると信じている。そしてこの戦争が終わったら逢いたい。 死ぬ覚悟は出来ているつもりだが、本音を言うと結衣と再会出来るまで死にたくない。 この戦争が終わるまではくたばる訳にはいかねぇ。その時龍弥が俺の方に手を置いて言った
「柊司、今は目の前の任務に集中しよう。親父さんもおばさんも結衣ちゃんも絶対に生きてる。だからこの戦争を生き延びる為にやるべき事を片付けようぜ」
確かにそうだな。この作戦が終わった後にまた考えればいい。今はやるべき事をやって皆んなで生きて帰るんだ。こいつの気遣いは本当に助かる。ただ、
「しかもお前笑顔が硬いんだよ。こんなんじゃ結衣ちゃん可哀想だぜ? それに腕組まれて顔真っ赤とかどんだけ恥ずかしがり屋なんだよwww 表情はもちっと柔らか〜く…ひっ⁉︎」
「今度余計な事を言うと口を縫い合わすぞ(#^ω^)それに仕方ないだろう? 俺は元々彼女とか出来るような人間じゃなかったんだ。それに結衣とは長い付き合いになるから…って、言わせんなボケ。 その目は何だ? 殺されてぇのか?」
「はいはい、分かりましたよww 久しぶりに面白いものを見れたってのにww」
「ったく、これが終わったらお前頭に風船乗っけて射撃訓練の的だからな(無慈悲)」
「やだ!やだ! そんな事小生やだ! もしやったら 結衣ちゃんに言いつけてやる」
「この野郎…」
ただ、余計な事を言わなければいいんだけどなぁコイツは…
写真をポケットの中に仕舞った丁度その時ヘッドセットから味方の無線が聞こえてきた。
⁇「シュリからリーパー0-1へこっちはそろそろ市街地なのだが君達はどうだ?」
「こちらリーパー0-1、こちらはポイントに到着。いつでも支援が出来る」
「そいつは頼もしい。よし、こっちは前進する。支援頼んだぞ」
「了解」
PTTスイッチから手を離して無線を切り、愛銃を展開して伏射体勢に入る。
横では龍弥がまだニヤニヤしていやがった。こいつ絶対処す。班長が止めに入ろうが、竹刀で虐待してやる…
「帰ったら覚えてろ…」
「ハイハイ、全く弄りがいがあって楽しいや…ってわかったからそのUSPをホルスターに仕舞え!」
USPに手をかけた瞬間にこれだから面白い。ぶつくさ言いながらも横では龍弥がスポッティングスコープを覗いて観測してくれている。準備は出来た。あとは敵を見つけて殺るだけ…
さて、今日は何人俺の射線に入って来てくれるだろうか。
だが俺たちはこの後一体何が起きるのか、そしてあんな信じられない事が起きるなんて思いもしなかった…
そして、この作戦が全ての始まりとなる事すら知る由もなかったのである
これからも執筆は遅くなると思いますが、どうかご了承を