戦国ラブライブ! 〜みんなで作る戦国時代〜   作:pocky@

71 / 82
はいはいどーも、ポッキーです
1日1話とか喋ってたんですけど、無理なことに気づきました(←
とりあえず一週間に1話、更新出来るようにはしますので、見捨てないでください()

今回は少々短めかしら?相変わらずわけわかりませんが、いつものことですので、お気になさらず。

それではどうぞごゆっくり。

前回感想をくださった
ウィングゼロさん
伊勢盛時公さん
ありがとうございました!

意外と閲覧されてて嬉しかったよぉ!



第64幕 潮目

 

 

 

 

 

 

「さて……。そろそろお暇しましょうか、穂乃果」

 

 

 

 

 

 

 

「えぇ〜?もう少し千歌ちゃん達と喋っていたいんだけど……」

「それはまた今度にしてください。まだまだやる事が沢山あるのですよ?」

「えぇ〜?私ももう少し穂乃果ちゃんとお喋りしたいなぁ〜」

「千歌……貴女もですか……」

「ほらほら、千歌ちゃんも言ってることだし……」

「ですが……」

 

 

 

 

 

 こちら内浦城。同盟を結ぶ為に穂乃果と海未が駿河・内浦にあるこの城に参上していたわけだが、どうも穂乃果と千歌のこの2人、中々波長が合うようで……。

 

 

 

 

 

「千歌ちゃん、ここは必殺技で……」

「ひ、必殺技?」

「そう!海未ちゃんを落とす最強の必殺技があるんだけど……」

「………ふむふむ、へぇ………」

 

 

 

「ちょっと貴女達、何をひそひそと……」

「いやぁ?何でも?」

「そう、何でもないのよ何でも」

「ことりですか貴女は」

 

 

 

「全く……穂乃果、そろそろ出発しなければ本当に時間が……」

「もう一泊!」

「ダメです」

「私は別に構いませんけど」

「ダメです、これ以上迷惑はかけられませんし、高坂の皆も心配してしまいます」

「大丈夫だって!」

「ダメです」

「強情だね……」

「どちらがですか」

 

 

 

「しょうがない、かくなる上は……」

「そうだね……」

「………何がかくなる上ですか」

「いくよ、千歌ちゃん!!」

「いきましょう!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「ウミチャンオネガァァァアイッ!!!!」」

 

 

 

 

 

 

 必殺技、炸裂。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 戦国ラブライブ! 第64幕 潮目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……っ!」

 ———効果は抜群のようだ!———

 

 

 

 

「お、おぉ……。本当に怯んでる……」

「でっしょー?」

「貴女達は……!」

「千歌ちゃん、もう一発だよ!」

「はい!」

 

 

 

 

「「ウミチャンオネガァァァ「いい加減にしなさいっ!!!」

「はひぃぃぃいっ!!?」

「か、果南!?」

「全く……。千歌達は何をやってるわけ?」

 救世主・松浦果南参上。

 

 

「か、果南ちゃん……」

「あんまり海未を困らせないの。高坂家は私達みたいな小大名とは違ってやる事が沢山あるんだから……」

「いや、それについては大丈夫だよ!」

「全然大丈夫ではありません」

「あはは……。穂乃果と海未は思考が全く違うんだね……」

「穂乃果は基本何にも考えてませんから」

「酷いよ!?」

「何にも考えていないで関東を納めるまでになるなんて逆に凄いと思うんだけど」

「それが穂乃果です」

「ねぇ、変な私のイメージを果南ちゃんに植え付けないでくれるかな?」

「へぇー……適当にやってても大大名になれるのか……」

「千歌、それは違うと思うよ?」

 何も考えておらずに大大名になれるのなら、誰も苦労はしない。

 

 

 

 

 

「それでは、お世話になりました」

「みんなまたね!」

「うん!また今度!」

 結局その後、嫌だと喚く穂乃果と千歌を海未と果南の2人で何とか……半分実力行使で抑えつけ、予定通りの出発となった。

 

 

 

 

 

「はぁ……。ここを出発するのにも一苦労ですか……」

「じゃあもう一泊すれば良かったじゃん」

「穂乃果、次は本当に打ち抜きますけどよろしいでしょうか?」

「すみませんでした」

「全く……」

「まぁとりあえず、これでパワーアップだね!」

「えぇ。高海家は確実に何か、他の大名が持っていない“何か”を持っています。その大名家を味方につけることが出来たのはかなり強みになるかと」

「上杉さんに武田さん、本多さんに関東のみんな……。これだけでも十分強いのに、千歌ちゃん達も加わってくれるとなれば、織田討伐も夢じゃないよ!」

「はい。これだけ役者が揃っていれば、まず負けることはないでしょう。……織田でなければ」

「……?どういうこと?」

「織田信長は“魔王”と呼ばれる程の武将です。いくら兵力でこちらが上回っていても、役者が揃っていたとしても、簡単に攻め入ってしまうのはあまりにも危ない……。織田は高坂と同じ、運のようなものも持ちあわせていますし、織田戦の勝算は皆無と言っていいでしょう」

「ふーん……じゃあどうするの?」

「……一応策はあります。あるタイミング、ある戦が織田討伐の鍵となるのですが……」

「ある戦?」

「はい。未来を知っているからこそ思いついた策です」

「……それってズルくない?」

「仕方ないでしょう。知ってしまっているものはどうしようもありません。どんなズルい情報だとしても有効活用しなければ勿体無いでしょう?」

「やり手だね、海未ちゃん」

「何とでも言ってください」

「へぇ……。じゃあ、そんなやり手な海未ちゃんに織田討伐の策を教えてもらおうかな?」

「……今ですか?」

「うん」

「………他のみんなには絶対言わない、というなら説明しますが?」

「勿論」

 ………そんな大事な話を馬に乗りながらするというのか。普通、こういう話はもう少し落ち着いた場所でやるものだが……。まさか馬の上とは。

 

 

 

 

「完結に説明しましょう」

「馬鹿でも分かるようにお願い」

 自分は馬鹿だと言ったぞこの女。

 

 

「結論から述べると……。私達高坂が織田と直接対決するタイミングは………」

「タイミングは……?」

「今から3年後に起こる、日本を揺るがす大戦」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「長篠の戦いです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




お疲れ様でした。
さてさて、まさかのここで織田との戦場を言ってしまいましたね……(殴
長篠だそうです、皆さん。長篠ですよ(←
まぁあと3年後らしいので、織田戦は結構後になる可能性が()
次回はどうしようかな。久々にμ'sの皆さん勢ぞろいってことで。
何かやって欲しいネタがあれば提案お願いします。

P.S
「君の名は」観ました。ティアマト彗星です。

更に追記
梨子ちゃんお誕生日おめでとう!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。