戦国ラブライブ! 〜みんなで作る戦国時代〜   作:pocky@

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覚えている方はどうもポッキーです。いやぁ、みんな忘れちゃったかしら?すみません、一ヶ月半放置してました(殴
もう一度初心に返って何とか頑張りますので、よろしくお願いします!

さて今回は、高坂と高海の同盟のお話。もう忘れちゃったよーって方はもう一度1からご覧ください(殴

サンシャインの事についても良く分かってきましたよみなさん。よって設定の変更がいくつかあるので、後ほど登場人物紹介part2を更新しておきます。

今回もまた凄い訳のわからん文章になってますので、謎解きをお願いします。リハビリなんで(←

それではどうぞごゆっくり。

前回感想をくださった……方!!本当にありがとうございます!放置してすみません!!



第63幕 同盟

 

 

 

 

 

 

「……………あれ、穂乃果ちゃんは?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こちら内浦城・大広間。現在10時半………。

 昨日の夕方、同盟を結ぶために内浦城に参上した穂乃果と海未。まぁ、色々あって遅い時間になっていた為、同盟の話はまた明日……ということにしていた。

 そして、今に至る。現在、大広間には10人が集まっていた。高海家の皆さんと海未一人。

 もうお分かりだろう、足りないのは………?

 

 

 

「まったく穂乃果は………」

「あはは……本当に穂乃果ちゃん、寝坊するんだね……」

「すいません……」

「い、いえ!感心しただけですから!」

「感心……。高海さん、私が誠心誠意をもって謝罪しますので、どうか穂乃果の命だけは……」

「あぇ!?そそそんな大事にしなくても!」

「そうです、わざわざ高坂さんに来てもらっているのですから、どれだけ寝坊されても構いませんわ。寧ろ寝坊して欲しいくらい」

「そうそう!だからそんな気に病まないでください!」

「……すいません。それでは穂乃果を起こしてきますので、もう少々お待ちいただいてもいいでしょうか?」

「「はい!」」

 

 

 全員の了承を得た海未は、ニコッ……と笑い、「ありがとうございます」という一言を残し、大広間を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「穂乃果ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああアアアアアアアッ!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 内浦城が揺れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 戦国ラブライブ!第63幕 同盟

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お待たせしました」

 

 

 

 

 なに食わぬ顔で再び参上した海未。しかし、高海の皆さんはドン引きである。

 

 

 

「そ、園田さん、お疲れ様です……」

「ぴぎぃ……」

「……?何故そんな怯えた顔をしているのです?揃いも揃って……」

 いや、貴女のせいです、鬼軍曹。

 

 

 

「うぅ……おはよう、みんなぁ」

 そこに髪ボッサボサの高坂総大将が参上。なんと醜いお姿でしょうか、これが関東の覇者です。いと悲し。

 

 

 

「ほ、穂乃果ちゃん……」

「穂乃果……貴女、鏡は見てきましたか?」

「ふぇ?鏡?」

「……一回見た方が良いと思うよ?……曜ちゃん!」

「はいよっ!」

 曜がパッと手鏡を取り出す。一体どこから出してきたのやら。

 

 

 

「…………」

「…………」

「………あ」

「……分かりましたか?」

「す、凄いね、私」

「うん、凄いよ」

「分かったらすぐに直してきてください、一刻も早く、モーメントのうちに、でなければ高坂の恥を晒しているのも同然ですから」

「海未ちゃん、結構刺さってるからね?分かるかな?」

 海未さん、相変わらず絶好調です。

 

 

 

「園田さん、穂乃果さんってずっとあんな感じなんですか?」

「はい。小さい頃からずぅっとあんな感じです。だらしなくてだらしなくて……もう私の手には負えません」

「あはは……。小さい頃からってことは、幼馴染、なんですか?」

「ええ。生まれる前からの幼馴染です。最早身内も同然ですね」

「ほぇー……。私と曜ちゃんと果南ちゃんみたいだ……」

「渡辺さんと松浦さんは高海さんの幼馴染なんですか?」

「あ、はい!千歌ちゃんと果南ちゃんとはずっと一緒にいますね。千歌ちゃんは妹で、果南ちゃんはお姉ちゃん……って感じかな!」

「三姉妹ですか。中々楽しそうですね」

「はい!とっても楽しいですよ!」

「こーら、もう少し言葉をわきまえなさい。園田さんに失礼だよ?」

「いえいえ、私は構いませんよ、松浦さん。というか寧ろそういうのは取っ払ってくれた方が私としてはやり易いです」

「いや、でもさすがに……」

「……穂乃果だけ高海さんらと仲良しというのはズルいと思いませんか?」

「「……ん?」」

 全員の視線が海未に向けられる。

 

 

 

 

 

 

「……?何かおかしいこと言いましたか?」

「え、いや、ず、ズルい?」

「はい。ズルいではありませんか。私も仲間に入れてください」

「………え?」

「は?」

「え、ちょっと待って、園田さんってこんな感じなの?」

「ちょっと予想外……かな?」

「これはヨハネのリトルデーモンになれるだけの逸材……!!」

「善子ちゃんは黙るずら」

 

 高海の皆さんはどうも海未に偏見を抱いていた模様。他人にタメ口を聞くことを許さない、恐怖の鬼軍曹……と。

 まぁ無理もないだろう、あんな怒声を目の前で聞かされては武田信玄もびっくりである。

 

 

「え、私ってそんな怖くみえますか?」

「「はい」」

「揃いも揃って即答ですか……」

「あれだけ怖く怒る人初めて見たもので……」

「ええ、私でもあそこまではいきませんわ」

「ダイヤの場合は怒鳴るっていうより、発狂するって感じだけどね」

「イッツクレイジーね♪」

「…………。果南さん?鞠莉さん?後で覚えておくように、ねぇ?」

 3年生組、話が脱線し始めました。

 

 

 

「……それで?私を仲間には入れてくれないのですか?」

 威圧感。

 

 

 

 

 

「あ、いえ!園田さんが構わないならいくらでも……」

「いぇーす!うみみんが構わないならいくらでも♡」

「う、うみみん……ですか、中々すごいネーミングセンスですね」

「嫌かしら?」

「……いえ、嬉しい限りです」

「オーゥ!イッツソーキュートね♡流石は私のうみみんね!」

「いつから鞠莉のになったのさ」

「ほーら、みんなも私を見習って!うみみんと仲良くなりましょー!!」

「お、おー!」

 凄いテンション、これがアメリカ仕込みです。

 

 

 

 

「う、海未ちゃん!」

「はい、千歌!」

「ふぉぁぁぁぁあ!!!!」

「ち、千歌ちゃん……」

「あはは……こりゃ凄いね」

「梨子、曜、貴女達もよろしくお願いしますね」

「「は、はい!」」

「えーっと、う、海未ちゃん!」

「……海未ちゃん!よろしくなのでありますっ!」

「思ってたほど怖い人じゃない……?」

「そうみたいずらね」

「だって私のリトルデーモ「ちょっと黙って」

「何でよ!!」

 ようやく高海家に園田海未という人物が受け入れられた模様。仲良くなってしまえばあっという間である。

 

 

 

 

「っと……。お待たせ、みんな」

「待ちくたびれましたよ、穂乃果」

「あはは……ごめん、海未ちゃん」

 ここでようやく高坂家当主登場。身だしなみもきっちり揃え、一応それなりの風格みたいなものはある。

 

 

 

 

 

 

 2人は当主である千歌の前に着座。しっかりと頭をさげて、今回の目的である同盟の申請をする。

 

 

 

「同盟を結んでいただきたく参上仕りました…高坂穂乃果にございます」

「同じく、園田海未にございます」

「高海千歌殿、私たち高坂との同盟をどうぞ、お考えください」

「よろしくお願いします」

 

 

 

 

 一応やるときはやるのが高坂流。いつもふざけているように見えても、こういうちゃんとした場では意外にもしっかりと出来るのである。

 

 

 

 

 

「……高海家当主、高海千歌です。駿河を治めるようになって間も無く、政治のやり方もよく分かりません。更には戦もそこまで強いわけでもなく……。そんな私達高海家でもよろしいのであれば……よろしくお願いしたい所であります」

「……それでは、同盟を結んでくださるのですね?」

「はい、勿論です。寧ろこちらがお願いしなければならない立場ですし」

「「ありがとうございます」」

 2人はもう一度、深々と頭を下げた。それにつられ、千歌も頭を下げる。そして更にそれにつられた家臣達もまた頭を下げる。

 何ということだろう、大広間全員が頭を下げているという謎の光景が完成した。

 

 

 

 

 

「…………………………海未ちゃん、まだ?」

「……………………知りません、こういうのは初めてですよ?穂乃果の方が良く知ってるではないですか」

 はいこちら高坂家2人組。同盟のアレは開いたのはいいものの、どうやって終われば良いのか分からないご様子。高海家もまた然りである。大丈夫なのか。

 

 

 

 

「………よし!じゃあこの儀式は終わり!」

「儀式って……」

「千歌ちゃん、みんな!よろしくね!」

「うん!よろしく、穂乃果ちゃん!」

「海未もね〜、よろしく!」

「果南、私は付け足しなのですか」

「あ、いや、そういう意味じゃ」

「うみみんちょっとおかしい気がするわぁ」

「冗談です」

「全然冗談に聞こえなかった……」

「よろしくお願いします、果南、鞠莉」

「うん!」

「イエス!」

 

 

 

 

 

 

「あ、そうだ!2人とも蜜柑食べる!?」

「蜜柑?」

「あのオレンジ色の丸っこいやつですか」

「うん!食べる?食べる!?」

「あー、じゃあいただきます」

「やった!」

「「やった??」」

 

「2人に食べて欲しかったんだぁ!ここの蜜柑、すっごく美味しいから!」

「へぇ!それは期待だね!」

「そうですね、蜜柑は意外と好きですので」

 

 

「みんなも食べるー?」

「「食べる!!」」

「よ、ヨハネのような堕天使には蜜柑というものは毒!!だから、私はいいわ……」

「善子ちゃんみかんが嫌いなだけずら」

「食べられないもんね!」

「うるさぁい!!」

 

 

 

 

 全員のもとに蜜柑がしっかりと行き渡った。無論、善子の元にもである。

 蜜柑の匂いに包まれ、ここに高坂と高海の同盟が成立した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、この両家が今後の東國、日本を大きく動かすこととなる。しかしそれはまだ先の話ーーーーー

 

 





お疲れ様でした。
精一杯の謝罪をしますので許してください()
本当、モチベ0だったもので……。一応織田決戦の所までは見えたので、ちょくちょく更新していきたいと思います。

それでは次回もまたよろしくお願いします。

P.S
ことりちゃんお誕生日おめでとう!
因みに私のAqours推しは曜ちゃんです笑

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