戦国ラブライブ! 〜みんなで作る戦国時代〜 作:pocky@
どうも、お久しぶりです、ポッキーです。
本当、久しぶりですね、皆さん。お待ちしていた方はいるのでしょうか、いやいない(←
仮に、心待ちにしてくださっていた方がいるのであれば、大変申し訳ございません。
最近忙しいんですよ、うん、本当。許してくださいm(_ _)m
今回のお話は、ほのうみかな?まぁ題名通りです。
イミワカンナイことになってるので、理解してください(殴
それではどうぞごゆっくり。
前回感想をくださった
ウィングゼロさん
左京大夫さん
ありがとうございました!
絶対に生きて帰ります——
約束したよね……絶対に生きて帰るって
貴女には涙は似合わない——
じゃあ泣かせるようなことしないでよ——
なんで、なんで海未ちゃんが………
海未ちゃんのいない毎日なんて嫌なの………
ねぇ……もう一度会いたいよ、海未ちゃん……!!
「あ、え……?な、何で海未ちゃんがここにいるの……?」
穂乃果が恋い焦がれた大和撫子がソコには、いた—————
戦国ラブライブ! 第49幕 謎
「海未ちゃんっ!!!!」
穂乃果はわけもわからず、その少女の名を叫んでいた。混乱しているようである。いや、ポ○モンではない。
何故ここに海未がいるのか。
海未は死んだのではなかったのか。
穂乃果にとって、そんなことはどうでも良かった。
ただ、そこに、目の前に自分の大好きな親友がいる。その事実がただ嬉しかった。
穂乃果は海未へ思いっきり飛びつく。突進する。ヘッドスライディングする。
海未は驚きながらも、ソレを受け止めた。
どんな身体してるんでしょうね。
「ほ、ほのか……?穂乃果なのですか……!?」
「そうだよ……穂乃果だよ、海未ちゃんっ!!」
「穂乃果!!!」
「海未ちゃぁぁあんん!!」
2人はお互いの存在を確かめ合い、再び強く抱き合う。感動の再会ってやつですよ。
「海未ちゃんだ……海未ちゃんだよぉぉ!!」
穂乃果にとってはかなり久しぶりの“海未”だったため、かなり強く、海未を抱きしめる。
ただ、その必死さに、海未は少し違和感を感じていた。
「ちょ……ど、どうしたのですか、穂乃果……?」
「だって、だってぇ……」
「……それに、その格好は一体?」
「……?」
海未は着物姿の穂乃果に驚く。取り乱していた穂乃果も、海未の冷静な声に少し落ち着きを取り戻していた。
「んと……。着物、だけど……?」
「何故着物を着ているのです?」
「何故って聞かれて……!?」
「……どうかしましたか?」
服のことを指摘された穂乃果は、改めて海未の服装を見て驚きの表情を浮かべる。
無理もないだろう。海未の服装は、穂乃果が通っていたはずの、音ノ木坂学院の制服だったのだから。
「ちょっと待って……。海未ちゃん、その格好……」
「……?制服ですが?」
「え、え……?」
「どうかしましたか、穂乃果?」
「いや、だって」
「だって?」
「ここ、戦国時代だよ……?」
「……は?」
穂乃果から放たれたとんでもない言葉を聞き、海未は硬直する。
戦国時代?ナニソレイミワカンナイである。
「何を言っているのですか?冗談が過ぎますよ、穂乃果」
「……本当のことだもん」
「……私をはめようとしているのですか?」
「はめる?そんなことするわけないよ」
「……」
海未の格好、そしてこの驚き具合。これらから全てを察した穂乃果。
海未もまた、穂乃果と同様にタイムスリップしてきてしまったのだと。
「海未ちゃん、平成から来たんだね」
「……理解しかねます」
「大丈夫。私も最初はそうだったから」
「どういうことです?」
「……私も平成からこっちに来たの。理由はよく分かんないけど」
「非現実的すぎます」
「でも現実だもん」
「……」
穂乃果のあまりに真剣な眼差しに、彼女が言っていることは嘘ではないと確信した海未。諦めたように1つため息をつく。
「では、ここはどこなのですか?」
「音ノ木坂だよ」
「音ノ木坂って……。あの音ノ木坂ですか?」
「うん」
「では、あの大きなお城は」
「穂乃果達のお城だよ」
「穂乃果達の城……。……は?」
海未さん、驚愕の表情。ものすごいお顔でございます。
「あんな大きな城が?穂乃果の城なのですか?」
「うん」
「え、それでは穂乃果は大名をしているのですか?」
「うん。してるっていうかさせられてるって感じだけどね」
「……といいますと?」
「初めてここに来た時、海未ちゃんに会ってね?殿〜!って言って無理矢理城に連れて行かれたから、何か流れでね」
「……わ、私に?」
「うーん……。正確に言うと違うかな。こっちの時代の海未ちゃんは死んじゃったから」
「私が死んだのですか?」
「うん」
「……頭が痛いです」
「それで、高坂家っていう大名の当主をすることになって、色々あって今に至る、って感じかな」
「北条は?関東と言えば北条が治めていますよね?」
「あー……。うん、北条さんは倒しちゃった」
「……はぁッ!!!?」
「お、驚きすぎだよ、海未ちゃん」
「いやいやいや、ちょっと待ってください。北条を討った!?それでは歴史が違うじゃないですか!!?」
「そんなこと言われても……」
「い、意味が分からないです」
「穂乃果も意味が分かんないよ」
「で、では、その高坂家というが今、関東を治めているのですか?」
「うん」
「は、はぁ……」
海未は全く理解出来ていない様子であった。というか、理解出来なくて当然である。これをすぐに飲み込めるものは多分、人ではない。
「戦とかもするのですか……?」
「勿論。やらなきゃやられるから」
穂乃果さん、強くなったものです。
「……まだ飲み込めません」
「当たり前だよ。穂乃果も理解するまでかなりかかったしね」
「ここは戦国時代、ですか」
海未は頑張って理解しようとする。この現実を飲み込もうとする。自らに言い聞かせるようにこの言葉を発した。
「海未ちゃん」
「……はい」
「行くあて……無いよね?」
「それは勿論」
「じゃあ、高坂に来ない?」
「……高坂へ?」
「うん。穂乃果と一緒に生きようよ、戦国」
「戦国を生きる、ですか」
「ここでのたれ死んじゃうか、高坂に来て、一緒に天下統一を目指すか……。海未ちゃんはどっちがいい?」
「……えげつないことを聞くようになりましたね」
「あはは……。戦国の荒波に揉まれたからね」
「穂乃果は天下統一を目指しているのですか」
「天下統一っていうか、正確には“戦のない世の中”かな」
「戦のない世の中……」
「私が見てきた平和な平成の世界を、戦国時代の人たちにも見せてあげたいんだ」
「いいこと、だと思います」
「それに、コレは死んじゃったこっちの海未ちゃんや、ツバサさんとの約束だからね!」
「それでは絶対に叶えなければなりませんね」
「うん!みんなで叶える物語だよ!」
「……μ'sのキャッチフレーズですね」
「……楽しかったよね、μ's」
「はい。とても、楽しかったです」
「だから、こっちの世界でも叶えようよ、物語を!」
「私たち2人でですか?」
「ううん!μ'sのみんなとだよ!」
「……はい?」
「いや、だからμ'sのみんなと」
「……???」
ここまでいい感じに来ていたが、海未さん再び困惑。はて、μ'sのみんなととは??
「いや、μ'sのみんなとって……他に誰かいるのですか?」
「うん。みんないるよ」
「みんな!!??」
「う、海未ちゃん、がっつきすぎだよ」
「当たり前です!!他にもいるのですか!?μ'sのメンバーが!!」
「うーん……。正確に言うと違うけど、平成のみんなと全く変わらないよ!」
「……な、何を言っているのでしょうか、私の幼馴染は」
海未はすでにショートしそうです。
「まあ、とりあえず音ノ木坂城に来てよ!百聞は……。百聞はぁ……?……百聞はなんとかって言うしね!」
「そこは決めてくださいよ、穂乃果」
「とりあえず行くよ!海未ちゃん!」
「ちょ、引っ張らないでください!!」
穂乃果は海未の腕を引っ張り、音ノ木坂城へと駆けて行った。
死んだはずの人がいきなり目の前に現れる恐怖、貴方には分かりますか?
お疲れ様でした。
意味わかんなかったでしょう?(殴
自分でもわけわかってないです。
次回は高坂のみんなと、現代版ンミチャの対談!
さて、どうなることやら……。一種のホラーですからね。ゾンビです、ええ。
それではまた次回もよろしくお願いします。
穂乃果ちゃんイベ頑張ろう、日本()
P.S
スクフェス感謝祭後、社会不適合者さん達が一般の方々に多大なるご迷惑をお掛けした模様です。常識をわきまえましょう。