戦国ラブライブ! 〜みんなで作る戦国時代〜   作:pocky@

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どうも、ポッキーです。
最近眠すぎて死にそうです(謎

今回はお待ちかねです、みんな大好き、あの娘が…。
縁談の話は少々お待ちください。亜里沙ちゃんの門出はしっかりと書かせていただきます。

今回はちょっと短いヤツです。改行の暴力です(殴

それではどうぞごゆっくり。


前回感想をくださった
左京大夫さん
ウィングゼロさん
ゼオン☆さん
ありがとうございました!



第48幕 海色少女に魅せられて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ここは?」

 

 

「私は先ほどまで家にいたはずなのですが…」

 

 

「…おかしいですね。家から出ると周りに何もないではないですか」

 

 

「はて…私は家、にいたんですよね?」

 

 

「いえ、確実にいたはずです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ではここは一体?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦国ラブライブ!第48幕 海色少女に魅せられて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音ノ木坂城——

 

 

 

 

 

「あら、穂乃果。出かけるの?」

 

 

 

「あ、真姫ちゃん!ちょっとお散歩に行こうかなぁって思ってたんだけど…。一緒に行く?」

 

 

 

「散歩…ね。穂乃果ってたまぁに婆臭いわよね」

 

 

「…婆臭い!?ちょっとそれどういう意味なのっ!?」

 

 

 

「あー、ごめんごめん」

 

 

「穂乃果は婆臭くなんかないもん!」

 

 

「ええ、そうね。イケてるわよ、散歩」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何だそりゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっと!今真姫ちゃん流したよね!?ねぇ!?」

 

 

 

穂乃果が真姫に迫る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

進撃の穂乃果

 

 

 

 

「ヴェェ!?ちょ、ちょっと!!近い、近いわよ!!」

 

 

「穂乃果を怒らせた真姫ちゃんが悪いんだよ!」

 

 

「はぁ!?ナニソレイミワカンナイ!!」

 

 

 

「真姫ちゃん!覚悟ッ!!」

 

 

 

「穂乃果!!」

 

 

穂乃果は両手をあげ、希の必殺技の構えに入る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「わしわしマッ「穂乃果ァ!!!!」はいぃっ!!」

 

 

 

 

 

 

穂乃果の攻撃は真姫の絶叫により不発に終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほのかのこうげきははずれた!——

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「穂乃果!!」

 

 

「はい」

 

 

「調子に乗りすぎよ」

 

 

「はい。申し訳ございません」

 

 

「ったく…。大きな声出させないでよ…」

 

 

「大変申し訳ございません」

 

 

「それじゃ、私は行くから。散歩の兼はすることがあるからまた今度ね」

 

 

「あ、はい。本当に申し訳ございませんでした」

 

 

 

 

立ち去る真姫を穂乃果が土下座をして見送る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…これではどちらが殿様なのか分からない有様である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

「んもぉ…。そんなに怒らなくてもいいのに…」

 

 

 

穂乃果さん、音ノ木坂付近をのんびりと散歩中。

 

 

 

「でも原因は穂乃果だよね…。穂乃果っていっつもこうだよなぁ…たはは」

 

 

 

 

穂乃果は穂乃果なりに色々反省しているようだ。

これだから穂乃果は憎めない。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

「…困りましたね」

 

 

 

こちら、謎の人物。

 

 

 

「人の気配もないですし…。道を聞くにも聞けません…」

 

 

 

道が分からず、音ノ木坂付近を徘徊中。

 

 

 

「…?あれは…?お城、ですかね。凄く大きなモノが見えます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お城…ですか。……お城!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

(ちょっと待ってください!?お城!?お城って一体何事ですか!!?音ノ木坂の近くにお城なんてありました!?いえ、ありません!!ではあれは!?)

 

 

 

 

何を思ったのか、慌て始める。

 

 

 

 

「…一回落ち着きましょう。私は疲れているのかもしれません。一度目をこすって…」

 

 

 

その人物は両手でぐしぐしと目をこする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何の意味があるのかは知らないが。

 

 

 

 

 

 

「…よし、これで私の目はパッチリです。もう見間違えなど…」

 

 

 

 

両目を開けたその者はそのままへなへなとへたり込んだ。

 

 

 

「見間違えなど…。ダメです、いくらやってもお城が見えます…」

 

 

 

「噫…。私は何か悪いことをしましたか…?日々鍛錬し、精進してきたはずなのに…」

 

 

 

 

「…私はここで果てるのですね」

 

 

 

 

じわじわと目に涙が浮かんでくる。

 

 

 

 

「もう少し…せめて、もう少し長く…みんなと一緒にいたかったです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さようなら、μ's」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

 

 

 

 

「結構遠くまで来ちゃったなぁ」

 

 

 

穂乃果さん、お散歩していたのはいいものの、どこまで行くかを決めておらず、そのままずるずると遠くまで来てしまった模様。

 

 

計画性が皆無である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここら辺で戻らないとまずいよね…。よし、戻ろう!勇気ある撤退だよ!!」

 

 

 

 

 

 

なんのこっちゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

引き返そうと振り向いた穂乃果。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その視界があるモノをとらえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ん?こんな所に人が?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果はそれに少し近づき、凝視する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、視界がソレを完璧に捉えたとき、穂乃果の表情が変わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ…え…?な、何で…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果が捉えたソレとは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何処かで見たことのある制服に身を包み

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その整った顔を涙で濡らし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

深い蒼の綺麗な長髪をした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何で…何で…海未ちゃんが、ここにいるの…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

園田海未そのものであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 





お疲れ様でした。
短くてサクッと読めたでしょう?(殴
次回はちょっと長くします、許してください。

遂にきましたね、蒼の神話の再来ですよ、奥さん。
皆さんも大体わかったでしょう?どういう状況なのか。
これが最後の切り札です^^;

次回は海未ちゃんをもっと深く掘っていきますよ、長くします、なので今回短いのは許してください(←

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