戦国ラブライブ! 〜みんなで作る戦国時代〜 作:pocky@
勿論、ライブは行けない勢です。
それでは今回もやっていきましょうか。完全に思いつきで今回は書きましたので、変なところありましたら教えてくださいませ。
それではごゆっくり。
「よし!じゃあみんな準備はいいかしら?」
「「オォッ!!」」
「私達はこれから、鹿嶋城を後にし、新たな居城・音ノ木坂城へ向かいます!心機一転、新たな居城でも頑張りましょう!」
「「オォッ!!」」
「それじゃあ、みんな!出発だよ!!」
高坂の家臣達は皆、真姫が用意した大型船にゾロゾロと乗り込んだ。
戦国ラブライブ! 第23幕 音ノ木坂へ
「真姫、いつも悪いわね…。こんな大人数、迷惑でしょう?」
「別に平気よ。いつものことでしょ?…それに、居城を変えるってことは港も変えなきゃいけないし。ついでよ、ついで」
「ありがとう、真姫」
「…うん」
「あ、真姫が素直になった」
「は、はぁ!?何いきなり言ってるのよ!」
「ちょっとね〜♪真姫が可愛くなっちゃった♪」
「うるさいわよ!意味わかんない…」
絵里はニヤニヤしながら続ける。
「そんなに顔真っ赤にしちゃって…。うふふ、真姫が可愛いすぎて、何かに目覚めちゃいそうだわ♪」
「ヴェェ!?な、何言ってるのよ!エリー!!はぁ…。もう最悪。雰囲気が台無しじゃない!!」
「んー?何の雰囲気かしら?あ、真姫も満更でもない感じだったり…?」
「し、しないわよ!!馬鹿じゃないの!?」
「ふーん…。の割には私から離れていこうとしないわね。嫌なら向こう行ってもいいのよ?」
「べ、別に嫌なんて一言も…」
「あらら?何にも聞こえないわね…。もう少し大きな声で言ってほしいなぁー」
「…っ!?」
「…言わなきゃ分かんないわよ〜?ほら、大きな声でぇー」
「わ、私は…!!エリーのこと…!!!」
「はい、カット」
「いやー、真姫ちゃん顔真っ赤だよ?大丈夫?」
「だ、大丈夫なわけないでしょ!?ありえないわよ!!」
「はー…。恥ずかしい…」
「絵里、お疲れ様です」
「中々よかったよ〜♪結構様になってたよ!」
「ありがとう、海未、ことり。それより、一体何なのよ、この企画は」
「んー?穂乃果ちゃん、説明したって」
「演技力コンテストだよ!!」
「いやいや、そんなの知ってるわよ。知っててやってるんだもの…。何でお題が百合なわけ?」
「えー?だって一番面白そうだったんだもん!興味本意だよ!」
「あなたの興味本意で私とエリーはあんなことさせられたわけ?」
「結構真姫ちゃんと絵里ちゃんもノリノリだったからいいかなぁー…って」
「よくないわよ。あんなの私の黒歴史よ」
「本当よ…。トップバッターがいきなり百合って…」
「まぁ、やってしまったもんはしゃあないしな?」
「私としたことが…」
「よし!じゃあ次行こう!次は…」
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…ん?何が起こっているか状況整理が出来ない? そういうと思いましたよ。なので、私の方から説明していきますね。
穂乃果達は東京へ向かう船の中、着くまで時間がある為、暇つぶしとしてこの企画をやっているようです。
この演技力コンテストでは、いくつかのお題があり、くじでそのお題を決めるそう。
トップバッターの絵里&真姫はそのくじにて百合を引いてしまい、あのような事をさせられたわけであります。
以上、説明終了です。
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「次は私とにこですか」
「そうみたいね」
「おぉ!中々みない組み合わせだね!」
「そうですか?」
「それじゃあ、にこちゃん!くじを引くにゃ!」
「んー」
制作時間約5分くらいであろう、くじ箱ににこが手を突っ込む。
「よし、これね」
「にこちゃん、何て書いてたの?」
「うぇっとね…」
「姉妹?」
「し、姉妹?何よそれ」
「理解に苦しみますね」
「姉妹って…。どういうお題なのよ」
「っていうかまともなお題一個も無いんと違う?」
「うーん…。そうかもね」
「だって…。このくじを作ったのは…」
「穂乃果ちゃんだからね」
「あはは…。何にも思いつかなくて…。でもお題はお題だよ!」
「仕方ないわね…。海未、ちゃっちゃとやっちゃうわよ」
「分かりました。…しかし、どちらが妹をやるのですか?」
「いや、それは海未でしょ。あんた実際に妹じゃない」
「ま、まぁそうですが…」
「それに、にこは実際姉やってるんだから。もう自然体でよくない?」
「いや、しかし、妹というのはあまり…」
「…?何が悪いのよ」
「とりあえず、穂乃果にどんな感じにやればいいのか聞きましょう。…そうすれば私が渋っている理由が分かるはずです」
「あ、そう。じゃあ聞くわ。穂乃果ぁー!ちょっと!!」
「はいはい、どうしたの?にこちゃん」
「どんな感じでやればいいの?にこ達何にも考えてないわよ?」
「うーんとね、妹がお姉ちゃんに甘えてるシーンをやってほしいな!」
「…そういうことね」
「それじゃ、海未ちゃん、にこちゃん!楽しみにしてるね!」
「…分かりましたか?」
「理解したわ」
2人は沈黙する。
「じゃあ、妹は海未ってことで…」
「ちょ、ちょっと!!嫌ですよ!観衆の前で人に甘えるなどという醜態を晒すなんて…。死んだほうがましです!!」
観衆って言っても7人しかいないんですけどね?
「いや、演技だから。大丈夫だって」
「ならにこがやってくださいよ」
「えー、にこはぁ甘えるのが上手すぎるからぁちょっと出来ないにこ☆」
「言ってる意味が何にも分からないのですが」
「とりあえず、妹役は海未ってことで!行くわよ!」
「なっ!?嫌ですっ!!ちょ、まっ!!」
海未は無理矢理にこに引っ張られ、遂に舞台上へとあがってしまった。
予想外の展開ということで。自分でも書いてて何をやっているんだろうと思いましたね。
喪失感が凄すぎる為、こんなことになってます。
戦国全く関係ないけど許してください。
次回はこの続きです。次回もこの変なコンテスト続きます。