箱庭物語「バグだらけの世界で…」   作:青空 優成

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前書き始めます。
ということで1日目午後です。
前回のアレックスとは一体!!?!?
前書き終わります。


もう1人

スティーブ: !!?

 

アレックス: ん?

 

スティーブ: あ、…あれ…アレックス!!!

 

アレックス: ん?あぁ、スティーブか。ん?

 

アレックス: ええ!!?スティィィブゥゥ!?!

 

アレックス: ぼ、僕だけがこの世界に来ているのかと思っていた

 

スティーブ: あの村長、アレックスにももう一人来てるって言ってなかったな、適当村長め。

 

スティーブ: いやー、でも良かったよ〜!!もうひとりがアレックスで!知らない人だったらさ、ちょっとね、気まずくなってたよ絶対!

 

アレックス: ん?そんなもんか?

 

スティーブ: うん、多分な

 

アレックス: あ、そうだ、今から金集めに行かないとだった、ごめん、ちょっと出かけてくる。

 

スティーブ: え、金ならあるけど?

 

アレックス: ん?

 

そう言ってお財布を見せる

 

アレックス: おお本当だ、なら揃えられるね

 

スティーブ: うん、協力してやろうぜ?

 

アレックス: 良いよ〜、そっちの方がボブっての早く倒せそうだもんね

 

スティーブ: だろ?んじゃ買いに行こうぜー

 

そう言って武器屋に向かって歩き始める

 

スティーブ: まじでマイクラの世界に来ちゃったんだな

 

アレックス: そうだね〜、人生でこういうのも体験してみるのは良いことかもね〜

 

スティーブ: ほんとに良いことか…

 

アレックス: そう言われてるとね…はは

 

スティーブ: お、着いた

 

スティーブ: あのーすいませーん

 

武器屋 オツスリー: お、おおう、ゲホッゲホッ…なんだい?

 

スティーブ: あのー、武器が欲しいんすけど

 

武器屋 オツスリー: お金はあるノが…オホッウフッゲホ…あるのか?

 

スティーブ: ああ、ある。

 

そう言って財布を開けてみる

 

スティーブ: あ、えっとー…んっとー…いーち、にー…さー。

 

スティーブ: 5,000円あるな。

 

武器屋 オツスリー: 5,000円!?そいじゃあ2人分は買えねぇのう。

 

スティーブ: あ、まじですか

 

武器屋 オツスリー: 武器にするので?もしくはそうびにするのでぇい?

 

スティーブ: え、と武器で

 

武器屋 オツスリー: んなら、…ツール一式なら揃えられるのぉ、石ツールなら2人分揃えられるがねぇい

 

アレックス: ならそれでお願いします

 

スティーブ: んー…何円だ?

 

武器屋 オツスリー: 石ツールセット2人分で3000円になりまっせ

 

スティーブ: 分かった…なら残りの2,000円でなんか装備買えないか、?

 

武器屋 オツスリー: んっとなー、そうですね〜…皮装備なら2人分買えますがねぇい

 

スティーブ: ならそれくれ

 

武器屋 オツスリー: へい、なり石ツールセットと皮装備で合計5,000円になりますぜい

 

お金を渡す。

 

武器屋 オツスリー: へいまいどぉー…

 

スティーブ: よし、じゃあ次はしょくりょ………

 

アレックス: ん?どうかしたのか…?

 

スティーブ: あ、やべ〜…もう金ない…!食料買えない!!どうしよッ!!?

 

アレックス: えええ、餓死しちゃうんじゃ……ん?

 

アレックス: そうだ、思い出してスティーブ!

 

スティーブ: え。なにを?

 

アレックス: ほら!餓死とかさ、殺されても俺らって何度でも生き返れ…

 

村長: ないのじゃっ!!!!!

 

スティーブ: うわあッ!!村長…いつから、ってかどっから…

 

アレックス: どゆことです?

 

村長: そうだな、説明せねばならないようじゃな、分かりやすく言えばマイクラでゾンビを倒すとどうなった?

 

スティーブ: えっとー、確か消えたな

 

村長: じゃろう?

 

アレックス: でも僕らプレイヤーは無限復帰出来ましたよ?

 

村長: そうじゃったろうな、だがボブのせいでプレイヤーも死んだら消えてしまうようになったのじゃ…そういうバグが発生するようになってしまってな…

 

スティーブ: は?じゃあ死んだら俺らは…?

 

村長: 消えてしまう…

 

アレックス: そうなんですね…じゃ、じゃあスティーブ!!やばいんじゃない??餓死って…

 

スティーブ: ああ、こりゃまずいな、チッ、先に言ってくれりゃ食料も買ったのによ

 

村長: 食料なら村の畑から小麦を伐採して作ればよかろう?

 

スティーブ: あー、そうだ、そうだった!!

 

スティーブ: よし、んじゃアレックス、お前は石の斧で木を切って作業台を作ってくれ、

俺は小麦を採りまくってくるから、

 

アレックス: 分かった。

 

アレックスは早々に森林の方に向かっていった

 

スティーブ: んじゃ、村長、お言葉に甘えて採らせてもらいますよ?

 

村長: うむ、この世界を頼んだぞ

 

スティーブ: お、あ、はい

 

スティーブは畑に小麦を採りに、アレックスは森に木を狩りに…行ったのであった。

 

アレックス: よいしょ、よいしょ……とりあえず1スタックは取っておくかな

 

スティーブ: んー、あれ、小麦何個でパン作れるんだっけ?

 

スティーブ: やべー、ド忘れした…!

 

スティーブ: んー…とりあえず取りまくればいっか…笑

 

10分後

 

アレックス: スティーブ!

 

スティーブ: んー?どうだそっちはー

 

アレックス: 1スタック取れたよー…でも…石の斧の耐久力が…半分もない笑

 

スティーブ: おお、まじか

 

スティーブ: あ、そうだ。あの…さ、パンの作り方教えてくんね?

 

アレックス: え?パンの???忘れたのまさか…

 

スティーブ: そのまさかだよ

 

アレックス: えっとねー、小麦3つだよー

 

スティーブ: おっ、そういやそうだったな…んじゃ、作業台を置いてくれ

 

アレックス: 良いけど、僕の家に…でいい?

 

スティーブ: ん?ああ、あれってお前ンチなんだ…じゃああれは俺んチか…?いや、長老が住んでいた気が…まぁいいや、うん、いいぞそこで

 

アレックス: ん、じゃあ。

 

テクテク、テクテク

 

スティーブ: よし、ではでは、作らさせていただくぜ

 

アレックス: うん

 

作業台: どうも、こんにちは、これからお願いしますね?

 

スティーブ: …は?

 

アレックス: え…?

 

スティーブ: んん?

 

アレックス: どゆこと……

 

スティーブ: さ、作業台が…!!

 

アレックス: 喋ったぁァァァァあ!!!!!?

 

スティーブ: お、落ち着け…喋るわけないだろ…?

 

アレックス: そ、それもそうか、…ああ、ビックリし

 

作業台: え、喋りますけど?

 

アレックス: た、オゥゥウウワァァッ怖わっつ

 

スティーブ: ……

 

アレックス: …ハァ…ハァ……ああ…落ち着いてきた…そうか、分かったぞ君もバクだね…?

 

村長: お見事!正解だ。

 

スティーブ: ぎゃァァァッ…!!!!?おま、ええ?村長…急に来んなよ!!ビックリするから!!

 

村長: 作業台が喋るようになったのもバクなのじゃよ…まぁ良い、すぐ慣れるのじゃ。

 

作業台: 何の御用です?

 

スティーブ: ………ああ、そうだった、ビックリしすぎて目的を忘れるとこだった、パンを作りたいんだ

 

作業台: なるほど、ではどうぞ、お使いください。

 

スティーブ: えっと、小麦を3つで………

 

スティーブ: よし、出来た!

 

スティーブ: あ、24個か…なら12個ずつだな、ほい、アレックス

 

アレックス: うん、ありがとう!じゃあ僕からも…はい、木32個

 

スティーブ: おう、サンキュー

 

村長: ん?やばいのじゃ!!!!!

 

スティーブ: え、村長いきなりどした

 

村長: もうすっかり夜じゃないか!!

 

スティーブ: あ、あぁ、そういやそうだな…

 

村長: さぁ、早く寝ないと!!お主らもはよ寝ないか!

 

アレックス: え、なんでですか?

 

村長: 夜になるとこの村にゾンビが押し寄せてきてな、さっきも言った通り死んだら無なのじゃ!だから寝ないといけないのじゃ、分かるじゃろう?寝たらあっという間に朝!朝だとゾンビ達は消滅する…さて、早く寝るんじゃ!

 

?:キャーーーーーーッ!!

 

村長: ん?この声は…まずい、カモねーさんの声じゃ、…襲われているようじゃな…助けねば!!!

 

スティーブ: え…?ええ?もうゾンビが!!?

 

村長: そうじゃ!!この世界は実は結構厳しいのじゃ!っとそんな暇ではない!助けなくては!

 

アレックス: ちょ、ちょちょちょっと、待ってください

 

村長: なんじゃっ!!!!

 

アレックス: 村長さん、それなら僕らが行きます…!スティーブ行こう!

 

スティーブ: は?ちょい待て!なんで俺らなんだよ!

 

アレックス: 村長さんは装備が薄いからだよ!村長さんの装備は皮…一緒か、でも武器が村長さんは木なんだ、石の方が強いに決まってる!!

 

アレックス: っと早く行こうっ!

 

スティーブ: んーーーー!!!ったく、しょうがねぇっ!

 

ガチャ…外に出た彼らはアレックスの無駄に優しいおかげでスティーブとアレックスはゾンビ退治をしなくてはならなくなりました…

 




後書き始めます。
武器屋のオツスリー…どういう意味か分かりますか?
オッスリー、スリーは日本語でさん。
オッさん。おっさんですね笑笑。
ってことで次回はゾンさんといちゃいちゃします。
後書き終わります。

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