タカイヨ塔に入り…いよいよ、クライヨ平原編も終盤を迎えようとしています。
箱庭物語も段々面白くなってきましたか??なってませんか?
まぁ、初心者の書く小説ですのでそこんとこ勘弁です。
11日目始まるよー。
前書き終わります。
スティーブ: いやー、疲れんなー…この階段…
全く、誰だ螺旋階段にしたの…!とか思いつつ、階段を上る
…4階…
スティーブ: っあーー、疲れた…はぁ…
アレックス: ほんとだね…ー疲れた
ん…そこには今までとは違う、普通の人、が居た…けど、明らかに捕らえられてる…腕に縄がぐるぐる巻きにされてるもん
アレックス: あ、
スティーブ: あーー!
武器加工屋 トンチ: ん…?
アレックス: ああ!!あ!
スティーブ: トンチさんっ!??
武器加工屋 トンチ: 誰だお前らっ!
アレックス: え??え??!
武器加工屋 トンチ: おまえら!ゾンビか!!!?
アレックス: ち、違いますよっ!
スティーブ: ゾンビじゃねーよ
武器加工屋 トンチ: え…どういうことだ?
スティーブ: いや、だからあんたを助けに来たんだよ
武器加工屋 トンチ: っ!!!おまえら…人間だな!あいつの仲間か!?
アレックス: え?あー、はい、まぁ人間ですけど…
スティーブ: あいつ?
武器加工屋 トンチ: おまえら以外の人間のことだ!あいつの仲間なら!おまえらなどに助けられたくなんかない!
アレックス: え…えええ!!?
スティーブ: なに言ってんだあんた、あいつって誰だよ
武器加工屋 トンチ: 確か、名前は「タイガ」と言ったか!?
アレックス: タイガ?誰だろその人
スティーブ: まぁ、安心しろ、そんなやつ知らねぇし、会ったこともねぇから。俺らはただあんたを助けに来た
スティーブ: おい、アレックス…縄を解いてやれ
アレックス: うん!
武器加工屋 トンチ: おまえら…ほんとにあいつらの仲間じゃないんだな?
スティーブ: そうだって!何回言わせんだよ!っつーか、もうひとりこの世界に来てたことが驚きだわ!
アレックスがトンチの縄を解く
スティーブ: ったく、タイガってのがあんたになにしたってんだよ…
武器加工屋 トンチ: いや、あいつは…なにもしてないが…、ただ、あいつは俺を助けてくれなかった…俺を一瞬チラっとみて、俺はタイガだとか言って上に上がって行きやがったんよ
アレックス: え?
スティーブ: はぁ?それだけ???
スティーブ: 当たり前だろ、見知らぬやつがどこで捕まってようと誰も助けねぇよ。
武器加工屋 トンチ: ぬ、…そんなもんなのか
スティーブ: いや、まぁ俺は助けるけどな笑
武器加工屋 トンチ: それはそうと…なぜ俺の名を?
アレックス: あー、キヨバアに情報を聞いて…助けようってことになったんです
武器加工屋 トンチ: キヨバアに?!
スティーブ: ああ、だから…さっさと出よう!こんなとこ
と言って下に3人で降りていく
1階まで降りるのにそう時間はかからなかった、モンスターも1匹もいなかったし…、ただ、螺旋階段で時間がかかった
スティーブ: ふぅ、んじゃ、もう俺らのミッション達成したし!
と言ってタカイヨ塔の玄関を開けると
ゾンビ: ヴヴ?
クモ: シュシュ?
スケルトン: …
クリーパー: プシュー
アレックス: あ、…
スティーブ: やっべ…忘れてた、ここって
モンスターがザワザワと居たのである
スティーブ: モンスターの村じゃねぇかぁあ!!
こちらに気づき、モンスター共は襲ってくる
スティーブ: くそー、こうなったらまたクリーパーさんの爆発大作戦やるしかないな!
スティーブ: 行けっ!アレックス!!
アレックス: えええええっっ!!?
と言ってる間に囲まれ、もう逃げ場がない、ここでクリーパーさんの爆発大作戦をやると俺らにまで被害が及ぶ…どうしたら…、と思っていた直後
ゾンビ: ウヴァァッヴゥっァァァ
クリーパー: プシューン…
スケルトン: 、ガァゥ
クモ: シュシュ……
周りにいたモンスターが次々倒れていく…
アレックス: なっ、
スティーブ: なにが起こってる!!?
?: チッ…銃弾を無駄にした
武器加工屋 トンチ: んん?あ、っ!あいつは!!
武器加工屋 トンチ: タイガってヤロォだ!!!!
スティーブ: あいつが、俺ら以外の……!?
スティーブ: タイガァァッツ!!!!??
タイガ: てめぇらの身は自分で守りやがれ!
スティーブ: あぁっあ??!
タイガはタカイヨ塔の頂点に居る…そこから射撃してくれたみたいだ…
タイガ: よっ…じゃあな…すこし用があるもんで!また会おうっ!
アレックス: ちょっ!!
アレックス: ありがとうねっっ!!!!
ニヤッとタイガは笑うと俺らとは反対側に飛び降りていった
武器加工屋 トンチ: あいつ……いい奴だな…いい奴だった…
アレックス: …助けてくれたんだ、僕たちを
スティーブ: っ!!……ほら、さっさと抜けるぞ!またモンスターが集まってきてる!
そう、少しでも目を離すとモンスターがすぐ近くまで来ているのだ
スティーブ: さ、行くぞ
………
スティーブ: ふぅ、なんとかエレベーターまで着いたな
武器加工屋 トンチ: ぜぇ、ぜぇ、……疲れた、
スティーブ: まぁ、ずっとあそこに座ってたんだろ?そりゃ体力も減ってるんじゃないか?筋力が落ちてたりもするだろ
アレックス: あー、そっか。でもいつか戻るよ!
スティーブ: だな
スティーブは↑のボタンを押す
スティーブ: また、乗ってんのか…モンスター。
アレックス: 乗ってるだろうね…僕も瞬殺斬りを何度も使っちゃったせいで足が痛いや…
ピンコーーーン、という音とともにエレベーターが降りてきて、開く
スティーブ: あれ?
アレックス: 居ないね…
おかしい、普通なら乗っているはずなのに…、1匹もモンスターは乗っていなかった
アレックス: まぁ楽でいいね
スティーブ: だな
と言って3人は乗り込み、閉ボタンを押す
…エレベータが上がっていくのが分かる…
スティーブ: 一体どんだけ日にち経ったんだろうな…全く寝てないから…疲れちゃったし、眠いなー
アレックス: うーーん。疲れたぁ……
武器加工屋 トンチ: ありがとな…おまえら…助けてくれてよ
スティーブ: ん、良いよ別に
武器加工屋 トンチ: このお礼は必ずするからな!
アレックス: 気長に待ってますよ笑
とかなんとか言ってるうちに…、着いた
ウィイーーーン
アレックス: あれ、おかしいね
スティーブ: どうなってやがる
…クライヨ平原なのに、モンスターが一体も居ない…!!おかしい…
武器加工屋 トンチ: おかしいな…
アレックス: まぁいいか、楽だし
スティーブ: さっきも言ってたなおまえ笑
…3人は簡単にいとも簡単にクライヨ平原を抜け、東の村に帰っていった…
…
後書き始まります。
この箱庭物語は投稿する前から最初から最後までシナリオは考えてたんです…どこで伏線置いてー、どこで回収してー、とかも既に考えて書いてたんです!だって、行き当たりばったりだと回収されない伏線とかが出ちゃうかもですし…でも今回は後付けなんです!!
後付けしてもちゃんと回収できるようにしますし、面白い伏線とかアイディアが思いついたら今後も後付けしてこうと思います!
そこんところよろしくです!!
タイガ…かっこいい泣
後書き終わります。