箱庭物語「バグだらけの世界で…」   作:青空 優成

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前書き始まります。
タカイヨ塔に入った2人!タカイヨ塔(ネームセンスどうしたw!?)
良いんです…ホワスパさんはネームセンスとか気にしません。
今回はやや文字数少なめ!見やすいね!やったね!
え?めんどくさいんじゃないかって?そんなこ…こ、そんなことあるわけないじゃないですか!あはは!!
10日目始まるよー
前書き終わります。




タカイヨ塔に入り、約10分…、スティーブとアレックスは二階へと上がっている

 

スティーブ: ったくさっきのゾンビは一体なんだったんだろうなー

 

アレックス: 人間からゾンビになるとああやって、操られちゃうんだね…。絶対にああはなりたくないねー

 

スティーブ: 本当だな、でもあの指揮官ゾンビみたいなやつ以外も、銃を使えるみたいだったし、なんか知能上がってね?

 

アレックス: あー…そういえば

 

スティーブ: どゆことだろなー…でもやりづらくなってるのは事実だよな、知能が上がって強くなってやがった、チッ…、素手だけで闘えよゾンビ共。

 

アレックス: まぁ…そっちの方が斬りやすいもんね笑

 

…2階…

 

スティーブ: あー…やっと着いた…

 

アレックス: 地味に2階までの階段が長い…

 

そう、2階までの階段が長いのである、まっすぐに階段を作ってくれれば良いものを、なんの優しさからか螺旋階段上…登るのが大変なこった…。

 

スティーブ: んー…ここにはトンチさん居ないのかぁ…

 

スティーブ: 居るのは…うわぁ、スケルトンかよ…

 

スティーブ: (カチャカチャカチャ…うるせぇ)

 

スケルトン: 出てけ…出て行け。

 

スティーブ: え!!!??

 

アレックス: スケルトンが…喋った??!

 

スケルトン: 早く出てけ

 

スケルトン: (うわぁぁあっつ!!駄目だ…体がゆうことを聞かない…!!?なんだ、どうしちまったんだぁぁ??!実験体として注射を打たれてからスケルトンになっちまったし…嫌だぁ!人を…射抜きたくない!!たすけてくれぇぇえでぇ)

 

スケルトン: 出て行く(な……!!くそっ、言えねぇ、最後まで言わせてくれっ、出て行くな!って!こいつらあれだろ!例のトンチを助けに来た…!トンチはまだ打たれ…)

 

スパッ

 

アレックス: ふぅ…

 

アレックス: なんか動かなかったね、今のスケルトン…なんか考え事してたみたい…どうしたんだろ?

 

スパッスパスパスパ

 

スケルトン: …うァァァ

 

スティーブ: よし、ナイス!作戦通り(俺の)

 

スティーブ: 相手に考え事をさせたのは俺だから俺の活躍だよな??

 

アレックス: 斬ったの僕だよ?

 

スティーブ: 知らない子ですね

 

アレックス: あー…まぁ良いけどね笑…、じゃあ3階行こうか

 

テクテク…

 

スティーブ: 本当にここにトンチさんがいるのかなぁー

 

アレックス: そこちょっと疑問だよね?

 

スティーブ: ああ、電話の相手の名前さえ分からなかったしな…

 

アレックス: なんか怪しいね…

 

とか愚痴りながらも3階に着いた俺たち…素敵!なんにも疑わないなんて!!!

 

…三階へついた……

 

が、

 

スティーブ: おま、っっ、誰だ!?

 

そう、そこには今までのモンスターとは一風違った、人?モンスター?分からないが…、とにかく猫の仮面をした人…人だな多分、が居た

 

?: おっとっと、ありゃー……、あんた達ってあれでしょ?あの、なんっつったけ、にゃー、そうそう!思い出した、侵入者でしょ???

 

スティーブ: うん?誰だてめぇ、俺らは侵入者じゃない!!!ただ、トンチさんを助けに来ただけだ!

 

?: それ、侵入っていうんにゃよね…

 

アレックス: あなたは…誰ですか?

 

?: ンニャ?答える義理は無いにゃー!あ、ってゆーか、あんた達が侵入してるってことは……

 

?: フゥ〜…やれやれ、あいつ嘘つきやがったにゃ!…あとで殺すっ!

 

スティーブ: まぁ、とにかく、別に身内で殺し合うのは構わないんで、通させてもらいますよ?

 

?: にゃっ!?…?それは無理にゃ、

 

スティーブ: アレックスー、またよろしく

 

アレックス: はいはい…

 

?: んにゃ!!通さないのにゃっ!

 

アレックスが斬ろうとした……その瞬間

 

?: ンニャッァア!!

 

スティーブ: え……!!?

 

アレックス: ぐふっつ

 

早すぎてよく分からなかった…けど、アレックスが斬ろうとして、その剣を猫の仮面がひらりとかわして…アレックスの腹に1発…殴った!?

 

アレックス: ぐっっ…

 

?: にゃはははー!もっと、行くにゃよーー

 

と高笑いしながらアレックスに向かって手を振り上げる

 

スティーブ: そんなこと…させるわけねーだろっ!!

 

すかさず、猫の仮面とアレックスの間に入り…猫の仮面を斬ろうとする

 

スパスパスススス…

 

駄目だ、速い!!!

 

?: そんなスピードじゃ無理にゃ

 

アレックス: くっ……

 

スティーブ: 速い……、速い!…速い?速い??…あーーーーーっ!!

 

スティーブ: (アレックスの十八番!瞬殺斬り!!)

 

スティーブ: 使えるか?アレックス??

 

アレックス: う…ん、多分

 

アレックス: (あー、あんま、やりたくないんだけどなぁ、あれ使うと足がフラフラしちゃって…でも使わないと勝てないか…こんな猫の仮面かぶってるふざけた奴に…!!)

 

?: にゃはは?使えるってなんのことにゃ?

 

スティーブ: 黙って見てろ

 

?: んにゃっ?

 

アレックスが小さく屈み、剣を構える

 

スティーブ: (あ、この体勢ってことは地味に本気の瞬殺斬りじゃん!)

 

ニヤッとスティーブは笑い、言う

 

スティーブ: 行け

 

アレックス: 了解

 

シュシシシシシューーーー

 

?: にゃっはぁぁぁっつつつあああ

 

猫の仮面しているやつはその場にガクンと膝をつく

 

アレックス: ふぅ、…あー、

 

スティーブ: こいつ、本当に人間か…!?

 

?: にゃはは…久しぶりにゃ、膝をついたのは……、中々楽しくなってきたにゃ…

 

プルルルルル

 

スティーブ: ん?なんの音だ?

 

アレックス: …?

 

すると、猫の仮面がポケットからマートンを取り出す

 

鳴っていたのは猫の仮面のマートンだったみたいだ

 

?: なんにゃっ?

 

そう呟き、猫の仮面はマートンに耳をあてる

 

?: もしもしにゃー

 

ーーーーーー…ーーー

 

?: ニャーーーーッ!?それまじですか??!す、すぐ行きますにゃ!

 

スティーブ: (なんだこいつ)

 

?: すまにゃい!少し用事が出来てな、あんたらの相手はまた今度にゃ!

 

?: あ、そうそう、私の名は…ネコマスク!また会うと思うから忘れずににゃっ!

 

と言ってネコマスクは急ぎ足で下へと降りていった…

 

スティーブ: ネコマスク……って、

 

アレックス: ん?なんか心当たりでも?

 

スティーブ: そのまんまじゃねぇかぁっ!!!猫の仮面してるからネコマスクだろ?そのまんまじゃねぇか!!

 

アレックス: あー、そこか…確かに、そのまんまだね

 

スティーブ: …にしてもあいつ強かったな、

 

アレックス: うん、僕の瞬殺斬りで倒れなかった

 

スティーブ: 今後もあんなバケモンが出てくんのかな…

 

アレックス: …

 

スティーブ: …

 

アレックス: …

 

スティーブ: 強くなんなきゃな、俺ら。

 

アレックス: そうだね

 

…かくして2人はまだ上があることを知り、4階へと上がっていくのであった…

 




後書き始まります。
いやー、今回出てきた猫の仮面をつけたネコマスク!オリジナルキャラです…僕の中でこのキャラは好きだなぁ…、うんうん、
箱庭物語のキャラは基本的にオリキャラで行こうと思ってます。
スティーブとアレックスとかはオリキャラじゃないな笑
後書き終わります。

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