運命を覆す伐刀者   作:蒼空の魔導書

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まずは前座、重勝の試合です!重勝がやってしまった禁忌(タブー)とは?





重勝、禁忌(タブー)を犯す?選抜戦第十九戦目開幕!

数々の激闘が繰り広げられた学内選抜戦も残りは後二戦・・・どんよりとした曇が天を覆う下、破軍学園第一訓練場内では選抜戦最終戦へと駒を進める十二人の騎士を決定すべく、選抜戦第十九戦目の試合が進行中であった。

 

『ご来場の皆様、お待たせしました!これより選抜戦第十九戦目を開始します!』

 

司会進行の女子生徒による開始宣言が場内に響き渡り、会場内に歓声が大いに沸いた。

 

『他の会場では既に九試合が行われ、残りの試合は此処第一訓練場で行われる二試合と今話題の問題となっている黒鉄一輝選手が試合をする国際魔導騎士連盟日本支部の摸擬戦場で行われる一試合のみとなりました!黒鉄選手の試合の結果は決着が着き次第その報が届けられるとの事ですが、果たして黒鉄選手は最終戦へと駒を進めて来るのでしょうか!?どう思いますか、本日のゲストの西京寧音先生?』

 

『ん~、よっぽどの事がない限りたぶん楽勝で黒坊が勝つんじゃね~の?今日連盟に行ってんの別に大した事なさそうだったしな~』

 

『先生という立場なんですから依怙贔屓は止めてもらいたいものですが・・・この人は言っても聞かないでしょうね・・・まあ気を取り直して、それでは本日の第一試合の選手入場だぁぁああっ!!まず青ゲートからリングに上がって来たのはこの世の悪を愛と夢と希望のチカラで討ち滅ぼし世界の平和を守る可憐な騎士(ヒロイン)!自らが想像したモノに身体を変化させる伐刀絶技《変身(メタモルフォーゼ)》と愛と正義のヒロインのチカラの前に悪が栄えた例(ためし)無し!校内序列第八位、三年五組Cランク!《変身少女(チェンジガール)》《綺羅星(きらほし)のぞみ》選手ですっ!!』

 

まずピンク色に染めた髪を白いリボンで結んでツインテールにしていて眼が不自然にキラキラしている女子生徒がバトルフィールド上に現れ、一部の男子生徒達の声が歓喜をあげた。胸元に赤いリボンを付けて袖とスカートの裾にヒラヒラの白いレースを縫い付けた変身ヒロイン風の改造学生服が彼女の可憐さと痛々しさを強調させている。

 

『あの娘確かこの前十八歳になったって言ってたよな?・・・十八歳になって変身ヒロインとか・・・プッ!』

 

『やめてあげて下さい、世の中には二十歳を越えても魔法少女をやっているヒロインも存在するらしいですからまだおかしくない筈です・・・たぶん・・・・・さあ!続きまして赤ゲートより姿を現したのは毎度お馴染皆の嫌われ者!暗黒の剣を携えて空から襲い掛かるその姿はまさに悪魔!恐らくこの男程悪役(ヒール)が似合う者はこの学園には居ないでしょう!!校内序列不動の第一位、三年一組Bランク!【裏切り者の序列一位(エース・オブ・ビトレイアー)】風間重勝選手の入場です!』

 

赤ゲートを潜り抜けてバトルフィールド上に黒い悪魔———重勝が気怠そうに額を指で掻きながら現れ、瞬間もはやお馴染となったブーイングの嵐が飛ぶ。重勝はそれを完全無視して目の前に立つヒロインと向き合った。

 

「現れましたね!学園の皆を不幸にする裏切り者の悪魔、風間重勝!!その悪逆非道な行い、この【プリティーマジカル☆のぞみ】が許さない!愛と希望のチカラをもって成敗してあげるから覚悟しなさい!!」

 

「・・・・・・」

 

キラッ☆と右手の人差し指と中指を立ててその間から右眼が覗くように手を添えると左手を腰に当ててウィンクをしキメポーズを取るのぞみを見て重勝は沈黙する。ハッキリ言って痛い、周りから「いいぞいいぞのぞみちゃぁぁああん!」や「行け行けのぞみちゃん!学園に巣くう諸悪の権化、風間重勝をやっつけろぉぉおおっ!」とか「プリティーマジカル☆のぞみ、萌えぇぇえええっ!!」などという気色悪い男の声が第一訓練場内に響き渡ってかなり鬱陶しい。

 

「夢と希望と愛よ、世界に届け!出でよ《謎心の錫杖(パンドラ・ハーツ)》!!」

 

そしてのぞみはクルクルその場で回りながら先端にハート型のフレームが付いた杖型の霊装を顕現させた。

 

「・・・未来(さき)を指し示せ、【重黒の砲剣(グラディウス)】」

 

のぞみに対して奇妙なモノを見る眼を向ける重勝も自身の霊装である砲剣を顕現して手に取り、その切っ先をのぞみに向けた。

 

『両者霊装を顕現!これで試合準備完了です!正義のヒロインが愛と希望のチカラで黒い悪魔に鉄槌を下し、世界の平和を護り抜くのか!?それとも悪魔がヒロインを討ち、世に悪が蔓延ってしまうのか!?それでは参りましょう!選抜戦第十九戦目、本日の第一試合————LET's GO AHEAD(試合開始)!』

 

「その眼に焼き付けて、私の華麗なる変身を!プリティーマジカル☆チェーンジ!!」

 

『おおっと綺羅星選手!初っ端からお得意の【変身】を使ってきたぁぁああ!!彼女の身体が眩い光に包まれてしまいました!今まで様々なモノに変身して周りをあっと言わせてきた綺羅星選手ですが果たして今回彼女は何に変身するのでしょうか?私、とても楽しm—————』

 

その瞬間、愛も勇気も夢も希望も裏切り者に向く憎しみさえ掻き消す爆★発★音が第一訓練場中に鳴り響いた。

 

「・・・テレビの中でやっていろよ」

 

その爆発音を起こした張本人である重勝が先程までのぞみに切っ先を向けていた砲剣を持つ腕を下ろしてそう吐き捨てていた。下ろした砲剣の切っ先を見てみると発砲した後のような煙が立っており、のぞみが変身を行っていた筈の場所が爆煙に覆われている・・・ここまで言えばもう分かるだろう、そう、この男は変身ヒーロー・ヒロイン物最大の禁忌(タブー)を犯したのだ。

 

「「「「「あの野郎、やりやがったぁぁあああああああっ!!?」」」」」

 

『ななななななんとおぉぉぉぉぉっ!!風間選手、綺羅星選手が変身途中にも拘らず無情にも砲撃を発砲!!正義のヒロインに相対する悪役に有るまじき卑劣な不意撃ちをこの男はやってしまいましたぁぁああああっ!!汚い!さすが裏切り者の序列一位、汚いっ!!』

 

『アハハハハハッ!!マジでやりやがったよ重坊!こりゃあ悪役失格さね、プププッ!』

 

観客スタンドの一部の男子生徒達の大ブーイングが飛ぶ中砲撃によって発生した爆煙は止んで消え、そこには黒焦げになって横たわり失神した無様なヒロイン(笑)の姿があった・・・。

 

「綺羅星のぞみ、戦闘不能!勝者、風間重勝!!」

 

『そしてレフェリーより風間選手の勝利が告げられましたっ!!風間選手、十九戦連続完全試合(パーフェクトゲーム)!やはりこの男を止められる騎士はこの学園には居ないのか!?最終戦進出です!!』

 

「ふざけんな裏切り者がっ!!」

 

「とっとと引っ込みやがれクズ野郎っ!!」

 

「お前なんか東堂会長が必ずブッ倒してくれる!いつまでも調子に乗ってんじゃないぞ!!」

 

重勝の勝利が決まると同時に観客スタンドから野次と共に大量の空き缶やペットボトルが投げ入れられる、当たり前のように観客の生徒達によるブーイングだった。

 

「・・・・・はぁ・・・よく飽きねーな・・・」

 

呆れるように溜息を一回吐いてバトルフィールド上から退場して行く重勝、彼が去った後のバトルフィールド上では投げ入れられて散乱したゴミの山に黒焦げのヒロイン(笑)が埋もれてしまったのであった・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「シゲ、お疲れ!」

 

試合を終えて赤ゲートを潜り控室に戻って来た重勝を次の試合に出る為に待機していた幸斗が出迎えた。

 

「ああ、疲れたな・・・精神的に」

 

「なんだよ、あれくらいでだらしねぇなシゲ!最近フラフラとどっかに行く事が多くなったから鍛練不足で身体が鈍ったんじゃね?ん?」

 

「かもな・・・お前や親父達の喧しい口上とかで当の昔にあの手の類には慣れた筈だったんだが・・・」

 

なんだか話が噛み合っていない・・・幸斗は戦闘による気疲れの事を言っていて、重勝は先程倒した変身ヒロイン(笑)の痛々しいペースに嫌気を感じて頭痛がする事を話している・・・間違いなく話が噛み合っていない・・・。

 

閑話休題(それはさておき)試合後に観客の生徒達が多量のゴミをバトルフィールドに投げ入れた所為で会場整備の為のインターバルが設けられたので少し時間ができた。幸斗と重勝はこの時間を使い、控室に置かれてあるソファーに座って幸斗の今日の対戦相手である如月烈の話をする事にした。

 

「シゲ、烈先輩って強ぇのか?序列三位って言ってたけどよ」

 

幸斗はドストレートに重勝に質問をする。烈の事に関して幸斗が知っているのは重勝と刀華に次ぐ破軍学園の校内序列第三位である事と【空間土竜(ディメンショナルモール)】という二つ名で呼ばれている事、後どうでもいい事だが食事に必ず焼肉のタレをかけて食べる変食者であり【ってリユウだ】という口癖である事・・・そして重勝の学園の数少ない友人である事ぐらいである。情報が少ないので幸斗は試合の参考の為に聞いておこうと思ったのだろう・・・まあ、幸斗は涼花のように相手の情報を活かす戦い方は向いていないので単に興味本位で聞いたのだとは思うが・・・。

 

「・・・ああ、強えーぞ。身体能力に関しては弟の絶や俺達には劣るがヴァーミリオン並には優れているし、奴の能力に至っては間違いなく【破軍の全生徒中最強の能力】だからな」

 

幸斗の質問に対して重勝はソファーの背凭れの上に両腕を乗せて天井を仰ぐように凭れ掛り、思い耽るように確かに口にした、烈は破軍最強の能力を持っていると・・・。

 

「それマジな話か?お前や生徒会長さん、ステラよりも強い能力だって言うのかよ?」

 

幸斗はそれを聞いて顔を少し引きつらせて軽い驚きを露わにしている、当然だ、空を自由に舞い地上の者を砲撃で蹂躙する重勝や対応不能の雷速の抜刀術を抜き放つ刀華、そして世界最高峰の魔力量を持ち一切合切を摂氏三千度の炎で塵へと変えるステラすらも超える能力を序列三位でBランクの烈が使ってくると言うのだから。

 

「まーな。ハッキリ言って烈の伐刀絶技《土竜の手(モール・ザ・ハンド)》はチートだぜ、俺は奴と誰も見ていない山奥で無許可で摸擬戦をした事があったんだが・・・危うく負けるところだった」

 

「はぁっ!?」

 

幸斗は今度こそ大きな驚きを露わにした。前に重勝は破軍学園に入学してから去年の七星剣武祭一回戦の棄権を除き公式戦摸擬戦学園イベント戦負け無しだったと烈から聞いたのだが全てが完全試合だったとは聞いていない、それでも自分の憧れの伐刀者である重勝が摸擬戦で敗北寸前まで追い詰められた事があったという事実には驚愕せざるを得なかったのだ。

 

「それってどういうk『一年・真田幸斗君、三年・如月烈君、試合の時間になりましたので入場してください』」

 

「おっ!掃除終わったか、意外と早かったな。お待ちかねのお前の出番たぜ幸斗!」

 

西風の若手の中でもトップクラスの実力を誇り破軍学園最強の学生騎士である重勝がチートと称する烈の能力とは一体何なのかと幸斗は重勝に聞こうとするが、運悪くインターバルの時間の終わりと次の試合の開始準備完了を告げるアナウンスが流れた。あれだけのゴミをもう片付けたのかと重勝は運営スタッフの有能さに感心し、幸斗の背中をバン!と叩いて激励を入れると二人はソファーから立ち上がり、幸斗は入場ゲートを潜って行こうとするのだが、重勝がちょっと待てと幸斗を呼び止めた。

 

「何だよシゲ?」

 

「時間がねーから詳しく烈の能力について話せねーけど、一つだけアドバイスだ。アイツの霊装には絶対に触れるなよ・・・【消される】ぜ」

 

「?」

 

幸斗は重勝のアドバイスが意味不明過ぎて首を傾げた。消される?それはどういう事なのかと追及したいところだが残念ながらそんな時間は無い。

 

「・・・まっ、良っか!戦れば解るだろうからな。んじゃあシゲ、楽しんで勝ってくるぜ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先程のブーイングの嵐が嘘の様に熱気的な大歓声が聴こえてくる。薄暗い通路の中を一人の鬼は己の行く道を阻む敵を討ち果たさんが為に目の前に広がる光に向かってゆっくりと進行しその光を突き破って大歓声が包むバトルフィールド上へと足を踏み入れた。

 

『ちょっとしたアクシデントがありましたが、皆さんお待ちかねの本日第二試合の開幕です!多くの人がこの試合に注目している事でしょう!何故ならこの試合は本日の・・・いや、この選抜戦第十九戦目の最好カードと断言できる組み合わせ!代表入り候補者同士の潰し合いなのですから!会場内の興奮が最高潮に達するのも当然と言えるでしょう!!・・・それでは選手入場だぁぁああっ!!赤ゲートから最初に姿を現した騎士は黒鉄一輝選手同様魔力量が乏しい才能社会の敗残兵!しかぁぁしっ、侮る事なかれ、奴は雑兵に非ずっ!【紅蓮の皇女】【城砕き(デストロイヤー)】【深海の魔女(ローレライ)】といった名だたる猛者を次々とその剛力と不屈の闘志を以って蹴散らしここまで進撃して来た最強の兵(つわもの)なりっ!!現代に蘇った戦国武将!!一年二組Eランク!【殲滅鬼(デストラクター)】真田幸斗選手、ここに見参だぁぁぁあああああっ!!!』

 

割れんばかりの大歓声が上がり、運命を覆す伐刀者真田幸斗は堂々たる姿勢で戦場(いくさば)に立ち、正面に見える青ゲートの中より現れる猛者を迎え撃たんが為に闘気を高める。その闘気の圧力は対峙する者に巨大な鬼を幻視させる程の凄まじさだ・・・しかし今回の敵は破軍でも三本の指に入る猛者、鬼を幻視する程度では怯む事は無い。

 

『そして後に続いて青ゲートを潜り抜けてリングに現れた騎士は我が校のビッグ3!昨年の七星剣武祭にも出場し成績は【雷切】東堂選手に次ぐベスト8!その節は東堂選手と同じく惜しくも現【七星剣王】諸星選手に破れてしまいましたが、その実力は折り紙付きです!果たして地に身を潜める土竜の鉤爪は鬼をも狩り取るのか!?校内序列第三位、三年一組Bランク!【空間土竜】如月烈選手の入場ぉぉおおおおおおおおおっ!!!』

 

アホ毛が立った黒い髪が目立つ伐刀者如月烈がバトルフィールド上に現れた瞬間に会場の熱気は最高潮に達する。大気を震わせる程の大歓声が響く中で20mの間合いを挟み、幸斗と烈、両雄は遂に向かい合った。

 

「待ってたぜ烈先輩!あのシゲが認める程の強ぇ相手と戦えるなんてワクワクするぜっ!!」

 

「ははっ!俺もだ真田。お前はヴァーミリオン戦に砕城戦、黒鉄の妹戦と、あっと驚くようなパフォーマンスを次々に披露してその存在を周りに大きく刻みつけたってリユウだからな、一学生騎士として戦って勝ちたいと思わない奴はヘタレだってリユウだ」

 

不敵な笑みをして互いに今の想いを打ち明け闘志を燃やす二人。

 

「運命を切り拓け!鬼童丸っ!!」

 

「堀り進め!《神楽土竜(かぐらもぐら)》っ!!」

 

対戦カードが決まった時からこの瞬間が待ち遠しかった。二人は歓喜を上げるようにそれぞれの霊装(えもの)を顕現、幸斗は朱い刃(やいば)の太刀を手に取り、烈はモグラの鉤爪を模した二爪一対の武装を両手の甲に装着した。

 

「勝負だ真田っ!!」

 

「臨むところだぜ烈先輩っ!!アンタをブッ倒してオレは上に行くっ!!!」

 

『ほっほ~、なかなか凄まじい闘気さね♪ちょっとビリッと来たじゃねぇか』

 

『私は既に汗びっしょりです!これは我々の心を震わせるようなドラマが期待できるでしょう!!それでは選抜戦第十九戦目、本日の第二試合にして最終試合を開始します!皆さんご一緒に試合開始を宣言しましょう!せーーーーーーのっ!!』

 

「「「「「「「LET's GO AHEAD(試合開始)!!!」」」」」」」

 

試合開始が告げられると同時に幸斗はロケットスタートの如く飛び出して行った。

 

『おおっと、やはり真田選手いつもと同様に正面から堂々と先制を取りに行ったぁぁあああっ!!如月選手、真田選手の規格外の攻撃力に対してどう対処するっ!!?』

 

「シゲは烈先輩の能力はこの学園最強だと言っていたが、でもそんなの関係ねぇっ!!真ん前からブチ破る!!今まで培って来たこの自慢の剣でぇぇぇええええええっ!!!」

 

幸斗は太刀を下段に構えて雄々しく前方に待ち受ける烈に向かって駆け抜ける。果たして重勝が破軍学園全生徒中最強の能力と称する烈の伐刀絶技【土竜の手】とは一体どういう能力なのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




重勝、当たり前のように一撃で勝利!(笑)

重勝「戦場じゃあ一瞬でも隙を見せた奴から死んで行くからな、あんなデカイ隙を見逃す奴は幸斗以上のアホだ・・・それより、実況解説の女子が【二十歳を越えても魔法少女——】と言った時に俺の中の何かが疼いたんだけど・・・」

気・の・所・為・だ!

それよりも近状報告があります、詳しくは活動報告をご覧くださいね!

それではまた次回!




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