ジョジョの奇妙な冒険~episodeofhighschool~   作:DJトッティー

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さらば駆王地区!向かうはSWORD地区!

ダークゴーストside

 

俺はバイクでアジトに帰って来た

 

 

ここは天道街の廃寺

通称、達磨寺

 

俺がバイクを止めると、赤い法被を着た奴等が寺の前に大集合していた

 

俺は変身を解除し、男達の前に立つ

 

すると、男達が道を開ける

 

 

その直後………

 

ズドォォォン!

 

ダークゴースト『げっふぅぅぅ!』

 

俺の腹にものすごい衝撃が走り、見るとそこには小さな少女が俺の上に乗っていた

 

オーフィス『サノ、お帰り、我、寂しかった』

 

ダークゴースト『あぁ、ただいま、悪かったな』

 

こいつはオーフィス

 

無限の龍神で俺のこの力にひかれて、俺に近づいたらしい

 

俺はこの無限の龍神様を連れて、お堂の方まで歩く

 

右京『遅かったな、どこ行ってたんだ?』

 

この白髪頭は右京

俺達のブレーキ役だ

 

ダークゴースト『あぁ、ちょっと駆王地区にな』

 

加藤『あぁ、お前が気になってるってやつの事か?』

 

ダークゴースト『あぁ、そんな所だ』

 

こいつは加藤鷲

俺達、一家の特攻隊長だ

 

 

黒歌『うにゃ!オーフィスずるいにゃ!私もサノに抱きつきたかったにゃ!』

 

こいつは黒歌

ウチで世話をすることになった悪魔の女だ

 

 

ダークゴースト『仲間内の喧嘩はよせよ?おめぇらがやりあうと寺がもたねぇ』

 

二人をなだめていると、ある事に気づく

 

 

ダークゴースト『あれ?ノリは?』

 

左京『お前のいない間にサツに捕まって今は留置場で隔離されてるらしい』

 

この帽子の奴は左京

俺達の頭脳だ

 

ダークゴースト『マジか……まぁいいや、しばらくは活動休止だな……』

 

 

俺は大勢の男達に向かって叫ぶ

 

ダークゴースト『いいかてめぇら!しばらく大人しくしとけ!わかったな!』

 

 

「「「「「おおぉぉぉ!」」」」」

 

頭が戻るまで、俺達は動かない

 

それまで、復讐の牙を研ぐ

 

それが俺達……復讐の壊し屋一家"達磨一家"だ

 

 

 

ダークゴーストsideout

 

 

 

 

 

ジョシュアside

 

 

ネローの一件から数日たったある日

俺はチノにあることを持ちかける

 

ジョシュア『なぁ、チノ……ちょっと相談があるんだが……』

 

チノ『なんでしょう?』

 

ジョシュア『SWORD地区に行こうと思うんだが……』

 

チノ『いいですよ?』

 

ジョシュア『ほんとか!?』

 

チノ『ただし、ジョジョさん一人だと無茶しそうなので私も付いていきます』

 

ジョシュア『え!?でもタカヒロさんは?』

 

チノ『父にはもう許可を取っています』

 

ジョシュア『マジか……タカヒロさん寛大過ぎない?』

 

 

そうして、俺はチノと共にSWORD地区に行くことをオカ研メンバーやココア達、そして生徒会のメンバーに伝えることになった

 

 

ジョシュア『しばらくの間、俺はチノと一緒にSWORD地区に行くことにした』

 

リアス『SWORDへ?』

 

ジョシュア『あぁ、ダークゴーストの事も気になるが……ネローは恐らく……九龍と繋がってる』

 

アザゼル『九龍が本格的に仕掛ける前に、こっちから仕掛けるって訳か……』

 

ディアボロ『しかし、証拠が無ければ闇に葬られるぞ?』

 

ジョシュア『それを掴むために俺はSWORDへ行くんだ』

 

ディアボロ『……本気で行く気だな?』

 

ジョシュア『あぁ、もちろんだ』

 

 

しばらく沈黙する一同

 

 

ディアボロ『……止まる気が無いなら俺は何も言わん』

 

ディアボロ……

 

ジョナサン『でも、危なくなったらすぐに戻ってくるんだよ?』

 

ジョシュア『ジョナサン……わかった!ありがとう!みんな!』

 

 

そして、俺とチノのSWORD行きが決定した

 

数日後、俺とチノがSWORDに行く準備をしていると、チノが不安そうに呟いた

 

 

チノ『……大丈夫でしょうか……?』

 

ジョシュア『……もしかして、この間の事か?大丈夫だ。何があっても俺が守ってやる』

 

 

チノ『いえ、その事ではなく…』

 

ジョシュア『?じゃあ、何が?』

 

チノ『ラビットハウスを離れるとなると……ココアさんが心配です……』

 

あぁ……それはわかる……

 

ジョシュア『でもまぁ……リゼやシャロがいるから大丈夫じゃねぇか?いざとなったらリアス達がいるだろうし』

 

主にツッコミ要員としてだと思うが……

 

チノ『ふふ、そうですね!』

 

 

その夜、ココアはチノちゃん成分を補給だよとか言って一日中チノにベッタリしていた

 

 

そして、SWORDに向かう当日

 

俺達の出発にジョースターズやオカ研メンバー、生徒会にココア達が見送りに来てくれた

 

ジョシュア『じゃあ、行ってくる』

 

リアス『行ってらっしゃい、気をつけてね?』

 

ジョシュア『あぁ、わかってる』

 

リアス『チノちゃんも気をつけてね?』

 

チノ『はい!行ってきます!』

 

俺とチノがゴーストライカーに乗ろうとしたその時

 

マコト『ジョジョ!』

 

ジョシュア『マコト!?アラン!?どうしたんだよ?』

 

 

アラン『こいつらも持っていけ』

 

俺はマコトとアランからそれぞれ

 

信長、ツタンカーメン、フーディーニ、グリム、三蔵の眼魂とマシンフーディーを受け取る

 

 

ジョシュア『……これは…』

 

マコト『SWORDでグレイトフルになることがある可能性があるなら、お前が持っていた方がいい』

 

ジョシュア『……わかった……じゃあマコト、しばらくの間、俺のゴーストライカーを頼んだぜ?』

 

マコト『あぁ、任せろ』

 

ジョシュア『……じゃあ……行ってくる!』

 

 

俺とチノはマシンフーディーに乗り、SWORD地区を目指す

 

 

何が起こるかわからない

 

だが俺は、必ずチノを守ってみせる

 

それが俺の……進む道だ!

 

 




今回がepisodeofhighschool最終回となります!
次回からepisodeofSWORDが始まりますので、よろしくお願いいたします!
では!episodeofhighschoolご愛読ありがとうございました!

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