ジョジョの奇妙な冒険~episodeofhighschool~   作:DJトッティー

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イッセー、散る

獅音side

 

俺は白音に会うために

ある場所に行くことを決めた

 

獅音『さて、行くとするか……』

 

しかし、後ろから銃をつけられる

 

獅音『……なんの真似だ?』

 

イゴール『あなたの目的は何ですか?』

 

獅音『………ロキの抹殺』

 

イゴール『!?』

 

俺は気弾をいつでも放てるように臨戦態勢を取る

 

獅音sideout

 

ナレーションside

 

イッセーと小猫はある場所に来ていた

 

それは、超SSS級はぐれ悪魔・獅音の話を聞くためであった

 

何故、話を聞くことになったかと言うと

小猫が覚悟を決めたからである

 

イッセー『ここで間違いないの?』

 

小猫『………』

 

イッセー達が待っていると…獅音がやって来た

 

獅音『……待たせたな』

 

小猫『話を聞かせてください』

 

獅音『俺は……ロキを潰すため、内部に潜り込もうと考えた…だが、甘かった…奴は俺を見逃す条件として、主を殺すことを要求した』

 

小猫『どうしてそんな要求を!?』

 

獅音『仕方がなかった!俺がやらなくとも、いずれは奴等がやった……だから…お前らの命だけでも助けるために……』

 

小猫『……私たちの命の為……?』

 

獅音『それからも…この地位まで上り詰めるために、罪を重ねた……』

 

イッセー『話は聞いた。あんたをぶっ飛ばすのにはちょうどいい理由だ!』

 

イッセーは魔力弾を獅音に放つ

 

獅音『俺の罪は俺の命で償う!だがそれは、ロキを倒し、この世界を救ってからだ!』

 

小猫『ッ!兄様……』

 

イッセー『うるせぇ!今ここで償え!』

 

小猫『イッセー先輩!』

 

イッセー『離してくれ!小猫ちゃん!』

 

すると上からトカゲみたいな怪人が降ってきた

 

獅音『こいつは!』

 

トカゲの怪人は小猫を吹っ飛ばしたあとイッセーに向かった

 

イッセー『っち!』

 

そこに獅音が割って入ってきた

 

獅音『行くぞ、白音』

 

小猫は獅音についていってしまった

 

しかし、イッセーはトカゲの怪人に行く手を阻まれてしまう

 

 

イッセー『ぶっ飛べ!』

[Boost!]

 

イッセーは特大の魔力弾を放ち、トカゲの怪人をぶっ飛ばす

 

そして、イッセーはジョジョ達にも連絡を入れる

 

ナレーションsideout

 

小猫side

 

獅音『♪~♪~』

 

兄様は口笛を吹いていました

 

それはとても懐かしい……

昔、兄様が口ずさんでいた曲でした

 

小猫『少年よ、旅立つのなら、晴れた日に胸を張って……昔のままですね……』

 

 

獅音『姿はこんな風になってしまったがな……どうだ?俺と一緒に戦わないか?この世界を救うために』

 

小猫『……私はオカルト研究部の一員……兄様と一緒には行けません……』

 

獅音『……そうだったな……今やお前も…仮面ライダーの一人だ……兄として誇らしい…』

 

小猫『兄様!』

 

獅音『……今は何をしているんだ?』

 

小猫『今は……伝説を甦らせようと3つのアイコンを探しています』

 

獅音『そうか……なるほどな……』

 

すると、地面から先程のトカゲが出てきました

 

小猫『さっきの!こんなところにまで!』

 

獅音『大丈夫だ、戦う必要はない』

 

小猫『え?』

 

一瞬でした

私は近くに吹っ飛ばされてしまいました

 

小猫『兄様、何を……』

 

獅音『ふっ………ははは!べらべらと大事な事を喋って、愉快だな……』

 

小猫『どういう事ですか……』

 

獅音『お人好しなお前は…俺に騙されたんだよ』

 

小猫sideout

 

ジョシュアside

 

俺は、イッセーの連絡を受け

 

オカルト研究部のメンバー全員で駆けつけていた

 

ジョシュア『イッセー!』

 

イッセー『先輩!待ってました!小猫ちゃんの居場所は?』

 

カザリ『メダルの反応から見て、ここからさほど遠くない所にいるね』

 

絋汰『ナイス!』

 

あぁ、でも……簡単にはいかせてくれないわな……

 

俺達の目の前に奴が現れた

 

イゴール『今から行っても遅いですよ?』

 

ジョシュア『んじゃ、やっぱりてめぇらは!』

 

イゴール『やはり、あの人は食えないお人です』

 

やっぱり組んでやがったか!

 

ジョシュアsideout

 

ナレーションside

 

小猫は素手でトカゲの怪人と戦っていた

 

小猫『それが兄様の本心ですか!じゃあ!この世界を救いたいというのは……!』

 

獅音『ふふふ……嘘に決まってるだろ?』

 

獅音はそのまま、膝蹴りを食らわせ、小猫の首を掴み、トカゲの怪人に投げ飛ばす

 

獅音『俺はこの手で世界を掴む。弱い奴が死のうが俺には関係無い……たとえそれが血を分けた兄妹だとしてもな!』

 

一方で、獅音の計画を知ったジョジョ達は

 

イゴール『獅音はそういう御方です』

 

ジョシュア『……正義がねぇ……心がねぇ……てめぇら、ぜってぇ許さねぇ!変身!』

[レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!]

 

ジョジョの変身音と共に戦闘を開始した

 

そして、小猫も変身する

 

小猫『変身!』

[タカ!トラ!バッタ!タ・ト・バ!タトバ!タ・ト・バ!]

 

ジョジョ達の戦闘はまさに数の暴力と言う形だった

 

木場『イッセー君!君は小猫ちゃんの所に‼』

 

イッセー『おう!』

 

イッセーは小猫の所に向かった

 

リアス『ジョジョ!貴方も行って‼』

 

ジョシュア『了解!』

 

そして、ジョジョとイッセーは小猫の所に向かった

 

 

 

 

 

 

小猫『兄様ぁぁぁあああ!』

 

獅音『ふん!』

 

小猫は獅音に攻撃するも、反撃を許してしまう

 

イッセー『小猫ちゃん!』

 

ジョシュア『小猫!』

 

イッセーは獅音に向かっていった

 

ジョシュア『おい!イッセー!』

 

イッセー『はぁ!』

 

獅音『っ!兄妹の時間を邪魔しないでもらいたいね!』

 

イッセーは獅音に反撃されてしまう

 

獅音『やれ』

 

トカゲの怪人はイッセーに向かっていくが、ジョジョが立ちはだかる

 

[ダイカイガン!オレ!オメガドライブ!]

 

ジョシュア『オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!』

 

小猫とイッセーの戦いも徐々に激しくなっていく

 

イッセー『はっ!』

 

小猫『はぁ!』

 

獅音『貴様らにはロキを倒すのは無理だ!伝説とやらは俺が使ってやる!』

 

イッセー『あんた!何でその事を!』

 

獅音『ふっ……兄想いの妹が教えてくれたんだよ……なぁ?』

 

小猫『っ!はぁぁぁ!』

 

獅音は掌打で距離を置き、蹴りで二人をぶっ飛ばす

 

「「うわぁぁぁ!」」

 

そして、変身を強制的に解除されてしまった

 

一方、リアス達も決着をつけようとしていた

 

アーシア『はぁ!』

 

アーシアがリアスの背中を利用し、アクロバティックな動きで相手を翻弄する

 

[hurricane!please!フーフー!フーフーフー!]

 

アーシアはそのまま、相手の頭上を通りすぎてしまう

 

 

アーシア『まだまだです!』

 

そのまま、風の力を利用し、斬撃をイゴール達に食らわせる

 

リアス『ナイスよ!アーシア!』

 

しかし、リアスがアーシアの肩に手を置くと、アーシアはバランスを崩してしまう

 

アーシア『はううぅ!』

 

リアス『大丈夫?しっかりしなさい……行くわよ!』

 

[シャモナ シューティング シェイクハンズ!シャモナ シューティング シェイクハンズ!]

 

[final attack ride!]

 

「「シスターズクラッシュ!」」

 

[チョーイイネ!シューティングストライク!サイコー!]

[b・b・b・brasst!]

 

二人が必殺技を決める直前、イゴールは仲間二人を盾にする

 

イゴール『こんな所では死ねませんねぇ』

 

そして、仲間二人が爆発した

 

イゴール『ではまた』

 

イゴールはその場を離れる

 

一方、小猫たちは……

 

獅音『どうだ?実の兄に裏切られた気分は?悔しいか?悲しいか?……最高だな!』

 

小猫『………イッセー先輩……アンク達の言うとおりです……私は…自分が思ってる以上に…甘い女です……』

 

イッセー『なに言ってんだよ…』

 

小猫『ねぇ……兄様…私はどこかで、兄様は裏切らないって信じてました……私には……私には兄様と姉様しかいなかったから!……これが絶望です……私を…殺してください……獅音……』

 

獅音『……ああ、可愛い妹の頼みを、叶えてやる……』

 

獅音ははゆっくり、蹴りの構えを取る

そして、波紋を練る

 

獅音『あの世に送ってやる』

 

イッセー『小猫ちゃん!』

 

しかし、イッセーがそれをかばう

 

イッセーが小猫を押し、小猫のいた場所にイッセーが立ち、獅音の蹴りを食らう

 

他のメンバーも駆けつけるが、時すでに遅し

 

イッセーはその場に倒れこんだ

 

小猫『あ、ああ、い、イッセー先ぱぁぁぁい!』

 

小猫はイッセーの近くまで走る

 

小猫『どうして……どうして私なんかを庇って……っ!…私はっ!』

 

イッセー『おお、バカ野郎……兄貴がいねぇとか……言うなよ……俺達が、いるじゃんか……小猫ちゃん…』

 

イッセーはそのまま……息を引き取った……

 

 

小猫『………』

 

獅音『……今日の所はその男に免じて退いてやる、次に会うときを楽しみにしてるぞ』

 

獅音はその場を去る

 

小猫『う、うぅ、うあああぁぁぁあああ!獅音んんん!』

 

オカルト研究部のメンバーは部室に戻ることになった

 

仗助『……俺のクレイジーダイヤモンドの能力でも無理っす……』

 

ジョシュア『DIOのザ・ワールド・オーバーヘブンは発動出来ないし……』

 

朱乃『そんな……』

 

小猫『っ!………』

 

小猫は部屋を出ようとする

 

ジョシュア『小猫、どこに行く気だ?』

 

小猫『決まってます!獅音の所です!』

 

リアス『貴方には別に頼みたいことがあるわ、イッセーの遺体を……アザゼル先生のラボに運んで頂戴』

 

小猫『部長!』

 

リアス『頭を冷やしなさい‼』

 

小猫『っ!』

 

リアス『貴方が冷静さを失い、イッセーがこうなってしまった……それを胸に刻んでおきなさい』

 

小猫は……イッセーをアザゼルのラボに運ぶことになり

 

そして、小猫はしばらくラボに籠る事になった……


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