ジョジョの奇妙な冒険~episodeofhighschool~   作:DJトッティー

52 / 93
体育館裏のウィザードラゴン
ディオドラ、匂う


学期が始まった俺達の生活。2年生のイッセーのクラスでは紫藤イリナが転校してきた。イリナは天使に転生していて天界の使者として共に戦うようだ。

 

 

そんな生活が始まろうとしていたが…現在1つの問題が起きてた。

 

 

 

 

 

 

 

 

ジョシュア『…完全にストーカーじゃねぇか』

 

 

 

 

 

アーシアと面識のある悪魔がいた。

その名はディオドラ・アスタロト。

アーシアはかつて教会の聖女としてた時に怪我をした悪魔を治した事があって。

 

その悪魔がディオドラだったらしい。

 

冥界から駒王町に戻ってきた時にアーシアにプロポーズするわ、アーシアにアプローチするわで…はっきり言って迷惑以外の何者でもねぇ。

 

しかも今度のレーティングゲームの相手はディオドラ・アスタロトだしよ。

 

 

その時…部室に転移魔法陣が現れた。

 

 

ディオドラ『ごきげんよう。ディオドラ・アスタロトです。アーシアに会いに来ました』

 

その紋章はアスタロトだった。

 

 

 

 

俺はディオドラが来てから超不機嫌です

 

えぇ、不機嫌ですよ?何か?

 

 

だってよディオドラから嫌な気配を感じるんだよ。

 

ディオドラ『リアスさん単刀直入に言います。僧侶をトレードしたいのです』

 

ギャスパー『いやん!!僕はトレードされるのですか!?』

 

徐輪『されないから安心しなさい』

 

僧侶のトレードと聞いてギャスパーは徐輪に抱きついてきたが徐輪が安心させた。

 

ディオドラ『僕が望むのはリアスさんの眷属。アーシア・アルジェントさんです。此方は……このカタログから選んでください』

 

リアス『ごめんなさい。私はトレードをする気はないの。単純にアーシアを手放したくないの』

 

ディオドラ『…それは彼女の能力?それとも彼女自身が魅力だから?』

 

リアス『どちらもよ。私は彼女を妹のように思っているわ』

 

アーシア『部長さん!!』

 

アーシアはリアスの言葉に感動していた。

それはもちろん俺もそう思ってる

 

リアス『それにあなた、求婚の意味を分かってるのかしら?』

 

この言い方……

こいつ少しキレてるな……

 

 

ディオドラ『……わかりました。今日は諦めます。ですが僕は諦めません』

 

ディオドラはイスから立ち上がり帰ろうとするが…

 

ジョシュア『待ちな』

 

ディオドラ『…ん?』

 

俺が立ち塞がった。

 

ジョシュア『てめぇ誰だ?って顔をしているから自己紹介させてもらうぜ。俺はお節介やきのジョシュア・ジョースターだ」

 

ジョジョはディオドラの回りを歩く

 

ジョシュア『俺はある特技を持っててな……匂いで悪人か、善人か嗅ぎ分ける事ができるんだ……まぁ、何が言いたいかと言うと……』

 

ディオドラはジョジョを邪魔のような目で見てた。

 

ジョシュア『ゲロ以下の匂いがプンプンするぜーっ!!』

 

俺はイミテイトストッカーをアトゥム神に変える

 

ジョシュア『てめぇから悪人の匂いがプンプンするんだよ…1つ聞くぞ?てめぇ…禍の団とグルになってるだろ?』

 

俺の言葉にオカルト研究部の全員が警戒するが…

 

 

ディオドラ『何をバカな事を…僕は現魔王のアジュカ・ベルゼブブの血族のディオドラ・アスタロトだぞ。勝手な言いがかりは止めてくれないかい?下等な人間くん?』

 

アーシア『そんな事を言わないでください!!』

 

アーシアはディオドラにビンタをした。俺を罵声まじりで否定するディオドラだが俺は何とも思ってない顔でディオドラに聞いた。

 

ジョシュア『魔王と神に誓ってお前は禍の団と繋がってないんだな?』

 

ディオドラ『あぁ。魔王と神に誓って繋がってないよ』

 

ジョジョはその言葉を聞いて目を細めて…

 

ジョシュア『……分かった。疑って悪かったな』

 

ディオドラ『…ふん』

 

ディオドラは転移魔法陣で帰っていく前に…

 

ディオドラ『赤龍帝…次のゲームで僕は君を倒そう。そしたらアーシアは僕の愛に…』

 

イッセー『お前に負けるわけねぇだろ!!俺の先輩を弱者呼ばわりしたお前なんかにな!!』

 

実際俺を下等な人間と呼んだ瞬間に小猫、ミッテルト、絋汰、戒斗はディオドラに殺気を向けていた。

 

ディオドラ『アーシア。今度はゲームで会おうね。』

 

そう言いディオドラは帰っていった。

 

ジョシュアsideout

 

 

ナレーションside

 

ディオドラ『ふぅ……あの人間……なかなか勘が鋭いな……』

 

ディオドラは安堵していた

 

自分が禍の団に繋がっていることがバレずにすんだためである

 

ディオドラが安堵していると、ある男がやって来た

 

イゴール『それは当然です。彼は仮面ライダーであり、スタンド使いでもある……あまり油断はしない方がいいですよ?』

 

イゴールである、彼は小猫の兄である獅音に殺されたはずである

 

獅音『……全く、作戦通りとは言え…無茶をする男だ…』

 

そう、獅音とイゴールはグルだったのである

 

ディオドラ『……僕たちの計画は必ず成功する……人間ごときに邪魔されてたまるかッ!……それに……僕の趣味もあるしね……』


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。