ジョジョの奇妙な冒険~episodeofhighschool~   作:DJトッティー

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この話はマコトとアランのキャラ崩壊が強い回です!
マコトとアランのキャラ崩壊は認めぬと言う方はブラウザバックしてください(°▽°)



ジョジョ、喧嘩を売る

小猫との話から時は流れ

 

俺はグレモリー本邸に戻っていた

 

リアス『いい?何があっても冷静にいなさい。ライバル達に無様な姿は見せられないわ‼』

 

そう意気込むリアス

 

つーか俺とイッセーと朱乃の三人だけなんだが?

 

すると、木場とミッテルトが戻ってきた

 

木場『只今戻りました!』

 

ミッテルト『ただいまッス!』

 

リアス『お帰りなさい。祐斗は少し筋肉付いたんじゃない?』

 

木場『そうですか?』

 

木場は俺とも修行をした

その中であいつはもう一つの最終フォームに至った

 

ま、それは今度のレーティングゲームでまた見せてくれるらしい

 

次は……

包帯を巻いたミイラだよな?

 

ゼノヴィア『おーい!みんなぁ!』

 

ゼノヴィアかよぉぉぉ!

 

ま、どうせ怪我とか治したことが無いから適当に巻いたらこうなった的なやつだろ?

知ってる

 

 

次はアーシアだ!

 

アーシア『皆さん!お久しぶりです!』

 

ジョシュア『おぉ、アーシア!どうだ?神器の方は?』

 

アーシア『まだまだです…』

 

ジョシュア『まぁ、そう落ち込むな。伸びしろはあるってこった』

 

後はギャスパーだな

 

小猫はもう既にリアスの側にいる

 

すると

リアスの近くに白い羽が

 

ん?この羽は……

 

そして目の前にはリアスにひざまづくギャスパーの姿

 

ギャスパー『お久しゅうございます。姫』

 

 

あ、察し

 

俺が察した瞬間

 

「「「「「「「えぇぇぇえええ!?」」」」」」」

 

驚きの声が響いた

 

ギャスパー『何を驚かれているのです?』

 

ジョシュア『おい、そこら辺にしとけよ?お前の事は今日が初対面なんだからよ』

 

ギャスパー『……ふむ、そうであったか…教えてくれてありがとう、下僕その一』

 

ジョシュア『あ゛ぁ゙!?』

 

そう、ギャスパーにはまた二体のイマジンがとりついたのだ

一人は察しの通り……

 

ギャスパー『我が名はジーク!皆のもの!私を敬うがよい!』

 

ジョシュア『とりあえずお前は出ていけ!ネガ!』

 

俺がネガと呼ぶと

ギャスパーの髪の一部が白から黒に変わる

 

Nギャスパー『やれやれ、バカ鳥が失礼したな。俺はネガタロス。バカタロ…じゃなかった、モモタロスの兄だ。よろしく頼む』

 

二人が自己紹介するも

他のメンバーはノーリアクション

 

Nギャスパー『これ大丈夫か?』

 

ジョシュア『ま、大丈夫だろ。それよりネガ、そろそろギャスパーに変わってやれ』

 

Nギャスパー『わかった』

 

ネガタロスはギャスパーから離れ

実体化する

冥界では過去の世界と同じ作用があるのか未契約のイマジンでも実体化できる

 

ギャスパー『部長!お久しぶりです!』

 

リアス『あ、えぇ、久しぶりね……え?』

 

イッセー『ギャスパーが!』

 

木場『どもってない!』

 

ギャスパー『はい!一度会った人や知り合いならもう緊張しなくなりました!』

 

ジョシュア『んじゃ、魔王領に行きますか!恒例なんだろ?若手悪魔の集会』

 

リアス『えぇ』

 

俺達は魔王領に向かうことにした

 

 

 

 

 

 

魔王領に着き、控え室に向かうと

控え室の前に誰か立っていた

 

リアス『サイラオーグ!』

 

サイラオーグ『む?リアスか?』

 

こいつはサイラオーグ

リアスのいとこだ

 

ま、俺も今日初めて会ったんだけどな

 

アーシア『部長さん、この方は?』

 

サイラオーグ『む?自己紹介をしていなかったな。俺はサイラオーグ・バアル、バアル家の次期当主で、リアスのいとこだ』

 

サイラオーグは気さくに自己紹介する

 

ジョシュア『俺の名前はジョシュア・ジョースター、俺の事は感謝と親しみを込めてジョジョって呼んでくれ』

 

リアス『それで?なんで廊下に?』

 

サイラオーグ『あぁ、それは――』

 

サイラオーグが何かを言おうとしたその時

 

突如、爆発音が聞こえた

 

サイラオーグ『全く、面倒事には関わりたくないんだがな』

 

???『バカなの?死にたいの?』

 

???『るっせぇ!俺のアニキをバカにしたんだ!一発殴らせろ!』

 

二人の悪魔が喧嘩をしていた

 

ジョシュア『リアス、あの二人は?』

 

リアス『眼鏡の方はシーグヴァイラ・アガレス、タトゥーが入ってる方はゼファードル・グラシャラボラスよ』

 

ジョシュア『ほう……』

 

部長の隣にいたサイラオーグさん?は首を二、三鳴らして今にも爆発しそうな二人のところに歩いていった。

 

リアス『イッセー、彼をよく見ておきなさい。彼が若手ナンバーワンの悪魔よ』

 

イッセー『なっ!?マジすか!?』

 

ナンバーワン……

一番強いってことか……

俺が納得しているとサイラオーグは既に二人の間に入っており、その場にいる殆どの人の視線を集めていた。

 

サイラオーグ『シーグヴァイラ、ゼファードル。これ以上騒ぎを起こすな。いきなりだがこれは最終警告だ。無視するのであれば俺が相手をするぞ』

 

ゼファードル『関係ねえよ。俺のアニキをバカにしたんだ。俺は絶対に許さねぇ!』

 

ドゴンッ!と

激しい打撃音と共にゼファードルは地面に殴りつけられた。

おいおい……。あんなのまともに当たれば気絶なんかじゃすまねぇだろ。

 

ゼファードル『痛ぇな、コラ!』

 

そう思っていたのだが、ゼファードルは直ぐに起き上がり、下からアッパー気味にサイラオーグを殴り返した。

 

サイラオーグ『グッ!……今ので気絶しないとはな。少し舐め過ぎていたようだな』

 

ゼファードル『ハッ!それ以上の拳を知ってんだよ、こっちはよ』

 

サイラオーグ『なるほど、以前に俺以上の拳を受けたのか。通りで今の一撃に耐えられるハズだ』

 

ゼファードル『チッ、てめぇも俺の拳を受けてピンピンしやがってよ。バアルの無能って認識は変えねぇとな』

 

どっちも普通じゃねえ。

イッセーも少しは強くなったって思ってたけど、何回の倍加をすれば今の一撃に耐えられる?

 

……そもそもガードベント使えば耐えられるじゃん

 

 

サイラオーグ『喧嘩の理由はなんだ?世間で聞いていた凶児とは違った印象を受けるお前がくだらない事で怒る様には見えんのだが?』

 

ゼファードル『……チッ、アニキをバカにされたんだよ』

 

兄弟の事をバカにされたから怒ったのか?

ヤンキーっぽくても以外と良い奴なのかな?

少し印象が変わったぜ。暖かい目で見よう。

 

リアス『ど、どうしたのジョジョ。いきなりほっこりした顔になって』

 

リアス……。

気にすんな。俺は唯、兄弟愛ってものにほっこりきただけだ

 

ん?でも姉妹がいたな…

自称だが……

 

サイラオーグ『アニキ?元次期当主のカーシャモラルはそんなに良い兄だったのか?俺の認識では犯罪者だろう。お前も、そう考えたのだろうシーグヴァイラ』

 

シーグヴァイラ『え、ええ』

 

犯罪者?

ゼファードルのアニキって犯罪者だったの?

あ、でもゼファードルが庇う様に怒るってことは冤罪か何かなのか?

 

ゼファードル『あんなゴミ以下のクソミソカス野郎が俺のアニキィ?ざけんな!』

 

……おおっと…

アニキ、すっげぇボロカスに言われてる…

何でや?

 

サイラオーグ『では誰の事だ。魔王であるファルビウム様をバカにする事なんてもっとないだろう』

 

シーグヴァイラ『勿論よ、魔王様を貶すなんて馬鹿じゃない限りしないわ』

 

ファルビウム?

あぁ、確か今の魔王様の一人だよな。

ってことはゼファードルはリアスと同じ魔王の血族かぁ。

 

ゼファードル『あ?なんだ、シーグヴァイラはカーシャモラルの野郎をバカにしてたのかよ』

 

シーグヴァイラ『え、ええ。そうなるのかしら?』

 

ゼファードル『なんだよ、なら最初からそう言えよ!うし、ドンドンバカにしていいぜ』

 

「「「「「えええええええええええええええ⁈」」」」」

 

ゼファードルはさっきの怒りは何処に行ったのかってぐらいの爽やかな笑顔で親指を立ちながら言った。

なんで!?

 

サイラオーグ『ゼ、ゼファードル。じゃあお前のアニキとは誰なんだ?』

 

ゼファードル『あ?決まってんだろ。そんなん……』

 

サイラオーグが少し戸惑いながらも話しかける。ゼファードルは言葉に少し、間をおいて言い放った。

 

 

ゼファードル『ユウゴのアニキの事だぜ‼︎』

 

その場にいたオカ研全員が固まった

 

サイラオーグ『?どうした』

 

俺は直ぐ様

ユウゴを召喚する

 

今日はソラがチノ達の護衛を担当してるはずだし

 

ユウゴ『おう、どうした?』

 

俺はユウゴの肩をつかんで揺らす

 

ジョシュア『お前昨日一体何をしたぁぁぁあああ!』

 

ユウゴ『あぁ、昨日はオーマに任せて冥界の果てを見に行ってた!』

 

ジョシュア『ふっざけんなぁぁぁあああ!』

 

俺はユウゴに説教している傍ら

アーシアに向けられた狂気の視線を感じ、ユウゴを壁に叩きつける要領でその視線を遮る

 

すると、一人が一瞬

怒りの表情を俺に向けるがすぐに優しい表情に戻った

 

あいつは確か……

 

悪魔『ジョシュア様、セラフォルー様とサーゼクス様がお呼びです』

 

ジョシュア『わかった、すぐ行く。つー訳だ、後は任せたぜ』

 

俺はユウゴを帰して、セラたんとサーゼクスさんの元に向かう

 

ジョシュアsideout

 

イッセーside

 

ちょっとした騒動もあったが、その後は何事も無く進んだ。各眷属の人達と自己紹介。どの人も強そうで俺が一番弱く見えて情けない。

 

ドライグ『何を言う?お前は俺とドラグレッダーに選ばれた男だぞ?』

 

ドラグレッダー『そうだぞ?お前は二体の赤龍帝がいるんだ。お前は強いさ、相棒』

 

そうだな

 

ありがとう、ドライグ、ドラグレッダー

 

俺達は今、メイドさんに案内されて不気味な雰囲気の場所に連れて行かれた。

俺や匙のような眷属達は部長の様な王前に後ろで控えている。

かなり高い椅子の上に偉そうな悪魔さん達が座っており、その中でも一番上のところにサーゼクス様やセラフォルー様がいる。他にも二人いるが多分、魔王様なんだろうな。

 

サーゼクス『よく集まってくれた。これは若手悪魔の顔見せと同時に君達を見定める会合でもある』

 

悪魔1『まぁ、さっそくやってくれたようだが?』

 

初老の悪魔が喋り、ゼファードルさんやシーグヴァイラさん、サイラオーグさんを皮肉げに一瞥する。ゼファードルさんはまいったまいったと言う風にカラカラ笑っている。

 

サーゼクス『君達、六名は家柄と共に実力も申し分ない。しかし、若手だからこそここでお互いの実力を高めあってほしい』

 

サイラオーグ『我々もいずれ禍の団との戦いに投入されるのですね』

 

サーゼクス様が部長達に説明するように話すとサイラオーグさんが禍の団について聞いた。旧魔王派とかの奴らか……。テロリストの考えはよくらわかんねぇぜ。

 

サーゼクス『いや、私はあまり若手悪魔の君達を投入したくはないとおもっている』

 

サイラオーグ『何故です?私たちにもそれ相応の覚悟はあります』

 

サーゼクス『私は次世代の悪魔を余り失いたくはないのだよ。だが、その勇気は認めよう。感謝する』

 

サーゼクス様の言葉に納得は出来ない様だがサイラオーグさんは頷いた。あと、サーゼクス様……真面目に魔王やってるなぁ。プライベートとは大違いだ。

 

その後、お偉いさんの長ったるい話やレーティングゲームについての細かい注意などがあったが、頭の悪い俺には全くわからないぜ!と思い聞いた振りをして過ごした。

これが終わったらパーティーか……。

ベッドで気持ち良くひと眠りしてから行きたいぜ。

 

サーゼクス『さて、それでは最後に君達の今後の目標を聞かせてほしい』

 

サイラオーグ『俺は魔王になるのが夢です』

 

サーゼクス様の言葉にサイラオーグさんはまっすぐに前を向いて言い放った。

その姿に他のお偉いさん達も驚嘆の声を上げている。

 

「「「「「ほう」」」」」

 

悪魔1『大王の家から魔王、前代未聞ですな』

 

サイラオーグ『俺が魔王になるしかないと民が感じればそうなります』

 

サイラオーグさんはお偉いさん方の言葉にも動じない。そんな姿に男として純粋にカッコいいと思う。ジョジョ先輩もそうだが木場とかサイラオーグさんとか、俺のまわりの男達はカッコいい人ばかりだ。

 

リアス『私はグレモリーの次期当主として生き。レーティングゲームの大会で優勝することが夢ですわ』

 

サイラオーグさんの言葉のすぐあとに部長が自分の目標を述べる。

 

他の悪魔の人達も次々に目標を話していく。アスタロトやアガレスの人達の目標も感心したけど、一番印象に残ったのはヤンキー兄ちゃんこと、グラシャラボラス次期当主の言ったユウゴのアニキと真正面から戦いたいだ。

お偉いさん達はユウゴ?と分かっていなかったがユウゴさんの事を知っている俺達グレモリー眷属やソーナ先輩のシトリー眷属はとても驚いていた。魔王のサーゼクス様やセラフォルー様はすげぇ爆笑してたけど。

 

そして最後に目標を話したのはソーナ先輩だった。

 

ソーナ『私は冥界にレーティングゲームの学校を建てることです』

 

学校かぁ。ソーナ先輩なら凄く上手くやりそうだよなぁ。

俺は感心するだけだったけどお偉いさん達は眉を寄せて余りいいとは思ってなさそうだ。

 

悪魔2『学校なら既にあるはずですが?』

 

ソーナ『それは上級悪魔と特権階級の悪魔しか通えない学校です。私が創りたいのは下級悪魔や転生悪魔でも通うことのできる学校です』

 

凄いな。

そんなことをソーナ先輩は考えていたのか……。

俺なんておっぱいの事で頭がいっぱいだって言うのに。

匙やシトリー眷属はどこか誇らしげだ。

しかしーー。

 

「「「「「ハハハハハハハハハハ‼︎」」」」」

 

お偉いさん達の笑い声が室内に響き渡る。

あ?

なんだよ、笑いどころなんて今の話しで何処にあったんだよ。部長を見ると少し顔を顰めていた。

匙も、訳が分からず驚いている。

 

悪魔1『それは無r…』

 

ジョシュア『お茶です』

 

悪魔2『これは傑s…』

 

マコト『お茶です』

 

悪魔3『なるほど! 夢見る乙m』

 

アラン『お茶です』

 

悪魔4『シトリー家の跡取りともあろう者がそのような夢を語るとは。ここがデビュー……』

 

「「「お茶です」」」

 

お偉いさん達が次々とソーナ先輩達を嘲る様な言葉を言うたびに、お茶ですの言葉で遮られている。お茶を配っているのは三人の執事だ。

 

三人とも燕尾服を纏い、その顔には何処か人を挑発するような笑顔を浮かべているのが印象的だろう。

 

「「「「………⁈」」」」

 

は!?

なんか、いる!?

俺達のとても良く見知った顔が燕尾服を着てお茶を配っている。

というか、ジョジョ先輩だった。

 

右隣を見れば木場が冷や汗を左を見ればシトリー眷属が唖然として口をポカンと開けている。シトリー眷属もジョジョ執事のこと知らなかったのか?

いや、俺達も知らなかったけど

 

悪魔4『ええい!先ほどから何だ貴s』

 

ジョシュア『お茶です』

 

悪魔4『お茶はもうよいわ!』

 

にしてもジョジョ先輩無駄にハイスペックだよな。今のでもうお偉いさん達全員にお茶を配り終わってる

 

悪魔3『何者だ!ここには部外者以外は入れない筈だぞ!』

 

すると、ジョジョ先輩がスッゴい笑顔になる

 

ジョシュア『何者だと聞かれたら!』

 

マコト『答えてあげるが世の情け!』

 

アラン『冥界の破壊を防ぐため!冥界の平和を守るため!』

 

マコト『愛と真実の正義を貫く!』

 

ジョシュア『クール&ビューティーな執事役!ジョシュア!』

 

マコト『マコト!』

 

アラン『アラン!』

 

ジョシュア『冥界を駆ける執事の三人には!』

 

マコト『ホワイトホール!白い明日が待っている!』

 

アラン『なーんてな』

 

悪魔1『セラフォルー様!執事が何故この場に!?』

 

お偉いさん達を無視して話したのが悪かったのかとうとうそのうちの一人が怒鳴りだした。

 

セラフォルー『んー、私は控える様に言ったんだけどね? どうしたの?』

 

いや、セラフォルー様。

普通に話してるけどこっち凄い違和感ありますよ?

 

リアス『くっ、ここにカメラさえあればっ…!』

 

部長!?

 

ジョシュア『セラフォルー様。本日のスケジュールについて緊急のお知らせが』

 

セラフォルー『え?本当?教えて、手短にね!』

 

ジョシュア『はい、本日のスケジュールですがこの後の会議の時間が少し早まってしまい。本来のご予定のソーナお嬢様の写真集製作、ボリューム5684が製作出来なくなってしまいました』

 

セラフォルー『え!?嘘!?』

 

はい!!?

そのソーナ先輩の写真集の製作って!?

ボリューム5684?ものすご数じゃない!?

 

ソーナ『私が嘘って言いたい……』

 

ソーナ先輩は両手で顔を隠して下を向いてしまった。そりゃあ、恥ずかしいでしょうね。セラフォルー様のシスコンっぷりを舐めてましたよ。

 

マコト『サーゼクス様、こちらは頼まれていたリーアたん写真集、学園内バージョンでございます』

 

サーゼクス『ありがとう、マコト君』

 

今度はマコトさんがサーゼクス様に懐からサッと取り出した物を渡していた。

その写真集、気になります!

 

 

リアス『嘘よね!?私のも!?』

 

部長、頑張れ!マジで頑張れ!

でもその、写真集は後でジョジョ先輩にまだ持ってないか聞いてみよう。

 

ジョシュア『それでセラフォルー様、いかがいたしましょうか?』

 

セラフォルー『うーん、会議はキャンセルで!かわりに役員に渡す書類つくらなきゃね!』

 

ソーナ先輩の写真集を優先させちゃったよ!

良いのそれ!?

絶対にダメですよね!?

 

ジョシュア『そうおっしゃると思い既に書類を用意しておきました』

 

サッと懐から束になった書類を取り出すジョジョ先輩。

その姿はまさに完璧な執事と言っても問題はないだろう。

その書類の束、明らかに懐に入らないよね?なんで入ってたの?

 

セラフォルー『流石、私の執事ね!』

 

セラフォルー様はものすごく嬉しそうだ。満面の笑みを浮かべている。いつの間にかものすごくセラフォルー様とジョジョ先輩は親しくなったようだ。

 

ミッテルト『……ジョジョ先輩が寝取られた!?』

 

それは絶対に違う‼︎

何をいきなり言い出すんだこの堕天使は!

お兄さんビックリだよ!

だから驚愕って表情はやめましょうか!

 

悪魔2『ごほん…それでその執事は…』

 

アラン『お茶ですか?』

 

悪魔2『お茶はもうよいと言っとるだろうが!?』

 

咳払いを一つして先輩達と魔王様の注目を集めた初老の男性悪魔だったが、アランによって言葉を遮られてしまう。

絶対にワザとやってますよね?

 

ジョシュア『落ち着いて下さい皆様。お茶でも飲んで心を沈めてはいかがでしょう』

 

セラフォルー『ジョジョ君のお茶は凄く美味しいよ☆』

 

セラフォルー様が勧めたためか流石に飲まない訳にはいかない様な空気になりお偉いさん達は皆、一口、一口と飲んでいく。口をつけて少し驚いた表情をしているから凄く美味しかったようだ。

 

ジョシュア『さて?何のお話しでしょうか?』

 

悪魔2『私達の言葉を遮るとはどういうことだ‼︎』

 

ジョシュア『私共、執事として当然の事をしたまでにございます。主の妹君、つまりソーナお嬢様を馬鹿にされては黙っておれません』

 

悪魔2『ならばなんだと言うのだ?』

 

ジョジョ先輩は突然、壁を殴り

穴を開ける

 

そして笑顔から一変、怒りの表情を露にする

 

ジョシュア『ダチの夢をバカにしたてめぇらの態度、文字通り打ち砕いてやるよ』

 

そして、ソーナ先輩の夢をバカにした四人のお偉いさん達は

ギャーギャー騒ぐ

 

しまいには、自分達の女王とジョジョ先輩を戦わせようとした

 

ジョジョ先輩はそれを了承した

 

そして、控え室に戻ると

 

リアス『ジョジョ!大丈夫なの!?』

 

ジョシュア『大丈夫だよ。ま、あれだけの事言ったんだ、向こうさんもそれなりに実力があるんだろうよ?』

 

余裕そうでした

 

ジョシュア『下手したらスタンドも使わねぇかも知れねぇな!』

 

うわぁ、フラグ立ててません?これ?

 

ジョシュア『イッセー、フラグはへし折ってなんぼだぞ?』

 

心読まれた!?

 

ジョシュア『あ、そうだ。お前らの最初の対戦相手、ソーナ達だから』

 

……えぇぇえぇぇぇえええ!?

 

このタイミングで!?

 

リアス『やっぱり、まぁ相手にとって不足は無いわ!皆‼全力で行くわよ!』

 

「「「「「「はい!」」」」」」

 

そして、俺達はグレモリー邸に戻って

休むことにした

 

ナレーションside

 

ジョジョ達が若手悪魔の会合に出席している時

 

岩場である人物がその会場を見ていた

 

???『待ってろ白音……今、迎えに行くからな…』

 

この男こそ、小猫の心に深い傷を付けた張本人

超SSS級はぐれ悪魔

 

獅音(シオン)である

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ジョシュア『やっと真の実力をお披露目できるぜ』

頑張ってね!

ジョシュア『つーかお前が俺を弱く書いてるから読者の皆さんが誤解してるかも知れねぇんだぞ!』

俺知らなーい

「「「変身!」」」

あれ?マコトにアランまで!?

[[ダイカイガン!オメガドライブ!]]
[ダイテンガン!オメガウルオウド!]

「「「はぁぁぁあああ!」」」

ぎゃぁぁぁあああ!

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