ジョジョの奇妙な冒険~episodeofhighschool~ 作:DJトッティー
俺達は今
グレモリー本邸の前に来ていた
そして目の前には多数のメイドさんが出迎えていた
舞『すご……』
霧子『ここはお城?』
進ノ介『もう考えるのはやめだ…』
驚くわなそりゃ
DIO『ジョースター邸みたいだな』
ジョナサン『懐かしいなぁ~』
イリナ『あなたとはじめて会ったのもジョースター邸の前ですものね』
ジョセフ『お袋は島一つ持ってたぞ?』
リゼ『これくらいは普通だろ?』
この五人は驚く様子すら見せてない
マジかよ…
イッセーが五人を尊敬の眼差しで見ている
って言ってる俺もだけど…
と思ってたら
グレイフィアさんが出てきた
グレイフィア『おかえりなさいませ、リアスお嬢様。道中ご無事で何よりです』
リアス『ただいま、グレイフィア』
ジョシュア『つかアザゼルは?降りねぇの?』
アザゼル『俺はこのまま、魔王領に行く』
ジョシュア『あいよ』
俺もグレイフィアさんに挨拶を済ませ
俺達は客間に案内される
ミッテルト『ひ、広すぎっス』
ジョシュア『ま、そのうちなれるだろ?』
すると、客間に誰か入ってきた
マコト『ここで待ってればいいのか……あ』
アラン『ん?どうした?』
ジョシュア『マコト!?アラン!?』
アラン『おぉ、ジョシュア・ジョースター‼』
ジョシュア『会談の時は悪かったな』
アラン『いや、謝罪すべきはこちらの方だ。あれから、ジャイロやジャベルの調査によってわかったことがある…』
ジョシュア『眼魔側の者から裏切り者が出た…そういうことだな?』
アラン『あぁ……申し訳無かった』
ジョシュア『まぁ、これから協力してくれれば俺はそれでいいよ。つか魔王領に行かなくていいのか?』
アラン『あぁ、あの時は兄上の手が離せなくてな、私が代わりにということだ』
じゃあ、今魔王領にいるのはアランの兄貴か
……この世界のアデルっていい奴なんだろうか?
と
俺はあることを思い出した
ジョシュア『そーいや、お前らに伝えておけってアザゼルからこれもらったんだった』
俺は一枚の紙を取り出す
ジョシュア『えっと……グレモリー眷属の修業のアドバイス?』
その言葉を聞いたリアス達の顔が変わる
随分気合いの入った顔になったな
ジョシュア『じゃあまずリアスからだな』
リアスへのアドバイスは
まず冷酷になること
リアスの場合、眷属一人がやられると激昂することもある
それじゃあ連敗は目に見えてる
冷静に他の駒を使わなきゃならん
そういうことだろ
次に朱乃だ
朱乃のへのアドバイスは
たった一つ
自分の血を受け入れろ
だそうだ
……あぁ~、これ俺が仲を取り持つフラグか
次にアーシア
アーシアは自身の神器を強化すること
だ
ジョシュア『次は……』
アーシア『あ、あのジョジョ先輩』
ジョシュア『ん?どうした?』
アーシア『あの、「聖母の微笑み」なんですけど…変身したとき、どこにも見当たらなくて……』
ジョシュア『……一回変身してみろ』
アーシアは変身して見せる
ジョシュア『指見せてみろ』
俺はアーシアの神器がついてる指を見ると
確かに元の形の「聖母の微笑み」はなかった
けどその代わりに
ジョシュア『変化してるな……』
アーシアの指には回復するドラゴンの絵が書かれた指輪がはめられていた
アーシア『変化?』
この指輪が「聖母の微笑み」だな
まぁ今は修業の内容だな
さて、次はゼノヴィアだな
ゼノヴィアへのアドバイスはデュランダルとブレイラウザーを今より使いこなすようにすること
木場は師匠らしき人物と修業するそうだ
後は……
俺か…
俺はチノ達とのキャンプの間にするらしい
ジョシュア『んじゃ解散!頑張れよ』
そう言って、俺はグレモリー邸を後にする
ちなみにだが
ジョースターさん達は冥界観光を楽しむそうだ
後、泊さん達も
ジョシュア『んじゃ、俺たちも行きますか!』
「「「「「「「おぉー!」」」」」」」
あ、イッセーへのアドバイス忘れてた
ジョシュアsideout
J.B.side
俺は自分の部屋でだらだらしてた
J.B.『あぁ~、暇だぁ……暇だからあいつの邪魔してやろうかな?』
イゴール『今は得策ではありませんよ?』
J.B.『あ?』
イゴール『冥界には魔王の眷属がいます。自ら死を選ぶようなものです』
んま、俺もそんなヘマはしねぇけどよ
J.B.『俺が簡単に死ぬかよ』
ジンガ『死にはしないだろうが、お前がキレて俺たちの計画を台無しにする可能性があるだろ』
J.B.『あ?そーゆーお前はどうなんだよ?』
こいつは前に暴れそうになったって聞いたからな
ジンガ『俺は誰かさんのように誰彼構わず殺しに掛かりはしないがな』
J.B.『……てめぇ、ケンカ売ってんのか?』
???『やめないか二人とも。仲間同士じゃないか?』
っ!
俺は後ろを振り向く
そこには黒いコートを着た青年が立っていた
J.B.『ディオール』
そう、こいつがディオールだ
俺たちの親玉
ディオール『親玉と言うのはあまり好きじゃないな…ボス…それかリーダーと呼んでくれ』
軽く心の中読んでんじゃねぇよ
ジンガ『悪かったな、じゃあ俺はどっかの野良ホラーを狩りに行ってくる』
ディオール『全く…そういえばピーサードは?』
あいつなら確か……冥界に行くって言ってたよな?
J.B.『確か…』
ディオール『皆まで言わなくていい。読めるから…冥界か…じゃああの忌々しい神話の神や堕天使共もいるのかな?ピーサードに指示しておこう……』
J.B.『なんて指示するんだよ?』
ディオール『可能であれば二人の協力者を使い、冥界を潰せ、僕がこの世界の支配者となるために…』
ディオールは冷たい笑顔を浮かべる
こいつは敵に回したくねぇな
J.B.『ところでドライバーの方はどうだ?』
ディオール『やはり、未来のドライバーは素晴らしいよ。なんせ自分の腰にアイテムを付けれるからね』
ディオールが手に持っていたのは黄緑のドライバーとマゼンダと灰色のカセットの様なものだ
ディオール『このドライバーは“ゲーマドライバー”こっちが“ガシャット”と言うものさ』
ほう、そいつでジョジョを潰すのか
ディオール『僕がこれを使うのは最後の闘いになったときだけさ』
つまんねぇな
まぁいいか
暇だから俺は寝る
ディオール『おやすみ……ふふふ、上手く利用させてもらうよ、アーク、獅音』
J.B.sideout