ジョジョの奇妙な冒険~episodeofhighschool~   作:DJトッティー

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今回は無理矢理チノ達の出番を作りました
もちろんフラグもたててます!

ジョシュア『レイナーレの時のフラグ回収してねぇのに?』

あっ…


暴走する魔法

イッセーside

 

俺は泊さんと匙を連れて部室に戻った

 

でも…

 

匙『…なんだよ…これ…』

 

進之介『これは…』

 

目の前にはドラゴンの形をしたオーラの塊が

 

その中にはアーシアの姿があった

しかも目が虚ろだ!

 

イッセー『アーシア!』

 

アーシア『…この気配…ドライグか…』

 

ドライグ『この気配…まさか!』

 

アーシア『そのまさかだ…我の名は魔法龍王ウィザードラゴンなり!』

 

ジョシュア『くっそ!行くぞてめぇらぁ!』

 

ジョジョ先輩は自分の眷属を召喚する

 

アーシア『ふん、貴様らの実力なぞ俺の足元にも及ばんわ‼』

[driveron!please!]

[シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!flame!please!ヒー!ヒー!ヒーヒーヒー!]

 

ユウゴ『変身しやがった!』

 

ソラ『まずいことになったねぇ』

 

ミサ『アーシアちゃん…!』

 

アーシアは仮面が赤い宝石のようで胸も宝石のような鎧に身を包んだ

 

しかも仮面はドラゴンに似た形をしている

 

ユウゴさん、ソラさん、ミサさんも驚きを隠せていない

 

そもそもあいつは何者なんだ?

 

ドライグ『それは…』

 

ドラグレッダー『奴はサバトによって生まれた存在だ』

 

ドライグとドラグレッダーが籠手から話しかける

 

サバト?

なんだよ?それ

 

ドライグ『サバトは人間たちを無理矢理異形に変える儀式の事だ』

 

そんな!

じ、じゃあ…アーシアは…

 

ドラグレッダー『安心しろ、彼女はまだ死んではいない』

 

死んでない?

 

どーゆーことだよ!

 

ドラグレッダー『奴は確かにサバトによって生まれた存在だが、本来のファントムの姿はユウゴ達の姿だ』

 

確かに、ユウゴさんは俺との修行中

フェニックスへと姿を変えた

 

フリードだって爬虫類みたいな姿をしている

 

じゃああれは不完全な状態なのか?

 

ドライグ『恐らくな』

 

なら早く助けないと‼

 

ドラグレッダー『しかし、奴はアーシアの身体を借りて具現化している…内側からなんとか出来んことにはどうすることも……』

 

内側から……

じゃあどうしょうもないじゃないか!

 

ジョシュア『おい!今内側からならなんとかなるって言ったか?』

 

ドラグレッダー『あ、あぁ』

 

ジョシュア『なるほど……だとよ!ドレイク!』

 

ジョジョ先輩が呼ぶと腰にアーシアと同じベルトを付けた怪人が前に出た

 

オーマ『ユウゴ!ソラ!ミサ!下がれ‼私がやる!』

[driveron!now!!シャバドゥビタッチヘンシーン!シャバドゥビタッチヘンシーン!change!now]

 

ドレイクが腰のベルトに指輪をかざすと

金色の魔方陣がドレイクを包むと

姿が変わり、金色のライダーになっていた

 

アーシア『ほう、ソーサリーか…俺を楽しませてくれよ!』

 

オーマ『私相手にほざきおって…覚悟しろ!』

 

[thunder!please!]

 

[brasst!now!]

 

アーシア『はぁぁ!』

 

オーマ『うぉぉぉ!』

 

二人は魔法をぶつけ合う

 

ジョシュア『よし!イッセー!泊さん!匙!』

 

進之介『あぁ!』

[drive!type!SPEED!]

 

匙『は、はい!』

[three、two、one!]

 

俺と匙、泊さんとジョジョ先輩は変身して

アーシアとの戦闘態勢に入った

 

ジョシュア『行くぜぇぇぇえええ!』

 

俺達四人はアーシアに突撃する

しかし

 

アーシア『甘いわぁ!』

 

「「「「「うわぁ!」」」」」

 

進之介『強い!』

 

匙『これ、皆で相手にした方がいいんじゃ……?』

 

イッセー『アーシア…』

 

このままじゃアーシアが!

 

イッセーsideout

 

ナレーションside

 

旧校舎の近くの林に

赤い法被の男がアーシアとジョジョ達を見ていた

 

???『……』

 

男は黙って、ジーパンのポケットから眼魂を取り出す

 

[アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!]

 

???『変身』

 

[カイガン!ピタゴラス!三角の定理!俺の言う通り!]

[ダイカイガン!ピタゴラス!オメガバインド!]

 

男は掌に三角形の輪を作ると、それをアーシアに向けて放った

 

奇襲が成功し、アーシアは三角形の輪に捕らわれた

 

???『さて、お手並み拝見だな』

 

ナレーションsideout

 

ジョシュアside

 

くっそ!

あいつ強すぎだろ!?

 

こんなに強かったか?

 

ユウゴ『俺に任せろ!カタストロフ!』

 

ユウゴがカタストロフを持って、アーシアに斬りかかる

 

だが

 

アーシア『この程度か……はぁっ!』

 

ユウゴ『ぐはっ!』

 

ユウゴが殴り飛ばされる

 

あいつの苦手なファントムはフェニックスのはずだ!

 

なのに簡単に殴り飛ばしやがった!

 

アーシア『さぁ……止めだ…ぐぅ!』

 

突然、アーシアの回りに三角形の輪が絡み付いている

 

これは?

 

けどこれはチャンス!

 

ジョシュア『ドレイク!今だ!』

 

オーマ『任せろ!』

 

ドレイクはアーシアに指輪を二個つける

 

そして、ドライバーに読み込ませる

 

[sleep!now]

 

アーシア『ぬぅ……』

 

アーシアは思わず寝てしまう

 

そして……

 

オーマ『準備はいいか?』

 

ジョシュア『覚悟は出来てる!』

 

イッセー『お、俺も行きます!』

 

俺がアーシアのアンダーワールドに向かおうとした時、イッセーも向かうと言い出した

 

ジョシュア『いいのか?最悪死ぬかもだぞ?』

 

イッセー『アーシアを助けられるんなら安いもんです!』

 

こいつは……普段オカ研の女子にヘタれてんのに

こういうとき頼りになるもんなぁ

 

俺が女子だったら……

 

……無いけど友達としてだな

 

ジョシュア『行くぞ』

 

イッセー『はい!』

 

[engage!now!]

 

俺とイッセーは魔方陣を潜ると

アーシアのアンダーワールドに入った

 

イッセーやリアス達との楽しい思い出が数多く存在してる

 

すると、向こうからアーシアがやって来た

 

アーシア『イッセーさーん!』

 

イッセー『アーシア!?無事だったのか!?』

 

するとアーシアは突然、イッセーに抱き付く

 

イッセー『アーシア!?』

 

アーシア『イッセーさん!大好きです!愛してます!Iloveyouです!』

 

「「!?」」

 

アーシアが突然

愛の告白!?

 

どどどどうした急に!?

 

ドライグ『なるほど、ここはアーシアのアンダーワールド。様々な感情のアーシアが居てもおかしくはないか……』

 

なるほど、そーゆーことか

 

じゃあこのアーシアは愛のアーシアか?

 

愛アーシア『イッセーさーん!』

 

……とりあえず、ウィザードラゴン探すか

 

俺とイッセーは愛アーシアを連れて、ウィザードラゴンを探すことにした

 

やれやれ

今にも笑いがこぼれそうだぜ

 

すると、またアーシアが現れた

 

今度は何アーシアだ?

 

アーシア『……テメェ何昼間からいちゃついてんだコラ!』

 

今度は怒りか

面白くなりそうだ

 

怒アーシア『そっちがその気なら私だって!』

 

そーいって、怒アーシアはイッセーの右腕に引っ付く

 

イッセー『ちょっ!アーシア!?』

 

怒アーシア『うるせー!黙ってろ!』

 

イッセー『あ、はい』

 

ジョシュア『ぶっ!』

 

そして、怒アーシアが増えた

 

まぁ、そっからと言うもの

色々なアーシアが出てくる出てくる

 

例えば

ヤンデレアーシアとか

哀アーシアとか

ツンデレアーシアとか……

あ、後は普通のアーシアとか

 

 

まぁ、全部イッセーがなんとかしてくれてるから別にいいんだけどね!

 

イッセー『ちょっ!ジョジョ先輩なんとかしてくださいよー!』

 

ジョシュア『やだ』

 

イッセー『あぁんまりだぁぁぁ!』

 

ウィザードラゴン『うるさい!黙れ‼』

 

ウィザードラゴン!

早速出てきやがったか!

 

ジョシュア『行くぞ!イッセー!』

 

イッセー『はい!』

[strikevent]

 

「「はぁぁぁあああ!」」

 

ウィザードラゴン『無駄だぁ!』

 

ウィザードラゴンはブレスで俺達を吹き飛ばす

 

ジョシュア『ぐっ!』

 

イッセー『あっつぁ!』

 

ウィザードラゴンは間髪入れずに炎や激流、竜巻や岩を投げてくる

 

火、水、風、土がボウザバビュードゴーンだよこれ

 

じゃあこっちも大型の相棒を呼びますか!

 

ジョシュア『イッセー!ドラゴンにはドラゴンだ!』

 

イッセー『はいっ!』

[advent]

[advent]

 

イッセーはドライグとドラグレッダーを召喚する

 

そして俺は

 

ジョシュア『来い!ゴーストライカー!アーンド!キャプテンゴースト!』

 

俺はゴーストライカーとキャプテンゴーストを召喚して

合体!

 

イグアナゴーストライカー!

 

俺達はウィザードラゴンに攻撃を仕掛ける

 

ウィザードラゴン『無駄だぁ!』

 

ジョシュア『うわっ!』

 

イッセー『ぐっ!』

 

俺達はウィザードラゴンに吹き飛ばされる

 

アーシア『イッセーさん!』

 

ウィザードラゴン『…ほう、お前の心の支えはこいつか!』

 

ウィザードラゴンが自分の尻尾をイッセーに叩きつけようとする

 

まずい!

 

ジョシュア『イッ……!』

 

しかし、その尻尾はイッセーの手前で止まっていた

 

ウィザードラゴン『……なんのマネだ』

 

ウィザードラゴンの尻尾とイッセーの間に居たのはアーシアだった

 

いや、正確にはアーシア達だった

 

アーシア『イッセーさんをいじめないで下さい‼』

 

ウィザードラゴン『この男によって後に絶望するとしてもか?』

 

アーシア『私は絶望なんてしません!部長さんや朱乃先輩‼ゼノヴィアさんやイッセーさん……皆さんがいるだけで幸せなんです!』

 

ウィザードラゴンはアーシアの言葉を聞き終えた後、尻尾をどかす

 

 

俺とドライグとドラグレッダーは二人の回りを守る

 

そのまま、警戒を続けていると

 

ウィザードラゴン『ふははは!』

 

ウィザードラゴンが突然笑いだした

なんだ?

 

 

ウィザードラゴン『そうか!ならば試してみよう!お前達の未来を見たくなってきた!』

 

ドライグ『お前がそう言うとはな』

 

ドラグレッダー『どっかで頭打ったか?』

 

ウィザードラゴン『違うわい!…まぁ、とにかくだ。俺は暫くこいつの中にいる…何かあれば呼べ』

 

そして、俺達はウィザードラゴンと和解(?)

現実世界に戻ってきた

 

アーシアの患部を見てみると、ヒビは無くなっていた

 

後は……

 

ジョシュア『匙、泊さん、お願いします』

 

匙『任せてください‼』

[Medical!on!]

 

進之介『あぁ、ちょっと痛いぞ』

[タイヤコーカン!maddoctor!ヒッサーツ!fullthrottle!]

 

アーシア『あ゙あ゙あ゙あ゙!』パタッ

 

あ、アーシアがまた気絶した

 

今度はスゲー安心したのか

安らかな寝息をたてている

 

ジョシュア『今日は修理とかもあるだろうし、ここでお開きといこうか』

 

リアス『そうね…』

 

ジョシュア『あ、それとアーシアはもういつでも仮面ライダーに変身できるぜ』

 

イッセー『ほんとですか!?』

 

ジョシュア『後はアーシアの力量次第だ。目ぇ覚ましたら伝えてやれよ?』

 

イッセー『はいっ!』

 

そして、俺は一足早く

帰路に着いた

 

向かう先は…ラビットハウスだ

 

~数分後~

 

ラビットハウスではチノとココアが出迎えてくれた

 

ココア『あ!ジョジョ君だ!おっ帰り~!』

 

チノ『おかえりなさい』

 

ジョシュア『ただいま、一杯飲んでっていいか?』

 

チノ『はい、いつものでいいですか?』

 

ジョシュア『おう』

 

あ、俺はいつもラビットハウスでコーヒーを飲むときはラビットハウスオリジナルブレンドを飲んでいる

 

旨いんだこれが

 

ジョシュア『あ、今日は二杯にしようかな?チノも飲もうぜ』

 

チノ『…ではご一緒します』

 

俺とチノは席に座り、コーヒーを飲む

 

「「ほぅー…」」

 

一日の疲れが吹っ飛ぶわぁ~

チノも隣にいるからそれも相まってさらに癒される……

 

するとココアが

 

ココア『……二人って付き合ってるの?』

 

 

「「ぶっ!」」

 

思わず吹いたじゃねぇか!

なんて事を聞きやがる!

 

 

チノ『な、ななな、なんて事を聞くんですか!』

 

ジョシュア『そ、そそそ、そうだぜ!俺はチノの事は妹みたいだと思って……』

 

ココア『……お姉ちゃんの座は譲らないよ!』

 

ジョシュア『いや、だから俺はお兄ちゃんだっつの!』

 

全く……

俺は不意にチノの顔を見ると

悲しそうな目で俺を見ていた

 

チノ『あ、もう戻りますね』

 

そう言って、チノは裏の倉庫に向かって行った

 

ズキッ!

 

あれ?何でだ?

何でこんなに胸が痛いんだ?

 

ジョシュア『……わりぃ、俺もう帰るわ』

 

そして俺は自分の家に戻った

 

――その日は眠れなかった

 




ちなみに、ウィザード暴走態のイメージはSIC版の仮面ライダーウィザードガルーダスタイルです
てかまんまです(笑)

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