ジョジョの奇妙な冒険~episodeofhighschool~   作:DJトッティー

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僕、参加するけどいいよね?答えは聞いてない!

俺は自分の家で困惑していた

 

ミッテルト『はい、あーん』

 

ジョシュア『あ、あーん』

 

他の奴等も空いた口が塞がらない状態になっている

俺だって困惑したんだ!

 

ジョシュア『そーいや、ドーナシークは?』

 

ミッテルト『アザゼル様とシェムハザ様に呼ばれたらしいッス』

 

ジョシュア『ほう、それならレイナーレも行くべきじゃ?』

 

レイナーレ『行こうと思ったんだけど一人で大丈夫だって…』

 

ジョシュア『なるほど』

 

あいつまさか、バータイム辞めるとか言わねぇよな?

 

と思っていると

俺はあることを思い出す

 

ジョシュア『あ、俺今日日直だから早めに行くわ』

 

ミッテルト『行ってらっしゃいッス!』

 

そして俺は朝食を済ませ、バイクで学園へ向かう

 

学園に着くと

スーツを着た男性が立っていた

 

あの後ろ姿は…

 

アザゼル『ったく、職員玄関はどこだよ』

 

ジョシュア『職員玄関は生徒玄関の調度後ろだよ』

 

アザゼル『おぉ!ありがとなってジョジョか!』

 

ジョシュア『ジョジョか!じゃねぇよ、何の用だ?』

 

アザゼル『今日からこの学園に赴任したんだ』

 

あ、なるほど

 

……は?

 

staystay

何かの聞き間違いだ

きっとこの辺りになんたらかんたらだろう

 

ジョシュア『何て?』

 

アザゼル『だから、今日からこの学園に赴任したんだ』

 

はぁぁぁあああ!?

聞いてないぞ!

 

もしかして、ドーナシークが呼び出されたのって?

 

その時、ドーナシークから着信があった

 

 

ドーナシーク『ジョジョか?アザゼル様とシェムハザ様の指示でシェムハザ様の補佐をするように頼まれたからバータイムを辞めることになった…すまない』

 

ジョシュア『わかった、タカヒロさんには言っとく』

 

そして俺は電話を切る

 

やっぱりだぁぁぁあああ!

 

俺はこの事をソーナに聞こうと生徒会室に行く

 

あ、もちろん放課後だぜ?

 

ジョシュア『おい、ソーナ』

 

ソーナ『は、はい?』

 

ジョシュア『アザゼルの事、聞いてないぞ?』

 

ソーナ『仕方ないじゃないですか!そうじゃなきゃお姉様を呼ぶって…』

 

なるほど、そっちも被害者って訳ね

 

ジョシュア『お互い、苦労してるな…』

 

ソーナ『えぇ…』

 

そして俺は部室に向かう

 

案の定、リアスが騒いでいた

 

リアス『ジョジョ!大変よ!』

 

ジョシュア『あぁ、知ってる。アザゼルが赴任してきただけじゃなくオカ研の顧問になったんだろ?』

 

リアス『え?何で知って…』

 

ジョシュア『今朝会ったんだよ』

 

リアス『(それで大体分かるって…)』

 

なんかすっごい微妙な顔されてるんだが?

 

…あれ?

 

ジョシュア『そーいやアーシアは?』

 

イッセー『トイレに行ったんでもうそろそろ来ると思いますよ』

 

すると、扉の外からポップな曲が聞こえた

 

これは…ラップ?

 

扉が勢いよく開くと

ポーズを決めて立っていたのは

ダボダボズボンに紫のペンキがかかったようなパーカーに帽子を着けたアーシアだった

 

アーシア『ギャスパー・ヴラディとジョシュア・ジョースターってお前とお前?』

 

ゼノヴィア『当たり前だろ?何を言ってるんだ?』

 

アーシア『お前倒すけどいいよね?』

 

するとアーシアはでかい紫色の銃をこっちに向けてきた

 

アーシア『答えは聞いてないけど!』

 

次の瞬間、銃撃が俺達を襲う

 

あーあ

部室が滅茶苦茶だよ

後で治すの大変なんだぞ?

 

すると、モモタロスが叫んだ

 

モモタロス『アーシアの奴‼イマジンに憑かれてやがる!しかも憑依力が高ぇ!』

 

ジョシュア『じゃあどうするよ!』

 

モモタロス『殴って止めるしかねぇ!』

 

ジョシュア『なるほど……絋汰!イッセー!』

 

俺の声で理解したのか二人はベルトを装着する

 

「「変身!」」

 

[極アームズ!メロンディフェンダー!]

[guardvent]

 

イッセーと絋汰が迫り来る銃撃をメロンディフェンダーとドラグシールドで防御しながら

俺は久々の波紋を練る

 

ヤバい、波紋の呼吸はずっとしてたけど

久々の波紋にテンション上がるわ~

 

その前に、イミテイトストッカーをアクトン・ベイビーに変え

自分自身を透明化する

 

防御してるから

相手は必死にシールドを破ろうとする

 

その隙を突いて後ろにまわる

 

そして

 

ジョシュア『大人しく寝ててもらうぜ

 

俺はアーシアの首筋に波紋を纏った手刀を叩き込む

 

だが……

 

アーシア『この子、もう気絶してるから僕には効かないよ!』

 

アーシアはこちらに銃を向ける

 

俺は咄嗟に銃口を手で抑える

 

アーシア『!』

 

ジョシュア『……よく撃たなかったな』

 

アーシア『…この銃だとお前も只じゃ済まないけど、一番ダメージ来るのは僕の方だもん』

 

ジョシュア『お前は何者だ?』

 

アーシア『僕はリュウタロス。お前とそっくりな人に頼まれて倒しに来た』

 

なるほど…

J.B.の奴か…

 

ジョシュア『んで?お前の報酬は?』

 

Rアーシア『デンライナーの車掌にしてくれるって!』

 

ジョシュア『……なら、俺はデンライナーのオーナーにしてやるぜ?』

 

Rアーシア『ほんと!?』

 

Rアーシアは銃を捨て、子供の様な目で俺を見つめる

 

ジョシュア『ほんとだよ。管理とかは俺がするし、オーナーの登録もしてなかったしな』

 

Rアーシア『じゃあ僕こっちに付く!』

 

Rアーシア…もとい

リュウタロスが仲間になりました~

 

???『裏切りか?なら俺が消す』

 

そこ言葉と同時に斬戟がこちらに飛んでくる

 

ジョシュア『イミテイトストッカーザ・ワールド』

 

ブゥゥゥンカチッ

 

5秒間でアーシアを部室に入れ、俺は斬戟の後ろに立つ

 

そして時は動き出す

 

ジョシュア『お前は誰だ』

 

俺はドスの効いた声で相手を威嚇する

 

ジンガ『俺の名はジンガ、元魔戒騎士の最強のホラーだ』

 

ジョシュア『じゃあ、手加減はしなくていいな!』

[闘魂カイガン!ブースト!俺がブースト!奮い立つゴースト!ゴーファイ‼ゴーファイ‼ゴーファイ‼]

 

俺はジンガと共に旧校舎の外に出る

 

そして

イッセーと絋汰も俺と共にジンガと対峙する

 

絋汰『こいつ…人間じゃねぇな』

 

イッセー『ホラーとか言ってましたよね?』

 

ジョシュア『お前ら、油断すんなよ?』

 

ジンガ『はぁぁぁ…はぁ!』

 

ジンガは歪な怪物に変化し、

俺達に剣を向ける

 

一触即発の空気

 

先に動いたのは……

 

ジョシュア『はぁぁぁあああ!』

 

俺だ!

俺はジンガに向けてガンガンセイバーを降り下ろが、簡単に受け止められる

 

ジンガ『はっ!』

 

ジョシュア『ぐあっ!』

 

絋汰『行くぜぇ!』

 

次に絋汰がジンガに向かう

 

無双セイバーと大橙丸の二刀流

無双セイバーを降り下ろしす

 

しかしジンガは簡単に受け止める

そして横から大橙丸がジンガを襲う

 

ジンガ『ぐっ!はあっ!』

 

ジンガは絋汰を蹴り、その場を凌ぐ

 

次はイッセーがジンガに向かう

 

ジンガ『突撃ばかりで面白くないな』

 

そう言って、ジンガは翼を生やし、そのまま飛翔する

 

イッセー『お前だけが飛べると思うなよ!』

[wingvent]

[swordvent]

 

 

いはドライグウィングを背中に装着し、ジンガを追う

 

イッセー『はぁっ!』

 

ジンガ『ぐっ!そらっ!』

 

イッセー『グハッ!』

 

イッセーが地面に叩き落とされる

 

ジンガ『つまらんな…止めだ』

 

ジンガが俺達に向けて斬戟を飛ばそうとしたその時

 

銃撃がジンガに当たる

 

ジンガ『あ?』

 

Rアーシア『お前……鳥さんいじめた』

 

訳のわからない言葉に俺は思わず後ろを振り向く

 

俺達の後ろの木に鳥の巣箱があった

 

あいつ、まさかこれを見て?

 

するとリュウタロスはアーシアから飛び出し、紫色のドラゴンと人が融合したイマジン

リュウタロスが現れる

 

リュウタロス『お前、確かベルト持ってたよね?』

 

リュウタロスはギャスパーに憑くつもりだろう

 

ギャスパー『は、はい』

 

リュウタロス『僕に協力して』

 

リュウタロスはギャスパーの体に憑依した

 

Rギャスパー『変身♪』

[gunfoam]

 

Rギャスパー『お前倒すけどいいよね?答えは聞いてない!』

 

Rギャスパーはデンガッシャーをガンモードに変え、ジンガに向けて乱射する

 

ジンガ『ったく、答えくらい聞けよ…』

 

ジンガは乱射される銃弾を剣で弾く

 

ジンガ『お前がその気なら本気で相手をしてやろう!』

 

ジンガは自分のオーラを解放しようとする

 

オウル『ジンガ様、ここは私が』

 

ジンガはその声に反応する

後ろに居たのはオウルイマジンだった

 

ジンガ『あぁ、すまない…我を忘れていた。後はお前に任せる……目的は果たしたしな』

 

ジンガは魔方陣を描いてどこかに消えた

 

オウル『さてと、貴様らは俺が始末する』

 

ジョシュア『やってみろや!』

[カイガン!ビリー・ザ・キッド!百発百中!ズキューン!バキューン!]

[ブドウ龍砲!]

[strikevent]

 

俺たちは遠距離の技をオウルイマジンに放つ

 

オウル『くっ!やるな…』

 

ジョシュア『はっ!てめぇに言われたかねぇよ!』

 

オウル『ならばこれはどうだ?』

 

オウルイマジンは羽を飛ばしてきた

 

ジョシュア『お前ら‼全部撃ち落とせ‼』

 

俺たちは羽を撃ち落とすも

数発は俺らの頭上を通り抜ける

 

その一発が鳥の巣箱に当たり

巣箱が破壊される

 

Rギャスパー『あっ!……お前…鳥さんいじめた……絶対許さない!』

 

Rギャスパーは銃を乱射

その銃撃がオウルイマジンに当たる

 

オウル『ぐっ!まだだ!』

 

オウルイマジンは再び、羽を飛ばしてきたがRギャスパーはダンスの要領で羽を全てかわしながらオウルイマジンに近づき、ゼロ距離発射

 

オウル『がっはっ!』

 

オウルイマジンはそのまま後ろに後退する

 

Rギャスパー『…お前…トドメ刺すけどいいよね?』

 

オウル『だっ、ダメだ…!』

 

Rギャスパー『答えは聞いてない』

[fullcharge]

 

ジョシュア『俺達も行くぞ!』

[ダイカイガン!ビリー・ザ・キッド!オメガインパクト!]

 

絋汰『あぁ!』

[極スカッシュ!]

 

イッセー『ドラグクロー・ファイヤー!』

 

オウル『ぐぁぁぁあああ!』

 

オウルイマジンは俺達に倒された

 

……おかしい

 

普通ならここでギガンデスになるはずなんだが

その気配が全くない……

 

どういう事だ?

 

そう言えばさっきジンガの野郎が目的は果たしたって……

 

どういう事だ?

 

ゼノヴィア『アーシア!?ジョジョ先輩‼アーシアが目を覚ました!』

 

ジョシュア『本当か!?』

 

俺は急いでアーシアのもとに駆け寄る

 

ジョシュア『アーシア?大丈夫か?』

 

アーシア『は、はい……なんとか…』

 

絋汰『ひどい汗だな…』

 

ジョシュア『それに熱もあるな……おい、イッセー!匙連れてこい!それと泊さんも!』

 

イッセー『は、はい!』

 

イッセーはそのまま

泊さんと匙を呼びに行った

 

ジョシュア『泊さん達が来るまで安静だな』

 

アーシア『ハァ…ハァ…はい…』

 

俺とゼノヴィアは部室のソファにアーシアを寝かせる

 

ジョシュア『とりあえず、症状は?』

 

アーシア『…頭が痛いです…』

 

ジョシュア『頭痛か…後は?』

 

アーシア『…お腹と胸も痛いです…』

 

ジョシュア『…腹痛と胸痛…』

 

うーん…ベルトさんだったらわかるかな?

 

ジョシュア『ちなみにどう言った痛みだ?』

 

アーシア『…体が…割れるような…呑まれるような……』

 

……割れるような痛みと呑まれるような…?

 

……まさか!

 

俺はアーシアの服を咄嗟に破く

 

ゼノヴィア『なっ!おいジョジョ先輩‼』

 

ジョシュア『っ!』

 

やっぱりだ……

 

アーシアの胸から腹にかけて体にヒビが入っていた

 

ゼノヴィア『ジョジョ先輩……これは…?』

 

ジョシュア『…ファントム化だ…』

 

リアス『ファントム化って…!』

 

ファントム化…

俺の眷属であるファントム達は本来、魔力の高い人間が絶望して生まれる怪物…

俺が眷属に出来なかったファントムは2体だけ…

 

封印されたビーストキマイラと後は……

 

 

ジョシュア『ウィザードラゴン!』

 

アーシア『うっ!あああぁぁぁああ!』

 

遂に……恐れてた事態が起こりやがった!


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