ジョジョの奇妙な冒険~episodeofhighschool~   作:DJトッティー

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ナンパ師ギャスパー!僕に釣られてみる?

俺は部室で悪魔の歴史を勉強していた

 

色々あったんだなぁ~

 

この二天龍ってドライグと白龍皇だよな?

 

あ、そうそう

ちなみに部室には俺とモモタロス、リアス、朱乃だ

 

朱乃『粗茶ですが』

 

モモタロス『お!わかってるじゃねぇかお前!』

 

朱乃はモモタロスに紅茶を差し出す

 

モモタロス『うん!旨い!』

 

あの戦いの後、モモタロスとギャスパーは対面を果たしたが

その時、ギャスパーがビビって段ボールに入ってしまった

その後、モモタロスがギャスパーの特訓に付き合ったりしたりして

今じゃ兄貴ポジションに

 

ちなみにオカ研の皆はデンライナーの存在も知ってる

 

 

モモタロス『……おい、なんか匂わねぇか?』

 

 

朱乃『わかります?実は隠し味にレモンを…』

 

モモタロス『そうじゃねぇ!イマジンだ!』

 

ジョシュア『イマジンはお前だろ?』

 

モモタロス『そうでした…そういやギャスパーは?』

 

ジョシュア『ギャスパーは小猫と一緒に契約取りに行ったけど?』

 

モモタロス『契約?』

 

そういやモモタロスに悪魔の事話してなかったな

 

ジョシュア『リアス、この機会に説明したら?』

 

リアス『そうね』

 

そして、リアスによる説明会が始まった

 

暫く説明を聞いていたが

やはりソワソワしている

 

モモタロス『やっぱ匂うな…おい!俺じゃねぇのがいるだろ?』

 

ジョシュア『うるさいのはお前とイッセー達で十分だっての』

 

リアス『別にいてもいいわよ?私の下僕に手を出さなければ』

 

リアス……笑顔が怖いぞ?

 

すると、コンドルデンワーが鳴る

 

ジョシュア『もしもし?小猫か?…マジかよ!?駆王総合病院だな?わかった!すぐ行く!』

 

リアス『どうしたの?』

 

ジョシュア『ギャスパーが事故った!』

 

リアス『なんですって!?私も行くわ!』

 

俺とリアスは病院に向かう

 

ギャスパーのいる病室に向かう

 

ジョシュア『ギャスパー!大丈夫…か?』

 

俺とリアスはその光景に驚いた

 

ナース1『はい、あーん』

 

ギャスパー『あーん』

 

ナース2『何か欲しいものはない?あったら特別に許可するけど?』

 

ギャスパー『欲しいものは…愛かな?』

 

ナース達『やだぁ~///』

 

ナースに囲まれるギャスパー

しかもギャスパーが人を怖がってない!?

嘘ぉ!

 

そこに看護婦長が入ってきた

 

婦長『こらぁ!あんた達!早く仕事に戻りなさい!全く…あなたも!ここは怪我を治す所で…』

 

ギャスパー『すいません、一人でいるのがあまりにも心細くて……お姉さんの手、握ってると安心するな…一昨年亡くなった、姉といるみたいで…たった一人の家族だった……』

 

その話に同情したのか

婦長が落ちた

 

婦長『うん、うん!いいのよ?思いっきり甘えなさい!』

 

ギャスパー『ありがとうございます』

 

リアス『私は夢でも見てるのかしら?』

 

ジョシュア『さ、さぁ?』

 

その時、俺は見てしまった

ギャスパーから砂がこぼれて落ちるのを

 

まさか

 

そこに先生が入ってきた

 

医師『こら!君たち!早く戻りなさい!』

 

婦長『じゃあね、ギャスパー君。何かあったら呼んでね?』

 

ギャスパー『何も無くても会いたいな?』

 

婦長『あぁん‼もうお姉さんもう少しで釣られちゃいそう!』

 

医師『何してんの?さぁ‼早く戻りなさい!』

 

そう言われ、ナース達は帰っていった

 

小猫から聞いた話

いきなり吠えた犬にびっくりして、停車していた車にぶつかり

重い物が入っていた段ボールの下敷きなってしまった

というものだ

 

ほんとに大丈夫なのか?

 

 

ジョシュア『……おいおい、ギャスパー』

 

リアス『ギャスパー!大丈夫?イッセーも心配してたわよ?』

 

ギャスパーは何か企んだ顔をしてた

 

ギャスパー『そういえばイッセー先輩がいつも部長の事を話してましたよ?』

 

リアス『嘘!そろそろ脈ありかしら?』

 

ギャスパー『その話は帰り道にでも。実はもう帰っていいと言われてるんですけど持ち合わせが無くて……でも、部長に甘えるのも…』

 

リアス『いいわよ?甘えなさい!あ、これあなたの財布よ』

 

そう言って、リアスは財布ごとギャスパーに渡す

 

ギャスパー『じゃあ、会計済ませてくるので待っててください』

 

ジョシュアsideout

 

ナレーションside

 

一方で、モモタロスはと言うと

 

モモタロス『畜生!やられた!』

 

朱乃『どうしたのですか?』

 

モモタロス『ギャスパーが乗っ取られた!』

 

朱乃『なっ!場所はわかりますか?』

 

モモタロス『完全に閉め出されててわかんねぇ!なんとか追い出してやる!』

 

そして、モモタロスは必死の抵抗を試みる

 

ナレーションsideout

 

 

???side

 

僕は病室から出ていく

 

ギャスパー『言葉の裏には針千本……最高!』

 

僕は会計を済ませてそのまま病院を出る

 

あの悪魔は騙しやすいな

人間の方は……よくわからないな

 

すると僕のもとに少年がやって来た

 

イッセー『ギャスパー!お前大丈夫か?』

 

なんだ?この子は?

あぁ、さっきの悪魔が言ってたイッセーとかいう子か

 

ギャスパー『マヌケな魚に餌は要らない』

 

イッセー『は?お前何言って…』

 

モモタロス『……に……んな』

 

頭の中に誰かの声が響く

 

こっちの方が面白そうだ♪

 

モモタロス『調子に乗んなこの野郎!』

 

そして僕はこの体から飛び出す

 

???sideout

 

モモタロスside

 

Mギャスパー『俺参上!てめぇ人ん家に土足で踏み荒らしやがって!』

 

???『へぇ、居たんだ?空き家だと思った』

 

Mギャスパー『気づかねぇはずねぇだろ!?』

 

 

???『この体いいよね?僕にも使わせて貰おうと思って』

 

Mギャスパー『ふざけんな!』

 

俺は入ってきたこいつを追い出そうとするが

 

ギャスパー『ぼ、僕の体ですぅ!』

 

ギャスパーに追い出される

 

俺達はいつもの部室には戻る

 

モモタロス『痛ってぇ~』

 

???『いててて』

 

朱乃『大丈夫ですか?』

 

モモタロス『大丈夫だ』

 

俺は一緒に来た青いイマジンを睨む

 

???『………なるほどねぇ』

 

モモタロス『んだよ?お前ギャスパーのセンスのなさなめんなよ?』

 

???『これは酷いね!』

 

モモタロス『指差すなこの野郎!』

 

すると朱乃が何かに気づく

 

朱乃『桃太郎の次は浦島太郎でしょうか?』

 

モモタロス『ほう~!じゃあお前はウラタロスだな!』

 

ウラタロス『ウラタロス?』

 

モモタロス『おう!決着着けようじゃねぇか!ウラタロス!』

 

ウラタロス『ここで?』

 

モモタロス『他にどこがあんだよ?』

 

ウラタロス『……そう言うのやめない?めんどくさいし』

 

モモタロス『んだと?』

 

この野郎~!なめやがって~!

 

モモタロスsideout

 

ジョシュアside

 

俺は案の定

戻ってこないギャスパーを捕まえ、事の経緯を聞いた

 

大体は小猫から聞いたのと同じだったのだが

イマジンが入ってきた感覚はあったそうだ

 

すると、物影から物音が

 

ジョシュア『誰だ!』

 

そこにいたのはクラストイマジンだった

 

クラスト『しまった!』

 

クラストイマジンはその場から逃げる

逃がすかよ!

 

ジョシュア『ギャスパー!行けるか?』

 

ギャスパー『はい!大丈夫です!』

 

ジョシュア『よし!ギャスパー!イッセー!追うぞ!』

 

「「はい!」」

 

俺達はクラストイマジンを追いかける

 

と追いかけるまでは良かった

 

ヤバい……

見失ってしまった……

 

今は手分けして探している

 

ジョシュア『くそぉ~、どこ行きやがった』

 

イッセー『ジョジョ先輩~!』

 

ギャスパー『ジョジョ先輩~‼イッセー先輩~‼』

 

ジョシュア『おぉ、イッセー!ギャスパー!見つけたか?』

 

二人は首を横に振る

見つからなかったか……

 

すると目の前にクラストイマジンが登場

 

……こいつバカだろ

 

ジョシュア『見つけたぜ!クラストイマジン!』

 

俺はドライバーを召喚して、ムサシ眼魂をセットする

 

[アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!]

 

ジョシュア『変身!』

 

[カイガン!ムサシ!決闘!ズバッと!超剣豪!]

 

イッセー『変身!』

 

ギャスパー『モモタロスさん‼いきますよ‼』

 

モモタロスがギャスパーに憑依する

 

Mギャスパー『ったく!こっちは今忙しいんだよ!変身!』

 

[swordfoam]

 

Mギャスパー『俺!……邪魔だイッセー』

 

イッセー『あぁ、わりぃ』

 

Mギャスパー『俺!参上!』

 

ポージングこだわるなぁ……

 

じゃなくて!

今は目の前の敵だ!

 

俺達はクラストイマジンに攻撃を仕掛けるが

当たっても反撃してこない

 

クラスト『うわっ!やめろ‼俺の目的はお前達と戦う事ではない!』

 

イッセー『そうなのか?』

 

ジョシュア『イッセー!そっちはそうかも知れんがどのみちテロ起こすぞ!』

 

イッセー『あ、そうか!』

 

クラスト『俺は禍の団の物ではない!』

 

ジョシュア『俺達は禍の団って一言もいってねぇぞ!』

 

クラスト『しまった!』

 

ねぇ、こいつバカだろ

 

クラスト『かくなる上は!』

 

クラストイマジンは空を飛んで逃げようとする

 

「「「蟹が空を飛んでたまるかぁ!」」」

 

俺達三人の攻撃がかする

 

クラスト『うわっ!』

 

ジョシュア『モモタロス!今だ!』

 

Mギャスパー『おう!』

 

[fullcharge]

 

Mギャスパー『必殺!俺の必殺技!』

 

クラスト『まだだ!』

 

クラストイマジンは泡を吹いて全身を覆う

 

Mギャスパー『パート2!』

 

モモタロスの必殺技が決まる

だが、その場にクラストイマジンの姿は無かった

 

ジョシュア『くっそ!逃げられた!』

 

イッセー『また探しましょう』

 

モモタロスも、ギャスパーから離れる

 

ギャスパーは力を使い果たしたのか

その場にへたりこむ

 

ジョシュア『大丈夫か?』

 

ギャスパー『だ、大丈夫ですぅ…』

 

イッセー『一旦休みましょう』

 

ジョシュア『そうだな』

 

俺達はとりあえず部室に向かうため

病院に残したリアスを回収

ウィザード魂に変身して

テレポートした

 

そこでモモタロスが青いイマジンを睨んでいた

 

てかあれウラタロスだよね?

 

てかモモタロスは今帰ってきたらしい

 

モモタロス『待たせたな!決着つけようぜ!』

 

ウラタロス『…ほんと、マヌケを釣るのに餌は要らないね』

 

モモタロス『言ってくれるじゃねぇか』

 

ウラタロス『それが?』

 

暫く睨み合っていたが

モモタロスがウラタロスの首筋を掴む

 

黙ってやられる筋合いは無いだろう

 

ウラタロス『痛っいなっ!』

 

ウラタロスもモモタロスに殴りかかるが、モモタロスもそれに応戦

しまいには物の投げ合い

 

リアス『ちょっ!』

 

ジョシュア『やれやれだぜ』

 

イッセー『うわぁ…』

 

ギャスパー『あわわわ』

 

朱乃『あらあら』

 

そして本が一冊、俺の顔面に直撃する

 

ジョシュア『ぐふっ!』

 

「「「「あっ」」」」

 

まだやめない二人……

 

ジョシュア『……リアス、イッセー、朱乃、ギャスパー…暫く部室の外に居ろ』

 

リアス『でも喧嘩が……』

 

ジョシュア『いいから』

 

俺の顔が怖かったのか

残りの三人を連れて、部室を出るリアス

 

ジョシュア『俺がいいって言うまで開けんなよ?』

 

ジョシュアsideout

 

リアスside

 

ジョシュア『リアス、イッセー、朱乃、ギャスパー…暫く部室の外に居ろ』

 

リアス『でも喧嘩が……』

 

ジョシュア『いいから』

 

ジョジョの顔を見ると明らかに怖い笑顔だった

怖いわよ

 

私は眷族を連れて、部室の外に出る

 

ジョシュア『俺がいいって言うまで開けんなよ?』

 

リアス『わ、わかったわ』

 

暫くして

 

モモタロス『ぎゃあああ!』

 

ウラタロス『ひぃぃぃ!』

 

二人の悲鳴が聞こえてきた

 

そしてまた暫くして

 

ジョシュア『入っていいぞ』

 

そう言われたので入ってみると

そこにはモモタロスと青いイマジンが倒れていた

 

ジョジョ…あなた何やったの?

 

リアス『朱乃…二人をよろしく』

 

朱乃『あらあら、大丈夫ですか?』

 

モモタロス『あ、あぁ…大丈夫だ』

 

ウラタロス『だ、大丈夫…』

 

ジョシュア『喧嘩を止めねぇからだ』

 

ジョジョはまだ怒ってる

……絶対怒らせないようにしよう

 

でもモモタロスはまだ反抗的ね

 

モモタロス『けっ!クソガキが…』

 

モモタロスがそう呟いた

ジョジョが再び、あの笑顔になる

 

ジョシュア『朱乃、フォーク』

 

朱乃『はい、フォークですわ』

 

朱乃からフォークを受け取った瞬間

フォークが二人の顔を掠める

 

モモタロス『~っ!』

 

ウラタロス『~っ!』

 

二人が振り向くと

ソファにフォークが突き立てられていた

 

モモタロス『これは良くないんじゃないかな?』

 

モモタロスは冷静に呟く

 

ジョジョ風に言うと

やれやれね……




書いてて思った
ナンパしてるシーン少ねぇ……

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