ジョジョの奇妙な冒険~episodeofhighschool~   作:DJトッティー

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日常平和のライダーズ
番外編!聖夜のパーティー!


俺はラビットハウスにて

ジョースターズとその支配者達を正座させていた

 

ジョシュア『おい、改めて聞こうじゃねぇか』

 

仗助『い、いや…家が壊されて治ったときにゴーストドライバーが全部盗まれてました』

 

ジョシュア『それはいい、なぜそれを俺に言わなかった?』

 

ジョルノ『言おうと思ったんですが、色々ありまして…』

 

ジョシュア『…それを言われたらなぁ……』

 

まぁ、しょうがねえか……

 

ジョシュア『まぁ、今回は許すしかねぇ!説教終わり!各自再び持ち場に戻れ!』

 

「「「「「「「「「「アイアイサー!」」」」」」」」」

 

俺達は再び飾り付けに戻る

 

何の飾り付けって?

 

クリスマスの飾り付けだ!

今年はココアの提案でクリスマスの飾り付けをすることになった

 

ちなみにチノ、ココア、リゼの三人は買い物中

 

その間に俺達で飾り付けを終わらせる事になった

 

届かないところにはスタンドを使って飾る

 

でもその飾り付けもそろそろ終わりそうだ

 

ココア『たっだいまぁ~!』

 

チノ『ただいまです』

 

リゼ『今戻ったぞ~』

 

ジョシュア『お、戻ってきたか!こっちも丁度終わったぜ!』

 

チノ『ジョジョさん、このあとお時間ありますか?』

 

ジョシュア『?全然あるけど?』

 

どうしたんだ?

なんか、徐輪とジョルノと仗助がニヤニヤしてるが気にしない

 

ココア『このあとシャロちゃん家に遊びに行く事になったの!』

 

ジョシュア『なるほどな、てか何で俺まで?』

 

リゼ『お前とチノならココアが暴走しかけた時に止められるだろ?』

 

ジョシュア『察した』

 

そして俺達は開店準備を済ませる

 

案の定、お客さんがかなり来て混みあったが、途中でシャロと千夜が来てくれたため

なんとか閉店には間に合った

 

場所は変わって甘卯庵の前

 

シャロ『みんな、がっかりしない?』

 

ココア『しないよ!』

 

チノ『しません』

 

リゼ『するはずないだろ?』

 

ジョシュア『何を今更』

 

シャロ『じゃ、じゃあ……』

 

シャロが指差したのは

人が一人暮らしをするのに十分な広さの小屋だった

 

シャロ『ここが私の家よ』

 

………シャロ

 

ジョシュア『なんか…ごめん…俺、てっきりリゼみたいなお嬢様かと思ってたわ』

 

ココア『私も~!』

 

シャロ『そんな慰めの言葉は要らないわよ!』

 

そんなこんなでシャロの家でクリパをすることに

 

ジョシュア『よーし!お前ら!お菓子は持ってきたか!』

 

ココア『おぉ~!』

 

ココアはパンケーキやドーナッツ

 

リゼ『親父が持ってけってこいつをもらった!』

 

リゼはチョコレート

 

チノ『私も、少しですが』

 

チノはポテチ

 

千夜『私も新作持ってきたわよ~』

 

千夜は和菓子の新作か

 

俺は飲み物とあるものの材料だけ

 

ココア『ジョジョ君はお菓子無いよ~?』

 

ジョシュア『ふっふっふ~、俺はあれを作るのさ!』

 

リゼ『まさか!ネオアームストロンg…』

 

 

ジョシュア『違うわ!シャロ、台所借りんぞ』

 

シャロ『え?は、はい』

 

俺は台所に立つ

 

ジョシュア『道具よし!材料よし!スタンドの調子は……』

 

俺は手元にあった苺を空中に投げ、イミテイトストッカーをシルバーチャリオッツに変えて苺を斬る!

 

ジョシュア『よし!早速取り掛かるぞ!』

 

イミテイト『おう!』

 

俺はスタンドを用いて

クリームを泡立て、苺を切り、予め用意していたスポンジにクリームを塗る

 

そして

マジシャンズレッドとホルス神を交互に出してチョコを固め、更にはマジパンも作り出してしまう

 

……俺って天才じゃね⁉

 

ジョシュア『出来たァ!』

 

「「「「「オォー!」」」」」

 

チノ達の目の前には

俺特製のラビットハウスショートケーキ!

 

あの短時間で良くできたな

さすが俺

 

ジョシュア『高温使ったから少し冷まさなきゃならねぇからもう少し待っててくれ』

 

さてと……材料ちょっと余っちまったな……

 

そーいや今日カレー作ろうと思って

カレーの材料買ってたんだっけ?

 

イミテイト『おいおい、都合がよすぎないか?』

 

エェーナンノコトー?ボクゼンゼンワカラナイヨー?

 

と言うコントをやりつつ

俺はカレーを作る

 

ジョシュア『リゼ、チョコ一つもらうぞ?』

 

リゼ『あぁ、カレーか?』

 

ジョシュア『まぁな。材料余ってたし、今晩カレーにしようと思ってな』

 

シャロ『美味しそう!』

 

チヤ『まずはご飯からね』

 

お、そろそろ出来るな

 

ジョシュア『おーい、チノ!カレー作ったから盛り付けたの……』

 

後ろを振り向いたら顔を真っ赤にしたチノ

 

リゼ『チノ…?』

 

シャロ『顔真っ赤!』

 

千夜『ブランデー入りだったのね』

 

ジョシュア『マジか……』

 

ココア『全く!だらしない子ね!それでも私の妹なの⁉』

 

ジョシュア『うお』

 

リゼ『ココアも!』

 

シャロ『洋酒入りのお菓子で酔うなんてありえない!』

 

ジョシュア『カフェインで酔う奴が何を言う』

 

ココア『オーホッホッホ!そんなことではロザリオは渡せなくってよ!』

 

高級な食べ物で性格までお嬢様になった⁉

 

ココア『ほよ~…』

 

おおっと、酔いが覚めたか?

 

ココア『なんか、シャロちゃんの学校に行ってる夢見た』

 

シャロ『私の学校ってそういうイメージ?』

 

ココア『あ、あれ?チノちゃんがいない!?』

 

 

ジョシュア『お前がいきなり怒鳴るから逃げちまったよ』

 

ココアが後ろを振り向くと、後ろのドアからチノがこちらを覗き込んでいた

 

チノ『ごめんね?お姉ちゃん、お兄ちゃん…いい子になるから、もう怒らないで…?』

 

この時、

その場にいた全員がこうおもった

 

(な、何事~!)

 

千夜『ココアちゃんの想いがやっと伝わったのね!』

 

ココア『苦労の日々だったよ!』

 

ココアはチノの前に座ると

膝を叩く

 

ココア『チノちゃん、おいで~おいで~!』

 

チノ『お姉ちゃ~ん!』

 

ココア『チ~ノちゃ~ん!』

 

チノはそのままココアを通りすぎ、千夜に抱きついた

 

チノ『千夜お姉ちゃん!』

 

ココア『見境無~い!』

 

次にチノは俺の所に来た

 

チノ『ジョジョお兄ちゃん、料理のお手伝いするよ?』

 

え?なにこれ、可愛い

なに、この小動物

 

すると後ろから殺気が!

 

ココア『争いたくなかったけど、仕方ないね……』

 

ジョシュア『⁉』

 

ココア『お姉ちゃんの座を賭けて勝負だよ!

 

ジョシュア『……わりぃな!今回ばかりは譲れねぇ!それと俺はお兄ちゃんだ!』

 

二人の間に火花が散る!

 

 

その間、チノはシャロに膝枕されていた

 

チノ『シャロお姉ちゃん……』

 

シャロ『可哀想に……酔いから覚めたとき、恥ずかしさで死にたくなるのよ……』

 

ココア『ラビットハウスじゃいつもこんな感じだよ!』

 

シャロ『コブラツイスト決められてるのが?』

 

するとそこに灰色の卯が入ってきた

 

ココア『ワイルドギースだ』

 

ジョシュア『ワイルドギース?』

 

千夜『シャロちゃん家に居候してる卯よ』

 

へぇ~

卯克服かな?

 

リゼ『混ざりに来たのか?』

 

チノ『ニンジン食べる?』

 

シャロ『ダメぇ~!食料は各自調達でしょ!

 

すると、チノが俺の服の裾を軽く引っ張る

 

チノ『ジョジョお兄ちゃんは、今の私がいい?』

 

こいつ……

やれやれ…

俺は軽くチノを抱き締める

 

その瞬間、ワイルドギースとチノがぶつかったのを知らずに

 

ジョシュア『バーカ、俺は今までと変わらないチノの方が好きだぜ?』

 

ん?顔が熱いな

 

ふと、横を見るとチノが顔を耳まで真っ赤にしていた

 

チノ『じ、ジョジョさん!わ、私酔ってませんから!///』

 

ココア『愛の力で戻った!』

 

チノ『ぜ、全部演技ですから!///』

 

リゼ『(無理がある!)』

千夜『(照れ隠し?)』

シャロ『(記憶が残るタイプね)』

 

ジョシュア『そうか、そうか』

 

チノ『演技ですからぁぁぁ!///』

 

その後、煮込んだカレーをお皿に盛り付け、みんなで食べる事に

 

「「「「「いっただっきまぁ~す!」」」」」

 

にしても皆旨そうに食ってくれてる

作った俺としては微笑ましい光景だ

 

「「「「「美味しい!」」」」」

 

ジョシュア『ジョジョの家庭でも出来る特製カレーだ!ん?』

 

ふと、ココアとチノの皿を見るとニンジンだけを避けて食べていた

 

ジョシュア『こら!ニンジンも食べなさい!』

 

「「はっ!」」

 

ココア『お兄ちゃん!多目に見て?』

 

チノ『お姉ちゃんの言う通りです』

 

ジョシュア『こう言うときだけ姉妹らしくなるんじゃねぇ!』

 

そして食後のデザートのケーキも皆で平らげた

 

ココア『いただきました~』

 

千夜『皆で食べると美味しいわね』

 

ジョシュア『あ、カレーの方は小分けにしたから良かったら後で食ってくれ』

 

シャロ『しぇんぱい!一生賭けていただきます!』

 

ジョシュア『うん、早めに食べなさい』

 

そんな事をしていたら

窓の外に誰かが覗いていた

 

ジョシュア『……わりぃ、ちょっと外出てくる』

 

外に出るとそこには青いサンタが二人

てか眼魔かよ

 

ジョシュア『さァて、俺のテンション下げた罪は償ってもらおうかな!』

 

[アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!]

 

ジョシュア『変身!』

 

[カイガン!オレ!レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!]

 

すると眼魔は眼魂になって二人の人間の中に入る

 

松田と元浜だ

 

ジョシュア『おいおい、そりゃないだろ』

 

松田眼魔『やはり人間には手を出せないというのは本当らしいな!』

 

元浜眼魔『ならば始末する!』

 

眼魔は二人係で俺を殴る蹴るの袋叩きにする

 

松田眼魔『おらァ!』

 

ジョシュア『ぐっ!』

 

元浜眼魔『ドラァ!』

 

ジョシュア『がっ!』

 

「「はぁあっ!!」」

 

ジョシュア『ぐふっ!』

 

元浜眼魔『さァて!止めといこうか!』

 

松田眼魔『おう!相棒!』

 

二人は蹴りの体勢に入る

やべぇ……!

 

しかし、蹴りが当たることはなかった

 

小さい火の玉が眼魔を攻撃する

 

元浜眼魔『ぐあっ!』

 

松田眼魔『うわっ!』

 

その火の玉は俺の手元にやって来た

火の玉の正体は眼魂だった

 

ジョシュア『これは?』

 

お、眼魂が光った

使えって事か!

 

ジョシュア『力、借りるぜ!

 

[アーイ!バッチリミナー!バッチリミナー!]

 

ジョシュア『変身!

 

[カイガン!サ~ンタクロース!ジングルベル!星降る夜!聖なる夜!]

 

その時、奇跡が起きた!

変身の衝撃で眼魔アイコンが飛び出てきて

そのまま眼魔スペリオルに戻った

 

止めといこうか!

 

ジョシュア『今度はこっちだ!』

 

[ダイカイガン!サ~ンタクロース!オメガプレゼント!]

 

俺はガンガンセイバーを相手に向けて放つ!

 

「「ぎゃぁぁぁあああ!!」」

 

二人は爆発した

 

ジョシュア『ふぃ~…』

 

戦闘が終わるとサンタ眼魂はドライバーから再びどこかに飛んでいった

 

そして、シャロの家に戻ると

シャロが酔ってリゼに抱きついていた

 

ジョシュア『なに?このカオス』

 

シャロ『リゼしぇんぱ~い!』

 

リゼ『は~な~れ~ろ~!』

 

やれやれだぜ

 

ジョシュアsideout

 

ナレーションside

 

サンタ眼魂が戻った場所には

赤い縁のサングラスを掛け、背中に“達磨一家”と書かれた赤い法被を羽織るように着ている男が立っていた

 

???『どこ行ってたんだよ?サンタさん』

 

その問いに答えるかのように光る眼魂

 

???『まぁ、面白そうな事があれば教えてくれよ?駆王はどうだか知らねぇが、SWORDの祭りは俺達…達磨を通さねぇとどうなるかわからねぇからな……』

 

その男は、夜の街へと消えていった

 

ナレーションsideout


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