ジョジョの奇妙な冒険~episodeofhighschool~   作:DJトッティー

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停止世界の邪眼!僕、参上?

俺は今

リアス達と部室の近くの教室に来ていた

 

ジョシュア『keepoutってどんだけアブねぇ奴がいるんだよ』

 

イッセー『何気に発音いいっすねジョジョ先輩』

 

ジョシュア『まぁな、つかまだ外れねぇよかよ?』

 

リアス『ちょっと待ってて』

 

ジョシュア『しょうがねぇな。どら、ちょっと避けろ』

 

俺はドアの前に立つ

そう、あの技を

破戒僧である弁慶に教えてもらったあの技を試すとき!

 

ジョシュア『ドアから離れてろよ?二重の極み!』

 

俺はドアをおもいっきりぶん殴る!

 

粉々に吹き飛ぶドア

 

驚くリアス達

 

そして……

 

???『な、何事ですかぁぁぁ!』

 

ジョシュア『はじめまして!俺はジョシュア・ジョースター!俺の事はっ!』

 

横からなんか飛んできた

 

リアス『普通に自己紹介しない!私の下僕が怪我したらどうするの⁉』

 

むぅ、怒られてしまった

 

朱乃『さぁ、あなたはもう自由なのですよ?』

 

お、朱乃が珍しく優しい

 

ドスッ

 

……朱乃に突っ込まれた

 

???『嫌だぁぁぁ!お外怖いぃぃぃ!』

 

リアス『怖くないわ?さぁ、出てきなさい?』

 

???『ここがいいですぅぅぅ!』

 

なんだ?こいつは?引きこもりか?

イッセーが割って入ってくる

 

イッセー『おぉ!金髪美少女!』

 

イッセー……

 

ジョシュア『イッセー、残念だがこいつは“男”だ』

 

イッセー『え?』

 

ジョシュア『いわゆる“男の娘”ってやつだ』

 

イッセー『ウソダドンドコドーン!』

 

しかもオーラでわかる

こいつ、ヴァンパイアと人間のハーフだな

 

ジョシュア『リアス、こいつの名前は?』

 

リアス『この子はギャスパー・ヴラディ。もう一人の[僧侶]よ』

 

なーるほど

こいつ、男だけど結構可愛い格好してんじゃねぇの

 

ギャスパー『やだやだやだ!お外嫌ですぅぅぅ!』

 

イラッ

 

ジョシュア『おい!ギャスパー!お前せっかくリアスが……』

 

俺がギャスパーに手を伸ばすと

イッセー達がいきなり石像になったように止まった

 

動いてるのは

俺と承太郎だけ

 

ジョシュア『こいつは……』

 

ギャスパー『なんで動けてるんですかぁぁぁ!』

 

……こいつは

 

ジョシュア『あぁ~……隠れていいぜ?俺たちの事は後で説明すっからよ』

 

そのままギャスパーは段ボールの中に入っていった

 

……どこの傭兵だよ

 

ギャスパーが段ボールの中に入ると

その瞬間みんなが動き出した

 

イッセー『……あ、ありのまま今起こったことを話す!ジョジョ先輩が手を伸ばしたらギャスパーが消えてた!』

 

はいはい、そのネタいいから

 

リアス『彼の神器は「停止世界の邪眼」、視界に写るものの時間を止める危険な神器よ』

 

なーるほど

 

ジョシュア『だから俺達は動けたって訳か』

 

リアス『まさか!』

 

ジョシュア『そのまさか、承太郎は時間を使うスタンドだからな…多分俺も影響したんだろう』

 

ギャスパー『怒らないで!怒らないで!ぶたないでぇ!』

 

ジョシュア『誰もぶちゃしねぇよ?そーいやリアス、このあと会談あるだろ?ここは俺らに任せて行ってこい』

 

リアス『ありがとう、裕斗、お兄さまがあなたの神器に興味があるらしいから来てちょうだい』

 

裕斗『わかりました』

 

そのままリアス、朱乃、木場は部屋から出ていく

 

ジョシュア『さてと、承太郎、頼んだぜ?』

 

承太郎『アイアイサー』

 

承太郎はギャスパーの入った段ボールをスタープラチナを使って外に連れ出す

 

~数時間後~

 

ゼノヴィア『ほらほら!早く走らないと消滅するぞ!』

 

ギャスパー『いやぁぁぁ!滅せられるぅぅぅ!』

 

俺が目を離した隙にこいつは!

 

俺はハリセンでゼノヴィアの頭を叩く

 

ジョシュア『ゼノヴィア!それじゃ治るもんも治らねぇじゃねぇか!』

 

ゼノヴィア『そうなのか!』

 

ジョシュア『ギャスパー、お前ちょっと休んどけ』

 

ギャスパー『ありがとうございますぅ』

 

ジョシュア『そーいやお前、太陽とかって大丈夫なのか?』

 

小猫『ギャー君はデイウォーカーと呼ばれる種族なので大丈夫です』

 

ジョシュア『ほほう』

 

ギャスパー『太陽は嫌いです!太陽なんて…なくなっちゃえばいいんだぁぁぁ!』

 

太陽に向かって叫ぶギャスパー

太陽なくなったら俺ら生きてけねぇんだけど……

 

小猫『ギャー君、ギャー君』

 

小猫は懐からなにかを取り出す

 

小猫『にんにくは疲労回復に最適』

 

ギャスパー『いやぁぁぁ!にんにくらめぇぇぇ!』

 

やれやれだ

あ、そうだ

 

俺はカードをばらまく

すると

電王のカードが反応した

 

電王か……

 

俺はハリセンで子猫を叩く

 

ジョシュア『小猫、いい加減にしとけ』

 

俺はデンオウベルトを取り出す

 

ジョシュア『ギャスパー、お前にプレゼントだ』

 

ギャスパーはデンオウベルトを受けとる

 

ギャスパー『な、なんですか?これは?』

 

ジョシュア『デンオウベルトだ。何、変身機能のついたアクセサリーだと思っていい』

 

ギャスパー『あ、ありがとうございます!』

 

するとそこに匙が現れた

 

匙『よ!イッセー!やってるな』

 

イッセー『お、匙!』

 

匙『金髪美少女か、可愛いな!』

 

ジョシュア『男だけどな』

 

それを聞いた瞬間、匙がorzってなった

 

すると、そこに着物を着たおっさんが現れた

 

???『よ!悪魔君』

 

イッセー『あ!先日はどうも!』

 

???『いやいや、こちらこそだ』

 

ジョシュア『イッセー、こいつは?』

 

イッセー『俺の常連さんです』

 

ジョシュア『ほう…そいつはとんだ営業妨害じゃねぇか?アザゼルさんよ!』

 

「「「「「「「⁉」」」」」」」

 

とっさに身構えるイッセー達

俺もイミテイトストッカーを出す

 

アザゼル『まぁまぁ!今日は殺り合いに着たんじゃねぇよ!それにそこのお前』

 

アザゼルはギャスパーを指差した

 

アザゼル『お前、「停止世界の邪眼」持ってるな?そいつは使用者の力が伴ってないと危険な神器だ。』

 

ジョシュア『だから匙の「黒い龍脈」で力を吸いとりながら鍛えるか、赤龍帝であるイッセーの血を飲ませるか、だろ?』

 

アザゼル『あらら、全部言われちまった』

 

匙『俺の神器ってそんな能力あったのか……』

 

アザゼル『やれやれ、最近の神器使いは…自分の神器の使い方も知ろうとしない』

 

ジョシュア『まぁ、今は調べるにも調べられないからな』

 

アザゼル『じゃ、俺はこれで』

 

そう言ってアザゼルは帰っていった

 

 

その後の特訓は匙を交えての特訓だった

ちなみにバレーボールを使って特訓している

 

イッセー『いくぞ!ギャスパー!』

 

ギャスパー『はいぃ!』

 

イッセーがギャスパーに向け、バレーボールを投げる

 

ギャスパー『ヘブッ!』

 

そのまま直撃

 

ギャスパー『やっぱり無理ですぅ!』

ブゥゥゥン!カチッ!

 

ギャスパーは時間を止め、その場から逃げようとする

が、スタープラチナに捕まる

 

承太郎『こいつ、逃げようとしてたぜ』

 

 

ギャスパー『放して下さいぃぃぃ!』

 

ジョシュア『ま、あまり無理させるわけにもいかねぇだろ…ギャスパー、最後に一度やってみてそれで今日は終わりにしよう』

 

ギャスパー『うぅ、はいぃ』

 

その後、ふたたび顔面直撃したのは言うまでもない

 

だが、俺はあるものを見てしまった

そう、ギャスパーの体から砂がこぼれ落ちるのを……




次回はあの怪人達が登場します!

……多分

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