Call Elite SAS the Admiral -私たちが戦い抜いた日々-   作:03-Moonlight

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Stains madness Necrosis ”狂気染みたネクロシス”

Pixyは、西側の電源施設にいた。

 

俺は今、西側の電源装置の停止に戸惑ってる。

 

なぜなら、スイッチの数などによってどこを押したら次はどこを押すという繰り返しにより、時間がかかっているのだ。

ならぶち壊せばいいという考えもあるがそうとはいかない。

 

「A17押したら次はC81をオンにして・・・最後はB00のパスコードか。」

 

B00のパスコードだが、電源装置の部屋の壁に1文字ずつ東西南北のように書いてある。

 

「東が8、西が4、南が9、北が2、か。」

 

B00のパソコンに数字を入力し、認証完了。

 

ここから再び、電源装置のスイッチを押したりする。

 

「D15のコンパレーターをオン、D17の送受信機をオフ・・・」

 

そして最後のスイッチ、Eに到達した。

このEに、コマンドを記入することで停電させることができる。

コマンドをマニュアルから抜き取って記入し、停電する。

 

「停電完了・・・地下階段に集合 待て!地下から巨大な感染体が出てきたぞ!」

 

西側の地下階段から登ってきたのを確認すると・・・

 

「Savage Necrosis・・・・」

 

こんな相手に勝てるわけがないと判断した俺は、全員の撤退を提案。

 

もちろんすぐに全員で決定した。

 

infinityは、非常に焦っていた。

 

「くそ・・・Savage Necrosisかよ!」

まだ非Savageなら可能性はあったが、Savageがついた時点で可能性は皆無に等しい。

 

「生存している艦娘を仮拠点に撤退させろ!俺一人で処理する!」

 

狂気染みたNecrosis・・・俺が仕留めて見せる・・・

今回持ってきたのは、CM 440 Titan[RED]と、T-101 Jagdfaust。

 

Titan[RED]を連射し続ける。かかる時間は20分以上。耐久力ありすぎだろ。

 

 

 

 

時には放射攻撃を撃ち落としたり、時には壁を盾にしたり。それでもNecrosisは狂気を失わなかった。鋭い眼を、失わなかった。

 

多くのエリートSAS司令官すらを恐怖に陥れた、このNecrosis、俺一人で処理してみせる。

 

 

 

こいつの狂気は、これで終わらせる

 

 

そして、何より大切な事。

 

ある教官が言った事。

 

 

 

 

「生きて戻れ、それがお前の、絶対的な重要点だ。戦果などどうでもいい。生きる可能性を少しでも上げるんだ!」

 

 

それを胸の内に秘めて、自分の最後の狂気を振り絞る。

 

 

 

止めの1発が直撃すると、Necrosisはその場で分裂を始めた。

チャンスと言わんばかりにJagdfaustを乱射。

 

 

 

 

 

テレポートをしてくる分裂したNecrosisを捌き、すべてを倒した。

自分にもかなりの傷が残った。痛むほど。

 

 

 

 

「ここの提督・・・・よくこんな狂気染みたことをするものだな」

 

 

Necrosisの残骸から、何故か艦娘のような心の声が伝わってくる。

 

 

(こ・・・ろ・・・・てくれて・・・あ・・・り・・・が・・・と・・・う)

 

自殺を願ってたような・・・

 

 

人体実験・・・貴様・・・それで自分が満足するのか・・・誰も満足しない事を。

 

 

待ってろ。

 

貴様をすぐ地獄に送ってやるよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Necrosisと一緒にな!


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