東方鳳凰屋   作:土方

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人里の戦い

鳳凰達と小林達とグレン達が妖怪の山に向かった。その頃、人里では敵対派VS友好派&里の者達との闘いが始まっていた。

 

「人里の戦い」

 

敵対派A「聞け!人里の者ども!!我らが支持する組織「天乱隊」が幻想郷に武装蜂起した。これより、我ら敵対派もこれに続き、人里を火の海にする。」

 

自警団A「そうはさせん!この人里は自警団が必ず守る!!」

 

既に、自警団と敵対派の戦いが始まっていた。少し前に、敵対派が人里の東西南北の門を壊し、侵入して人里の住民や妖怪を襲った。これにより自警団や友好派が総出動し、敵対派の掃討をしている。互いにも実力は同じの為に激しい攻防が今でも続いている。

 

自警団B「妹紅さん!もうすぐ弾切れです!!追加の弾薬はまだなんですか!!」

 

妹紅「慧音が霧雨商店に行って、追加の弾薬を補充している。それまで持ちこたえて!!それまでに必ず援軍が来るから。」

 

自警団B「それは命蓮寺と仙人達ですか?」

 

妹紅「そうだ。同時に奴らが来るまで持ちこたえて。必ず来るから!」

 

しかし、敵対派の攻撃が激化した。彼らはここにない兵器をもっていた。それは、大砲である。普通なら、幻想郷では買えない兵器が敵対派の方に渡っていたのだ。

 

友好派A「何であっちに大砲があるんだ!あいつらは前まであんなもんはもってなかったはずだぞ!」

 

敵対派A「我々に支援してくれるスポンサーいるんだよ。ねぇ、天乱隊の幹部”三笠”。」

 

妹紅・友好派・自警団「・・・・・!!」

 

すると、敵対派の中から一人の男が現れた。恰好は武士らしく、頭にはマゲがあり、いかにも頭脳派だと思う眼鏡がかけていた。

 

妹紅「お前は・・・!!」

 

三笠「私は天乱隊幹部の参謀”三笠”と申します。敵対派のみなさん、この度は我らの新兵器を買って下さりありがとうございます。」

 

自警団B「貴様!!どういう事だ!!外の世界の兵器は賢者様により没収されている。何で、お前らが持っている。」

 

三笠「我らは今回、異世界のある組織と同盟を組むことに成功しました。そのおかげで武器も大量に手に入れる事に成功しました。」

 

妹紅「それがこの結果か・・・。前よりもあいつらは強くなったという事か・・・。」

 

誰もが希望から絶望に変わった。敵対派は最新兵器を手に入れてしまったことだ。今の幻想郷の兵器力では敵対派を倒すことができない。

 

???「ここであきらめてはいけませんよ。いざ、南無三!!」

 

すると、天乱隊の大砲が次々と破壊。そして、聖白蓮が現れた。

 

聖「私はあなた達を更生しに来ました。」

 

                                次回に続く


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