前回のあらすじ:戦艦に潜入!!
こころとメディスンは戦艦の中央にたどりついた。そこには色んな機械や中には実験用のカプセルもある。最も目立ったのは刀が入ったカプセルがずらりと並んでいた。それはあまりにも不気味だった。
メディスン「おお、何か色んな物が置いてるね。」
こころ「しかも、刀が入ったカプセルがずらりと並んでるわね。」
メディスン「もしかして、ここは”工場”や”実験場”なのかな?」
こころ「そうみたいね。カプセルの上部分にケーブルみたいな物も繋がってるし。」
メディスン「・・・誰か来たみたい。」
こころとメディスンは何処かの物陰に隠れた。すると、現れたのはレクスターと天乱隊の隊員2人と魔理沙とルミアだった。
レクスター「ほう。ここが”妖魔刀”の製造工場か。刀が入ったカプセルがずらりとならんでいやがる。」
???「ぐわああああああ!!やめてくれええええ!!」
???「死にたくないいいいいいいい!!」
すると隣の部屋から物凄い叫び声が聞こえた。
魔理沙「何だ・・・!?」
ルミア「今のは、人の叫び声と何の声・・・?」
隊員A「あれは、魔界人の魂と妖怪の魂を抽出している所ですよ。まぁ、いわゆる刀を作るための材料ですよ。」
魔理沙「じゃあ、ここにある刀は・・・」
隊員A「そうだ。ここの刀は人の魂と妖怪の魂で出来た刀だ。」
ルミア「そんな・・・どうしてこんなひどい事をするんですか!?あの人達だって家族とかいるのに・・・!!」
隊員A「ああん!!?そんなの知るか!?そんなもん興味がねえんだよ。俺たちはこの世界を破壊する軍隊を作るためにやってんだよ!!」
魔理沙「なっ・・・!?」
すると、顔に眼帯を付けて、魔法使いの恰好をした一人の男がスタスタと歩きながら現れた。隣には白衣を着た科学者みたいな男が居た。
レクスター「ふん、まさか自ら現れるとはな・・・。」
豊麗「初めまして、あなたとは会うのは初めてですね。魔界団副総統”レクスター”さんよ。そして、久しぶりだな。魔理沙。」
魔理沙「豊麗・・・!!」
魔理沙は睨んだ顔で豊麗を向いた。
豊麗「やれやれ、久しぶりの再会なのにな・・・。それよりも貴様がルミア=ティンジェルだな。」
ルミア「そうですが・・・!!」
豊麗「おい。例の機械は持って来たのか。」
科学者「はい。ありますとも”兄貴”。」
科学者はある機械を取り出した。
ルミア「これは・・・?」
豊麗「これは、感応増幅者の能力専用の機械だ。その機会は感応増幅者の手に取り付けた後に強制的に能力を使わせ、チャージをさせる装置だ。」
ルミア「まさか・・・!それを私に!?」
豊麗「そうだ。やれ!」
科学者はルミアに装置を取り付けて、ルミアは強制的に能力を発動された。
ルミア「ぐぅぅあああ!?」
魔理沙「何なんだぜ・・・。この光は。」
物陰から見てた。こころとメディスンは・・・
メディスン「綺麗・・・。」
こころ「あの人全体が輝いている。」
そして、装置のタンクが溜まってきた。
豊麗「そろそろ溜まったな。」
科学者は装置をルミアの手から外した。
豊麗「あなたはこれから牢屋に行かせてもらいます。じゃあ、後は頼みましたよ。魔理沙、付いてきなさい。」
魔理沙「・・・・・!!」
豊麗「じゃあ、レクスターさん。こちらへ。」
レクスター「あぁ、わかった。」
魔理沙は豊麗と科学者とレクスターに連れて行かれた。物陰に隠れていた。こころとメディスンは・・・
こころ「メディスン。やっぱりあの子を助けましょう。」
メディスン「えっ?何で?」
こころ「あの子の顔見ていると何だか放っておけないの?それにあいつら幻想郷を破壊するて言っていたわ。たぶん、ロクでもない事に使うのよ。」
メディスン「・・・そうだね。」
こころとメディスンはルミア救出作戦に出た。
隊員A「さて、こっち来い!」
ルミア「うう・・・!」
すると、中央全体にガスが発生した。
隊員A「何だ!これは?」
ルミア「なにこのガスは・・・?」
隊員A「あれ?何だか眠たくなって・・・」バタン
隊員Aはガスを吸ったため、その場で倒れた。ルミアは片手で口と鼻を押さえた。
ルミア「眠った?これは催眠ガス?」
すると、こころとメディスンはルミアの所に向かい、ルミアの押さえていないもうひとつの片手を掴み、そのまま走った。
ルミア「え?え?あなた達は一体?」
こころ「自己紹介は後にしてくれる?」
メディスン「それよりもここから脱出よ!」
こころとメディスンはルミアを連れて脱出することにした。
次回に続く