東方鳳凰屋   作:土方

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魔界団との戦闘 ~前編~

前回のあらすじ:魔界団現る。

 

鳳凰達の前に現れたのは、魔界で最大の犯罪シンジゲート集団”魔界団”だった。彼らの目的は魔理沙とルミアの誘拐だった。

 

鳳凰「魔理沙とルミアを・・・!」

魔界団の戦闘員「そうだ。我ら”魔界団”と同盟した”天乱隊”の目的はこの幻想郷を侵略し、この世界を支配する事だ。武力の力でな。その為にはルミア=ティンジェルと霧雨魔理沙の二人が必要なのだ。」

ルミア「そんな・・・!私を・・・!」

魔理沙「ちょっと待て!!私は良いが何でルミアもだ!!」

 

確かにルミアも連れていくなんてことはおかしい。そもそもルミアは異界のアルザーノの出身。この幻想郷ではイレギュラーの存在。なのに何故?

 

鳳凰「一つ聞くが・・・、何でルミア様を・・・?」

???「それは俺から言うぞ。」

 

すると、命連寺の屋根から一人の男があらわれた。背中には巨大な剣。服装はいかにも魔法使いの恰好をしており、黒色だっだ。

 

鳳凰「お前は・・・?」

アリス「・・・・・!?」

   「あなたは・・・!まさか・・・!?」

???「お久しぶりですね。アリスお嬢様。」

魔理沙「アリス。こいつ知ってるのか。」

アリス「元魔界軍の将軍”レクスター”よ。でも今は・・・。」

レクスター「今は魔界団の副総統のレクスターだ。よろしく。」

鳳凰「じゃあ、レクスター。何でルミア様を連れていくんだ。」

レクスター「昨日、お前さん方。天乱隊と戦闘しただろう。その時に金髪の髪の毛があってな。その髪の毛を手乱隊が我らの方に譲り受け、調べた結果、ルミア=ティンジェルが能力者だ分かったんだ。」

ルミア「・・・・・!?」

 

ルミアは震えだした。当たり前だ。ルミアの能力は異界の敵組織にも欲しがる能力だ。そのせいで命を狙ったり、利用されることが多いからだ。

 

魔理沙「ルミア。お前能力者だったのか?」

ルミア「うん・・・。」

レクスター「あなたの能力はわが組織にも欲しい能力だ。だから貴様も連れていく。ちなみに霧雨魔理沙は天乱隊の要請だ。」

魔理沙「わざわざ説明ありがとな。」

鳳凰「リィエル。君はルミア様を守れ。」

リィエル「任せて。」

レクスター「なるほど戦う気か。」

鳳凰「当たり前だ。ルミアと魔理沙を渡す気はねぇよ。」

 

それぞれ武器を取り出し。戦闘態勢に入った。するとそこに・・・

 

ファフニール「俺も加勢させろ。」

鳳凰「ファフニールさん・・・!」

レクスター「何!?ファフニールだと!!」

ファフニール「10年ぶりだな。レクスター。」

レクスター「貴様!何故”人間”と一緒に居る!!」

ファフニール「ふん。欲しいものがあるために人間と一緒に居るだけだ。」

レクスター「それだけか?」

ファフニール「それだけだ。」

鳳凰「知り合い?」

ファフニール「10年前にたまたま魔界に行っていた時に出会い、決闘しただけだ。実力は俺と互角だ。」

鳳凰「何で決闘したのか知りたいんだけど・・・。」

魔界団の戦闘員「レクスター様・・・!」

レクスター「全員突撃!!目的は今目の前に居る敵を倒し、ルミア=ティンジェルと霧雨魔理沙を捕らえよ!!」

魔界団の戦闘員全員「うおおおおお!!」

 

戦闘員は魔理沙とアリスと小傘とファフニールに攻撃しに行った。鳳凰は高くジャンプし、レクスターに攻撃しに行った。

 

鳳凰「次符!!次元斬!!」

レクスター「そうはさせるかよ!!すっとこどっこい!!」

 

レクスターも大きな剣を取り出し、鳳凰の次元刀を止めた。

 

レクスター「それは妖刀”次元刀”かい?やれやれとんでもねぇ強敵が現れたもんだな!」

鳳凰「お前こそとんでもねぇ大剣だな!!」

 

鳳凰とレクスターの戦いの火花があがった。

                                 次回に続く

 

次回の投稿日:11月12日

 


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