東方鳳凰屋   作:土方

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どうも、土方です。たぶん私がやりたかったネタです。どうぞ。


新技!スティールとドレインタッチ

前回のあらすじ:命連寺に行くことになった。

 

聖「そうですか。それでこの寺に来たんですね。」

 

こいつは”聖白蓮”。命連寺の住職で”超人”に近い魔法使い、彼女の魔法は”魔術”でいえば”第七階梯”ランクだ。聖に今までの事を全て伝え終えた所だった。

 

鳳凰「それで協力してくれるのか?」

聖「もちろん協力します。それに彼らの心を改善させたいですし。」

魔理沙「まぁ、人と友好したい妖怪達の寺だからな。協力することはわかっていたぜ。」

 

とりあえず”命連寺”も協力する事になった。

 

グレン「しかし、驚いたよ。鳳凰からさっき話聞いたんだが、この寺は妖怪と人間の友好をするために作った寺だとはな。」

聖「私達は人と妖怪が友好できるような関係にしたいのです。そうすれば、戦いもせず平和に過ごすことができるのです。」

小林「人と妖怪が友好ね。その気持ち、私にもわかるよ。」

滝谷「僕もだね。聖さんの言ってることは正しいと思うよ。」

聖「確かあなた達はドラゴンと一緒に生活しているんですよね。」

小林「うん。私は前まで一人だったけど、トールやカンナちゃんとイルルが来てから、暮らしが楽しくなっちゃてね。」

 

トールは小林に抱き着いた。

 

トール「小林さん!私も楽しいです。こうやって一緒に居ると安心しますし、大好きです。」

小林「ちょっと!トール止めて!腰に来る!!」

聖「あらあら、とても仲が良いんですね。」

トール「もちろんです!小林さんは地球上で一番の存在なんです!」

聖「ふふ、小林さんは幸せ者ですね。」

小林「まあね。」

滝谷「そういえば聞きたかった事あるんだけど、何でイルルちゃん連れて来なかったの?」

小林「イルル、最近バイト始めてね。ちょうど旅行に行くタイミングと重なっちゃて行けれなくなったんだよ。」

滝谷「それで今回はイルルちゃんはお留守番なんだ。」

 

イルルはバイトがあるため、行けなくなってたのだ。

 

グレン「まぁ、俺もあいつらに会うまでは・・・」

聖「までは・・・?」

グレン「いや、何でもない。」

聖「そうですか。そういえばグレンさん。あなたに一つ質問あるんですが?」

グレン「どうした?」

聖「リィエルさんは何者ですか?」

鳳凰・グレン「「!?」」

聖「システィーナさんとルミアさんが人間なのはわかります。しかし、リィエルさんは見た目は人間ですが、中身はちょっと・・・。」

グレン「すみません。聞かないでもらえますか。」

聖「・・・・・。」

 「わかりました。深く追求しないようにします。」

鳳凰「聖。助かるよ。」

ファフニール「そういえば、外が少し騒がしいな。」

エルマ「私が少し見て来よう。たぶん、カンナ達が騒いでいるだけかもしれないしな。」

鳳凰「俺も見てくるわ。」

 

鳳凰とエルマは命連寺の境内に行く事にした。

 

 

 

 

 

 

境内では、小傘とシスティーナ達と翔太とカンナは新しい魔術の特訓をしていた。sれは翔太がパチュリーからもらった”魔導書”3冊、ドレインタッチ、スティール、イクティンクション・レイである。

 

翔太「ダメだ。全然発動しない。」

システィーナ「当たり前よ。いきなり上級魔術を習得するなんて無茶なことだわ。」

翔太「僕のお父さんは立派な魔法使いだ。僕だってこれくらいはできたい。」

ルミア「でも、アルフォネア教授の魔術の魔導書があるなんて驚いたね。」

システィーナ「まさかアルフォネア教授・・・。自分の魔術を魔導書に作るなんて。」

ルミア「あはは・・・。あの人らしいね。」

リィエル「誰か来る・・・!」

 

すると、鳳凰とエルマが来た。

 

鳳凰「お前ら何してるんだ?」

小傘「あ!鳳凰!今ね、翔太君達が魔術の勉強しているんだ。」

エルマ「おお。魔術の勉強か。えらいな。」

カンナ「うん。勉強してる。」

 

すると鳳凰はある2冊の魔導書に興味を持った。

 

鳳凰「ドレインタッチにスティールか。なかなか、面白そうな魔導書があるな。翔太君!この技は俺も習得してもいいかな。」

翔太「いいよ。後で僕も習得するから。」

 

鳳凰はドレインタッチとスティールの魔導書を開き、発動方法を読んだ。

 

鳳凰「なるほどね。ドレインタッチは相手の体に触れた後、体力や魔力を吸収し、自分の物にしたり、相手に分ける事ができるのか。なら、早速・・・」

 

鳳凰はエルマの手に触れた。

 

エルマ「一体、何をするんだ。」

鳳凰「魔符!!ドレインタッチ!!」

 

すると鳳凰とエルマの体から怪しい光が見え、いかにも吸収しているように見えている。

 

エルマ「うひゃアアアアア!!」

鳳凰「なるほど、こうやるのか。」

小傘「ちょっと鳳凰!?これ以上やったら干からびるよ。」

 

鳳凰はパッとエルマの手を離した。

 

鳳凰「すまなかった。」

ルミア「エルマさん!大丈夫!?」

エルマ「大丈夫だ。ドラゴンはこれくらいどうてことはない。しかし、ドレインタッチは強力だな。私の体力と魔力を吸い取るとは・・・」

システィーナ「しかも、その魔力を誰かに分けあたえるなんて、凄い魔術ね。」

鳳凰「じゃあ、次はスティールだな。何々、スティールは相手の物を盗む魔術。物はランダムで盗めるか。発動方法は手を握り「スティール」と言うか。よし・・・」

 

鳳凰は手を出し発動した。

 

鳳凰「魔符!!スティール!!」

 

すると、手が光った。光が無くなるとリィエルは違和感に気付いた。

 

リィエル「何か下がスースーする。」

システィーナ・ルミア「「え?」」

鳳凰「何だろう。なんか温いぞ?」

 

鳳凰は手を開いて見ると、それは白のパンツだった。

 

鳳凰「何だコレ?」

リィエル「・・・パンツ返して。」

 

それはリィエルのパンツだった。

 

システィーナ「鳳凰さん・・・あなた・・・」

鳳凰「違うから!これはランダムで決まるから!たまたまリィエルのパンツに当たっただけだから!!」

 

システィーナとルミアとエルマと翔太と小傘は引いていた。

 

鳳凰「お願い!!引かないで!!事故だから!!」

???「すいません!誰か居ますか!」

 

すると、寺の門から声が聞こえた。

 

                                次回に続く


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