東方鳳凰屋   作:土方

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どうも、土方です。今日は少なめです。どうぞ。


事務所無くなる!!住むところがねぇぇぇ!!

前回のあらすじ:異変解決するため、人里に向かうことになった。

 

鳳凰達(華扇、美鈴、アリス、魔理沙)と小林達とグレン達は天乱隊がこれから起こる異変を伝えるために人里に来た。

 

小林「また、人里に来たね。」

鳳凰「グレン達の方はうるさいけどな。」

 

後ろを振り向いた鳳凰達と小林達はグレン達の方を見た。彼らは人里の光景を見てキラキラと輝いていた。それもそのはず、彼らは西洋の異世界の為、この光景は珍しいのだろう。

 

グレン「凄げぇぇぇぇ!!フェジテでは見られない建物がいっぱいあるぞ!!」

システィ「本当ですね!建物は木造建築だったり、変わった形の建物がありますね!」

リィエル「美味しいものがいっぱいある・・・じゅるり!」

ルミア「リィエル。食べちゃダメだよ。」

鳳凰「やはり驚いているな。」

小林「当たり前だよ。西洋みたいな世界から来たからこの光景には珍しいんだよ。」

華扇「それよりも鳳凰。どこに行くの?」

鳳凰「まずは慧音の所の寺小屋に行く。今日は休みだから掃除してるだろう。」

魔理沙「そういえばお前の事務所もあったんだよな。だったらお邪魔するぜ。」

鳳凰「いいけど。冷蔵庫の中を盗るなよ。」

魔理沙「わかったぜ・・・。」

美鈴「ついでに慧音さんに捕虜の天乱隊の人たちを預けましょう。妹紅さんと知り合いですし。」

鳳凰「その方がいいな。」

アリス「それじゃ、寺小屋に行きましょう。」

 

鳳凰達と小林達とグレン達は最初に寺小屋へと向かう事になった。しかし、鳳凰が目にした光景は衝撃的な物だった。

 

鳳凰「あれが寺小屋だよ。」

鳳凰が指した先には2階建ての屋敷みたいな建物だった。しかし・・・

小林「へぇー、一階建てなんだ。」

鳳凰「えっ?一階建て?何言ってるんですか?2階建てですよ・・・え?」

鳳凰が寺小屋に到着すると、寺小屋の2階部分が無くなっていた。よく見たら燃えた跡があった。

鳳凰「これはどういう・・・」

小傘「あ!鳳凰!!」

 

その時、小傘の声がした。

 

鳳凰「小傘・・・これはどういうことなの?」

小傘「実はね・・・」

 

小傘は寺小屋に何があったのかを教えた。

 

~昨日の寺小屋~

 

にとりは鳳凰に言われた通り、事務所の改装をしていた。

にとり「よし!これで事務所改装は終わったぞ。」

小傘「お疲れさまです。にとりさん。」

何故ここに小傘が居るかというと小傘は鍛冶ができる為、にとりの手伝いをしていた。

小傘「しかし、凄いね。1か月は掛かると思ったのに2日で終わらせるなんて。」

にとり「まあね。幻想郷の河童の科学力は幻想郷一だからね。こんなの余裕だよ。」

小傘「科学と改装は違うと思うけど・・・」

にとり「さてこれで妖怪の山の方に戻れるよ。屋台の方もやんなきゃいけないし。」

小傘「そういえば守屋神社のロープウェイが完成したんですよね。」

にとり「そうだよ。これであっちにもど・・・ん?何か焦げ臭くないか?」

小傘「そういえば・・・、この匂いは広間の方からだね。」

 

にとりと小傘は事務所の広間の方へと向かった。そしたら火事になってた。

 

小傘「燃えてるよ!事務所の広間が燃えてるよ!」

にとり「ああ!せっかく改装したのに!!」

もう広間は炎で一色だった。それから慧音も来た。

慧音「どうした。何の・・・燃えてる!!」

にとり「とりあえず避難だ!」

小傘とにとりと慧音は寺小屋の外へと避難した。その後、にとりのスペル技で消火したが、もう2階は再建出来なくなった。

 

~現在の寺小屋前~

 

しばらくして、慧音も来て今後について話した。

 

慧音「もう2階の再建は無理だ。焼けた跡を見たら2階の柱が腐ってた。」

小傘「というわけでもう住めなくなりました。」

鳳凰「・・・・・。(真っ青)」

グレン「鳳凰。大丈夫か・・・。」

鳳凰「大丈夫・・・もう何もかも真っ白だよ・・・」

トール「さすがにショックが大きいですね。」

慧音「ところでお前らは誰だ?見かけない顔だが・・・」

華扇「そこは私が話します。」

 

~ピンク仙人説明中(誰がピンクだ)~

 

慧音「なるほど、ドラゴンと人間の観光客に魔術使いの人たちか。」

小傘「おまけにわちき達が知らないうちに依頼の仕事をしてたの!鳳凰・・・あ。」

鳳凰「これからどうしよう・・・。」

ルミア「今はそっとしといてください。」

小傘「そうだね・・・」

美鈴「ところで妹紅さんは?」

慧音「妹紅なら私の手伝いをしている。それよりも天乱隊が動いたようだな。」

美鈴「はい。パチュリー様や小悪魔さんやられたんです。」

慧音「となると寺小屋の2階に火を放ったのはあいつらか・・・」

システィーナ「あいつら?」

慧音「実は先日の事だが、私の所に客がきたんだ。」

鳳凰「ピク。」

慧音「その客が、「我らに支援をしてください」とこう言ってきた。私は詐欺だと思い、おいはらった。」

トール「あの・・。まさかと思いますが”天乱隊”じゃあ・・・?」

慧音「その可能性は高いと思う。我らと言ったらあいつらしかいない。」

それを聞いた瞬間、鳳凰は怒りが爆発した。

鳳凰「許さねええええ!天乱隊の奴ら!!俺の事務所を火事にさせやがってえええ!!」

 

鳳凰は怒りのボルテージが爆発した。

 

鳳凰「慧音!協力してくれよ!妹紅にも頼んどけよ!」

慧音「わかったから落ち着け!もし、異変解決したら人里の空き屋敷あげるから!」

鳳凰「マジか!頼んだぞ慧音!」

小傘「これからどうするの?」

鳳凰「命連寺に行く!聖にも協力仰ぐ!小傘、休み中で申し訳ないが仕事だ!」

小傘「任せて!鳳凰!」

 

こうして、鳳凰達と小林達とグレン達は命連寺に向かう事になった。

 

                                次回に続く


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