前回のあらすじ:ドッジボールをすることになりました。
小林「なぜ?」
鳳凰・咲夜「どうして?」
小林・鳳凰・咲夜「こんなことになってしまったんだろう。」
鳳凰と華扇と小林達と咲夜が見たものは、紅魔館の中庭が半壊状態、倒れているのはレミリアとフラン、トール、エルマである。しかもボロボロ状態で。時は遡る事1時間前・・・。
~1時間前~
美鈴「これよりお嬢様チームVSトールチームによるドッジボールの試合を始めます。」
ファフニール「実況は俺とカンナと小林と滝谷と華扇だ。よろしく頼む。」
レミリア「今度こそ、本当の空の悪魔がどちらなのか証明してみるわ。」
トール「やってみろ!!お前ら吸血鬼がドラゴンにかなうと思うなよ!!」
エルマ「とりあえず、よろしく頼む。」
フラン「負けないよ。」
鳳凰「とりあえず、適当にがんばるか。」
咲夜「あら?あなたは適当にやるの?」
鳳凰「はっきり言って、あいてはドラゴンだぞ?なら、俺たち人間は適当にやりゃ良いだろう。」
咲夜「そうね。人間とドラゴンじゃ力はドラゴンの方が勝るけど、私達は能力付きの人間でしょ。」
鳳凰「まぁ、能力使えば力は互角になるか・・・。」
小林「トール。殺すなよ。」
トール「わかってます。小林さん。」
エルマ「安心してください小林先輩。その時は私が止めます。」
咲夜「お嬢様、フラン様。あんまり暴れないでくださいね。」
レミリア「大丈夫よ。紅魔館爆破は避けたいし。」
鳳凰「そう言う問題かよ・・。」
それから、美鈴が試合開始の合図が始まり、ドッジボール対決が始まった。だが、俺は予想もしなかった。吸血鬼とドラゴンが戦ったらどうなるかを・・・。ちなみに、トールチームの外野は鳳凰で、レミリアチームの外野は咲夜になった。ちなみに、中庭はトールの魔法の力でドッジボールのコートに変えた。
レミリア「先行は私からよ。スピア・ザ・グングニル!!」
レミリアはボールを自分の技に掛け、トールを狙って投げた。しかし、トールはボールを普通に掴み、レミリア目掛けて思いっきり投げた。
トール「うおりゃああああ!!」
レミリアはさすがにやばいと思い、フランを盾にした。
フラン「ちょっと!!お姉さま!!」
レミリア「フラン。世の中には犠牲が付き物なのよ(ニコ)」
フラン「ちょっと待て!!この馬鹿姉貴!!」
そして、ボールがフランに直撃した。
滝谷「何とレミリアが自分の妹を盾にした。さすがはこの館の悪魔の主。非道すぎるでやんす。」
小林「ていうか自分の妹を盾にするなよ。」
レミリア「今度はこっちの番よ。おりゃあ!!」
レミリアはトールに向かって投げた。そして、トールもエルマを盾にした。
エルマ「トール!貴様、何をする!!」
トール「エルマ・・・。これからお前を盾にする。消えろ。」
エルマ「お前も悪魔か!!」
ボールはエルマに直撃した。エルマとフランは気絶した。
滝谷「トール選手!!レミリア選手と同じ事をした!!」
小林「トールは後で説教だな。」
鳳凰「外野の俺たちて・・・。」
咲夜「影薄くません?」
その後、内野はレミリアとトールだけになり、二人の激しい戦いになった。
ファフニール「どっちが勝つんだ?」
小林「もう30分も経ってるのに、まだ付かないなんて・・・。」
カンナ「これが吸血鬼の実力・・・。ドラゴンと対等。」
レミリア「これで決まりだ。」
トール「まだまだ!!」
その時、フランが起きた。
咲夜「フラン様。目覚めてよかったです。」
フラン「きゅとしてドカーン。」
咲夜「へ?」
鳳凰「やばい!!次元の壁!!」
鳳凰は実況席と自分と咲夜の場所を次元の壁で囲った。
トール「あれ?コートの地面が・・・。」
レミリア「まさか・・・。」
そのまさかである。中庭が爆発した。そして、現在に至るー。
鳳凰と小林達と華扇と咲夜と美鈴は崩壊した中庭を唖然とした。
鳳凰「トール起きたら、一緒に中庭を直すわ。」
小林「そうしてくれ。」
その後、鳳凰はトールと一緒に紅魔館の中庭を修復した。
鳳凰「二度とドッジボールゴメンだ。」
鳳凰は心の中でこう思った。
次回に続く
~次回予告~
敵の襲撃は普通に起こる(久しぶりの戦闘ですね。)