東方鳳凰屋   作:土方

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鳳凰・トール・エルマVSレミリア・フラン・咲夜(ドッジボール対決ですけど)

前回のあらすじ:カリスマの主とPAD長が現れた。→何か言うことは?(咲夜)ごめんなさい。(うp主)

 

鳳凰と華扇と小林達(翔太とルコアを除く)は紅魔館の主”レミリア・スカーレット”とメイド長の”十六夜咲夜”に出会った。

 

トール「お久しぶりですね。レミリア・スカーレット。」

 

レミリア「お久しぶりね。終焉帝の娘に青海の巫女。」

 

鳳凰「何か知り合いみたいだけど、レミリアの事を知ってるのか?トールにエルマは。」

 

小林「私も知らないな。トールに吸血鬼の知り合いなんて聞いた事ないからな。」

 

カンナ「トール様とエルマ様はちょっと昔にレミリアが住んでいる”レッドアクマ館”のレミリアと戦った事がある。」

 

鳳凰「何?紅魔館て昔はそんなダサい名前だったの?」

 

小林「いや、今とそんなにかわらんだろう。」

 

華扇「それであいつらと戦ってどっちが勝ったの?」

 

ファフニール「俺が聞いた話だと引き分けになり、館は大爆発して消滅したと聞いた。」

 

鳳凰「おいィィィィ!!この館は昔から爆発してんのかいィィィィ!!!」

 

滝谷「そういえばレミリアという吸血鬼はトールちゃんと同じ世界出身なの?」

 

鳳凰「そういえばこの館は昔どこにあったのか聞いてねぇな。」

 

???「この館は外の世界にあったんだ。昔、トールはお姉さまを倒しにわざわざ私達の世界に来たの。」

 

小林「誰?」

 

鳳凰と華扇と小林達の前に現れたのは、赤い服を着ており、レミリアとそっくりの容姿、そう彼女こそレミリアの妹”フランドール・スカーレットである。

 

フラン「私の名はフランドール・スカーレット。フランて呼んでね。」

 

鳳凰「ちなみにこいつはレミリアの妹。」

 

小林「ところでフランて言ったよね。トールとレミリアがまた戦ったらどうなるの?」

 

フラン「下手したら紅魔館の周りにあるものがなくなるよ。(キラン)」

 

鳳凰「キランじゃねーよ!!俺たちまで消し炭にするつもりか!!」

 

レミリアとトールの周りはギャアギャアと言っていた。

 

レミリア「その眼鏡かけた人間は誰なの?」

 

トール「小林さんです。わたしの主です。」

 

レミリア「驚いたわね。あなたが人間の所でメイドをやってるとはね。」

 

トール「・・・・・!!」

   「なぜそれを!?」

 

レミリア「忘れたの?私が運命を視ることができるのよ。」

 

エルマ「それでトールと私の前に現れたということは、あの時の引き分けの決着をつけるということか?」

 

レミリア「その通り。今度こそどっちが空の悪魔か証明してやるのよ。」

 

トール「確かあなたの世界の”西洋”では私達は悪魔て呼ばれてるて言ってましたね。その決着ですね。」

 

レミリア「そういう事よ。今度は私が勝ってみせるわ。」

 

トール・エルマ「・・・・・!!(臨戦態勢なった)」

 

鳳凰「ちょっと待て。決闘するつもりか?」

 

トール・エルマ・レミリア「そうですけど。何か?」

 

鳳凰「さすがにこの館の爆発を避けたいから、このボールで決闘しないか?」

 

トール「ボールでですか?」

 

鳳凰「名付けて”ドッジボール対決”だ。」

 

レミリア「ドッジボールね。まぁ、それでもいいわ。実際、私も爆発は避けたいし。」

 

トール「私もドッジボールをやったことがあるから得意です。」

 

エルマ「私もカンナとやったことあるからいいぞ。」

 

小林「じゃあ、チーム決めは私がやるね。まずは、トールのチームはトールとエルマと鳳凰ね。」

 

鳳凰「えっ!?俺も入るの?」

 

小林「鳳凰はストッパーをお願い。あの二人(トールとエルマ)結構仲悪いから。」

 

鳳凰「何で?」

 

小林「見れば分かるから。」

 

滝谷「じゃあ、レミリアさんの方は?」

 

レミリア「そこは大丈夫。フラン、咲夜。私の方のチームに入りなさい。」

 

咲夜「かしこまりました。」

 

フラン「わーい。ドッジボールだ!!」

 

小林「これでチーム決めは完了だね。」

 

レミリア「じゃあ、中庭に移動しましょう。そこでやるわ。」

 

鳳凰と華扇と小林達(ルコアと翔太を除く)はレミリアと一緒に中庭に移動する事になった。

 

 

 

 

 

 

~一方、その頃”とある場所では”~

 

???「例のやつが完成しやした。」

 

???「やっと完成したか。あれを作るのに相当掛かったな。」

 

???「これは難しいプログラムを組まないといけなかったので、でも、これなら幻想郷の連中にも勝ってますよ。」

 

ある二人はカプセルの中に、ある兵器を見ていた。それは、妖術と魔術で作った刀。”妖魔刀である。かつてこの刀は幻想郷の全ての命を奪い幻想郷を崩壊まで陥れた兵器である。

 

???「しかし、滅ぼさせた刀がこうも簡単に復活をするとは、これも”外の世界の技術”なのか?」

 

???「昔、外の世界のとあるプログラミングの会社に勤めておりまして、こういうのは得意なんでさ。」

 

???「これならある組織と手を組むことも可能だな。」

 

???「これなら”魔界団”という犯罪シンジゲート集団と手を組めますね。”霧雨豊麗”の旦那。」

 

豊麗「これなら我ら妖怪敵対派の最過激派”天乱隊”は”八雲一派”と”鳳凰一派”にも負けない集団になる。」

 

豊麗・???「ふはははは!!」

 

この刀がある事件を引き起こすことは誰も知る由もなかった。

 

                                 次回につづく

 

~次回予告~

 

こんなドッジボールは二度とゴメンだ!!(鳳凰)(楽しんでたくせに)


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