東方鳳凰屋   作:土方

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幻想郷の魔法使い登場!!(吸血鬼は次回です)

前回のあらすじ:紅魔館に行く事になった。→次はカリチュ・・・、ぎゃあああ!!(グングニルに刺された鳳凰)

 

鳳凰と華扇と小林達は紅魔館に行く為、霧の湖を歩いていた。

 

トール「まだ着かないんですか?」

 

鳳凰「もうすぐだ。ここの道を通って行けば着くはず。」

 

華扇「しかし、空を飛んでいけば着くのに、何でトールを使わないの?」

 

小林「トールを使うと腰に来るんだ。だから、あんまり使わないんだ。」

 

華扇「あなたも体弱い方?」

 

小林「確かにそうだね。仕事で疲れる事も多いし。」

 

鳳凰「体脆すぎだろ・・・。」

 

その時、鳳凰は気が付いた事があった。

 

鳳凰「そういえばここって、チルノていう氷の妖精と大妖精が居たんだけ?」

 

華扇「確かにそうよ。噂をすれば・・・。」

 

華扇がそう言うと、氷の妖精チルノと大妖精が現れた。

 

チルノ「おーい!鳳凰。こんな所で何してるの?」

 

鳳凰「オッス!チルノじゃねーか。何しにきたんだ?」

 

チルノ「たまたま、鳳凰が居たから声を掛けただけだ。」

 

大妖精「鳳凰さん、こんにちは。」

 

鳳凰「こんにちは、大妖精。」

 

小林「あの子たちは?」

 

華扇「妖精よ。力の弱い方だけど。」

 

ファフニール「妖精まで居るとはな・・・。この世界は幻想的な者が多いな。」

 

小林「そういえばトール達の世界て妖精居るの?」

 

トール「居ますけどこっちと同じで力が弱い方です。」

 

小林「力は同じていうことか。」

 

チルノ「鳳凰。これからどこ行くんだ?」

 

鳳凰「紅魔館だよ。」

 

チルノ「よし、アタイも行く!!」

 

大妖精「ダメだよ。チルノちゃん。これからミスティアちゃんのお店に行くんだから。」

 

チルノ「あっ!そうだった。」

 

鳳凰「ハハハ・・・。暇なときにまた寺小屋に来た時に遊んでやるよ。」

 

大妖精「わかりました。それじゃあ行きますね。」

 

チルノ「じゃあな!!鳳凰!!」

 

チルノと大妖精はミスティアの所に行った。

 

トール「それにしても、この世界は色んな種族が居ますね。」

 

鳳凰「そういえば、この世界については話してなかったな。この世界”幻想郷”は外の世界から隔離した世界。この世界は妖怪と人間が共存する世界なんだ。まぁ、妖怪以外にも色んな種族は居るけど・・・。」

 

トール「なるほど、異なる種族が共存する世界ていう事ですね。」

 

鳳凰「まぁ、間違って居ないけど・・・。」

 

エルマ「ところで色んな種族が居るて言ったが、どんな奴らが居るんだ。」

 

鳳凰「神、天人、仙人、神獣、死神、龍(ドラゴン)等の奴らが居る。」

 

トール「何ですって!!?神まで居るんです!?」

 

鳳凰「どうしたの怖い顔して?」

 

小林「トールはドラゴンの勢力の”混沌勢”なんだ。」

 

鳳凰「混沌勢?」

 

小林「今度話すよ。それよりも段々デカい赤い屋敷が見えたんだけど。」

 

鳳凰「あれが紅魔館だ。赤いてわかるだろう?」

 

トール「凄いです!!まるで血を塗った館みたいです。」

 

華扇「何か発想が怖いんだけど・・・。」

 

そして、なんやかんやで紅魔館に着いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小林「あれが紅魔館・・・。」

 

滝谷「近くで見ると結構派手な館だね。」

 

翔太「ねぇ、本当に魔法使いが居るの?」

 

鳳凰「居るよ。紫の色の服装をした魔法使いが。」

 

カンナ「コバヤシ、門の前に誰か居る。」

 

小林「え?」

 

鳳凰「あいつは紅美鈴。紅魔館の門番をしている館の面子だ。」

 

トール「門番ですか。でも、あの人。」

 

美鈴「ZZZ・・・。」

 

ルコア「寝てるね。」

 

鳳凰「仕方ねえ、起こすか。」

 

翔太「え?」

 

鳳凰は美鈴にこう言った。

 

鳳凰「あっ!!咲夜のナイフが美鈴の顔面に100本当たる。」

 

美鈴「わあああ!!咲夜さん!!寝てません。」

 

美鈴が起きた。

 

トール「あっ、起きました。」

 

鳳凰「美鈴、久しぶり。」

 

美鈴「あれ?鳳凰さん。咲夜さんは?」

 

鳳凰「居ないよ。寝てたからあんな起こし方したんだよ。」

 

美鈴「・・・・・。」(ガーン)

 

鳳凰「ところで美鈴さん。俺たち紅魔館の大図書館に行きたいんだけど。」

 

美鈴「大図書館ですか?まさか、魔理沙さんみたく・・・。」

 

鳳凰「あのな・・・。俺は魔理沙と違ってパクる事はしないぞ。もし、そんな事したら天魔にこっ酷く叱られるからな。大体、俺はそういう事は大っ嫌いなんだ。」

 

美鈴「わかりました。咲夜さんに連絡しますので、少々お待ちください。」

 

美鈴は通信機を取り出し、咲夜と連絡した。

 

 

 

 

 

 

 

~20分後~

 

小林「結構かかるね。」

 

鳳凰「まぁ、そうだな。」

 

美鈴「お待たせしました。入ってもよろしいようです。案内は私がやりますので。」

 

鳳凰「あれ?咲夜は。」

 

美鈴「咲夜さんは、館の掃除の途中なので、案内できないようなので代わりに私が案内しますので。」

 

鳳凰「翔太君、いよいよだね。」

 

翔太「うん。ここの魔法使いはどんな人なんだろう。」

 

鳳凰と華扇と小林達は美鈴の案内で紅魔館の地下の大図書館に向かった。

 

 

 

 

 

 

~紅魔館の地下の大図書館~

 

美鈴「ここが大図書館です。」

 

小林達は驚いてる。なぜなら、ここの図書館は他の所でも見られない本棚と本の数だからだ。

 

小林「凄い数の本がいっぱい。」

 

トール「本当ですね。魔法使いが居るのならここは魔法書もたくさんあるはずですよ。」

 

翔太「本当に凄いよ。きっとたくさんの魔法書もここにあるよ。」

 

美鈴「パチュリー様居ますか?」

 

???「そんなに大きい声しなくても居るわよ。」

 

美鈴が言うと、紫の色をした服装と髪。そして、如何にも魔法使いの恰好をした格好。

 

パチュリー「さて、レミィの運命で見た人物はどんな人かしら。」

 

鳳凰と華扇と小林達の前に現れた人物は紅魔館の動かない大図書館パチュリー・ノーレッジだった。

 

                                 次回に続く

 

~次回予告~

 

トール&鳳凰VSレミリア!!(翔太とパチュリーの魔法勉強の話もあります)

 





~お知らせ~

来週はお休みにします。理由は来週はちょっと忙しいので。再開は再来週になりますので、楽しみに待ってください。

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