前回のあらすじ:茂みから小町が現れた。←ってポケ〇ンじゃねーよ。(小町)
鳳凰「小町さん!!」
小町「久しぶりだね。鳳凰。元気にしてるみたいだな。」
鳳凰「そういう小町さんはこんな所に来て、どうしたんですか?」
小町「いや、仕事が終わったから、にとりの所に行ってみたらいなくてさ。久しぶりに華扇の所に顔を出しに来ただけだ。決してサボりじゃない。」
鳳凰「にとりは俺の事務所の改装工事をしているんだ。事務所をグレードアップするためにね。」
小町「なるほどね。だから居なかったのか。」
小林「あの、この方は?」
鳳凰「え~と、この人は・・・」
すると、華扇とトールが料理を持って居間に来た。
トール「お待たせしました。」
華扇「お待たせ。結構な量だからいっぱい食べ・・・って死神!?」
小林・トール達「死神!?」
小町「やぁ!!華扇!!久しぶりだな!!暇だったから、来てやったよ。」
華扇「久しぶりねぇ。最近来なかったけど、どうしたの?」
小町「ほら、私とにとりと幽香は仲が良いだろう。よく、にとりの家に集まって3人で酒を飲んでんだ。だけど、今日はにとりが居ないからここに来たんだ。」
華扇「なるほどね。あなたはにとりと幽香とは仲が良かったものね。」
トール「それよりもあなたは死神何ですか!?」
小町「そうだけど・・・。お前らは何者なんだ?5人ぐらい人間の姿をしているようだが・・・。」
鳳凰「小町さん。それはかくかくしかしかで・・・。」
小町「へぇ~~。外の世界から来た。人間3人とドラゴン5匹か・・・。えっ!?ドラゴン!?」
トール「かくかくしかじかてこっちの世界でも使えるんですね。」
鳳凰「それもかくかくしかじかで。」
小町「なるほど異界から外の世界に住んでるのかい。ということは彼岸で噂されているドラゴンてお前らの事だったのか。」
小林「やはり通じるのか・・・。って彼岸!?幻想郷と彼岸て繋がってるの!?」
鳳凰「そうだよ。だって三途の川もあるもん。」
小林「マジか・・・。」
小町「そこのメイド。お前がさっき言っていたことに答えよう。アタイは幻想郷の死神”小野塚小町”だ。よろしく。」
トール「幻想郷の死神・・・。」
小町「どうしたんだ?服の方を見て?」
トール「いえ、死神なら黒いフードを被っているんですが、こっちではそういうのないんですか?」
小町「それは別の世界の死神だ。こっちでは女性の場合、こういう格好なんだ。」
トール「そうなんですか。それにしても胸デカい方なんですね。」
小町「ちょ!?どこ見てんだい!?そう言うお前だって胸デカいじゃないか!!何カップだよ。」
トール「ドラゴンの中ではDです。」
小林「ちっ。」
華扇「それよりも夕食にしましょう。死神も一緒に。」
トール「そうでした。」
小町「悪いね。私までご馳走させてもらって。」
華扇「別にいいわよ。みんなで食べる方が楽しいし。」
鳳凰「あっ、そうだ。大人の方は酒飲める。」
小林「全然大丈夫だよ。大人の方はみんな飲めるから。」
鳳凰「なら、大丈夫だな。」
トール「それではいただきましょう。」
鳳凰・小林達・華扇・小町「いただきます。」
そして、夕食が始まった。しかし、彼らはまだ知らなかった。小林が酒を飲んだら、おっさんみたいな口調になることを。
小林「だ・か・ら、私の死神のイメージは黒いフードを被った派なの!こんなに露出がある服装は論外!!」
小町「いや!?そんなに露出してないよ。この服装は!?こっちじゃこれが普通なの!!」
滝谷「いやいやこれは結構良い服装でござるよ。昨今の巨乳の死神は結構人気がアルでヤンス。」
小町「止めて・・・。胸が大きいことはアタイも気にしているんだから・・・。」
ファフニール「滝谷のいう通りこれはこれでいいかもだ。」
小町「やばいアタイ泣きたくなってきた。」
小林と滝谷とファフニールは小町の服装を見て口論している。
鳳凰「何コレ?」
トール「小林さんと滝谷さんはよくメイド(コスプレ)談義をするんです。特に飲み会の時はこうなんです。」
華扇「メイド談義ていうより、これコスプレ談義じゃ・・・。」
エルマ「私もこの前小林さんと滝谷さんと一緒に飲みに行ったが、こういう話になって大変だった。一瞬帰りたいと思った。」
ルコア「私も小林さんちでパーティした時は脱げて言われたことあるからね。」
鳳凰「あれ?ルコアさんはお酒飲まないんですか?」
ルコア「お酒は飲めるけど。あんまり飲めないんだ。」
華扇「以外ね。結構飲める方だと思うけど。」
トール「ルコアさんがあんまりお酒を飲まないのは理由があります。同僚に酒を盛られて酔っぱらった勢いで妹を犯して神の座を追われたんです。」
鳳凰「うっわ。アンタ妹を犯したの。」
ルコア「うわわわわー!言わないでよ!!これ結構黒歴史なんだから!!」
華扇「ていうかあなた神の座追われたて聞いたけど、元は神様なの?」
ルコア「そうだね。元神に値するかな。これでも創造を司ったり文化を普及させたりしてるから。」
鳳凰「それで妹を犯したら、神の座を追われるのも納得するな。」
ルコア「わー!これ以上言わないで!!これ翔太くんに聞かれたらまず・・・あれ?翔太くん?」
華扇「翔太くんなら、屋敷の外に居るわ。カンナちゃんと一緒にね。」
鳳凰「・・・・・。悪りぃ。俺も外に居るわ。」
ルコア「なら僕も・・・。」
鳳凰「ルコアさんはトールさんとエルマさんと華扇と一緒に小林さん達を見ていてくれ。」
ルコア「わかったよ。」
鳳凰は華扇の屋敷の外に行った。
~屋敷の外~
カンナ「はい。あん。」
カンナは龍の子供に餌をやっていた。
龍の子供「・・・・・。(パク。うまい。)」
カンナ「おいしい?」
龍の子供「コク!!(うん!)」
翔太は大きい岩の所で座っていた。
鳳凰「よお。こんな所に居たのか。」
翔太「あっ!鳳凰さん。」
鳳凰「鳳凰でいい。こんな所で何しているんだ。」
翔太「外の空気を吸っているんだ。僕の住んでいる所より、空気がおいしいから。」
鳳凰「まぁ、外の世界の空気はあんまりよろしくないからな。」
翔太「・・・あの質問していい。」
鳳凰「ん?何だ?」
翔太「今日人里であなたは真々土家のて言ってたよね。」
鳳凰「・・・・・。」
翔太「もしかしてお父さんの知り合いか何かなの?」
鳳凰「知り合いていうより昔外の世界で修行している時に、終焉帝と同じように魔法を教えてくれた先生なんだ。」
翔太「えっ・・・!?」
鳳凰「じゃあ、ちょっと昔話をしようか。」
次回に続く
~次回予告~
次の行先は紅魔館!!(ネタバレですね)