鳳凰と小林達は華扇の屋敷に入り、屋敷の居間の所に居た。居間は結構広く。近くには庭があった。
小林「この居間結構広いな。」
滝谷「しかも高価な物ばかりだね。」
翔太「しかも庭もある。」
鳳凰「この華扇の屋敷は家全体も広いんだ。俺も昔この屋敷にちょくちょくお邪魔していたいたんだ。」
ファフニール「そういえばお前は”あいかわらずだな”とか言っていたな。ここをしっているのか?」
鳳凰「・・・・・。実は言うと華扇さんは俺の師匠でもあるんだ。」
小林「えっ?でもさっきはトールの父親の事を、先生て言ってたよね。」
鳳凰「あの人は魔法の先生。華扇師匠と他の師匠からは力や戦い方を教えてくれたんだ。」
小林「力や戦い方?」
鳳凰「力ていうのは指導力や戦術や技かな。色んな技も教えてくれたんだ。」
小林「へぇ~。どんな技があるの?」
鳳凰「じゃあ、試しに見せますね。」
鳳凰は次元刀を抜き、小林達にわざを見せることにした。そして、庭の方に行った。
鳳凰「見せますよ。次符!!”次元斬”!!」
刀を使った瞬間、大きな衝撃波を放ち、庭の池に当たった。池も壊れたけど。そして、壊れた衝撃で庭が濡れた。
鳳凰「・・・どうだ。」
小林「どうだじゃないよ!!やりすぎだろ!!」
その時、滝谷が眼鏡を掛けた。
滝谷「キターーー!!リアルで必殺技を見れるなんて感激でヤンス!!必殺技はゲームの中だけだと思ってたでヤンス!!実際に見れて本当に感激でヤンス。」
鳳凰「・・・この人こういう性格なの?」
小林「滝谷くんは隠れオタクなんだ。だから眼鏡かけるとこういう性格になるんだ。」
鳳凰「外の世界にも変わった奴は居るんだな。」
小林「それよりも池はどうするの?華扇さんにでも見られたら大変じゃないの?」
鳳凰「そこらへんは大丈夫。ほい。」
鳳凰は次元の術で池を元に戻した。
小林「君もトールみたいに壊した物を元に戻せるの?」
鳳凰「えっ?トールさんももとに戻せる力あるの?」
小林「うん。トールは魔法で壊した物を元に戻してたんだ。」
鳳凰「さすが終焉帝先生の娘さんだな。私の場合はトールさんとは違い、自分の能力の力でやってるんだ。」
小林「自分の能力?」
鳳凰「幻想郷では力がある者は能力を持っているんだ。俺の場合は”次元を操る程度の能力”かな。」
エルマ「幻想郷の連中はすごい力ももっている奴らがたくさん居るんだな。」
小林「はっきり言うと猛者共が居る世界みたいな感じか。」
鳳凰「まぁ、後でこの幻想郷ていう世界の事について教えてあげるよ。それよりもそこの茂みに隠れてる奴。もうバレてるから出てきた方がいいよ。」
小林達「えっ?」
???「あちゃー。やっぱりバレてたのか?」
茂みの中から鎌を持った女が現れた。外見はポニテでしかも巨乳である。
小町「久しぶりに華扇の所に来たが、妙な連中が居たから観察してたけど。まさか、バレるとはさすが華扇の弟子だね。」
鳳凰「小町さん!!」
鳳凰と小林達の目の前に現れたのは、幻想郷の彼岸の死神”小野塚小町”だった。
次回に続く
~次回予告~
みんなでワイワイガヤガヤの夕食でも如何かな。(夕食会ですね。)