東方鳳凰屋   作:土方

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どうも、土方です。今回からメイドラゴンの人達の幻想入りをやろうと思います。東方鳳凰屋の中でやりますので、鳳凰もちゃんと出ます。それでレッツイシュカンコミュニケーション!!


特別長編2 OLとドラゴンメイドと仲間達が幻想入り+魔術講師と生徒3人が幻想入り
OLとドラゴンメイドと仲間達が幻想入り(プロローグ的な奴ですね!!)


ここは外の世界のとある場所、朧塚という町。その町のマンションに住んでいる”OL"小林である。同居人はメイド”トール”と小さい女の子”カンナカムイ”がいる。しかし、そのメイドは”ドラゴン”である。元々は異世界で暮らしていたが神々の戦いに敗れ、小林の世界に来てしまった。小林は結構酔った状態で山に入り、トールが突き刺していた剣を抜き、その後共に飲んでいたら小林が「私のとこ来る?」と言い、その後、トールは小林さんのとこに住む事になった。ちなみに、カンナはいたずらしすぎて追放され、小林の世界に来て居候することになった。そして、カンナもドラゴンである。

 

トール「今日はいいお天気ですし、掃除でもしますか。」

 

小林さん家を掃除しているのがメイドのトールである。さっきも説明したがドラゴンである。

 

ピンポーン

 

トール「はーい。」

 

トールは玄関の方に行った。

 

ルコア「こんにちはー。」

 

トール「ルコアさん。」

 

トールが挨拶した人は、元神で翼竜の”ケツァルコアトル”通称ルコアである。痴女みたいな体形だが、元神である。現在は、魔法使いの家系である翔太の所に住んでいる。

 

ルコア「いつもここに寄って悪いね。」

 

トール「いえ、大丈夫ですよ。色々とお世話になってるし。」

 

ルコアは家に上がり、コーヒーを飲み始めた。

 

トール「それで今日は何の用ですか?」

 

ルコア「ああ、実はね3日前に一人で旅行に行ってきたのよ。旅行先は魔界なんだけどね。」

 

トール「あぁ、あの魔界神がすんでいる所ですね。」

 

ルコア「そしたら、福引がやっててね。ちょっとやってみたんだ。そしたら・・・。」

 

トール「そしたら?」

 

ルコア「なんと、1か月幻想郷旅行が当たったんだ。しかも行く人数何人でもいいて。」

 

トールはコーヒーカップを落とした。

 

トール「ええ!?あの魔界で人気の旅行先じゃないですか!?それはつまり・・・。」

 

ルコア「トール君も一緒に行かない?」

 

トール「行きます!!早速夜に小林さんとカンナに伝えます。そして、小林さんとカンナと一緒に行きます。」

 

ルコア「じゃあ、一緒に行きましょう。」

 

~その夜~

 

小林「ただいま。」

 

トール・カンナ「お帰りなさい(お帰り)。」

 

小林は仕事から帰ってきた。

 

トール「小林さん、小林さん。ちょっと話いいですか。」

 

A・1・S・3・w

 

小林「1か月幻想郷旅行?なるほど、なぜ1か月有給休暇が取れたのかがわかったわ。」

 

トール「有給休暇?それてどういうことですか?」

 

小林「実は今日専務から呼び出されて、有給休暇取ってくれと頼んできたんだ。滝谷とエルマも一緒にね。」

 

トール「げぇ。エルマと滝谷ですか。どうなったんですか?」

 

小林「最初は3人とも断ろうとしたけど、専務がどうしてもお願いされるからさ。3人共1か月有給休暇を取る事になったんだ。」

 

トール「もしかしてルコアさん翔太くのお父さんにもこの事話したんでしょうね。」

 

小林「そうかもね。私の予想だとたぶん翔太くんが行きたいて言い始めたと思うけど。」

 

トール「どうします?」

 

小林「行こうかな。ちょうど有給休暇取れたし。」

 

トールは笑顔になった。

 

トール「それじゃ一緒に行きましょう。みんな誘って。」

 

小林「うん。そうしよう。」

 

こうして、小林とトールは皆を誘い幻想郷に行くことになった。ちなみに、カンナは才川も誘おうしたが、問題が色々ある為、才川はダメになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、その頃、幻想郷の人里の何でも屋”鳳凰”の方では・・・

 

鳳凰「明日から1か月臨時休業だから、お前ら1か月休んでいいぞ。」

 

小傘達「えぇぇぇぇぇ。」

 

鳳凰のある一言で小傘達は叫んだ。

 

こころ「何で臨時休業なの?」

 

鳳凰「それはだな・・・。」

 

~2時間前~

 

鳳凰「・・・というわけで、事務所の改装工事をお願いしたいんだよね。」

 

にとり「いいですけど、何でそんな事を?」

 

鳳凰「いや~、もうすぐ新生活に向けて色々とさ準備したいんだよね。だから、いっそのこと事務所の改装工事もしたいんだよね。」

 

にとり「でも、大丈夫なのか?勝手に改装工事しても?慧音に怒られるんじゃ・・・?」

 

鳳凰「大丈夫。ちゃんと許可取ったから。」

 

にとり「なら大丈夫だね。1か月は掛かるけど良いですか?」

 

鳳凰「大丈夫だ。1か月休業することになったから。じゃあお願いな。にとり。」

 

にとり「任せてください。鳳凰様。」

 

W・W・A・A・A

 

鳳凰「というわけだ。」

 

小傘「なるほど。新生活に向けてね。」

 

鳳凰「というわけでしばらく休みにするからお前らは適当にどっか遊んできていいぞ。」

 

メディ「どこ行く?小傘?」

 

小傘「とりあえずどっかぶらぶらしてようか。」

 

こころ「鳳凰はどうするの?しばらくはここ使えないから、どっか寝る場所でも探すの?」

 

鳳凰「いや?一人で幻想郷をあっちこっち回ろうと思うんだ。暇だし。」

 

こころ「一人で旅か・・・。大丈夫なの?」

 

鳳凰「大丈夫だ。こう見えて俺は幻想郷では顔が広いから。」

 

こころ「なら、安心ね。」

 

こうして、何でも屋”鳳凰”は臨時休業にすることになった。

 

 

 

 

 

小傘「それじゃ、また1か月後ね。」

 

鳳凰「あぁ、休んだ分たっぷり仕事させるからな。」

 

こころ「あなたも気を付けてね。」

 

メディ「コンパロ!!」

 

鳳凰「ああ、また1か月後な。」

 

それから、小傘達は帰っていった。

 

鳳凰「明日は久しぶりの休日だ。たっぷり遊ぶぞ!!」

 

何でも屋”鳳凰”の休業の契機と小林とトールと仲間達の旅行、鳳凰と小林・トールが出会う時、一つの物語が始まろうとしていた。

 

                                  次回に続く

 

 


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