魔法の森の入り口辺りにはある店があった。その名は香霖堂である。今日も香霖堂の店主”森近霖之助”はいつものように椅子に座って本を読んでた。
霖之助「ふ~む。この推理小説は中々面白いな。さすがはアガサクリスQだな。」
するとそこにお客がやって来た。
霖之助「いらっしゃい。おや?確か君は・・・。」
鳳凰「久しぶりだな。霖之助。」
霖之助「久しぶりだね。鳳凰。元気だったかい?」
鳳凰「いつも通りに元気だよ。」
霖之助「アハハハ!!そうかい!!ところで今日は何しに来たの?」
鳳凰「ストーブないかい?」
霖之助「ストーブかい?部屋を暖める奴だよね。それがどうかしたの?」
鳳凰「実は・・・。」
~数時間前”何でも屋鳳凰”~
鳳凰「あれ?電気ストーブの調子がおかしいぞ?」
小傘「どうしたの?鳳凰?」
鳳凰「何かさストーブの調子がおかしいんだ。いつもなら普通に電源が入るんだけど、今日は全然入らないんだ。」
こころ「えっ!?じゃあ今日は寒いままなの?」
鳳凰「いや、そんなことはない。たぶん電気系統何からの故障だと思う。」
メディ「だったら叩けば直るんじゃない?」
鳳凰「それはテレビの直し方だろう・・・。それにそんなことすればテレビも電気ストーブも故障する。仕方ない。自分で直すとしますか・・・。」
小傘「えっ?直せるの。」
鳳凰「こう見えてにとりから、色んな技術を学んでるんだ。直せるわけがねぇ。」
~10分後~
小傘「大丈夫かな・・・。」
こころ「鳳凰が直すて言ってたし大丈夫でしょ。」
ドカーーーン
小傘・こころ・メディ「まさか・・・。」
小傘達は急いで外に行くとそこには鳳凰と木端微塵の電気ストーブがあった。
鳳凰「ごめーーん!!電気系統いじって、元通りにして電源つけたら爆発しちゃた。てへ。」
ブスリ(鳳凰の尻に何か突き刺した音。)
こころは薙刀を鳳凰の尻に突き刺した。
こころ「てへじゃないわ。今すぐに新しいの買ってきなさい!!」
鳳凰「はい。」
~現在”香霖堂”~
鳳凰「・・・というわけなのよ。」
霖之助「なるほど・・・。直したら使い物にならなくなり、尻が血だらけになりながらもここに来たわけだね・・・。」
鳳凰「そうなんだよ・・・。おかけで用を足すときに痛くなった。」
霖之助「それで君が言ってたストーブだね。ちょうどあるから持って来てあげるよ。」
鳳凰「サンキュー。」
霖之助が立つとストーブを探し始めた。するとそこに・・・
魔理沙「よっ!!こーりん!!遊びに来たぜ!!」
霖之助「魔理沙かい?ごめんね。今は仕事中なんだ。また今度にしてくれるかい?」
魔理沙「むっ。せっかく来てあげたのに・・・って鳳凰居たのか。」
鳳凰「魔理沙か。こんなところに何しにきたんだ?」
魔理沙「何て暇だから遊びに来たに決まってんだろう?」
霖之助「店の物を勝手に持っていくけどね。」
魔理沙「おい。私は死ぬまで借りていくて言ってるじゃないか?」
鳳凰「いや。それは永久的に借りていく意味じゃないか。」
霖之助「それに、前に鳳凰や妖怪の山の勢力使って紅魔館に戦争したんだって?まぁ、理由は察しが付くけど・・・。」
鳳凰「魔理沙が間違ってレミリアの本を持っていたおかげで、戦争が起きたあれか・・・。」
魔理沙「それは私がパチュリーの本だと思って・・・。」
霖之助「魔理沙。これだけははっきり言っておく。これ以上悪行をすると将来きっと悪い目に遭うよ。」
魔理沙「そうなったら倒すのみだぜ。閻魔だろうが何だろうが。」
鳳凰「駄目だこりゃ。」
そんな会話していると鳳凰の目的のストーブが見つかった。
霖之助「あったよ。鳳凰。同じ電気ストーブだけどいいかい?」
鳳凰「あぁ、大丈夫だ。サンキュー。ちなみにこれ動くの?」
霖之助「最初は壊れてたんだけど、河城にとりに修理してもらったから大丈夫だよ。」
鳳凰「にとりが修理したんなら安心だな。それじゃもう行くわ。」
霖之助「もう行くのかい?ゆっくりしていけばいいのに。」
鳳凰「これ以上時間かかると、小傘とこころとメディが寒がるだろうからな。」
鳳凰は香霖堂のドアを開けた。だが、外は強い雨が降ってた。
鳳凰「・・・・・。」
霖之助「雨宿りしていくかい?」
鳳凰「頼むわ。この雨だったわ小傘が迎えに来てくれると思うから。」
霖之助「そうかい。」
その後、小傘が迎えに来て、鳳凰は小傘と一緒に帰った。
第59話終わり
第60話に続く