東方鳳凰屋   作:土方

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みなさん、今回の人気投票の結果はどうでしたか?今回はその話です。それではどうぞ。


人気投票の結果の日は修羅場だ!!

鳳凰「今年もこの時期が来たか・・・。」

 

 

鳳凰は「文々。新聞。」を見てた。そう今年も人気投票の時期が来たからである。そして、今日は結果発表の日。幻想郷の連中はそれを自慢し、もう口で言えない程山ほどある。

 

 

鳳凰「さて、こころ達はどういう反応するのかな?おっ、早速来たか・・・。」

 

 

鳳凰の予想通り早速、こころ達が来た。

 

 

ガラガラ

 

 

小傘「鳳凰!!新聞見た。わちき今回19位だよ!!前回より3つ上がってた!!」

 

 

鳳凰「あぁ、知ってるよ。新聞見たから。」

 

 

こころ「小傘はいいね・・・。私は前回15位だったのに、今回は16位だよ・・・。」

 

 

メディ「私なんて今回も80位台だよ・・・。」

 

 

小傘「こころ、メディ。そんなに落ち込まないで。」

 

 

鳳凰「そうだぞ。今年からはベストパートナー部門があったぞ。調べてみたらお前等はベストパートナー部門では、小傘とメディ、小傘とこころ、こころとメディのパートナーの名前があったぞ。結構、上位の方だぞ。」

 

 

小傘「やったー!!私達は仲良しだから入ったんだね!!」

 

 

こころ「やっぱり小傘とメディの名前が入ると嬉しいわ。」

 

 

メディ「鳳凰は?」

 

 

鳳凰「私は作者のオリキャラだから、人気投票なんて関係ないもん。」

 

 

小傘「ちょっとメタいよ・・・。」

 

 

鳳凰「ていうか順位あって幸せなのかな?」

 

 

こころ「えっ、それどういう意味?」

 

 

鳳凰「人気投票てさ上がったり下がったりする奴いるじゃん。まぁ、3位から1位までは変わらないけど・・・。下がった奴は落ち込むし、逆に上がった奴には恨みを持つ。上がった奴は自慢するし、見下したりする。それだったら順位ないほうが良いんじゃない・・・。」

 

 

小傘「それも一理あるけど・・・。」

 

 

こころ「でも投票する人は東方が好きていう事じゃない。好きだから投票するんじゃない。」

 

 

鳳凰「まぁ、それも一理あるか・・・。」

 

 

ピンポン

 

 

鳳凰「おっ。誰か来たな。」

 

 

鳳凰は早速玄関に行った。

 

 

鳳凰「はい。どちら様です?」ガラガラ

 

 

魔理沙「よっ、鳳凰。いきなりで悪いんだけど、ここに隠れてもいいか?」

 

 

鳳凰「良いけど・・・。どうしたんだ?」

 

 

魔理沙「ほら、今回は私は2位だぜ。あっちこっちで視線が痛くてさ・・・。」

 

 

鳳凰「なるほど。お前はいつも上位だからな。まぁ、入れ。」

 

 

魔理沙「サンキューだぜ。」

 

 

魔理沙は何でも屋”鳳凰”の事務所に入っていた。

 

 

 

 

 

魔理沙「ふぅー、やっぱりお茶が最高だぜ。これ誰が入れたんだ。」

 

 

小傘「あっ、それわちき。」

 

 

魔理沙「小傘が入れたのか?結構おいしいぞ。」

 

 

小傘「いつも鳳凰がお茶屋に行って、良い茶葉を買ってくるの。だからおいしいんだよ。」

 

 

魔理沙「なるほど。それで霊夢が入れる茶葉よりおいしいて言う事か。」

 

 

こころ「あそこは何回も同じ茶葉を使ってるからね・・・。」

 

 

鳳凰「あっ、そういえば魔理沙。聞きたかった事があったんだけど、前々回の霊夢の順位が変動したじゃん。あの時大変だったのか?」

 

 

魔理沙「あぁ、霊夢がショックを受けて、こいしをこの世から抹殺しようとした事件か。」

 

 

鳳凰「はぁ?事件?」

 

 

魔理沙「そうだぜ。前々回の結果発表の後、霊夢はこいしを抹殺しようとしたんだ。霊夢は地底ごとこいしを消滅しようとしたんだ。地底にこいしが居る時間を狙って爆弾を仕掛けたんだ。だけどその日は映姫が居てさ。バレて霊夢は映姫に説教されたんだ。もし次に同じ事したら地獄行きだって言ってたらしいぞ。」

 

 

鳳凰「よかったな。今回は霊夢が一位で・・・。」

 

 

魔理沙「だな・・・。」

 

 

ピンポン

 

 

小傘「また誰か来たみたいだよ。」

 

 

鳳凰「しゃねーな。また私が出るわ・・・。」

 

 

鳳凰はまた玄関に行った。

 

 

 

 

 

 

しばらくして、鳳凰が戻って来た。

 

 

小傘「鳳凰誰だったの?」

 

 

鳳凰「小町だった。」

 

 

魔理沙「小町が?何でここに?」

 

 

鳳凰「どうやら今回の小町の順位は66位だったんだ。」

 

 

こころ「確か彼女の前回の順位は60位・・・あっ。」

 

 

鳳凰「こころ察しの通りだ。小町は今回60位なった易者を探している・・・。しかも易者を殺して、力ずくで60位を取り戻そうとしている・・・。」

 

 

メディ「やっぱり。」

 

 

魔理沙「その小町はどうした?」

 

 

鳳凰「私が知らんて言ったらどっか行った。恐ろしい顔してな。」

 

 

こころ・小傘・メディ・魔理沙「・・・・・。」

 

 

鳳凰「お前等。霊夢や小町みたいに殺して順位奪おうとするんじゃないぞ・・・。」

 

 

こころ・小傘・メディ・魔理沙「うん、わかった(ぜ)。」

 

 

その日、小町は映姫に説教された。その後、誰も小町の順位の話はしなくなった。

 

                                第53話終わり

                                第54話に続く


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